予報外れて日中は雨

朝から雨で昼過ぎには晴れの予想だ。
午後からは少しだけでも散歩できるかな、と期待。
でも昼を過ぎても小雨の止む気配がない。
結局終日出かける機会を失した。

まぁ、たまには足元を休息させる良い機会ととらえよう。
明日は晴れそうだ。

暇なのでパソコンに向かって尻に根を生やす。
中島敦の作品に「文字禍」というのがある。
私の場合はもっと狭くて「数字禍」かかな。
１から９までの9個の数字に自ら挑んで悩む。
明けても暮れても数独についつい。
何かに熱中する病的な傾向を熱中症と言えるのかも知れぬ。
この熱中症は戸外だけでなく室内でも起きている。
室内で暑い夏にエアコンがあるのに無理して我慢比べする。

何事もほどほどにしなくては。

さて、武漢ウィルスの影響で学校は休校になった。
こどもたちは降ってわいた時間に適切に対応できるのだろうか。
小人閑居して不善を為す、と古来の言だ。
おとなであっても不善を為す。
ましてや未熟なこどもたちのことだ。
社会のフォローがどの程度できるのだろうか。

YOUTUBEで漫画日本昔話「古家の漏り」を見た。
得体の知れぬ未知のものに対する疑心暗鬼を扱ったお話だ。
オチは動物の中で訳知り顔のお猿さんの顔がなぜ赤く尻尾がなぜ短いだが。
そういえば有象無象の訳知り顔の「知識人」「コメンテーター」が武漢ウィルスに対しても湧いている。

「知之為知之、不知為不知。是知也」（論語より）
知らないことには黙るか知らないと言うのが大人の対応だ。
訳知り顔はみっともないのだが厚顔無恥にはわかんないだろうな。
これを口説（口舌）の徒と言う。
気をつけなくては・・・