庭では野紺菊が咲き始めている。週末になり、11時頃に頼んでいた移動火葬車が来て、ショビを火葬にした。お別れをして1時間後、
ジョビは白い骨壺に納まり、私たちはジョビを自宅に持ち帰った。今にも雨が降りそうな天気だった。
昼飯は近くの中華料理屋に行き食べてきた。その後、山を歩きたくなり、雨が降り出す前にそろそろ出ている筈のシャカシメジを探しに出た。
車を駐車場に置いて歩いて行くと、途中に知人の車が停めてあった。山の中で会うのは何となく気まずいので、予定を変更して上に登った。
キイロオオフウセンタケ
去年も同じような場所でキイロオオフウセンタケに出会った記憶がある。
この辺りで去年はシャカシメジに沢山出会ったのだが、この日は全く見つけることができなかった。そして、センブリが咲くはずの陽当たりの良い場所にも
行って見たがセンブリの姿は見えなかった。消えてしまったのだろうか・・・・。更に登ったところで、以前、シャカシメジを観たことを思い出して・・・・
シャカシメジの残骸
シャカシメジが出ていたことは確かなようだ。
でも、他に見当たらないのは、今年が不作の年なのか、誰かが採ってしまったのか、そしてまだ出ていないのかは分からない。経験ではこの辺りのシャカシメジは
出る時期にバラツキが大きいのだ。1ヶ月くらいのスパンで出るような気がしている。何となく、まだ出ていないのではないかと思う。
下る途中で・・・・
カノシタ
降りてみると知人の車が無くなっていた。帰ってしまったようなので予定していたコースを歩くことにした。シャカシメジの出る辺りを歩いて見るがその姿はなく、
去年、菌輪を描いてシャカシメジが出ていた場所に到着した。じっくりと見てみたが見つかったのはクリフウセンだけ。
クリフウセン
周辺では前週がクリフウセンのピークだったから、遅くなって出て来たもの。クリフウセンの状態は良かったから、出ていたシャカシメジだけが収穫されたとは考えにくい。
やはり、シャカシメジはまだ出ていないのだろう。その後、前週にまだ出ていなかったコウタケのシロを見てみるが見つからず。帰る前に改めて注意して見てみると、
奇妙なことにコウタケが一つ、落ちていた。
コウタケ
落ちていたんだから、誰かが落としていったのだろうか。状態は良くて手で持った痕が付いているようでもない。ジョビの贈り物と思って持ち帰った。
帰り道・・・・
シロタマゴテングタケ?
ちょっと、近づいて・・・・
Hygrocybe sp.
Ramaria sp.
アカヤマタケ?
傘は1.5cmほどで随分小型の印象。