去年見つけた、ミズオオバコが群生する池。今年はどうかなと思って見に行ったのは8月23日。雨が沢山降ったので、そろそろイグチが出る頃だと思って、近くの山の様子を見に行く途中だった。時間はちょうど昼になる頃だった。
車を停めて、道から池の堤に降り立つ。池を覗きこんでみると、浅瀬にミズオオバコが葉を拡げていた。でも、葉と葉の間には細い葉の水草が生えていて、ミズオオバコは去年と較べると随分と少ないような気がした。
少し、堤を歩いて進んで行くと、ミズオオバコの葉は底一面に広がっていた。
花の時期にはまだ、早いのだろう。小さな花がポツポツと咲いていただけだった。
その後、訪ねた山ではイグチは出始めていはいるものの、ベニイグチばかり姿が目立って・・・・途中で、きりあげる事にした。来週ならもっときのこが出ているのかもしれない・・・・。
翌週の8月最後の日、きのこ仲間二人が加東市まできのこを来てくれるという話になった。自宅に8時の約束。一人は時間よりも早目に到着。一年振りだねぇ・・・・。2人目とは連絡が取れず、このまま待っていても意味がないので先に出発することにした。
また、ミズオオバコの池の端に車を停めて、ミズオオバコの様子を見るのだが・・・・・、何と花が一つも咲いていないのだ。あれ、もう花の季節は終わってしまった?良く見ると、底から伸びた柄の先に小さなミズオオバコのつぼみが付いていた。ミズオオバコは夜や早朝は閉じているのか?いや、ミズオオバコの花は一日花だったのか・・・・
また、山の帰りに池に寄ってみた。約2時間後の10時前。ミズオオバコはかなりの数、花を咲かせていた。
でも、花は開きつつあるような状態だ。
開いた花と開きかけの花。
まだ、これからが盛りだと思いたい。これから根を張って、株を成長させ池一面に花を咲かせて欲しいものだ。去年を超えるような大群生を期待してしまうのだが、今年の夏は天気が不順だから、日照もかなり少ないのだろう。ことしはこんなもので終わってしまうかもしれない。ここには、今年、あと何度か訪れることになるだろう。
秋の花も黄葉・紅葉も期待して良いのだろうか。