● 明治時代(明治天皇 第1次桂太郎内閣)
Russo-Japanese War begins.
戦苦を承知 日露戦。
1904年 日露戦争
ローズヴェルト大統領の仲介
ロシアは北進事変後も軍隊を満州にとどめ、南下の気配を見せた。
第1次桂太郎内閣は日露協商論を退け、ロシアの南下を牽制するため、1902年に日英同盟を結んだ。
そして1904年、日露戦争が勃発。
翌年日本は旅順・奉天を占領し、ロシアのバルチック艦隊を日本海海戦で破ったが、国力は限界に近づいた。ロシアも国内の革命運動が激化し、戦争の早期終結を希望。ローズヴェルト米大統領の仲介により、翌1905年にポーツマス条約が結ばれた。
《ポーツマス条約の内容の覚え方》
1905年に結ばれたポーツマス条約で、ロシアは遼東半島南部の租借権、南満州鉄道の経営権の他、北緯50度以南の樺太の領有権などを日本に譲った。《条約が締結された「1905年の」〈05〉をひっくりかえして「50度以南」を覚えれば、年代ともども一石二鳥!》。
◆小村寿太郎
◆ローズヴェルト米大統領