半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

火縄銃の短筒で50mを撃ってみました。

2009-11-26 20:07:05 | 前装銃射撃、古式銃
29日の全日本選手権、長筒の種目に短筒 (馬上筒) でエントリーしました 。もちろん勝ち目がないことは承知の上です (笑) 。でもさすがにぶっつけ本番というわけにも行かないので、今日は50mで短筒の練習をすることにしました。

いつもの2倍の距離ではあるものの、黒点の直径もいつもの2倍の40㎝もあるので、ちょうど同じくらいの大きさに見えますね。

まずはスタンディングから。銃の形状からして本当は片手の方が撃ち易いのですが、レギュレーションの関係で両手保持+頬付けという窮屈なフォームで撃たなければなりません。最初は25mと同じ12.5gr.の火薬量にして、前回ニッコー栃木綜合射撃場で撃ったときと同じ狙点で撃ってみましょう。




10発撃ってから監的壕で弾着の確認をします。前回のテストで全然当たらないわけではないことは分かっていましたが……




……おおっこれは!。でも再利用した練習用標的なんで、この画像じゃよく分かりませんよね (笑) 。分かり易いように、黄色いガムテープでマーキングしてみましょう。




これがその結果。何と7発が黒点という予想外の好成績。0点も1発撃っちゃいましたが、全弾標的紙に入りました!50mでもちゃんと当たりますね。でもちょっと弾着が低いので、少し狙点を上げてみましょう。




今度も黒点は7発で同じですが、全弾が点数圏内。狙点は合っているようなので、そのままでニーリングを撃つことにしました。




これがその結果。何と10発中9発が黒点で1発が5点。これなら50mで長筒と対等に勝負できるぞ!。でもさすがにこれはまぐれだろうなぁ (笑) 。



Bullet  .408” RB
Powder  FFFg 12.50 Grs.
Patch  ОX‐YОKE DRY‐UNLUBED .40-49CAL 0.018TH
Lube  マジックリン



12.5gr.はグラムに換算するとわずか0.81g。長筒の1/3~1/4程度の火薬量しかないので、撃って少し間をおいてから弾着の音が聞こえます。

「ドンッ、パコンッ」 ってな感じです。

そこで、最後に火薬量を前回ニッコー栃木で売った時と同じ15.0gr.に増やして10発撃ってみました。これがその結果。



Bullet  .408” RB
Powder  FFFg 15.00 Grs.
Patch  ОX‐YОKE DRY‐UNLUBED .40-49CAL 0.018TH
Lube  マジックリン


私の技術的な問題&遅発で外してしまった弾もあるので分かりにくいものの、グルーピング自体は大差ないようですね。

もし時間が取れたら、明日もう一回テストしてみることにします。

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