疾風怒濤小説-自転車編

昨日の土曜はヤスさんに自転車にまつわる本をあげるからと
誘われて鯛焼き公園に行くことにした。
１０時待ち合わせで９時前に出て少し迂回のルートを取る。
府中四谷橋のところで浅川ＣＲに入りしばらく走ってから左岸に
渡り多摩川右岸を日野橋で左岸に。
この日は暑くなりそうな予感がした。だが、風も若干あり、
また、久々の自転車だったので気持ちが良い。
時間に余裕があったので公園近くのコンビニに寄ろうとＣＲを
外れて探したのだが発見できず、時間も１０時近くになったので
諦め公園に向う。
ヤスさんは既に見えていた。心持ち太ったかなぁという感じで
あったが、こうして走れるようになり何よりである。
明日は荒川のヤジマに顔出ししようかと考えているとのこと。

お話のあった２冊の本を頂く。

話している間にも多くのサイクリストが暑さをものともせず
走りすぎていく。
ここにいるだけでは暑くなるだけ、ということで府中四谷橋近くの
コンビニへと向う。
Ｂで暑さを解消する。ここのコンビニはＣＲの側だけに
サイクリストたちの良い休憩所になっている。
飲み終えて橋を渡ったところで浅川ＣＲ沿いに帰るヤスさんと別れる。

お昼頃から大気は蒸し暑さを増し、そして、黒雲が全天を覆いつつあり、
やがて雷鳴と雨が降ってきた。遠出をしなくて幸いだった。

頂いた本は、斎藤純著「銀輪の覇者」と竹内真著「自転車少年記」。
疾風怒濤（シュトゥルム・ウント・ドラング）とは、「ジャン・クリストフ」
に代表されるように一人の人間がいろいろの経験を経ながら成長していく
小説の類をさすものと理解している。
「自転車少年記」の帯を見て、ふと、そんな古風な言葉を思い出して
しまった。

ヤスさんは今日予定通りヤジマに２年半ぶりに訪れたようだ。

走行距離：31km