
イチリンソウ
昼に自宅を出て、前週、ムササビに出会った谷を目指した。天気は曇り時々雨の予報だったが、少々の雨なら晴れよりは写真が撮りやすいってもんだ。
渓谷の入口に着いたのは午後3時。霧雨が降っていた。靴を履き替え、ザックを背負ってから迷った。傘を持って行くかどうかだ。ストック代わりに持ってゆくことにした。1週間前は小さな蕾を付けていたイチリンソウは花を開いてくれていた。ヤマルリソウは相変わらず。

ヤマルリソウ

今日の目的は二つ。ひとつは前週に探していたもの。そして、もう一つはそろそろ、咲いているんじゃないかと思っている花なのだ。
しばらく道の両側に気を配りながら登って行く。道の脇の沢沿いに特に注目しているのだが・・・・


ワサビとシロバナネコノメソウが見つかる。でも、これは探しているものじゃない。

シロバナネコノメだらけ。
おかしいな。まだ、芽も出していないのだろうか・・・・、そう、思いながらもすこしずつ沢沿いを登る。あ、・・・・

シロキツネノサカズキモドキ
これも探しているものの一つだったのだが、この場所で探していたのはこれじゃなかった。で、虚を突かれた思い。
でも、嬉しい。

あれ、また出ていた。ピンボケ、失礼。

シロバナネコノメソウ


前週も同じような場所を気を付けながら歩いた積りだったが見つからなかったのに、今日は幾つも見つかる。季節になったということだろう。杯が開いていた。
更に登って行くと・・・・

フタバアオイ
今日は登れるところまで登ってから戻って来る積りだ。霧雨から雨に変わりつつあった。