不明
台風がやって来る前日の金曜日の夜、次男夫婦がジョビに線香をあげに帰って来た。次男の連れ合いはきのこ探しにも興味があるというので、
身体を鍛えておくように言ってあった。まあ、ブナ帯のなめこ採りやまつたけ山じゃなければ体を鍛えておかないと歩けないわけじゃないんだけど。
でも、金曜日の夜から、接近する台風の影響で秋雨前線が刺激されたとかで、ずっと雨降りだ。朝飯後に、それでも行きたいというので傘を差したままでも
歩ける場所に連れて行くことにした。車を停めてから山の登り口まで歩いて行く間にもきのこはかなり出ていた。名前も分からない小さなきのこでも既に
大盛り上がり。あぁ、めんどくせー ^^;) 嘘です。
この時期なら、ショウゲンジが出ているだろうと思って登って行くと予想を遥かに上回る程のショウゲンジが出ていた。さらに大盛り上がり。
ショウゲンジ
余りに沢山出ているので、大きくて若いものをちょっと採って、後は帰りに採りながら下ることにして先に進んだ。ショウゲンジは雨が沢山降ったせいなのか、
大きく育ったものが多くて、軸の太さは4-5cmくらいあるものもある。他にはフウセンタケの仲間やクサウラベニタケ、ウラベニホテイシメジなどが出ていた。
次男はホンシメジに興味があるらしいので以前に採った辺りを歩いて見るが出ていなかった。その代わりに見つけたのは・・・・
シャカシメジ
大きく育った株だ。これが出ているなら、この先の場所で沢山出ているのではないかと思ったが、出ていたのは・・・・
不明のシメジ属
きのこだらけの山の探索を楽しんでくれているようなので、案内する甲斐があるというものだ。
ミキイロウスタケ
Cortinarius sp.
サザナミツバフウセンタケに近い種と思うが、そのものではなさそうだ。
Ramaria sp.
ハナホウキタケの仲間 相当古いのか、色褪せが早い種なのか・・・
雨脚が強くなり風も吹きだしたようだ。山が鳴っている。そろそろ、山を下ることにしたのだが、ショウゲンジを採って帰るか?
と聞くともう満足したようだった。下る。
クロラッパタケ
帰路に、興味津々の娘が見つけたもの。こんな目立たないものを良く見つけたものだね。
自宅から携帯に「昼飯はどうするのか?」と問い合わせが来たので急いで帰ることにした。