気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

会社の中の権力者、道化師、詐欺師

2005-10-27 20:34:13 | 今日読んだ本
会社の中の権力者、道化師、詐欺師―リーダーシップの精神分析
マンフレッド・ケッツ・ド ブリース (著), Manfred F.R.Kets de Vries (原著), 金井 壽宏 (翻訳)

単行本: 242 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 創元社 ; ISBN: 4422100742 ; (1998/10)

目次

1 鏡に映る権力者の姿―自己愛と歪んだ鏡
2 権力に酔う―ナルシシストの権力者につける薬
3 権力を手放す―退職への心の準備
4 会社人間の死んだ魂―失感情症がはびこる組織
5 会社に道化師がいる―権力者の傲慢をふきとばすユーモア
6 詐欺師症候群(インポスター・シンドローム)―誰もが多かれ少なかれ詐欺師
7 権力におぼれるリーダーシップ―暴君との共謀を超えて

筆者は歴史的に有名な権力者や現代の経営者の実例を示しながら、
組織にとって、リーダー(統率者)とフォロワー(それに従う人)の関係・
バランスがいかに重要であるかを明らかにしていく。

------------------------------------------------------------------

皆がみな、リーダーであったら社会は成り立たない。
しかし、そのリーダーが権力志向であったり、ピエロであったり、いかさま師で
あったら、それはそれで困ったものである。ましてや、変人であったら
そして大勢がそれを受け入れるようだったら・・・

リーダーたるものは、ただグイグイと引っ張る力量があればいいというもの
ではない。その資質を問題にすべきだと思うのだが。
言うことが明確だから、というただそれだけのことで盲従することは
果たしてどうなのだろう?

本書は事例をあげてはいるが、考察・汎化が不十分だと感じた。
『会社の中の「困った人たち」―上司と部下の精神分析』のほうはどうなのだろう?
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 通勤時間の過ごし方再考 | トップ | 近場をポタ&お買い物 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

今日読んだ本」カテゴリの最新記事