「男の感情教育」 諸井 薫著
新潮文庫 昭和60(1985)年11月発行
エッセイともフィクションともつかぬ短編集なのだが
妙に気に入っているのか今回で3回目となる再読である。
今日はのんびり過ごすと決めていたので270ページほどを
一気に読み終えた。
2回目に読み終えた2000年10月15日の本書の奥付きに
次のようなことがメモ的に書き記されていた。
「結婚1年足らずで初回読了時は、そういうものかなの
気持ちであったが、今この内容相応の年令になり、
この本の内容をある種の支え、戒めとしてきたのかも
知れぬ。そして、10年後にも再読したいものと思う」
そして、ほぼ10年後に期せずしてこの本を再び手にとり
開くとは思いも寄らなかった。
筆者の想定する40代後半の年令をとっくに過ぎた今、
むしろ静かな気持ちで本書の内容を噛み締め振り返る
余裕すらあるように思われる。
どうやら支えや戒めになったような気がする。
働き盛りの40代にふさわしい1冊と思う。
あと、ネットで検索するとオークションの出品本として
検索されるのだが「1円」からの入札開始の表示に
著者に失礼だろうが、と暗然とした気分になる。
新潮文庫 昭和60(1985)年11月発行
エッセイともフィクションともつかぬ短編集なのだが
妙に気に入っているのか今回で3回目となる再読である。
今日はのんびり過ごすと決めていたので270ページほどを
一気に読み終えた。
2回目に読み終えた2000年10月15日の本書の奥付きに
次のようなことがメモ的に書き記されていた。
「結婚1年足らずで初回読了時は、そういうものかなの
気持ちであったが、今この内容相応の年令になり、
この本の内容をある種の支え、戒めとしてきたのかも
知れぬ。そして、10年後にも再読したいものと思う」
そして、ほぼ10年後に期せずしてこの本を再び手にとり
開くとは思いも寄らなかった。
筆者の想定する40代後半の年令をとっくに過ぎた今、
むしろ静かな気持ちで本書の内容を噛み締め振り返る
余裕すらあるように思われる。
どうやら支えや戒めになったような気がする。
働き盛りの40代にふさわしい1冊と思う。
あと、ネットで検索するとオークションの出品本として
検索されるのだが「1円」からの入札開始の表示に
著者に失礼だろうが、と暗然とした気分になる。
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