話はかなり前後してしまうのですが、先日用事があって息子の大学まで出掛けた帰り、カミさんが私の気分転換のために世田谷美術館に連れて行ってくれました。開催されていた企画展はコチラ、『北川民次展 メキシコから日本へ』でした。

北川民次が初めてメキシコを訪れたのはまだ1920年代!のこと。当時も治安はかなり悪かったようで、到着初日に荷物を全部盗まれてしまったそうです。まだメキシコ革命後の混乱期だったこともあり、そういう状況をテーマにした作品も色々ありました。


1936年に帰国して第二次世界大戦中は日本で過ごしたとのことなので、色々な意味で大きなギャップに苦しんだことでしょう。この ≪農園の夢≫ はまだ第二次世界大戦中の1943年に描かれた作品ですが、どのような思いでこの作品を描いたのかな?。

でも実は今回の企画展で一番インパクトのあった作品はコチラ、1970年に描かれた ≪夏の宿題≫ でした。

拡大してみると・・・

フランスでは1956年から筆記による宿題が法律で禁止されているそうですし、アメリカでも近年の研究で小学生においては宿題の量と学力には相関関係がないという結果が出ているそうです。

北川民次が初めてメキシコを訪れたのはまだ1920年代!のこと。当時も治安はかなり悪かったようで、到着初日に荷物を全部盗まれてしまったそうです。まだメキシコ革命後の混乱期だったこともあり、そういう状況をテーマにした作品も色々ありました。


1936年に帰国して第二次世界大戦中は日本で過ごしたとのことなので、色々な意味で大きなギャップに苦しんだことでしょう。この ≪農園の夢≫ はまだ第二次世界大戦中の1943年に描かれた作品ですが、どのような思いでこの作品を描いたのかな?。

でも実は今回の企画展で一番インパクトのあった作品はコチラ、1970年に描かれた ≪夏の宿題≫ でした。

拡大してみると・・・

フランスでは1956年から筆記による宿題が法律で禁止されているそうですし、アメリカでも近年の研究で小学生においては宿題の量と学力には相関関係がないという結果が出ているそうです。