半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

カエル好きには堪らない?。ロイヤルコペンハーゲンの蛙のフィギュリン付き小皿。

2023-08-30 18:00:00 | 陶磁器、銀器、カトラリーなど
以前にもちょっと書きましたが、私は生き物のフィギュリンが付いているお皿みたいなヤツが結構好きです。決してコレクターという程じゃないけれど、手頃な価格の品物を見付けた時にポツリ、ポツリと手に入れています。元々カエル好きということもあり(笑)、このロイヤルコペンハーゲンの蛙のフィギュリンが付いた小皿、#2477もお気に入りのアイテムの一つです。




この#2477の原型はロイヤルコペンハーゲンやビング・オー・グレンダールのフィギュリンを数多く手掛けているエリック・ニールセン (1857-1947) が制作した物。ニールセンのデザインには他にも私好みの作品が沢山あるんですよ。




バックスタンプを確認したところ、私の所有してるアイテムはどちらも同じペインターの手によるものでしたが、色の薄い方のアイテムではHの文字の下にアンダーバーが入っていたので、1967年の製品で・・・






色の濃い方のアイテムはGの文字の下にアンダーバーが入っていたので、1969~73年に作られた製品でした。同じペインターでもかなり雰囲気が異なりますね。





次回もこのカエルと同じエリック・ニールセンが原型を制作した製品に登場してもらうのでお楽しみに。


■本日のオマケ
これはロイヤルコペンハーゲンじゃないけれど、私が一番大切にしている蛙のフィギュリン付きの作品です。ちょっと分かりにくいものの、ヒキガエルが2匹向かい合って座ってますね。反対側を見ると・・・




えっ、金運ガマ!?。




実はこの作品、今から13年前、息子がまた小学生の頃に作ってプレゼントしてくれた作品でした(笑)。



きっといつもビンボーな私を不憫に思ってくれたんでしょうね。
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南米、ボコタ!からやってきたロイヤル コペンハーゲンのフィギュリン。

2023-08-04 18:10:32 | 陶磁器、銀器、カトラリーなど
ある日、カミさんと一緒に外出していたら、アンティーク アルビオンのIさんからスマホにメッセージが入りました。私達が興味を持ちそうな品物が入荷したというのです。で、添付されていた画像を見ると・・・ハハハハ、こりゃ確かに私達のツボですね。よく分かっていらっしゃる(笑)。と、いうわけで、さっそくその次の週末に大多喜までひとっ走りすることにしました。




さて、お目当ての物は・・・おっ、コレだよコレ。ロイヤル コペンハーゲンの鴨のフィギュリンがついたプレート、#2242です。私達がこういうカテゴリーの品物が存在していること知ったのは、今から10年以上前の2012年に茨城県陶芸美術館で開催された『魅惑の北欧アール・ヌーヴォー 塩川コレクション ロイヤル コペンハーゲン ビング オー グレンダール』でのこと。それ以来、私達の好みのアイテムの一つとなっています。




恐る恐るお値段を聞いてみたら・・・何とヨーロッパやアメリカの専門店の1/2~1/3程度!。送料や保険を考慮すると、お買い得とかいうようなレベルじゃありません。どうしてそんな価格で販売できるのか?うかがってみたところ、この品物は南米コロンビアの首都、ボコタで見付けたものなので、物価の関係などもあり他の国よりかなり割安に仕入れることが出来たとのこと。まさか北欧の製品を南米から輸入するとは!。もちろん ”お買い上げ” となったことは言うまでもありません。




今回入手したこの#2242の原型は、ロイヤル コペンハーゲンやビング オー グレンダールで、鳥や魚などのフィギュリンを数多く手掛けてたフランシス・ヴァルデマール・プラテン=ハレルムント (Francis Valdemar Platen-Hallermundt 1875-1965)の作です。私達二人とも貧乏性(と、いうよりはリアル・ビンボー)なので、用途がない飾り物のフィギュリンにはあまり食指が動かないのですが、こんな感じでトレイやプレート、ボールなんかと組み合わされている作品は大好きです。




ロイヤルコペンハーゲンの場合、バックスタンプを見れば大体の製作年度が分かります。このアイテムではGの文字の下にアンダーバーが入っていたので、1969~73年に作られた製品ですね。




このトレイ、最初は例のフランス・アンティークのカードトレイの代わりに玄関に置くキートレイとして使おうか?と思ったけれど、残念ながらサイズがちょっと小さいし、キーが当たって傷が付くのも嫌なので作戦変更。私のデスクの上でお菓子などを載せる為の小皿として使うことにしました。



ロイヤルコペンハーゲンのフィギュリンで私が一番欲しいのは、相変わらず “トカゲにナメクジ小皿” です。残念ながら時々売りに出る品物は私にはちょっと手が出しにくい価格の物ばかりですが、気長に待っていたら、いつか私の所にもやってきてくれそうな気がしてきましたよ。 実はロイヤルコペンハーゲンのフィギュリンは他にもいくつか所有しているので、機会があったら少しずつ公開させていただきますね。
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アール ヌーヴォーのカードトレイ、気に入ってはいるんですけど・・・

2023-07-01 18:00:00 | 陶磁器、銀器、カトラリーなど
皆さん、普段はクルマのカギをどこに置いていますか?。我が家では玄関にあるこのアール ヌーヴォーのカードトレイをキートレイとして使っています。




このトレイはピューター(錫)で作られたアンティークで、フランスの専門店から購入しました。メーカーはよく分からないし、銀メッキしてないんで別に高級品というわけじゃないけれど、金属製のカギをガチャガチャ放り込んでも傷を気にする必要がないし、実用にガンガン使うということを考えるとむしろ都合が良いんじゃないかと思って手に入れました。しかし・・・




実はこのトレイにはちょっとだけ残念だなぁと思う所があります。これが空の状態なんですけど、どうですか?。皆さん、気付きましたか??。




そうです。このトレイの底にはトカゲとハエのレリーフがあるのに、鍵を載せてしまうと全部隠れて見えなくなって、只の葉っぱのトレイになってしまうのです(笑)。残念!。



カードトレイって周囲にしか装飾がないものが結構多いけれど、まぁ確かにそれも当たり前だよなぁ。
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誕生日プレゼントはこれ。アンティークのジャム・ポットにしました。

2021-09-07 18:16:45 | 陶磁器、銀器、カトラリーなど
さて、今日は昨日のブログの続きです。

カミさんへの誕生日プレゼントとして、『 佐倉 Manor House ( マナーハウス ) 』 で購入したのは・・・・・・






このガラス製のジャム・ポットでした。今までずっと瓶から直接スプーンですくっていたので、カミさんとしてはずっと何とかしたいなぁと思っていたようです。何個か入荷してはいたのですが、当然のことながら同じものは二つないので、かなり迷った末にこれを選びました。




正直、本当の意味でアンティークといえるほどの時代があるわけじゃないし、別に高級品というわけでもないんですけど、現在普通に手に入る物の中にはココまで分厚いガラスで作られたガッシリした製品を見たことはありません。カットもこの種の実用的な家庭用品としては凝っていますね。






取り敢えず、カミさんが作ったラズベリー・ジャムを入れてみたらこんな感じ。銀無垢のシュガー・スプーンにも負けていないですね。





親の家の片付けで散々な思いをさせられてきた経験から、 “ もうこれ以上物は買わない ” と決めてはいたけれど、まぁ日常的に使う道具に関しては可ということにさせていただきましょう。
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シルバー・カトラリー (銀食器) の話 その9。 あまり使わないアイテム達。

2013-06-22 09:49:36 | 陶磁器、銀器、カトラリーなど
理由は分からないのですが、何故か最近、急に銀食器関連で私のブログを検索される方が増えているようです。そういえば、銀食器のネタはしばらくUPしてなかったなぁ。というわけで、今回は久々に 「銀食器の話、その9」 を書かせていただくことにしましょう。


以前にも書いた通り、我が家の銀食器たちはWALLACE社のGRAND COLONIALシリーズです。メッキ (シルバー・プレート) ではなく銀無垢でこそありますが、決して高級品というわけではないので、普段使いにガンガン酷使させていただいといます。しかし、そうはいっても、中にはめったに登場するチャンスのないアイテムもあるんですよ。例えばこれなんかがそうですね。



ロースト・ビーフをサーブするときに使うナイフ&フォーク!。ちゃんとハンドルのパターンが “グランド・コロニアル” になっているのが分かりますか?。でもここ数年、沢山の人を招くクリスマス・パーティーなどは 『カフェ・イルピーノ』 を借り切って行うようになったので、ほとんど使うチャンスがなくなってしまいました。

最近では、クリスマスにカミさんが焼いてくれたロースト・チキンを切るのが、唯一の出番かな (笑) 。


単体では大きさが分かり難いかもしれませんが、普段使っているナイフ達と比べてもこんなに巨大です。




さらにこんなアイテム、ロースト・ビーフ用ナイフのエッジを立てるシャープナーも持ってますけど、当然ながらナイフ以上に出番がありません。




しかし、上には上がありました。実は買ってから一度も使ったことがないアイテムもあるんですよ。それがこれ、角砂糖用のトングです。



これを使ったことがない理由は、我が家には角砂糖という物が存在していないから。多分、これからも買うことは無いでしょう。それじゃ何でこんな物を手に入れたかというと……全く記憶にございません (笑)。

我が家の銀食器の話、 (次回はいつになるかわかりませんが) まだまだ続きますからね~。
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えっ、ジノリが破産!?・・・というわけで、我が家のジノリ達。

2013-01-09 14:25:59 | 陶磁器、銀器、カトラリーなど
今朝のネットのニュースで、リチャード・ジノリが破産という記事を読みました。詳しい状況は分かりませんが、ウェッジウッドの時よりは深刻な事態に陥っているようですね。まぁブランド自体が消滅してしまうことは無いと思いますが、しばらくの間は色々と不便なこともあるでしょう。




我が家ではダイニングの家具が英国アンティークなので、食器類もウェッジウッドが中心であるものの、ジノリも結構色々使ってるんですよ。例えばこれ、定番中の定番ともいえるベッキオ・ホワイトのプレート。文字通りの白なんで、何を載せても違和感がなく、使いやすいので気に入っています。実は以前にホームパーティーをしたときに私が転んで大量に割ってしまったのですが(笑)、数えてみたらまだ14枚ありました。




これはイタリアン・フルーツのティー・カップ&ソーサーとケーキ用のプレート。フルーツを使ったケーキを食べるときなんかには結構使います。




すでに私のブログではお馴染みの?この小皿、、実はジノリの製品でした(笑)。




あまり使わないけれど、カミさんはこのイタリアン・フルーツのコーヒー・カップも持っています。




そして最後は私のコーヒー・カップ、ピンチョのネロなんですけど・・・



・・・あの東日本大震災の時に割れてしまったので、ソーサーだけになってしまいました。結構気に入っていたものの、すでに廃番となってしまったようです。残念。
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自由が丘のシルバーアクセサリー専門店、 『銀の匙』 に行きました。

2011-05-06 10:00:00 | 陶磁器、銀器、カトラリーなど
先日、自由が丘に行ったとき、こちらのお店にも寄ってみました。




シルバーアクセサリー専門店の 『銀の匙』 です。




我が家がこのお店の存在を知ったのは、今から13年と少し前のことでした。娘が誕生した記念に、カメラマンの花村英典さんからこちらの “ベビースプーン” をいただいたことがあったのです。




スプーンの中には、娘の名前と誕生日だけではなく、時計の針で生まれた時間が刻印されています。



お店のスタッフの方にうかがったところ、娘が生まれた13年前というのは、まだこのお店が開店して間もない頃だったそうです。そのとき生まれた赤ちゃんが、中学生になって店を訪れたということで大変喜んでいただきました。


でも、今回買ったのは、残念ながら銀製品ではなくてこれです (笑) 。



鳥好きの娘は鳩のペンダントがとても気になった様子。でもアクセサリーは自分で貯金して買ってね。
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恵比寿の 『Verre (ヴェール)』 で、Pillivuyt (ピリビッツ) のプレートを買いました。

2011-02-23 11:46:51 | 陶磁器、銀器、カトラリーなど
我が家で普段使いに使用している洋食器は、どうしてもウェッジウッドやジノリの定番商品が多くなってしまいます。確かにイニシャルコスト的には安くはありませんが、食器なんてそれこそ何十年も使えるものですし、消耗?したときに単品で補充できる方が、結局は安上がりだと思っています。例えば、ウェッジウッドとかではカップとソーサー、別々に購入できるんで、どちらか割っちゃっても全部買い換える必要はないんですよ。

でも、さすがにそればかりじゃテーブルの上が単調になってしまうので、大皿のようなあまり使用頻度が高くない食器に関しては、デザインの面白さなどで選ばせてもらうこともあります。

そういえば、最近あまり見慣れない食器が出てくるなぁと思っていたら、先日、実家の近所 (徒歩で数分) の所にある恵比寿の 『Verre (ヴェール)』 に寄ったときに購入したものだそうです。



このお店、 フランスのPILLIVUYT (ピリビッツ)、ポルトガルのCUTIPOL (クチポール) 、ドイツのSCHONWALD (シェーンバルド) といった、レストランなんかで良く見かけるようなブランドを扱っています。


で、カミさんが買ってきたのはこれ。ピリビッツのプレート。中々面白いデザインですね。




セール中だったので、ガラス器も買ったそうです。涼しげな印象ですね。






今までココット皿に載せて出していたバター、やはりバター・ケースに載せて出したいということで、これも買ってきました。



普段使いの食器なんか何でも良いという方もいますが、私は逆に毎日使うものだからこそ、愛着が持てるようなものを選びたいと思っています。
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玉川高島屋S-Cにウェッジウッドのプレートを買いに行きました。

2010-12-24 10:00:01 | 陶磁器、銀器、カトラリーなど
世田谷美術館でタカパーチさんの演奏を楽しんだ後、徒歩で二子多摩川の 玉川高島屋S-C に行きました。以前、都内に住んでいたときは結構頻繁に通っていて、我が家の “フィスバ” のカーテンもこちらでオーダーした物なのですが、千葉に引越ししてからは年に一度、行くか行かないか?という程度になってしまいましたね。今年はこんな素敵なクリスマスツリーが飾ってありましたよ。




今回の目的はウェッジウッド。娘に新しいアイテムを追加してあげることにしたのです。カップ&ソーサーと20cmのプレートを購入したのは銀座三越だったものの、リニューアルで売り場面積が縮小された上に場所も悪く、到底落ち着いて買い物ができるような雰囲気ではなくなってしまったため、久々にこの 玉川高島屋S-C 内の販売店に行くことにしたのです。私達夫婦が愛用している “コロンビアセージグリーン” もほとんどのアイテムをこちらで購入しています。




娘が選んだのは27cmのプレート。パターンはもちろん “ドルフィンブルー” です。




これで3点目。大事に使ってくださいね。



廃版にならない限り、成人する頃には、恐らくほとんどのアイテムが揃っていることでしょう。
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銀のサーバーも色々ありますよ。 シルバー・カトラリー (銀食器) の話 その8

2010-10-20 11:15:44 | 陶磁器、銀器、カトラリーなど
しばらく間が開いてしまいましたが、今回は久々に 「銀食器の話、その8」 を書かせていただくことにしましょう。

ちょっと上級の銀食器用チェストには、引き出しが付いているタイプが少なくありません。その中には、通常のテーブル・セッティングの中には含まれないようなアイテム、例えばサーバーの類を収納するのが普通です。我が家で使用しているWALLACE社のGRAND COLONIALシリーズにも、用途に応じて様々なサーバーが用意されています。

まず最初はコレ。一番汎用性が高く使用頻度が多いのはこのような大き目のスプーンやフォークです。穴が開いているタイプのスプーンは、我が家ではサラダなどのサービングに使用することが多いです。




単体では大きさが分かり難いと思いますので、他のスプーンと比較してみましょう。かなり大きいということがお分かりになりますか?。




サラダ専用のサーバーとしては、このような木を使用したタイプも存在しています。しかし、我が家ではあまり出番はありません。




次回からは、 (我が家を含めて) 一般家庭ではあまり使わないようなアイテムを少しづつ紹介することにしましょう。
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