半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

リアル魔宮の伝説?。大谷資料館 に行きました。

2023-11-27 18:00:00 | 博物館、科学館、資料館
さて、今日は昨日のブログの続きです。

せっかく宇都宮まで行ったので、私達は近くで面白そうな場所を訪問してみようということになりました。という訳で、最初に向かったのはこちら、大谷石の採石場に設けられた 大谷資料館 です。






駐車場の周囲もこのように不思議な風景が!。これは期待できそうですね。




この地下坑内入り口から採石場の中に入ります。




この階段を下りて行くと・・・




このように不思議な空間が広がっていました。映画の『インディージョーンズ/魔宮の伝説』を思い出してしまうのは私だけ?。




天井にはこのような穴が。これも東京ディズニーシーにある『インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮』にある落とし穴みたいですね。




坑内には色々なオブジェが置いてありました。坑内には水が溜まっている部分があり、場所によっては水深30mもあるそうです。






これはもう地下の迷宮以外の何もでもない風景ですね。CMやドラマの撮影、様々なイヴェントの会場として使用されているのも納得です。






採石に関する歴史を紹介している部屋には、採石に使用された様々な道具が展示されていました。昔、人がノミとハンマーで切り出し、人力で運び出していた頃の写真も残っていました。




あまり予備知識なしで訪問したのですが、期待以上の内容でカミさんも私も大満足でしたよ。帰りに近所の駐車場に設置されれていたこの地図を見たら、周囲はまだまだ面白そうな場所が沢山ある様子。次に宇都宮美術館を訪問する機会があったら、そういった場所にも寄ってみたいなぁ。



大谷資料館を後にした私達は、この日の最後の目的地に向かったのですが・・・それに関してはまた明日。

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国立科学博物館で、『海 —生命のみなもと—』を観ました。

2023-09-30 18:00:00 | 博物館、科学館、資料館
カミさんと二人で国立科学博物館に行きました。現在開催されている特別展はコチラ、『海 —生命のみなもと—』です。




”海” 全般ということで最初はちょっと内容が薄くなってしまうのでは?と危惧していたのですが、さすがに国立科学初物館の特別展だけあって単に "広く浅く” ではなく、部分的にかなり深い内容になっていました。初めて知るような内容も沢山あって、期待以上に楽しめましたよ。






会場のマップはこのような感じ。今回も一部を除いて写真撮影可だったので、例によって少しだけ会場の雰囲気を御覧に入れることにしましょう。




私は船に乗るのが苦手なので、ウミガメもクジラもサメもラッコも・・・野生の状態では見たことがありませんが、一度くらいは見てみたいなぁ。










個人的にはこのクマナマコの姿に凄く魅かれるものがあります(笑)。




旧石器時代の航海の様子を再現する企画に使われた丸木舟も展示されていました。




写真のように実際に石斧でつくられたそうです。作っている方も本物の旧石器時代の人です(ウソ)。




ホッキョクグマに限らず、どんなクマにも実際に遭遇したいとは思いません。爪が凄い!。



その他、無人探査船関連の展示も中々興味深い内容でしたよ。尚、この展覧会、会期は10月9日までで、日時指定の事前予約制となっております。
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東京国立博物館で、『古代メキシコ マヤ、アステカ、テオティワカン』を観ました。

2023-08-08 18:00:00 | 博物館、科学館、資料館
カミさんと二人で東京国立博物館に行きました。現在、『古代メキシコ マヤ、アステカ、テオティワカン』という絶対見逃せない特別展か開催されているのです。私は南米を訪問したことはありませんが、カミさんは若い頃に色々な遺跡を回る旅をしたこともあるんですよ。




今回の最大の目玉はパレンケの≪赤の女王≫でしょう。今回は間違いなく、これを見ることが出来る一生で一度のチャンスだろうなぁ。カミさんがパレンケを訪問した時には、まだ発掘どころか発見すらされていなかったそうです。よく貸してくれましたね。






今回は写真撮影可だったので、例によって少しだけ会場の雰囲気を御覧に入れることにしましょう。
















こちらは昔カミさんがメキシコの古代遺跡を訪問した時、自分で撮影した写真。上からウシュマル、ミトラ、チチェン・イッツァです。この当時はまだ今ほどは観光地化されていない時代だったので、ご覧のように人影もまばらですね。







カミさんが今まで見たことがある風景で一番美しいと思ったのが、テオティワカンのピラミッドの向こう側に広がっていた風景だったそうです。いつの日か、私にもそれを見るチャンスがやってくることを祈ります。
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国立科学博物館で、『恐竜博2023』を観ました。

2023-06-15 18:00:00 | 博物館、科学館、資料館


どうしても観たい特別展があったので、国立科学博物館に行きました。その特別展とはこれ、『恐竜博2023』です。ちょっとドタバタしていて会期終了間際になってしまったけれど、恐竜好きの私としては絶対に見逃せません。




”今回の主役は「トゲトゲ」だ!” とあるように、今まであまり注目されてこなかった鎧竜が主役という位置付けになっていました。






展示室に入ってすぐの所に展示されていたこの系統樹、一番上にカワセミが来ていました。最近は遺伝子解析でこんなことまで分かる様になっているんですね。私が子供の頃には考えもしなかったことです。




今回の最大の見物はやはりコレ、鎧竜の全身実物化石。もちろん日本初上陸です。




アンキロサウスル類なんで、『ゴジラの逆襲』(1955年)でゴジラと戦ったアンギラスの仲間のはずなんですけど・・・この背中のトゲトゲはむしろ平成ガメラのようだなぁ。そんな風に思うのは私だけ?。




こちらはスキピオニクスの化石。軟組織まで保存されている化石なんて驚きですね。既に最新の研究によって明らかにされた恐竜の姿は、私達が子供の頃に教えらていた姿とはかけ離れた物になっているけれど、きっとこれから先にもこういう大発見に繋がるような化石が発掘され、現在の学説が次々に覆されて行くんだろうなぁ。






もちろん他にも色々な恐竜が展示されているので、恐竜好きの皆さんなら十分お腹一杯になることでしょう。







この特別展、会期は6月18日まで。当日券枠も設けれているそうですが、基本的には日時指定の事前予約制となっております。
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笠間市、石の百年館 に行きました。

2023-06-12 17:57:57 | 博物館、科学館、資料館
さて、今日も昨日のブログの続きです。

石切山脈を出て帰路についた私達でしたが、その途中で ”石の100年館” と書かれた案内板を見かけました。そんな施設があるとは全く知らなかったけれど、まぁ特にこの後の予定もないし、ちょっと寄り道してゆこうかな?。で、案内板に従ってそのまま先に進むと・・・あっ、どうやらあれがそうですね。場所はJR水戸線、稲田駅のすぐ隣でした。




場所柄もあり、こちらは石を鉱物という側面よりも石材という側面から紹介する展示が中心になっていました。こちらは石材用に加工された花崗岩の展示。花崗岩はどれも似たような物だと思っていたけれど、産地によって全然違ってたんですね。




昔の石切場の写真も中々興味深いものでした。




これは江戸城の石垣で使用されていたという石。安山岩だそうです。




さて問題です。これは何でしょう?。




正解は採石場で石材を切り出すときに使用するカッター。実際に切っている所を見てみたい!。




以前にもちょっと書きましたが、実はカミさんは若い頃に石材関係の業界誌に何度が執筆したこともあるという石好き(笑)。今回も熱心に展示を見ていました。



この施設、規模はそれ程大きなものではありませんが、一般的な博物館などとは違った角度から石を知ることができる貴重な施設ですね。石切山脈からはクルマでわずか数分の場所にあるので、もし時間に余裕があるならば、帰りにちょっと寄ってみることをお勧めします。
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サイエンス・スクエア つくば、私たちが見に行った最先端のロボットとは・・・

2023-05-25 18:00:00 | 博物館、科学館、資料館


さて、今日も機能のブログの続きです。

地質標本館が想像以上に充実した興味深い内容だったのでついつい長居をしてしまったカミさんと私でしたが、まだ閉館までにほんの少しだけ時間があったのでお向かいにあるこちらの施設、 サイエンス・スクエア つくば を駆け足でのぞいて帰ることにしました。




さすがに 産業技術総合研究所 の施設だけあって、最先端のテクノロジーが分かり易く紹介されていましたよ。個人的に面白いと思ったのはミニマルファブやスピントロニクス、ファブリックスピーカーに関する展示かな。




でも今回の私たちのお目当てはズバリ、ロボット。でもこっちの方じゃなくて・・・




こっちの “パロ” の方なんですけどね(笑)。




X線写真を見ていたら、パロの目が実は鼻の所にあるということに気付きました。余談ですが、パロのモデルとなっているのはゴマフアザラシじゃなくて、タテゴトアザラシです。




以前に科学未来館で触ったことのある初期型のパロはもっと重くて動きもぎこちなかったけれど、現在の9代目は全然別物に進化していました。このまま進化したら50代目位にはレプリカントみたいになれるかな?。



アザラシ好きの私としては以前から興味があるものの、メーカー3年保証でメンテナンスパックありだと税込み49万円!なんで、残念ながら気軽に買えるような価格じゃありません。でも、こういう可愛らい姿にモディファイされたヤツじゃなくて、もっとリアルな本物のアザラシに近い姿のヤツが発売されたりしたら、きっと本気で欲しくなっちゃうだろうなぁ・・・
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石好き?じゃなくても大満足!。地質標本館 に行きました。

2023-05-24 19:21:55 | 博物館、科学館、資料館


さて、今日は昨日のブログの続きです。

筑波実験植物園を後にしたカミさんと私か向かったのはこちら、地質標本館でした。植物園からはクルマならわずか10分ちょっとの距離です。数年前にその存在を知って以来ぜひ訪問してみたいと思い続けていましたが、残念ながら今までチャンスがありませんでした。地味な名称?にもかかわらず予想以上に大きな施設だったのでちょっとビックリ。




エントランスホールではいきなりこの巨大なジュラ紀の褶曲層がお出迎え。模型ではなく、活断層(岡本断層)の剥ぎ取り標本だそうです。さすがに大迫力ですね。




施設の中には4つの展示室がありました。第1展示室は『地球の歴史』で、日本列島の3Dプロジェクションマッピングや恐竜の糞の化石なんかもありましたよ。






第2展示室は『生活と鉱物資源』。この展示を見るまで、ろう石が天然石だとは全く知りませんでした。




ついついエアガンという名前に反応してしまったけれど(笑)、残念ながら?銃じゃありませんでした。






こちらは第3展示室、『生活と地質現象』の所にあった展示。「何でこんな所に昆虫が?」と思ってよくよく見たら、石で製作された昆虫でした。色も着色ではなく、天然石の色や模様をそのまま利用しています。ため息が出るほど素晴らしい作品ばかりでした。










そして最後、第4展示室は『岩石・鉱物・化石』と題された標本の展示室でした。質、量共に今までに見たことがある博物館の中では、海外の博物館を含めても間違いなくトップクラスですね。









私は特に石好きというほどじゃないけれど、それでもじっくり見ようと思ったら1日では足りない位の密度の濃さでした。石好きの方だったらここに住みたいと思うんじゃないかな?。娘にも見せてあげたいので、近日中に再訪しようと思います。

■本日のオマケ
この地質標本館は産業技術総合研究所の中にあり、クルマで訪問するときには入り口の守衛所で通行証をもらう必要があります。入館料、駐車場共に無料です。

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この立派なお城は一体何?。かすみがうら市歴史博物館に行きました。

2023-03-11 18:00:00 | 博物館、科学館、資料館
近所まで出掛ける用事があったので、帰りにこちらに寄りました。




この立派なお城、実はかすみがうら市歴史博物館なんですよ。実は以前、カミさんと二人でかすみがうら市水族館に行ったときにすぐ近くを通って興味を持ったのですが、その時はあまり時間の余裕がなかったのでパスしてしまってので、訪問できるチャンスが来るのを待っていたのです。






残念ながら展示室内部の撮影は不可だったものの、凧の原理を利用した漁船である帆引き船の1/3模型などもあり、中々興味深い展示内容になっていました。4階からはご覧の様に美しい霞ケ浦の風景を眺めることもできましたよ。




隣接するビジターセンターに実物の帆引き船が展示されているということだったので、帰りに寄って観てから帰ることにしました。





すでに実際の漁には使用されていないそうですが、夏から秋にかけては観光用の帆引き船を観ることが出来るとこのと。チャンスがあったら是非観に行きたいと思います。
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茨城県立歴史館を再訪。私もいつの間にか ”昔の人” になってました!。

2023-03-06 19:40:08 | 博物館、科学館、資料館
さて、今日も昨日のブログの続きです。

常陽資料館で『不思議ワールド うつろ船』を楽しんだカミさんと私でしたが、まだ少し時間の余裕があったので茨城県立歴史館を再訪することにしました。昨年、 『華麗なる明治 宮廷文化のエッセンス』を観に行ったときには時間に余裕がなくて常設展を見ることが出来なかったので、再訪するチャンスが来るのを待っていたのです。




現在開催されている特別展は『鹿島と香取』。 ”鯰絵” や ”要石” 関連の展示は中々興味深い内容でしたし、国宝である鹿島神宮の直刀(現存する直刀の中では最大)を観ることが出来たのも大きな収穫でした。






一橋徳川家記念室展示は『一橋徳川家の幕末維新』という内容でした。




こちらは一部を除いて写真撮影可になってましたよ。3つ目の画像は虎の骨で、当時は貴重なお守りだったそうです。








その後、前回時間切れで見ることが出来なかった常設展の方に回ってみたら、このような展示を発見!。掃除機はちょっと時代が新しいけれど、私の世代にとっては懐かしい物が沢山。歴史館ではこういった展示をよく見かけるものの、自由に上がってさわることが出来るというのは初めてです。素晴らしい!。






これは氷を入れて使用する木製の冷蔵庫。さすがに実際に使った記憶はありませんが、杉並に住んでいた子供の頃に庭に置いてあったので、私が物心つく直前まで使っていたんでしょう。家の前の道で氷屋さんが氷を切っている記憶はあるんですけどね。




私が知っている冷蔵庫はこの時代になってから。どこの家でも子供がシールを貼るんですよね(笑)。




昔の給食の展示もありました。あの頃大人気だった揚げパン、実は私はあまり好きじゃありませんでした。






最後はこれ、黒電話。




今から9年前、川崎市 市民ミュージアムで、『昔のくらし 今のくらし 2014』を観たときには既に黒電話の使い方が書かれていたのを見てショックを受けたけど、もうダイヤル式の電話を使ったことがないという人は全然珍しくないんでしょうね。



子供の頃、将来はウルトラセブンのビデオシーバーみたいなTV電話でお互いの顔を見ながら会話するようになると信じていたのに、まさかメールが主流で音声で通話することすら稀になるとは思ってもいなかったなぁ・・・
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常陽資料館で、『不思議ワールド うつろ船』を観ました。

2023-03-05 19:22:36 | 博物館、科学館、資料館


さて、今日は昨日のブログの続きです。偕楽園を後にしたカミさんと私が向かった先は、この日の本当の目的地であるこちら、常陽資料館でした。現在、『不思議ワールド うつろ船』という大変面白そうな展示が行われているのです。




うつろ船というのは享和3年(1803年)に常陸国の浜に漂着したとされる不思議な形をした鉄製(金属製?)の丸い船のこと。窓にはガラスがはめ込まれ、外側には日本の物ではない文字(記号)のような物が書かれており、中には言葉の通じない異国の女性が乗っていたとされています。残された絵を見る限り、その姿はいわゆるUFOや宇宙船の脱出カプセルを思わせるような形状で、その正体に関しては否が応でも想像力を掻き立てられてしまいます。




残念ながら今回の展示のメインである古い記録やそれを元にした再現模型などは撮影禁止になっていましたが、モダンアートの作家の方々がうつろ船をテーマにして制作した作品に関しては撮影可になっていました。













うつろ船に関する古い資料は近年でも新たに発見されているので、今後もまだまだ新しい事実が明かされることがあるかもしれませんね。

尚、この展示の会期は3月19日までで、入場無料となっています。
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