アメリカ映画の「12人の怒れる男」を意識して
作られた作品とのことだが、これはこれで独立
した内容である。
日本に陪審員制度ができる前の作品だけに
意義深い映画化だと思う。
作品はこのように時代を先取りして見る者に
訴求してこそ意味がある。
そして制度化された後から見てもなるほどと
思わせるそれらしさが必要だ。
先日の「感染列島」もそうだがこういう意欲的な
作品はいい。
この類なら「PM2.5」も映画化に値するのでは
なかろうか。70年代の日本の公害の映像に
オーバラップするように中国の今を重ね、その影響が
日本にどのように及ぼすかを映像で示す。
破滅的な将来像を描くのではなく、最終的には
どこかで収束への道筋、落としどころも描いてほしい。
ま、日中のきずなを再確認する方向で環境対策の
技術支援をするとか・・・
日本を取り巻く情勢にいろいろの変化があるのだから
こういう萌芽をとらえて映画化する材料に事欠かない
と思うのだが。
「12人の優しい日本人」は仕掛けにそれほど費用をかけて
いないと思うのだが材料が良ければそれなりの興行成績や
評価が得られると思う。
-----------------------------
監督 中原俊
脚本 三谷幸喜
東京サンシャインボーイズ
出演 塩見三省
相島一之
上田耕一
製作年 1991年
作られた作品とのことだが、これはこれで独立
した内容である。
日本に陪審員制度ができる前の作品だけに
意義深い映画化だと思う。
作品はこのように時代を先取りして見る者に
訴求してこそ意味がある。
そして制度化された後から見てもなるほどと
思わせるそれらしさが必要だ。
先日の「感染列島」もそうだがこういう意欲的な
作品はいい。
この類なら「PM2.5」も映画化に値するのでは
なかろうか。70年代の日本の公害の映像に
オーバラップするように中国の今を重ね、その影響が
日本にどのように及ぼすかを映像で示す。
破滅的な将来像を描くのではなく、最終的には
どこかで収束への道筋、落としどころも描いてほしい。
ま、日中のきずなを再確認する方向で環境対策の
技術支援をするとか・・・
日本を取り巻く情勢にいろいろの変化があるのだから
こういう萌芽をとらえて映画化する材料に事欠かない
と思うのだが。
「12人の優しい日本人」は仕掛けにそれほど費用をかけて
いないと思うのだが材料が良ければそれなりの興行成績や
評価が得られると思う。
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監督 中原俊
脚本 三谷幸喜
東京サンシャインボーイズ
出演 塩見三省
相島一之
上田耕一
製作年 1991年
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