稲垣えみ子さんの「寂しい生活」を読んでから、すっかりシンプルな生活に憧れてしまったワタクシ。
ただシンプルだけじゃなく、便利を止めてみるということにも少しずつトライ。
ちょっと前に「お櫃を使い始めた」とブログで書いた。
で、お櫃ライフはどうなのかというと、なかなか手強い。
なんせ始めたのが、残暑厳しい頃だもんね。
玄米の場合、お櫃に入れたご飯が白米に比べて早めに臭うようになってくる。
そうなると家族は、怖気付くわけです。
で、先日「はっ」とひらめいた!
焼きおにぎり!!
ちょっと臭いかけた玄米をかたーく結んで、フライパンで焼き、お醤油を塗って香ばしく仕上げる。
これは絶品なり。
怖気付いていた家族も「美味しい」と言ってご満悦。
そして「もうレシピ本はいらない」も買っちゃいましたよ。
またまた、色々と影響を受けてます。
家庭での生活もそうだけど、紅茶教室もシンプルでいいんじゃないかと思い始めてきました。
以前のワタクシは、オチャウケは、もっと凝ったものじゃなきゃいけないんじゃないだろうか、美味しいものを作らなきゃみたいなプレッシャーがドンドン増大していって、追い詰められそうになったこともありました。
時にはストレスと戦いながら菓子作りをしている私を家族が見て「紅茶教室なんだから、紅茶がメインでしょ。毎回同じシンプルなクッキーでいいんじゃないの?」と。
その言葉は、なかなか受け入れられなかった。
「そんなわけにはいかないのっ!」
でも、最近は、家族が言ったその言葉が正しい(?)と思えるようになってきた。
紅茶に自信があれば、それでいい。
私はお菓子の専門家じゃないんだし…
人の目を気にして、少しでもよく見てもらおうと思うと、間違った方向に進んでいくのかも。
シンプルにする、便利を止めてみる。
そんなことから、別の方向のいろんなことが見えてきました。
もっと脱力して生きていきたいです。
きっと出来るような気がしています。
そんなわけで、ワタクシの教室のオチャウケは、ドーンっと素朴でシンプルなのです。
(前からそんなに大したことないじゃん!失礼しました〜^^;)
〜紅茶塾DAGU〜