ケスハマソウ
一回目の谷下りでは目的のケスハマソウはほぼ・・・・・・、開花前。何のために200kmも高速を走ってきたのか・・・、何て思わない。
春の花はいつもそんな感じ。出会えるとは限らないのだ。
最初の谷を下り、また登ってくる途中に沢筋を少し変えて歩いて行くと、ワサビが沢山出ている場所に出た。ちょっと収穫してから車に戻って昼飯。
2週前にコンビニで買ったシーフードヌードルを持ってきていた。毎度のことながら、花散策の時にはいろいろ買い込むが、花探しに夢中になって・・・・
全部、食べて戻ったことがない。時は花なり?
さて、昼飯を終えてから、友達は問う。これから、ケスハマソウを見に違う谷を下るか、セリバオウレンの雌花を見に行くか?
勿論、ケスハマソウだろう!!
車で少し移動して、また、道とは言えない笹原の中の獣道をしばらく進む。そこから、谷へ下り・・・・、ひたすら下り、飽きてきた頃に水の流れる音を・・・・
幽かに聞いた。そこからさらに随分と下って川に降り付いた。川沿いに少し歩いてようやくケスハマソウの開花が始まったエリアに着いた。
実際は白花の方が多いのだけれど、ついピンクの花を撮ってしまう。
川の脇のかなり狭い斜面なのだが、陽当たりが良いのだろう。
崩れそうな石灰岩のゴロタ石の斜面を移動して、派手な色合いのケスハマソウを見つけたのだが、ここ数日不調だったデジイチが不調。
仕方なくスマホで写した。
ケスハマソウ
十分に鑑賞して谷を登って車に戻る。俯いて、口を開くことなく耐えて登る。3人とも無口で登る。
何とか登り切り、それから観たのは・・・・
福寿草
大群生なのだが、画像で見ての通り、あまり開いていない。それくらい、この日は寒かった。イチゲ類であれば、開かないような日だった。