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本多利明、『経世秘策』・『西域物語』を著す

2008-09-17 | 『日本史ゴロ覚え(文化史編)』
ホンダ形成 富国策。 
  本多利明 『経世秘策』『西域物語』 富国策 
 越後の経世家本多利明は日本各地を遊歴し、天明の飢饉やロシアの南下を機とする北方問題への関心から貿易による富国政策の必要性を痛感。『経世秘策』・『西域物語』などで、航海・貿易・開発・専売などによる開国進取の海外経略富国策を主張した。
                   
暗記のポイント 本多利明は『経世秘策』・『西域物語』などで、富国策を主張。

● 『経世秘策』 本多利明著、1798年成立。「経世秘策」とは国を経営し、富国とすべき秘訣となる政策の意。自ら見聞した天明の飢饉からの鋭い危機意識を背景に、西洋の知識に裏づけられた富国策を示した。

● 『西域物語』 本多利明著、1798年成立。「西域」は西洋の意。西洋事情を肯定的に紹介。利明の経世論が、当時の鎖国下では注目すべき西洋認識に裏づけられていることをよく示す。


〈経世論〉 本多利明が『経世秘策』・『西域物語』を著した頃、藩の専売制
にともなって商品経済が発達。こうした経済の発展を背景に、太宰春台は『経済録』で藩の専売を提案(「太宰」の〈ザイ〉は『経済録』の〈ザイ〉)し、安藤昌益は『自然真営道』で武士が農民から収奪する封建社会を批判した。また、佐藤信淵は『経済要録』・『農政本論』で重商主義的な殖産興
業政策、統一国家を構想した。
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 1000年頃 清少納言、『枕草子』を著す

2008-09-17 | 『日本史ゴロ覚え(文化史編)』
聖書枕に 屁ぇこくで。
清少納言 『枕草子』 平安時代 国風文化 定子
 平安時代の国風文化を支えたのは、宮中の女性たちを中心とした仮名文字の普及であった。一条天皇の中宮定子に仕えた清少納言は、貴族生活や自然の移り変わりを鋭敏な目で見つめ、随筆『枕草子』を著した。美に対する清新な感覚、人事に対する細かく鋭い観察などは、『源氏物語』と並ぶ古典文学の白眉とされる。                  
暗記のポイント 
 中宮定子に仕えた清少納言は随筆『枕草子』を著した。

● 清少納言 歌人清原元輔の娘。紫式部と並び称せられた才女で、一条天皇の中宮定子に仕えた。著書には『枕草子』のほかに家集『清少納言集』がある。

〈『国風文化』〉 菅原道真の建議によって遣唐使が廃止されると、唐の文化の影響が薄れ、わが国独自の国風文化が発達。かな文字を基礎とする国文学が隆盛を極めた。和歌の分野では『古今和歌集』が編纂され、物語では『源氏物語』が成立。貴族は寝殿造と呼ばれる邸宅に住み、大和絵が描かれた。また、仏教では来世の極楽浄土を願う浄土信仰が生まれた。
「死んで浄土か 若者や」
         寝殿造 浄土信仰 かな文字 和歌 物語 大和絵

コメント (3)
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