紫陽花が美しい季節です。
梅雨の雨に濡れた紫陽花は風情がありますね。
ある日の有松ジュージヤカルチャーセンターでの紅茶教室。
生徒さんが韓国旅行のお土産を持ってきてくださいました。
可愛らしい外観と甘さ控えめで、とても美味しかったです。
最近は、どこのクラスでも「変なもの(添加物)入ってないので大丈夫ですよー」と言って持ってきてくださる。
有り難いことです。
レッスン中の話題で、1本1,000円もするペットボトルの緑茶のことが持ち上がりました。
私は知らなかったんですけどね。
1本1,000円とは、なかなか勇気がないと買えませんが、限定発売で人気商品なんだとか。
このカルチャーセンターはイオンの中にあるので、1階の食品マーケットで買えることが判明。
みんなでシェアすれば、怖くない!w
というわけで、生徒さんがレッスン中に急遽買いにいってくれました。
これです。
ペットボトルではなく、高級感を出すためでしょうか、瓶でございました。
ドキドキ、ワクワクのテイステイングです。
そういえば、しばらくペットボトルのお茶を飲んでいないので、違いが分かるのか飲む前に不安になってしまいました。
それでも、美味しければ大成功ですよね。
みんなで飲むと感想を述べ合えるのも楽しいところ。
私の場合、紅茶であろうと緑茶であろうと、もともとペットボトルであることは反対の人間なので、高い金額を出すのなら、茶葉で淹れて水筒を持参した方がいいじゃないかと思ってしまう。
安くても石油から作られたペットボトルに飲料が詰められて、お手軽に入手できるということでゴミが増えるのも考えものだと思っていますよ。
中央分離帯の植え込みの中に散乱しているゴミと化したペットボトルを見ると悲しくなります。
「手軽」は便利ではあるけれど、私たちの日常から大切なものを忘れさせてしまいそうです。
そして、やっぱり、コレを見ると、私にはこの手の飲料は必要ないな~と思ってしまうのでした。
これは、あくまで個人の感想ね。
でも、良い体験できました。
先月の鳴海の紅茶教室で、生徒さんが若鮎を差し入れてくれました。
久しぶりに食べたのです。美味しかった!
ニルギリのクオリティと相性抜群でしたよ。
ごちそうさま。
毎日文化センター木曜日の紅茶教室。
お取り寄せスイーツを楽しむ「お取り寄せ部」を発足して随分経ちました。
生徒さんが率先してやってくださっています。
特にお取り寄せ部の部長Oちゃんは、面倒な手配を引き受けてくださっているで、頭が下がります。
さて、先月だったか、先々月だったか記憶が定かではありませんが(汗)、山梨県よりお取り寄せ。
皇室献上の超高級羊羹でございます。
数種類ある中から、白小豆の羊羹を選びました。
均等に切るのは緊張しますね。部長!がんばって!!
写真撮影も必須ですよ。
送料を加えて計算すると、この一切れはちょっとしたケーキの1カット分くらいのお値段かと。
一口で食べては勿体無いです。丁寧にいただきましょう。
紅茶との相性もバッチリ!至福のひとときでした。
先日、ノーマ農園にお野菜を買いに行った時のこと。
ゴボウの試し掘りをされていました。
真っ直ぐ地中に伸びていないゴボウを掘るのは、至難の業。
(申し訳ない!私は横でエールを送るだけ)
やっと掘れた自然栽培のゴボウさんです。
なかなかな感じですね。
それよりも、いつも農園へ行って気になっていたのは、青々と茂るゴボウの葉。
なんだか美味しそうに見えるんだけど「食べられますか?」と聞くと「苦いから無理」と。
この日もまたまた聞いちゃう「美味しそうなのに食べられないの?」。
食いしん坊だからね・・・・・ワタクシ(笑)
生の葉をみんなで、つまんで食べてみると、ハンパなく苦くて諦めました。
まるで漢方薬を食べているみたい。
が・・・・・その後、本当に食べられないのかネット検索してみると、しっかり下処理をすれば、美味しく食べれるとの情報が出ているではありませんか。
それならば、食べてみたい!
早速、ダメ元で試してみましたよ。
胡麻油炒め。
結果は、なんと!想像以上に美味しいではありませんか!!
成長し過ぎて硬いのが難点ですが、もう少し若いうちなら柔らかくて最高に美味しく食べられるでしょう。
もっと早くに調べておけば・・・・・残念。
ゴボウの方は、テッパンのきんぴらゴボウとなりました。
初体験、ゴボウの葉よ。アッパレ!!
農園では、ニンジンの花が美しく咲いておりました。
待ちわびていたヌワラエリヤのクオリティ(ラバーズリープ)が入荷しました。
ワタクシの教室でも人気のある産地です。
美しい黄金色。
爽やかな若々しい香り。
クオリティらしい清々しくシャキッとした渋味。
教室の皆さん、楽しみにしていてくださいね。
台湾お茶ツアー、茶畑見学のあとは、製茶場にてお話しを聴きました。
そんなに山奥ではないですが、長閑なところです。
まずは東方美人の製造方法を実際に目で見て学びます。
工場内に入る前には、靴にカバーが必要です。
見学時に中を汚さないようにね。
茶園のオーナーは若い女性。やり手ですねー。私も見習わなきゃw
このオーナーさん自ら、私たちの案内をしてくださいました。
摘んだ茶葉を萎凋しているところです。
インドやスリランカの製茶工場のように下から風を当てていないので、部屋の中には香りは充満していませんでした。
出来上がった茶葉は、新鮮なイイ香り。
製造工程の説明は、ガイドさんから代わって途中からワタクシが・・・・・
とは言っても、ワタクシそんなに烏龍茶や中国緑茶に詳しいわけではありません。
その後は、また移動して、動画で東方美人の諸々の説明を観ましたが、北京語なのでよくわかりませんw
映像なので、なんとか理解は出来ましたけどね。
視聴中に東方美人を出してくれました。
視聴が終わると、テイスティング体験会。
緑茶、凍頂烏龍、東方美人、紅茶、老茶の5種類。
なるほど・・・・・金属のスプーンではなく、レンゲでおこなうんですね。
レンゲに付いた香りも確かめるんですよ。
茶殻もチェックですよ。
これは紅茶も同じですね。
さて・・・みなさん、お好みはどれですか?
こういう場面になると真剣ですね。
ちゃんとお勉強している感じ、いいですねー。
上質な茶葉の香りには、本当にウットリさせられます。
やはり、お茶にはお茶の香り!
着香では味わえない贅沢です。
お茶の世界の深さに改めて感動した瞬間なのでした。
先に投稿しましたとおり、紅茶塾DAGUの今年のお茶ツアーは台湾。
http://blog.goo.ne.jp/dagu-tea/e/fa3b496da5f58480f56a74dbc5910671
例年はインドやスリランカなど、紅茶の生産地に行くことが多いのですが、今回は台湾の烏龍茶、東方美人の産地、新竹の方へ向かいました。
参加者さんたちと見たかったのは、茶畑ももちろんですが、茶葉にに着く虫・・・・・ウンカ。
和名はチャノミドリヒメヨコバイ。
インドではグリーンフライ。
英語ではtea green leafhopper。
台湾の言葉では茶小緑葉蝉。
学名をJocobiasca formosanaといいます。
久しぶりに我が家にある害虫の本を引っ張り出してみました。
チャノミドリヒメヨコバイについて載っています。紅茶教室の皆さんには、今度レッスンでお見せしますね。
ウンカが付くとそもそも従来ない香りを発するようになるらしく、これを製茶することで、さらに香気が変化し、リナロール類が著しく増加し、素晴らしい香りを発することになるということです。
東方美人に感じることのできる甘い香りの要因物質であるホトリエノールは、もともと茶葉が持つ香気成分であるリナロールが、ウンカの為害による酵素反応によってジオールに変化生成され、さらに製茶工程の加熱により生成されるのだそうです。
もちろん、ウンカによる恩恵は東方美人のみならず、インドのダージリンなどでも活用されているのです。
害虫さんも産地が違えば、害虫じゃないんですね。(この表現、当たってるかな?)
さて、我々はバスで、お世話になる茶園に向かいました。
怡明茶園
山の中、ずんずん歩いて・・・・
こんなに美しい景色を眺めることができました。
さらに歩くと、みんなが一斉に「わーっ!」と声を出してしまうほど素敵なロケーションが広がっていました。
台湾でも有名な場所のようで、ドラマなどの撮影にも使われるんだそうです。
クールで、あまり笑わないガイドさんも思わずニッコリと自撮りしてしまうほど(笑)。
この日も何組かの新婚さんが、撮影に来ていましたよ。
幸せの波動をお裾分けいただきました。
我々も記念撮影。
そして、この道をズンズン進むと茶園が登場します。
到着。
「おーい!ウンカさーん、名古屋から会いに来ましたー。姿を見せてくださーい」(イタイですか?)
そして、この後、念願の対面が叶いました。
めでたし。
つづく。
今年の紅茶塾DAGUお茶ツアーは、台湾でした。
今回は、このメンバーです。
こんな大層なツアー名を付けていただいて、なんだか気恥ずかしい(大汗)。
今回の目的は、台湾の「東方美人」という烏龍茶の茶畑見学。
発酵が深くてダージリンに似ているとも言われています。
東方美人とダージリンの共通点としては、ウンカという虫によって芳しい香りの茶が出来上がるということ。
普通、ウンカは茶の害虫とされています。
で・・・・・「ウンカに会いに行こう!」ということで、今回のツアーを企画しました。
お邪魔させていただいたのは、自然農耕の茶園です。
そんなわけで、雑草もボーボー生えています。
柔らかな一芯二葉の近くにウンカは、いるかな・・・・・と探したのですが、私たちが行った時間帯は暑かったので、ウンカの皆さん、お隠れになられているようです。
頑張って発見!
とりあえず、まずはココまで。
ウンカや旅の詳細は、また後ほど・・・・・