きのこの仲間と10時過ぎに別れ、一度、自宅に戻った。そして、かねてからの予定通り、県北の滝に花を見に走った。高速を降りたのは午前11時過ぎ。昼飯を食べるか、後にするか、微妙な時間。いつもなら、昼飯は後回しにするのだが、今日は心を入れ替えてのんびり行こう。
いろいろと迷う前に、最初に目に入った店に入った。11時半だというのに、席はかなり埋まっていた。
名物 ホルモン焼きうどん
この店の焼きうどんは漬け麺風。味噌だれと醤油だれを好みで混ぜて食べる。なかなか、旨い。
腹一杯になって車に戻り、滝を目指した。県道をしばらく走り左に折れて山を登って行く。目指す滝はもう少し。その時、車道の右側に白い花がまとまって咲いているのに気が付いた。ヒメジョオンか何かかとは思ったが、道の左側の僅かなスペースに車を停めて確認に行った。途中、斜面に・・・・
オニタケ
コガンピ
白い花の咲く場所まで下って行ってみると、何とそれは探していた花だった。
シギンカラマツ
あっさり花は見つかってしまった。車に戻り、すこし登った所に大きめの駐車場があった。車を停めて、ザックを背負って滝に向かって歩いて行く。
小さな滝
小さな滝が流れ落ちる岩にイワタバコが沢山、張り付いていた。
そのイワタバコの間からもシギンカラマツは顔を出していた。
その小さな滝を過ぎて、石段を登って行くと大きな滝があった。
カメラには90mmマクロレンズを付けていて、その視野では滝は一部しか納まらない。まず、一番上から納まる所まで1枚。
下の部分。
滝の周囲は流石に涼しく、しばらく滝を見上げるようにして岩の家に座って眺めていた。滝の流れは川になって脇を流れて下って行く。その流れの脇にもシギンカラマツは沢山咲いていた。
30分ほどのんびりしてから車の方に歩いて下った。
車道の脇の草むらには沢山のオオハンゲが花を付けていた。
オトギリの仲間
これ、イナモリソウの葉じゃないかな・・・・
車まで戻り、山を下って行く。高速のICに向かう道の脇には、センニンソウとボタンヅルの立派な株があって、沢山の花を付けていた。走りながら見ていると、幾分、花が黄色味を帯びているのがボタンヅルのような気がした。両方の花を写して帰ろうと思っていたのだが・・・・
センニンソウ
気にいった株を選んでいるうちにセンニンソウの花を撮っただけで、高速の入口に着いてしまった。満開のボタンヅルの花を撮るのは次の機会まで、お預けになった。
その夜、晩飯を食べながらテレビを観ていて驚いた。今日観てきた景色が写っているではないか。黒田勘兵衛のオープニングに写っている滝は今日観てきた滝だったことを今頃知った。