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70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

地デジ化したけど「放送大学」しか受信しないよ

2011-07-24 20:59:44 | Weblog
本日正午をもってVHF,UHFのアナログ放送はその放送業務を停止する。
一応NHKテレビの10時から12時10分の放送を記念に録画予約する。

今朝の新聞に以下のような記事を見つけ家内が電話し、最終的には
市役所の地デジ相談所で貸出をしていることがわかる。
ここ10日くらい電気店に寄っても手ごろな地デジチューナがなくて
諦めかけていたところにグッドタイミングな朗報である。

---------朝日新聞7月24日------------------
「地デジチューナーを緊急貸与 総務省、入手困難な世帯に」7月24日朝日新聞朝刊
アナログ放送が停波する24日を前に、地上デジタル放送を見るための機器が一部で品薄になっていることを受け、総務省は23日、機器が入手困難な一般世帯に対し、簡易チューナーを無料貸与することを決めた。
 移行が目前に迫り、関連機器の駆け込み需要が急増したことから、総務省は首都圏などで在庫状況などを調査した。地域によっては低価格のチューナーやテレビが入手しづらいことが分かったという。
 総務省はこれまでも低所得世帯などには無料でチューナーを配布してきたが、機器が入手困難な場合は一般家庭にも貸与することにした。期間は「長くて3カ月」(同省)という。対象は地デジ対応テレビや録画機を1台も持っていない人で、ケーブルテレビのデジアナ変換方式が使えないなど、一定の条件がある。
 同省は「録画機が対応しているのに気づかず、配線が違っていて見られない例もある」として、戸別訪問で受信機器や環境を確認したうえ、対象になるかどうかを判断するとしている。
----------------------------------------------

ここまで段取りしてくれていながら私が無作為というのも問題だ。
さっさと着替えて市役所に出向く。
借用申込みに記入しサインするだけの簡単な手続きで地デジチューナを
借りることができた。親切にも使用説明もしてくださった。
機種はIOデータ製のSO-T2SD。市販のHVT-T2SDと同等製品と思われる。

午後になって設定をする。作業そのものは簡単なのだが肝心の受信
チャネルがお粗末この上ない。
デジタル中継局の方向が違うからなのだろうが、そもそもデジタルに
したことで送信出力を絞りすぎていると思う。
たとえば、東京タワーからのNHKの空中線電力の場合、
従来のアナログでは映像50kWに対してデジタルだと10kWと20%に過ぎない。
多摩の場合はもっと極端でアナログ200wに対してデジタルでは送信所を
変えてしかもわずか3wである。以前はアナログの送信所でデジタルの
中継も行い出力も20wの予定だった。
そのためにアンテナも公費で新調したのになんたることか・・・

そうそう受信チャネルのことだがチャネルスキャンした結果、まともに
受信できるのが「放送大学」のみ。わずかにテレビ神奈川と日本テレビが
入感するが映像はモザイク模様。おいおいモザイクかけるような内容の放送
なのか、と突っ込みをいれたくなる。
ほかは全くダメ。

時間に余裕があるんだから「放送大学」でボケ防止を、というありがたい
ご配慮と理解すべきなのかな。
家内も半ばあきれていた。

「放送大学」は永山中継局では中継してないので多分東京タワーからの
電波と思われる。だったらほかのチャネルも東京タワーからの電波を
拾えばいいのに感度が弱いようだ。
「放送大学」28chの出力は5kwに対しNHK27chは10kwだよ。で感度が弱いなんて
どうみてもおかしい!周波数も近接しているのだから受信感度に差があるのは
納得できない。変な小細工をしているに相違あるまい、と勘繰っている。

次なる手はアンテナの方向の調整か。
当初の予定通りアナログ中継局でデジタルの中継もし送信出力も予定の
出力であれば無問題だっただろうに、ぶつぶつ・・・
まさかアナログで大丈夫だったからデジタルも当然大丈夫のはずに
盲点があったようだ。

いずれにせよ早まった買い物をしなくて済んだのが幸いだった。
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