
雪彦山の辺りで昼飯を食べる場所を探していた時に、且坦坦(シャタンタン、こんな字だったかな・・・)と書いた旗が道沿いに沢山立っていた。「田舎レストラン」?とも書いてあったから飯にありつけるかと思って走って行くと、立っていたおじさんに古びた学校の校庭に駐車するように言われた。広い校庭には車が沢山停まっていて、どれだけ大きい店があるのかと思って歩いて行くと・・・・、それほど大きな店でもなかった。ということは・・・・
案の定、しばらく待たないと食べられないらしい。おじさんは、まあ、中に入って桑のお茶でも飲んで待っていたら、とか言うが、こっちはのんびりしていられる状況ではない。それでも、おじさんは且坦坦がどうしてできたか、とか話を続けるのだ。
曰く、この村は平均年齢85才で5年後には消えてなくなります。住人は糖尿病だの高血圧の病人ばかり。それでバランスのとれた食事を提供できる施設を作って、神戸大学と共同で運営しているとか。5年後には誰も生きてない、は大袈裟だが過疎の村であることは学校が閉じていたくらいだから分かる気がした。
早く食事をして山を登らなければならないから、と言って他の食事のできる店を教えてもらったのだが、その学校跡のフェンス脇の草叢にアミガサタケがポツポツと出ていたというわけ。
前書きが長かったのは、今日から連休が始まって自宅でのんびりとしているからかな。

アミガサタケ