今日はTOJ東京ステージである。
この暑さの中熾烈なレースが11時から展開される。
私たちは昨日これにあやかってと言うわけではないが、
勝手に「ツアー・オブ・丹沢足柄」を好天のもと敢行した。
【第一ステージ】集合場所まで
前夜は早起きするために10時過ぎ就寝した。
そして、3時半にパッと目が覚める。おぉっ、きっとこれは集合場所まで自走せよ、との我が内なる心の奥底からのお告げと感じた。
出かける準備をし4時40分に出発。外は既に十分明るく、道路はそれぞれの目的地に向かう車も多い。
多摩ニュータウン通りを橋本に出、橋本五差路から129号を厚木へ。
早い時間帯にも関わらず、交通量が多い。大型の営業トラックの多さに歩道を走る。厚木で246号に入ると、その傾向は一層強まる。
事前に「ルートマップ検索」でチェックしたとおり約50kmの走行で渋沢駅そばのコンビニに集合時間に2,3分遅れでほぼ予定通りに到着。
やはり、平均時速15km/hである。タイヤを35cから28cと細いのに交換したが期待していた「軽やかな走り」は朝露のごとし。
既にタカジーさん、ヒロカズさんは着いていて自転車の組み立ても済んでいた。しばらくして、ダイマックスさんも自走で到着。2時40分に出発して100キロ走ったとのこと!
【第二ステージ】丹沢湖から小山
渋沢集合組が揃ったところで、8時15分に出発。交通量の多い246号を避けようと提案したが、他の道はアップダウンがありそうで予定のコースで行くことになる。快適な下りを楽しみ(こんなに下るとのぼりがきつそう)寄(やどりき)入口から県道710号へ。予想通りのっけからきつそうな坂が始まる。皆から遅れながらも、どんどん差をつけられながら着いていく。まだ走り始めて3、40分くらいの寄神社のところでタカジーさんが写真を撮っていたので「休憩ですか?」と聞いてしまった。まだまだ。中津川の清流は涼しげで、タカジーさんはキャンプにいい場所があるなぁ、と食指を動かしているようだ。しばらく行った秦野峠林道線の起点に9時過ぎに着き休憩。
ここに案内図があり、丹沢湖まで14キロほど。11時には着けるかなとの予想。秦野峠(近く)ともう1っ箇所にピークがあるらしい。
一休みしたことで、目の前の坂を上りはじめる。
しばらく行った寄大橋のところで北側の「みんなの森」への道はゲートがしまっている。橋を渡った先に道も同様のゲートが。ゲート横の人一人が通れる隙間から入り込む。
さぁここからは車の通行を気にせず走れるぞ!(もっともその前から車の通行はなかったが)
皆、それぞれのペースで元気よく上っていき、あっというまに私の視界から消える。起点から2.5キロあたりでダイマックスさんが立ち止まっている。聞くとハンガー・ノックとのこと。もし来なかったら引き帰したと伝えてほしいとのことで、俄かに状況の変化を伝える重要な使命を帯びた私は、俄然、ちんたら走りから、少しでも早く皆に伝えようと、彼と別れて先を急いだ。(気持ちだけは)
後からローディ2人に追い越される。
もうそろそろ休憩の峠かなと思っていたら、タカジーさんが彼方から手を振る姿が見える。あと100mほどで峠と元気付けられる。
「秦野峠林道線」の碑のところから富士山が少し見える、眼下にはこれから下る道が谷底深く吸い込まれるように見え隠れする。
次のピークまで4kmで、1.5キロの下り(途中1人とすれ違う)を楽しんだ後はまた苦しい上り。つい途中で一服。やはり、ここでもタカジーさんの出迎え。もう少しでピークだよ、と。休憩していると向こうからMTB乗りの人が登ってきて暫くお話。道の状況など。このあと足柄峠もというと、それは大変ですね、と。
確かに下りはあちこちに瓦礫が散乱しており注意深く走行する。途中、丹沢湖が靄に霞む富士山の手前に見える。ほどなく丹沢湖に11時30分頃に到着。時間が押しているとのことで、休むことも無く246号に出るべく県道76号を急ぎ下る。
ようやく12時20分頃六合橋そばのコンビニに着きまぁさんの姿を探す。タカジーさんが富士見橋方面にはしろうとするまぁさんを見つけ合流。コンビニ横で食事。私は結構疲れ、足柄峠はムリかなと思い、カルビ弁当とBで空腹を満たす。で、どのルートで皆との待ち合わせに行こうかと検討してもらったが、結局皆と峠を目指すのが交通量も少なくいいだろうということになる。
【第三ステージ】足柄峠から新松田駅
1時少し前に出発。疲労感があり、ここはマイペースでと皆の後を走り始める。足柄峠まで8キロの標識。1時間ちょっとかなと予測する。峠に向かう県道365号への分岐点で皆が待っていてくれた。あとは道なりだからと、その後姿を羨ましく見送りながら、再び自分のペダリングに。しかし、この坂道は辛い。12%の標識を見るたびに力なく休みこんでしまう。東名富士CCのあたりで、ついに押し歩くことにする。「鉄人」とかなんとか言われいい気になっていた自信が脆くも崩れ去った瞬間だ。辛い坂なら伝家の宝刀メガギアを使い何が何でもペダリングという気力は、ここでは一瞬でも頭をよぎらなかった。
クラブハウスのところからは、稜線沿いの道なのか傾斜も緩くなったので休憩後再び走り始める。県道78号交差で待つ皆の姿が見える。手を振りギアチェンジしペダルを踏み込んだらチェーンが外れる。しばらく格闘したが結局押してあがる。皆が何とかしようと手を汚してくれる。
何とか、修理も終わり、あと少しで足柄峠とのことでしばらく坂をのぼる。2時45分ころ峠到着。路面工事中であった。
ここからは下り。時速40キロ前後で今までの苦しさを吹き飛ばす快適さだ。
途中ヒロカズさんが止まっている。あとで、聞いたらブレーキを握り締めすぎていて手が痛くなったのでストレッチとのこと。しかも、私が先にいったその後に車と軽い接触とか。
一気のくだりも74号交差でまぁさんが待っていてくれ、そこからしばらく平地を走り新松田駅に3時30分頃ゴールした。
【第四ステージ】反省会
駅前で目に付いた「マニラ食堂」でと、そばに行くと休業中のようで、隣の中華食堂に入り、一日の疲れをBで癒す。まぁさんは飲めないので水(他のノンAの飲み物がないとのこと)で無事ツーリング終了を祝う。
1時間ほど歓談してお勘定。一律な割り勘にさせてしまったようで反省。飲兵衛ってこれだから・・・
17時11分の新松田発急行で帰路に。
まぁさんは町田で下車し柿生駅から走るとのこと。私は新百合でタカジーさんとヒロカズさんと別れ、18時50分頃に帰宅。
こうして、苦しくも充実したTOT&Aが無事終了した。
いろいろご迷惑をおかけしたにもかかわらず嫌がらずにおつきあいいただき多謝です。
【反省事項】峠を仲間とツーリングする場合は、年甲斐も無く集合場所まで自走しようなどと考えない事!
【データ】
4:40 自宅
8:00 渋沢駅 51.10km 平均16.9km/h 走行時間 3:00:34
15:30 新松田駅 117.83km 平均14.9km/h 走行時間 7:52:52
この暑さの中熾烈なレースが11時から展開される。
私たちは昨日これにあやかってと言うわけではないが、
勝手に「ツアー・オブ・丹沢足柄」を好天のもと敢行した。
【第一ステージ】集合場所まで
前夜は早起きするために10時過ぎ就寝した。
そして、3時半にパッと目が覚める。おぉっ、きっとこれは集合場所まで自走せよ、との我が内なる心の奥底からのお告げと感じた。
出かける準備をし4時40分に出発。外は既に十分明るく、道路はそれぞれの目的地に向かう車も多い。
多摩ニュータウン通りを橋本に出、橋本五差路から129号を厚木へ。
早い時間帯にも関わらず、交通量が多い。大型の営業トラックの多さに歩道を走る。厚木で246号に入ると、その傾向は一層強まる。
事前に「ルートマップ検索」でチェックしたとおり約50kmの走行で渋沢駅そばのコンビニに集合時間に2,3分遅れでほぼ予定通りに到着。
やはり、平均時速15km/hである。タイヤを35cから28cと細いのに交換したが期待していた「軽やかな走り」は朝露のごとし。
既にタカジーさん、ヒロカズさんは着いていて自転車の組み立ても済んでいた。しばらくして、ダイマックスさんも自走で到着。2時40分に出発して100キロ走ったとのこと!
【第二ステージ】丹沢湖から小山
渋沢集合組が揃ったところで、8時15分に出発。交通量の多い246号を避けようと提案したが、他の道はアップダウンがありそうで予定のコースで行くことになる。快適な下りを楽しみ(こんなに下るとのぼりがきつそう)寄(やどりき)入口から県道710号へ。予想通りのっけからきつそうな坂が始まる。皆から遅れながらも、どんどん差をつけられながら着いていく。まだ走り始めて3、40分くらいの寄神社のところでタカジーさんが写真を撮っていたので「休憩ですか?」と聞いてしまった。まだまだ。中津川の清流は涼しげで、タカジーさんはキャンプにいい場所があるなぁ、と食指を動かしているようだ。しばらく行った秦野峠林道線の起点に9時過ぎに着き休憩。
ここに案内図があり、丹沢湖まで14キロほど。11時には着けるかなとの予想。秦野峠(近く)ともう1っ箇所にピークがあるらしい。
一休みしたことで、目の前の坂を上りはじめる。
しばらく行った寄大橋のところで北側の「みんなの森」への道はゲートがしまっている。橋を渡った先に道も同様のゲートが。ゲート横の人一人が通れる隙間から入り込む。
さぁここからは車の通行を気にせず走れるぞ!(もっともその前から車の通行はなかったが)
皆、それぞれのペースで元気よく上っていき、あっというまに私の視界から消える。起点から2.5キロあたりでダイマックスさんが立ち止まっている。聞くとハンガー・ノックとのこと。もし来なかったら引き帰したと伝えてほしいとのことで、俄かに状況の変化を伝える重要な使命を帯びた私は、俄然、ちんたら走りから、少しでも早く皆に伝えようと、彼と別れて先を急いだ。(気持ちだけは)
後からローディ2人に追い越される。
もうそろそろ休憩の峠かなと思っていたら、タカジーさんが彼方から手を振る姿が見える。あと100mほどで峠と元気付けられる。
「秦野峠林道線」の碑のところから富士山が少し見える、眼下にはこれから下る道が谷底深く吸い込まれるように見え隠れする。
次のピークまで4kmで、1.5キロの下り(途中1人とすれ違う)を楽しんだ後はまた苦しい上り。つい途中で一服。やはり、ここでもタカジーさんの出迎え。もう少しでピークだよ、と。休憩していると向こうからMTB乗りの人が登ってきて暫くお話。道の状況など。このあと足柄峠もというと、それは大変ですね、と。
確かに下りはあちこちに瓦礫が散乱しており注意深く走行する。途中、丹沢湖が靄に霞む富士山の手前に見える。ほどなく丹沢湖に11時30分頃に到着。時間が押しているとのことで、休むことも無く246号に出るべく県道76号を急ぎ下る。
ようやく12時20分頃六合橋そばのコンビニに着きまぁさんの姿を探す。タカジーさんが富士見橋方面にはしろうとするまぁさんを見つけ合流。コンビニ横で食事。私は結構疲れ、足柄峠はムリかなと思い、カルビ弁当とBで空腹を満たす。で、どのルートで皆との待ち合わせに行こうかと検討してもらったが、結局皆と峠を目指すのが交通量も少なくいいだろうということになる。
【第三ステージ】足柄峠から新松田駅
1時少し前に出発。疲労感があり、ここはマイペースでと皆の後を走り始める。足柄峠まで8キロの標識。1時間ちょっとかなと予測する。峠に向かう県道365号への分岐点で皆が待っていてくれた。あとは道なりだからと、その後姿を羨ましく見送りながら、再び自分のペダリングに。しかし、この坂道は辛い。12%の標識を見るたびに力なく休みこんでしまう。東名富士CCのあたりで、ついに押し歩くことにする。「鉄人」とかなんとか言われいい気になっていた自信が脆くも崩れ去った瞬間だ。辛い坂なら伝家の宝刀メガギアを使い何が何でもペダリングという気力は、ここでは一瞬でも頭をよぎらなかった。
クラブハウスのところからは、稜線沿いの道なのか傾斜も緩くなったので休憩後再び走り始める。県道78号交差で待つ皆の姿が見える。手を振りギアチェンジしペダルを踏み込んだらチェーンが外れる。しばらく格闘したが結局押してあがる。皆が何とかしようと手を汚してくれる。
何とか、修理も終わり、あと少しで足柄峠とのことでしばらく坂をのぼる。2時45分ころ峠到着。路面工事中であった。
ここからは下り。時速40キロ前後で今までの苦しさを吹き飛ばす快適さだ。
途中ヒロカズさんが止まっている。あとで、聞いたらブレーキを握り締めすぎていて手が痛くなったのでストレッチとのこと。しかも、私が先にいったその後に車と軽い接触とか。
一気のくだりも74号交差でまぁさんが待っていてくれ、そこからしばらく平地を走り新松田駅に3時30分頃ゴールした。
【第四ステージ】反省会
駅前で目に付いた「マニラ食堂」でと、そばに行くと休業中のようで、隣の中華食堂に入り、一日の疲れをBで癒す。まぁさんは飲めないので水(他のノンAの飲み物がないとのこと)で無事ツーリング終了を祝う。
1時間ほど歓談してお勘定。一律な割り勘にさせてしまったようで反省。飲兵衛ってこれだから・・・
17時11分の新松田発急行で帰路に。
まぁさんは町田で下車し柿生駅から走るとのこと。私は新百合でタカジーさんとヒロカズさんと別れ、18時50分頃に帰宅。
こうして、苦しくも充実したTOT&Aが無事終了した。
いろいろご迷惑をおかけしたにもかかわらず嫌がらずにおつきあいいただき多謝です。
【反省事項】峠を仲間とツーリングする場合は、年甲斐も無く集合場所まで自走しようなどと考えない事!
【データ】
4:40 自宅
8:00 渋沢駅 51.10km 平均16.9km/h 走行時間 3:00:34
15:30 新松田駅 117.83km 平均14.9km/h 走行時間 7:52:52
足柄峠越え、ちょっと心配でしたが流石にクロタマさんです、精神力で乗り切ったのは大いに見習いたいと思います。
反省会(飲み会?)も皆さん遠慮なくお話になられ、いい感じになてきてますね。
いい仲間にめぐり合えて静かに幸せを感じてます。
ではでは
泣けました。
私が参加しますといつも予定時間を再調整いただき恐縮です。
おかげさまで私自身力走させていただき大満足です。
ではでは