半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

世田谷美術館で、『民藝 MINGEI 美は暮らしのなかにある』を観ました。

2024-06-20 18:12:26 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で世田谷美術館に行きました。現在、『民藝 MINGEI 美は暮らしのなかにある』が開催されているのです。






"民藝" に関する展覧会というと、ウィリアム・モリスやアーツ・アンド・クラフツ運動の話から始まり、柳宗悦や濱田庄司や河井寛次郎や・・・まぁそういった歴史的な解説をメインにした展覧会が多いので、てっきり今回もそういった流れなんだろうなぁとあまり大きな期待はしていなかったものの、見せ方、切り口共に中々面白く、期待以上に楽しませていただきました。後で知ったのですが、今回のディレクターは深澤直人さんだったんですね。






今回は1Fと2F、両方を使用した展覧会で、世田谷美術館としてもかなり力が入っていることが良く分かりました。一部写真撮影可の展示展示もあったけれど、このようないかにも "民藝" の展覧会だなぁという展示だけではなく・・・






民藝を現代の暮らしに取り入れる提案などもありました。2Fの展示では現代の作家さんへのインタビュー映像があり、どれも大変興味深い内容だったのでスルーせずにご覧になることをお勧めします。





今回の企画展、もう民藝関連の展覧会はスルーしちゃっても良いかな?とお考えの皆さんにもお勧めできるような内容だと思いますよ。この企画展、会期は6月30日までとなっております。


■過去の民藝関係のブログ

2017年10月 日本民藝館で、 『 ウィンザーチェア ‐日本人が愛した英国の椅子‐ 』 を観ました。

2018年07月 世田谷美術館で、 『 没後40年 濱田庄司展 』 を観ました。

2018年08月 パナソニック汐留ミュージアムで、 『 没後50年 河井寛次郎展 』 を観ました。

2019年01月 21_21 DESIGN SIGHTで、 『 民藝 Another Kind of Art 展 』 を観ました。

2019年05月 世田谷美術館で、 『 ある編集者のユートピア 』 を観ました。

2019年05月 そごう美術館で、 『 ウィリアム・モリスと英国の壁紙展 ―美しい生活をもとめて 』 を観ました。

2020年11月 練馬区立美術館で、 『 式場隆三郎 [ 腦室反射鏡] 』 を観ました。

2021年01月 東京国立近代美術館で、 『 柳宗悦没後60周年記念 民藝の100年 』 を観ました。
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ダイハツ・ムーヴ(L902S)、エンジンオイルを交換しました。

2024-06-19 18:27:05 | ダイハツ・ムーヴ
お馴染み川口のBIS(ベストインポートサービス)まで、ダイハツ・ムーヴ(L902S)のオイル交換に行きました。




フィルターは前回交換したので、今回はオイルのみ交換です。




2回連続でキャッスルオイルを使ったのでどんな感じかな?と思っていたのですが、特に異常はありませんでした。




BISではフックス TITAN GT1 PRO C-3 5W-30を使っています。代車の軽自動車でもこれを使っているそうです。




今回はオイルのみ交換だったので、2.5ℓ でした。



今年の9月が車検なので、次回のオイル交換はその頃になりそうです。

■現在の走行距離
(2024年06月19日現在) : 13万8044km
■前回からの走行距離 (03月22日~06月19日) : 2844km
■今回の維持費
■部品代
エンジンオイル(フックス TITAN GT1 PRO C-3 5W-30、2.5ℓ) : 6250円
■工賃
エンジンオイル交換 : 500円
■その他
消費税 : 675円
■合計
7425円
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猫のお客さん、新顔が登場?。

2024-06-18 18:00:00 | 生き物
我が家の庭が近所の猫達の休憩所?になっていることは以前にも書いた通りです。キジトラの猫は全然見掛けなくなってしまったけれど、5年前にやってきた黒猫茶白の猫は、頻繁に裏庭で昼寝をしている姿を見かけます。きっと我が家の庭が安全地帯だと思っているんでしょうね。先日ダイニングの窓から外を見たら、いつもの場所に黒猫が寝ていました。しかし、急に顔を上げて警戒しているような素振りを見せたので何事かと思ったら・・・




垣根の間から別の猫が登場。首輪をしているので近所の飼い猫のようです。




一瞬、どうなるのか?心配したけれど、既に顔馴染みのようでした。



以前は勝手に家に入り込む猫とかもいてちょっと困ったこともあったけれど、最近やって来る猫達はせいぜいクルマのフードや屋根に足跡つける程度であまり悪いことはしないので、まぁのんびり昼寝することくらいは許してあげることにします。
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前装銃/古式銃射撃にはマストアイテム?。ボアスコープのお話。

2024-06-17 19:04:54 | 前装銃射撃、古式銃
現代の銃だけしか撃たない方であればあまり必要はないんですけど、前装銃/古式銃を撃つ人達にとって、持っていると結構役に立つ道具がこれ、ボアスコープです。前装銃や古式銃の場合、どんなに外見がピカピカで凄く程度が良さそうに見えても、ボアスコープで覗いてみたら銃身の内側の状態が悪くて実弾射撃には使えないような銃が沢山あるんですよ。




以前はホークアイというメーカーのプロフェッショナル用の製品を使っていたのですが、貸していた友人が亡くなって回収不能になってしまったこともあり、数年前にこのライマン製のボアカムを導入しました。ホークアイに比べると安価な普及品ではあるものの、私みたいな使い方であれば必要十分だろうと判断しました。




ホークアイは端から覗くという構造だったけれど、このボアカムはモニターに接続して見られるようになっています。




先端部分にミラーとライトが付いていて、銃身内部の様子を映し出すという構造です。




差し込んだ状態ではレンズの向きが分かり難いので、このような目印が付いています。




使い方は簡単。こうやって銃身に差し込めば・・・




モニターに中の様子が映し出されます。さらに画像をSDカードに記憶させることもできます。ホークアイは電池式でコードがなかったので、クルクル回したりするときにはとても使いやすかったけど、やはり画像が保存できるという点は魅力的ですね。




これは銃身の内側から見た火道の様子。この銃は大変程度が良いけれど、この周囲や薬室部分がボロボロに腐食して実射に耐えられないような銃も珍しくありません。私の場合、外見がどんなにきれいな銃でも、歴史的価値がある希少な銃でも、名工の作品でも・・・銃としての機能が不完全な物には何の魅力も感じません。



前装銃/古式銃の場合、銃身内部にダメージがある銃を撃つのは危険でもあるので、事前にこういった道具を使って確かめることをお勧めします。
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東京都美術館で、『デ・キリコ展』を観ました。

2024-06-16 18:17:08 | 美術館、展覧会
移動の途中、ちょっと時間があったので東京都美術館に寄りました。現在、『デ・キリコ展』が再際されているのです。




ジョルジュ・デ・キリコ、モチーフの使い回しが多くて、以前はあまり興味の湧かない画家だったのですが、2014年にパナソニック汐留美術館(当時はまだパナソニック汐留ミュージアムという名称でした)で開催された『ジョルジュ・デ・キリコ 変遷と回帰』を観て以来、興味を持つようになりました。今回は約10年振りの大規模な回顧展ということもあり、さすがにスルーはできませんでした。






個人的には自画像や古典絵画の様式に回帰していた頃の作品が興味深かったです。今回は展示室内の写真撮影は不可だったものの、フォトスポットが設けられていました。





この企画展、会期は8月29日までたっぷり残っているので、夏休みに観に行くというのもありでしょう。
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ヤマモモで木のトンネル、出来ました。

2024-06-15 18:00:00 | ガーデニング
我が家の門から母屋の玄関まで行く途中に植えているヤマモモ、いつも間にかすっかり大きくなって木のトンネルになりました。そろそろ実が落ちるようになってきたので、少し収穫してみようかな?。






玄関横のヘデラもこんなに育って、インターホンを覆い隠してしまいそうです。




ブドウの緑のカーテンもこんな様子。でもそろそろブドウスカシクロバの幼虫も大きくなってきたので、一度は全部食べ尽くされてしまうと思います。




ラズベリーは本格的な収穫を開始しました。




ブラックベリーはまだまだですね。




去年の7月に植えたブルーベリーとアジサイ、まだすべて生き残っています。アジサイには花も咲きました。




これは去年の11月に植えたモッコウバラ。期待通り、フェンスに絡まり始めました。



だんだん雑草も増えてきたので、そろそろ刈払機で草刈りをしておこうかな?。
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ちょっとグロい展示もありますが・・・国立科学博物館で、『知られざる海生無脊椎動物の世界』やってます。

2024-06-14 18:00:00 | 博物館、科学館、資料館
うっかりブログにUPするのを忘れていたのですが、先日国立科学博物館に『大哺乳類展3 わけてつなげて大行進』を観に行った時、日本館の企画展示室で開催されていたこの企画展、『知られざる海生無脊椎動物の世界』も観ておりました。




昔TVで観たB級モンスターパニック映画、『血に飢えた白い砂/ブラッドビーチ』(1981年、ジェフリー・ブルーム監督)がトラウマ映画となっている私としては(笑)、海生無脊椎動物はちょっと苦手です。今回は写真撮影可だったけれど、"アニサキスに寄生された〇〇〇" みたいな私にとってはちょっとグロ過ぎる展示も多くて、結局これ1枚しか撮ってませんでした。日本でも一部の地域ではユムシを食用にしているそうですけど、あれを食べられる方は "勇者" だと思います。




でも一枚物のフライヤーの他に、24ページのこんな立派なパンフレットが配布されていたので頂いてきましたよ。ウミウシとかアメフラシとかは色もカラフルで面白いですね。



この企画展、会期は次の日曜日、6月16日までとなっております。もし『大哺乳類展3 わけてつなげて大行進』を観に行こうとお考えでしたら、こちらもお見逃しなく。
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五島美術館で、『近代の日本画展』を観ました。

2024-06-13 18:00:00 | 美術館、展覧会
さて、今日は昨日のブログの続きです。

アンクルサムズ・サンドウイッチでボリューム満点のサンドウィッチを食べてお腹一杯になった私達は、少し足を延ばして久々にこちら、五島美術館を訪問してみることにしました。私は移動の途中の空き時間にふらっと訪れることが多いため、カミさんと二人で訪問するのは実に8年振りのことです。




現在開催されている企画展はこちら、『近代の日本画展』でした。さすがに国宝の 《源氏物語絵巻》 が展示されされるときは混雑することもあるけれど、それ以外の時は落ち着いて鑑賞できる美術館ですね。






カミさんと二人で訪問するのは久々だったので、絵画を鑑賞した後に庭園を散策させていただきました。高低差もあるので、一回りすると結構な運動になります。










途中でこんな場所を発見!。



でも今の時期は木々の葉も茂っているので、残念ながら富士山を見ることはできませんでした。
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上野毛、アンクルサムズ サンドウィッチでランチを食べました。

2024-06-12 18:00:00 | 食べ歩き
息子の卒業制作の素材をクルマで上野毛まで運ぶことになったので、カミさんを誘って アンクルサムズ・サンドウィッチに行くことにしました。時々利用させては頂いたものの、いつも写真を撮り忘れてしまうのでこのブログに登場するのは8年振り!になってしまいましたね。今回、カミさんはスモークサーモンのサンドウィッチを・・・




私はローストビーフのサンドウィッチを頂きました。どちらも20代の頃は注文するのに勇気がいるメニューだったけど、ようやくお財布の中身を心配しなくても頼めるようになりました。




飲み物は二人ともジンジャーエールです。



ご主人が亡くなってもう25年というお話を伺って、本当に時の経つのは早いなぁ・・・とちょっと感傷的な気持ちになってしまいました。いつかカミさんにここのカレーを食べさせてあげたいと思い続けているけれど、残念ながらちょっと事情があってカレーの日(毎週金曜日)はお休み中とのこと。近日中に復活の予定とのことだったので、また機会を見つけて訪問しようと思います。
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えっ!、これが刺繍?。目黒区美術館で、『青山悟 刺繍少年フォーエバー 永遠なんてあるのでしょうか』を観ました。

2024-06-11 18:00:00 | 美術館、展覧会
ごめんなさい。今日は既に終了した展覧会の話題です。

先日の日曜日、ちょっと用事があって近所まで行ったので、帰りに目黒区美術館に寄りました。




現在開催されている企画展はこちら、『青山悟 刺繍少年フォーエバー 永遠なんてあるのでしょうか』です。




青山悟さんの作品を初めて観たのは2020年に練馬区立美術館で開催された『再構築』という企画展のときでした。その時は刺繍作家というよりはモダンアートの作家というイメージが強かったこともあり、今回の企画展が開催されることを知ったときにも、中々イメージ繋がりませんでした(笑)。






青山悟さんの作品、私達が刺繍という言葉でイメージするものとは大きく異なっています。この≪東京の朝≫などは近づかない限り写真のように見えちゃいますね。




この作品、≪About Peinting≫では・・・




新旧の名画たちが刺繍で再現されていました。




どうやら刺繍=平面作品だという認識すら完全に誤りだったようです。








ワークショップルームではご本人が制作のデモンストレーションをされていました。使用しているミシンは1950年代の物とのこと。



この展覧会を観て、私の刺繍に対するイメージは大きく変わりました。刺繍というのは決して平面作品ではなく、インスタレーションを含めて実に多様な表現方法が可能なアートだったんですね。残念ながらこの企画展は終了してしまったけれど、もしまた青山悟さんの作品が展示される機会があったら、是非見に行こうと思っています。
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