前週に福山市郊外でホソバナコバイモがつぼみを付けていた。自宅から1時間ほどのミノコバイモ自生地でも、
ひょっとするとつぼみくらいは見れるかなと思って行って見ることにした。
この日は朝まで雨がひどく降っていたので遅く家を出ることにした。この場所は全く管理されていない場所なのに節分草も驚くほど咲くのだが、
今年は開花が早かったのだろう、ほとんどが咲き終わっていて、おまけに雨に叩かれて冴えない姿を晒していた。
ミノコバイモ
やっぱり、まだ早い。かろうじて幾つかのつぼみを見つけて撮る。
節分草の咲き残り
雨に打たれてガクが透けている。
場所を少し移動して、日陰の斜面に行って見た。
節分草
節分草は比較的、咲き残っているがちょっと、お疲れモードだ。
節分草は諦めて他の花を探す。探しているのはユキワリイチゲとキバナノアマナ。
キバナノアマナのつぼみ
咲きそう・・・
結局、キバナノアマナもユキワリイチゲも開いている花は見つけられなかった。
さて、これからどうしよう・・・・、と考えながらも車を南へ進める。何故、南へ? 西に走れば毎年、花を観に行っている場所に行き着くから。
鳶
はるか上空を8匹も旋回している。何でなのだろう。
何年か前に見つけた川沿いの細い道で見掛けたユキワリイチゲの咲く場所に行って見ることにした。場所はナビに入れてあるはずだが・・・・
記憶では大きな川の右岸を南下していた時に赤い橋を渡って、左岸に渡り、川沿いの道を南下した途中の薄暗い道の脇・・・・
ナビを眺めて記憶に当てはまるスポットを探した。
決め手はないが、これかなという場所まで30km。やることないし、行って見た。走りながら、青いユキワリイチゲの花を見た記憶はあるのだが、
そこからどうやって自宅に戻ったのか記憶にない。とても細い道だったことは覚えている。
ネコノメソウの仲間
この場所に間違いないことは分かった。で、問題のユキワリイチゲの群生は?
ユキワリイチゲ
群生はそのままだった。でも葉だけ。かろうじて蕾を一つだけ見つけた。今年はこの場所は不作のようだ。
イチリンソウ つぼみは育っているようだ。
スミレ
ユキワリイチゲは健在なことは確認できたから、これから確認に来たい場所だ。帰り道、車をそのまま南下させたのだが、どんどん、細くなって・・・・
とうとう進めなくなった。バックしようにも難しい上に、後続の軽自動車が後ろに付いている。バックをしばらくして、民家の庭へ通じる道にお尻を
入れて遣り過ごした後で、何とかUターンできた。それから、遠回りして自宅に戻った。
何故、過去の帰路の記憶がないのか分からないのだが、こんな目に会っていれば覚えているだろうに・・・・。