気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

日本の知性 「加藤周一」 その1

2004-06-30 22:34:54 | 心象風景・身辺雑記
6月30日時点で、gooBlog検索にかけると12件が検索された。

1.奇矯な伝統の国
「負けるな中高年」というBLOGより

  美に対して世界でもっとも……鈍感であり、
  同時に世界中でもっとも……鋭敏である
  ――加藤周一(評論家)

  ほろびる伝統があまりにおおいのも日本人の「伝統」である。

  歴史を刻んだ風光を「侮辱し、破壊し踏みにじって平然たる国は、
  おそらく空前絶後だろう」と書いた。
(以上 引用)

 個と公の相克、しかし、公が強いのが「長いものに巻かれろ」の
日本の伝統である。為政者にとって組みし易い国民性である。
しかし、残すべき伝統といっても、古都京都とか、世界遺産の
「安芸の宮島」とか、そういった知られたものが主である。
知的文化的な人々にとってそうかも知れない。言っている伝統の
対象としても異論を挟むつもりはない。
だが、今の世から消え去っていくものは、そういった類のものだけで
なく、普通の庶民の生活の具、生活の様式、遊び、仕事、
そういった懐かしいものが次々とこの世から姿を消ていくことを
こそ憂えたい。

2.「三匹の蛙」
  ドクターはらしょうの部屋のBLOGより

三匹の蛙が牛乳の容器のなかに落ちた。悲観論者の蛙は、何をしてもどうせめだからと考えて、何もせずに溺れ死んだ。楽観主義者の蛙は、何もしなくても結局うまくゆくだろうと考えて、何もせずに溺れ死んだ。現実主義者の蛙は、蛙にできることはもがくことだけだと考え、もがいているうちに、足もとにバターができたので、バターをよじ登り、一跳びして容器の外へ逃げた。(フォン・ヴァイツゼッカー)

無為無策を戒める隠喩か。その意味では、なんだかんだと論(あげつら)う野党より首相は行動的である。しかし、やっていることは
納得できないことが多い。

3.骨折日記(7)再診
埼京線日乗BLOGより

  闘病中に読みたい本の執筆者の一人として検索された。
  一日も早い快復を。

4.「九条の会」アピールについて
  みっちゃん応援団裏ブログBLOGより

 憲法9条の改悪に反対する広範なネットワークの「結び目」的な役割をはたしたいとの表明がありました。

 20世紀の戦禍と殺戮の時代を超えて21世紀を模索する動きの
ようだ。しかし、人類が何故争い殺しあうのかという根源にたっての
説明がない。得てしてこのようなアピールは「そうだ!その通り!
異議なし!」という賛同者向けに作られているように思う。
アピールは、もっと広く、そう思っていないものも、反対軸にある
者をも説得する内容を含んでいるべきではなかろうか。
その意味で、このアピールは弱い。

5.「9条の会」発足
  かならずにっきBLOGより

  9条に懸けた9人の発起人の一覧のみ。付け足す言葉は無し。

6.有識者による「九条の会」結成
  福の種を蒔こう♪BLOGより

作家が多く集まっていることに期待したい。彼らは言葉のプロなのだ。
政府の出すコメントの言葉のマジックもいとも簡単に見破れる人達なのだ。
そして一般の人にすんなりと理解できる言葉を選ぶ力も持っているのだ。
今なぜ彼らがここまでの危機感を感じているのか、九条問題に無頓着な
人達に伝えるにはうってつけの人達なのだ。
(以上引用)

是非とも、少なくとも「九条問題に無頓着な人達」に納得させうる
言葉で活動してほしいものである。
そのためには、有識者とか作家だとか、文筆家だとかの肩書きは
どうでもいいことである。
羊たちに聞こえるよう、羊たちの目線に立って語りかけてきてほしい。

<続く>
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