ベック式!難単語暗記法ブログ

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5月9日(金)受験古典授業ポイント

2008-05-19 | Weblog
 問一

①動詞「かくる(隠る)」は、主語が高貴な人の場合は、「亡くなる」の意であると解説に書いてある通り。したがって、「かくれさせ給ふ」となれば必ず「お亡くなりになる」である。

②これも解説に詳しいが、イの「根拠のないこと」やウの「都合の悪いこと」などでは、謙遜として行き過ぎ。「つまらないものですが、どうぞ召し上がって下さい」とは言っても、「腐ってるものですが、どうぞお召し上がり下さい」ということはないでしょ。

⑥これも解説通りだが、自発の「る」完了の「ぬ」を伴った「落ち合はれぬ」は完全に熟語で「わかった」の意味だと考えて問題ない。

問二
 A.「のたまふ」が尊敬語なのは当たり前。語の中に尊敬語の代表とも言える「たまふ」が入っている。

 B.「尊敬語」というのは「偉い人」が主語とする言葉。

 Dの答えがウの「人」であることは、「かく申させ給へ」という兼方のセリフからもわかる。

確認テスト5解説;

問三.「頼みし木の(A)を漏らすがごとく」のごとくとあるので、何のために頼るのかというと、「雨やどり」か「日よけ」しか考えられない。したがって答えは「雨」か「日」に絞ることができると判断できるわけです。ただ、一応これ決まり文句なので、これを気に覚えてね。

今回の暗証用例文は『ゴロ覚え古文単語600』「たまのを」の例文です。
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