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鎌倉文学

2016-07-27 | 『新世界史頻出年代暗記』

 

〈2013京都大・前期

 5.1185年、平氏一門は壇ノ浦合戦で滅亡し、平氏が奉じた[ ケ ]天皇も入水した。平氏が東国の源氏に敗北した一因は、西国が大飢饉に見舞われ、兵糧米が欠乏したことにあった。この飢饉の惨状は、[ コ ]が著した随筆『方丈記』に克明に描かれている。

(答:ケ安徳、コ鴨長明)〉

〈2013早大・政経:「
下線部c元弘の頃に成立し、作者独特の無常観に基づいて書きつづられた随筆集はどれか。

 ア太平記 イ徒然草 ウ方丈記

 エ風姿花伝 オ更級日記)」

(答:イ徒然草 ※鎌倉末期の元弘の乱は1331年)〉

〈2012慶大:法:「
 神職の家に生まれ育った[ 1・2 ]は、和歌の道に優れた文化人だった。[ 3・4 ]の名を受けて藤原俊成が撰上した『[ 5・6 ]』に若くして一首が入集するなど、地下歌人として才能を認められるようになり、[ 7・8 ]によって和歌所が再興されると、藤原家隆、飛鳥井雅経らとともにその寄人に任じられた。このときに撰上された歌集にも10首が入集しており、あわせて25首を勅撰集に残している。一方で、神職の地位を得ようとし、河合社(ただすのやしろ)の禰宜になることを望んだが、[ 7・8 ]の後ろ盾があったものの、一族の反対にあって叶わず、しまいには寄人の職を投げ打ち、50歳を迎えた春、出家して大原の山中に閑居し、しばらくして日野の草庵に移り、そこで『[ 9・10 ]』を著した。天災や戦乱、飢饉が相次ぎ、社会が大きく変わりゆく時代を生きた[ 1・2 ]は、以下の[1]から[4]に一部を引用するように、若い時分に京の都で体験した災厄の数々を『[ 9・10 ]』の中で述懐しており、ここから、中世の人々の災害感を垣間見ることができる。

(答:12鴨長明 34後白河院 56千載集 78後鳥羽院 910方丈記)〉

〈2014明大・農(食料環境政策):「
問3 下線郎(ア)源実朝に関連して、源実朝は万葉調の和歌を詠み、歌壇に新風を送ったといわれているが、彼の和歌が残されている歌集は何か。下記から最も適切なものを一つ選べ。

 A金槐和歌集 B金葉和歌集 C山家集

 D新葉和歌集 E万葉集註釈

(答:A)〉

〈2014近大・法:「
問2 空欄[ 2 ]には『金槐和歌集』の作者が入る。該当する人名として最も適当なものはどれか。次の1~4のうち一つを選べ。

 1藤原定家 2西行

 3宗尊親王 4源実朝

(答:4)〉


〈2013南山大学:外国語(英米)総合政策:「
足利学校の再興者とされる[ D ]は、1439年に宋版の経典をこの学校に寄進しているが、それは[ E ]によって創設された金沢文庫の蔵書であったと推定されている。

問10 空欄[ D ]および[ E ]に入る語の組合わせとして、正しいものを、下記のア~エから、1つ選びなさい。

 ア D-上杉憲実 E-北条実時
 イ D-上杉憲実 E-北条早雲
 ウ D-上杉治憲 E-北条実時
 エ D-上杉洽憲 E-北条早雲

(答:ア)〉

コメント
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