先週末は土曜日に庭の雑草を抜いたり、伸びきった木の枝などを切ったりした後、実家に行った。父はまた、背骨を圧迫骨折してしまい入院中だし、母も体調がいまいちで相談したいことがあるとか。
それで、病院に父を見舞ったり母の話を聞いたりで月曜の朝となった。三連休の最後の日、帰宅途中に何処かに寄って花を観たいと思っていた。あれこれと考えて、昼前に実家を出て向かったのは、鯉ヶ窪湿原。以前から、湿原に咲いているという備中フウロやシラヒゲソウを観たいと思っていたのだが、季節が合わずに見ることができなかった花達。
ナビに鯉ヶ窪湿原を登録して走った。順調に走ってあと少しというところで、到着までの時間が30分ほど、一気に増え指定された経路も変更となる。曲がる場所を過ぎてしまったようだが、ナビからの警告はなかった。そういえば前回、鯉ヶ窪へ走った時も同じようなことがあった。これはナビのバグなのかもしれない。
新見‐東城間を無駄に走ることになったが、何とか到着して湿原への入口を通過。管理棟があり、僅かな金額の整備協力金を箱に入れた。
アケボノソウ
管理棟を出てすぐのところから湿原は広がっていたが、この所、雨が少ないのでほとんど乾いてしまっている。それでも、いろいろな花が咲いていた。
備中フウロ
サギソウ
サワギキョウ
歩き始めてすぐに観たかった花には出会ってしまったのだが、本格的な湿原はまだまだ先の方にある。
キセルアザミ
地面が乾燥しているせいか、花が小さい・・・・
サワシロギク
サワヒヨドリ
野菊の類も沢山咲いているが、先を急いだ。やがて道は傾斜が強くなり、堰堤の上に出た。目の前には池が広がり、その奥に湿原が続いているのだ。
カノツメソウの咲き残り
土の堰堤を端まで歩き、池沿いの林の中の道を奥に進んだ。時折、道は池の脇を通り、湿原には・・・・
サワギキョウとかアザミとかが咲いているのが見えるが、初夏に咲く花達の花のあとがちょっと寂しい感じ。。。
ハンカイソウの花のあと
やがて、備中フウロが一面に咲いている場所に出た。
花の近くには寄れず、僅かに道の脇に咲いていた花をアップで写した。
ツルリンドウ
ミヤコアザミ
やがて、道は林の中にまた入って行く。山は乾燥していてカラカラなのだが、前週までの雨のせいかきのこはポツポツと出ていた。
Ramaria sp. ハナホウキタケの仲間だろう
?
チチタケ
林の間からオレンジ色のきのこがちらりと見え、入って行くと・・・・
ハナホウキタケの仲間?が菌輪を作っていた。ちょっと見頃を過ぎた感じだが、若い個体も混じっている。
Russula sp.
見た目は・・・、カワリハツ?アイタケ?
Ramaria sp.
これは株が太いし、食べられるかも・・・・、食べないけど。。
ギンリョウソウ? この時期に咲くのはアキノギンリョウソウだろうか。
アキノギンリョウソウ(ギンリョウソウモドキ)
道は林の中を抜け、池沿いに続いた。
ジュンサイ
この辺りから、道の脇に湿地の花が多く見られるようになった。
つづく。