田舎の中学校の体育館が解体されるのか・・・胸熱

今月の名立区だより「しずく」のWEB掲載作業が早い！
月初めの１日にアップなんて最近にはなかったことだ。
連休に入って業務に余裕ができたのかな？
その中で目を引いた記事がこれ。

『名南グラウンド付帯施設解体撤去等事業
名南体育館の解体撤去工事、敷地境界の法面改修等を行います。』

中学時代を思い出す建物が無くなるのは寂しい。
５０年から経過し老朽化が激しいとなれば解体も止むを得ない。
私も含め同郷の卒業生にとっても同じ心境ではなかろうか。

あの体育館で３日坊主で終わった運動クラブの入部経験。
ちょっとしたことで友達から激高され叩かれたこと。
オートバイに乗るのが流行って朝礼で経験者は舞台に上がれと指示され説教されたこと。
卒業後に同学年の集まりでフォークダンスを踊る○○の人を離れて見る自分。

そういう、遥か彼方の記憶を呼び覚ましてしまうような小記事だ。が、私にとり大きい。
昨夏帰省の折立ち寄った場でもある。

廃校となった中学校の建屋がなくなっても記憶の中で鮮やかだ。

名立の人口も3,000人を下回り高齢化の進行も進んでいるようだ。
地区の活性化への試みも有志の手で進んでいる。
しかし、地元の人々だけでは限界があるように思う。
むしろ、地元を離れた次男坊や三男坊、姉ちゃんらの人数の方が地元の人数より圧倒的に多いと思う。
それらの同郷人を盆暮れの帰省に頼るだけでなくことあるごとに帰省できるような仕掛けを設けることも意味があるように思う。
地元を離れた人々は、そこが嫌で離れたわけではないと思う。

6月にはウォーキングイベントも開催されるようだ。
こういうイベントに帰省を促すような仕掛けを作れば地区の活性化、賑わいも生まれるのではなかろうか。
地元の同級生の音頭取りが肝心なのだが・・・

いつでもイベント、ことあるごとのイベントを同郷の人々にまで広げることが名立の活性化にとって大切なことだ。
同級生、同地区、地区のお祭り、・・・こういったイベントは地元の人たちだけでつつましく行われているのが実態だと思う。
ただ、言いだしっぺがいないんだよね。

今月、5月号の「しずく」を見て、少しばかり田舎に思いを馳せてみた。

実家のあんちゃん、春野菜、筍を待っているね。