いつもポルシェの整備でお世話になっている清水さんと一緒に、千葉県射撃場にライフルを撃ちに行きました。
今回私が持っていったのはコレ、アキュラシー・インターナショナルのパルマ・マッチ、つまり1000ヤード(約914m)競技用ライフルです。ストック形状はISSFのスタンダード規格適合のワルサーUITマッチ風(実際にワルサー社がOEMで製作していたそうです)ですが、銃身長が29.5インチもあるのでスタンダード種目には出場できません。
この銃の銃身、ボーダーとかじゃなくて、何とオリジナルのオーストラリア製マドコウ(Maddoco)でした!。昔から噂には聞いていたものの、この銃がやってくるまでは一度も本物を見たことがありませんでした。
アクションはアキュラシー・インターナショナルの競技用ライフルがクーパーマッチ・シリーズになるより前、つまりPM(L96A1)とかと同じ3ロッキングラグ、セイフティなしの角形ボルト・スリーブという一世代前の物です。
この銃のチャンバーは通常のISSF競技用よりタイトに作られています。手許にある使用済みの薬莢でハンドロードする場合、通常のFLダイで絞ったケースでは装填できないため、レディングのスモール・ベース・ボディ・ダイでもう一度絞ってから使用しました。精度に関しては次回お見せしますね。
現在、308Win.だけで用途別に3挺所持しているのですが、口径が同じでも事実上は薬莢の互換性はなく、 “メーカーはどこで、どの銃で何回使ったか” は個別に管理しなくてはなりません。
以前は口径が同じなら色々共用できて便利かな?と思っていたものの、現実にはリローディングダイのブッシングさえ全部別々だし、薬莢は目視で見分けがつかないので間違える可能性もあり、かえって厄介な状況かもしれません。実は最近かなり混乱気味で、この春にちょっとした失敗をやらかしてしまったので、いっそ古い薬莢は一度全部捨てて、ゼロから仕切り直ししようかな?。
話は変わりますが、清水さんが新しく導入したエアライフルの正体はコレ、ダイアナのM54エアキングでした。口径はあまり見掛けない25(6.35㎜)です!。例のダイアナ純正スコープマウントがちゃんと機能しているようで、今回はスコープが壊れちゃうようなことはありませんでしたよ。
最近、私の周りではAR、それもPCPとかじゃなくてスプリング式が流行ってます。皆さん過去に色々な経験を積まれた方々ばかりなので、敢えて難しいことにチャレンジしたくなるのかも知れませんね(笑)。私も大口径を一挺処分して、代わりにARを導入しようかと思っているのですが、出来れば皆さんと被らないモデルにしたいなぁ・・・・・・
■本日のオマケ
我が家から射撃場に行く途中のトンネル、このような様子でした。
復旧にはまだまだ時間が掛かりそうです。
■2024年01月27日
お問い合わせを頂いたので、アキュラシーインターナショナルのターゲットライフルのカタログ画像を貼っておきます。
今回私が持っていったのはコレ、アキュラシー・インターナショナルのパルマ・マッチ、つまり1000ヤード(約914m)競技用ライフルです。ストック形状はISSFのスタンダード規格適合のワルサーUITマッチ風(実際にワルサー社がOEMで製作していたそうです)ですが、銃身長が29.5インチもあるのでスタンダード種目には出場できません。
この銃の銃身、ボーダーとかじゃなくて、何とオリジナルのオーストラリア製マドコウ(Maddoco)でした!。昔から噂には聞いていたものの、この銃がやってくるまでは一度も本物を見たことがありませんでした。
アクションはアキュラシー・インターナショナルの競技用ライフルがクーパーマッチ・シリーズになるより前、つまりPM(L96A1)とかと同じ3ロッキングラグ、セイフティなしの角形ボルト・スリーブという一世代前の物です。
この銃のチャンバーは通常のISSF競技用よりタイトに作られています。手許にある使用済みの薬莢でハンドロードする場合、通常のFLダイで絞ったケースでは装填できないため、レディングのスモール・ベース・ボディ・ダイでもう一度絞ってから使用しました。精度に関しては次回お見せしますね。
現在、308Win.だけで用途別に3挺所持しているのですが、口径が同じでも事実上は薬莢の互換性はなく、 “メーカーはどこで、どの銃で何回使ったか” は個別に管理しなくてはなりません。
以前は口径が同じなら色々共用できて便利かな?と思っていたものの、現実にはリローディングダイのブッシングさえ全部別々だし、薬莢は目視で見分けがつかないので間違える可能性もあり、かえって厄介な状況かもしれません。実は最近かなり混乱気味で、この春にちょっとした失敗をやらかしてしまったので、いっそ古い薬莢は一度全部捨てて、ゼロから仕切り直ししようかな?。
話は変わりますが、清水さんが新しく導入したエアライフルの正体はコレ、ダイアナのM54エアキングでした。口径はあまり見掛けない25(6.35㎜)です!。例のダイアナ純正スコープマウントがちゃんと機能しているようで、今回はスコープが壊れちゃうようなことはありませんでしたよ。
最近、私の周りではAR、それもPCPとかじゃなくてスプリング式が流行ってます。皆さん過去に色々な経験を積まれた方々ばかりなので、敢えて難しいことにチャレンジしたくなるのかも知れませんね(笑)。私も大口径を一挺処分して、代わりにARを導入しようかと思っているのですが、出来れば皆さんと被らないモデルにしたいなぁ・・・・・・
■本日のオマケ
我が家から射撃場に行く途中のトンネル、このような様子でした。
復旧にはまだまだ時間が掛かりそうです。
■2024年01月27日
お問い合わせを頂いたので、アキュラシーインターナショナルのターゲットライフルのカタログ画像を貼っておきます。
モデル名 不明 となっていました。
長文で失礼いたしました。
お問い合わせの銃は恐らく300m UIT Standard Rifle だと思います。カタログの画像を貼っておきますのでご覧ください。
半谷範一
ご教授いただきまして、ありがとうございました。
添付いただいたカタログと同じものを添付して、所轄に申請し、銃砲店のモデル名についてのコメントもそえて何とか許可が出ました。手に入れてみるとボルトは巨大な3ラグでした。口径は.308です。前所持者は小石川の地下射撃場で使用されていたようです。
無事に許可が下りてよかったですね。もしどこかでお目にかかる機会がございましたら、お気軽にお声を掛けてください。
半谷