Text p.342
A 国共内戦
・1945年8月 日本軍の降伏。
→ a 国民党 のb 蒋介石 とc 共産党 のd 毛沢東 が、重慶で初めて会談。
・ 同 年10月 ▲ 双十協定 が成立、 政治協商会議 の開催が決まり、翌年開催されるが決裂。
・1946年6月 全面的な内戦に突入。
a 国民党 (b 蒋介石 が指導) → 1947年 新憲法発布 翌年総統となる。
→ アメリカが指導。外国資本の買弁化し、政権内部の腐敗・汚職が続き民衆の支持無くなる。
c 共産党 (d 毛沢東 が指導) → ▲e 新民主主義論 を提示。農村の土地改革を実施。
→ 47年なかごろ▲f 人民解放軍 が各地で攻勢に出る。
1949年12月 国民党軍、敗れてg 台湾 に逃れ、h 中華民国政府 を維持。
→ a 国民党 のb 蒋介石 とc 共産党 のd 毛沢東 が、重慶で初めて会談。
・ 同 年10月 ▲ 双十協定 が成立、 政治協商会議 の開催が決まり、翌年開催されるが決裂。
・1946年6月 全面的な内戦に突入。
a 国民党 (b 蒋介石 が指導) → 1947年 新憲法発布 翌年総統となる。
→ アメリカが指導。外国資本の買弁化し、政権内部の腐敗・汚職が続き民衆の支持無くなる。
c 共産党 (d 毛沢東 が指導) → ▲e 新民主主義論 を提示。農村の土地改革を実施。
→ 47年なかごろ▲f 人民解放軍 が各地で攻勢に出る。
1949年12月 国民党軍、敗れてg 台湾 に逃れ、h 中華民国政府 を維持。
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B 中華人民共和国 の成立
・1949年9月 共産党、a 人民政治協商会議 召集。新国家建設を決議。
= 共産党と各界代表(国民党を除く)、民主勢力を結集。 ・1949年10月1日 B 中華人民共和国 の建国を宣言。 b 毛沢東 主席・c 周恩来 首相 首都をd 北京 とする。 → e 社会主義国 の建設始まる。 1950年2月 モスクワでf 中ソ友好同盟相互援助条約 締結。 → アメリカ・日本を仮想敵国とし、社会主義陣営に加わる。 |
建国宣言をするb 毛沢東 。 |
1950年6月 ▲g 土地改革法 農民に土地を配分。また財閥企業を国営に移す。
・ 同 年10月 h 朝鮮戦争 に参戦。(次節で説明)
・1953年 i 第1次五カ年計画 に着手。
ポイント=j 工業化と農業集団化の推進
・1954年 i 中華人民共和国憲法 制定。新民主主義に基づく社会主義国家の建設。
→ 社会主義国、インド・イギリスなどは中華人民共和国を承認。アメリカは
k 台湾 のl 中華民国政府 を中国の正式代表とし中華人民共和国を承認せず。
・ 同 年10月 h 朝鮮戦争 に参戦。(次節で説明)
・1953年 i 第1次五カ年計画 に着手。
ポイント=j 工業化と農業集団化の推進
・1954年 i 中華人民共和国憲法 制定。新民主主義に基づく社会主義国家の建設。
→ 社会主義国、インド・イギリスなどは中華人民共和国を承認。アメリカは
k 台湾 のl 中華民国政府 を中国の正式代表とし中華人民共和国を承認せず。
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・アジア諸民族の自立
1. 朝鮮の分断 1943年のa カイロ会談 で戦後の独立、保証される。
・1945年8月15日 日本の植民地支配終わる。= 光復節という。
→ 日本撤退に伴い北部にソ連軍、南部に米軍が進出。b 北緯38度線 で南北に分断される。
1947年 国連、南北同時選挙を決議、ソ連が拒否。アメリカが南だけの単独選挙を強行。
→ 1948年4月、 済州島四・三事件 単独選挙に反対した民衆蜂起が軍によって弾圧される。
・1948年 南部にc 大韓民国 成立。総選挙でd 李承晩 を大統領に選出。
北部にe 朝鮮民主主義人民共和国 成立。最高人民会議で首相にf 金日成 選出。
→ 1950年 南北対立からf 朝鮮戦争 が勃発(後出)
→ 日本撤退に伴い北部にソ連軍、南部に米軍が進出。b 北緯38度線 で南北に分断される。
1947年 国連、南北同時選挙を決議、ソ連が拒否。アメリカが南だけの単独選挙を強行。
→ 1948年4月、 済州島四・三事件 単独選挙に反対した民衆蜂起が軍によって弾圧される。
・1948年 南部にc 大韓民国 成立。総選挙でd 李承晩 を大統領に選出。
北部にe 朝鮮民主主義人民共和国 成立。最高人民会議で首相にf 金日成 選出。
→ 1950年 南北対立からf 朝鮮戦争 が勃発(後出)
2. フィリピン 1945年3月 日本軍撤退。マニラ市街戦で10万人が犠牲になる。
・1946年 アメリカからa フィリピン共和国 独立宣言。
1951年 a 米比相互防衛条約 締結 → 親米反共路線へ転換。
→ 抗日ゲリラ組織 ▲b フクバラハップ は抗米闘争続ける。
→ 1955年に鎮定される。
1951年 a 米比相互防衛条約 締結 → 親米反共路線へ転換。
→ 抗日ゲリラ組織 ▲b フクバラハップ は抗米闘争続ける。
→ 1955年に鎮定される。
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3. インドネシア 大戦中からa オランダ オランダからの独立運動続く。日本軍に協力。
・1945年8月17日b インドネシア共和国独立宣言 。c スカルノ 大統領となる。
→ a オランダ が植民地再開を目指し、武力介入。
・1947年 d インドネシア独立 戦争始まる。→ 国連が仲介、
1949年 ハーグ協定 が成立。オランダとの連合国家、 インドネシア連邦共和国 となる。
・1950年 オランダとの連邦を解消し、d インドネシア共和国 を再発足させる。
→ b スカルノ の指導のもと、多様な民族の統一を模索。
→ a オランダ が植民地再開を目指し、武力介入。
・1947年 d インドネシア独立 戦争始まる。→ 国連が仲介、
1949年 ハーグ協定 が成立。オランダとの連合国家、 インドネシア連邦共和国 となる。
・1950年 オランダとの連邦を解消し、d インドネシア共和国 を再発足させる。
→ b スカルノ の指導のもと、多様な民族の統一を模索。
4. ベトナム の独立
・日本占領下の1941年にa ホー=チ=ミン がb ベトナム独立同盟(ベトミン) を結成。
→ 日本軍撤退後、c フランス の植民地支配が復活。
・1945年 d ベトナム民主共和国 の独立宣言。
・1946年 e インドシナ戦争 勃発。フランスが独立を認めず、武力弾圧開始。
→ 1949年 フランス、f バオ=ダイ (阮朝最後の王)をたてg ベトナム国 とする。
・1954年 h ディエンビエンフーの戦い 仏軍大敗。→i ジュネーブ協定 成立。
→ フランス、インドシナから撤退。j 北緯17度線 を軍事境界線とする。
1955年 南部にk ベトナム共和国 成立(ゴ=ディン=ディエム政権)。→ アメリカが支援。
→ ベトナムは南北の分断状態となる。 → ベトナム戦争(後出)
→ 日本軍撤退後、c フランス の植民地支配が復活。
・1945年 d ベトナム民主共和国 の独立宣言。
・1946年 e インドシナ戦争 勃発。フランスが独立を認めず、武力弾圧開始。
→ 1949年 フランス、f バオ=ダイ (阮朝最後の王)をたてg ベトナム国 とする。
・1954年 h ディエンビエンフーの戦い 仏軍大敗。→i ジュネーブ協定 成立。
→ フランス、インドシナから撤退。j 北緯17度線 を軍事境界線とする。
1955年 南部にk ベトナム共和国 成立(ゴ=ディン=ディエム政権)。→ アメリカが支援。
→ ベトナムは南北の分断状態となる。 → ベトナム戦争(後出)
・その他のインドシナ諸国 いずれもc フランス から独立。
・l カンボジア 1949年 独立。m シハヌーク の指導で中立政策を進める。
・n ラオス 1946年 独立。左右の対立で内戦が始まる。
・l カンボジア 1949年 独立。m シハヌーク の指導で中立政策を進める。
・n ラオス 1946年 独立。左右の対立で内戦が始まる。
地図:アジア諸国の独立(東アジア・東南アジア・南アジア)
・イギリスからの独立国
1. インド 2. パキスタン 3. ビルマ4. セイロン 5. マレーシア
・フランスからの独立国
6. ベトナム 7. カンボジア 8. ラオス・オランダからの独立国
9. インドネシア・アメリカからの独立国
10. フィリピン・日本からの独立国
11. 大韓民国 12. 朝鮮民主主義人民共和国・新国家を建設(旧満州国を含む)
13. 中華人民共和国・戦前からの独立国
14. タイ 15. モンゴル 16. アフガニスタン1.インドとパキスタン イギリスの植民地からの独立運動続く。→ 宗教対立表面化。
A インドの分離独立
・第二次世界大戦前から、宗教的対立が続く(コミュナリズム問題)。
┌ a 全インド=ムスリム連盟 のb ジンナー :パキスタンの分離・独立を主張。
対立 ┤
└ c インド国民会議派 のd ガンディー :統一インドを主張。
┌ a 全インド=ムスリム連盟 のb ジンナー :パキスタンの分離・独立を主張。
対立 ┤
└ c インド国民会議派 のd ガンディー :統一インドを主張。
・第二次世界大戦後、イギリスの労働党e アトリー 内閣、植民地政策の転換。
1947年 f インド独立法 制定。分離独立を承認。 = イギリス帝国の終結。
g ヒンドゥー教徒 主体のh インド連邦 ┐
├ 分離独立(イギリス連邦には留まる)
i イスラーム教徒 主体のj パキスタン ┘
→ 新国境の策定により両教徒がそれぞれの国へ大移動。衝突事件が多発した。
1947年 f インド独立法 制定。分離独立を承認。 = イギリス帝国の終結。
g ヒンドゥー教徒 主体のh インド連邦 ┐
├ 分離独立(イギリス連邦には留まる)
i イスラーム教徒 主体のj パキスタン ┘
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B 両国の対立
・1947~49年 a カシミール 帰属問題※をめぐりb 第1次インド=パキスタン戦争 起こる。
※藩王国の国王はヒンドゥー教徒であったが、住民の大部分はイスラーム教徒である。
・インドの動き 初代首相c ネルー
1948年 d ガンディー暗殺 、急進的なヒンドゥー教徒に暗殺される。
1950年 カースト制の禁止などを含む インド憲法 を制定。アンベードガル(不可触民出身)らが起草。
→ イギリス連邦から離脱し、e インド共和国 となる。(初代大統領プラサド)
・パキスタンの動き イギリス連邦内の自治領として独立。初代総督はf ジンナー
インドの東西に領土が分かれる(東パキスタンは現在のバングラデシュ)。
1956年 イギリス連邦から離脱し、国名をパキスタン=イスラーム共和国とする。
→ 58年 アユーブ=ハーン、軍事クーデターで独裁権を握る。
※藩王国の国王はヒンドゥー教徒であったが、住民の大部分はイスラーム教徒である。
・インドの動き 初代首相c ネルー
1948年 d ガンディー暗殺 、急進的なヒンドゥー教徒に暗殺される。
1950年 カースト制の禁止などを含む インド憲法 を制定。アンベードガル(不可触民出身)らが起草。
→ イギリス連邦から離脱し、e インド共和国 となる。(初代大統領プラサド)
・パキスタンの動き イギリス連邦内の自治領として独立。初代総督はf ジンナー
インドの東西に領土が分かれる(東パキスタンは現在のバングラデシュ)。
1956年 イギリス連邦から離脱し、国名をパキスタン=イスラーム共和国とする。
→ 58年 アユーブ=ハーン、軍事クーデターで独裁権を握る。
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現在も両国の対立続く。
2.その他のイギリス植民地の独立
・a セイロン 1948年 自治領として独立。
→ 1960年からバンダラナイケ首相(世界最初の女性首相)
→ 1972年にb スリランカ に改称。
・c ビルマ タキン党の▲d アウンサン の指導でイギリスから独立運動。
→ 一時日本の支援を受けるが、1944年から抗日戦に転じる。
1948年 e ビルマ連邦共和国 として独立。
1962年 ネ=ウィン政権(社会主義を標榜する軍事政権)成立。
→ 1989年 ビルマ軍事政権、国号をf ミャンマー に改称。
・マレー半島 1957年 g マラヤ連邦 として独立。
1963年 シンガポール・英領ボルネオと合体してh マレーシア連邦 となる。
・i シンガポール 華人が多数を占める。マレー人の多いh マレーシア連邦 からの分離要求強まる。
→ 1965年 分離独立。経済成長を遂げる。
→ 1960年からバンダラナイケ首相(世界最初の女性首相)
→ 1972年にb スリランカ に改称。
・c ビルマ タキン党の▲d アウンサン の指導でイギリスから独立運動。
→ 一時日本の支援を受けるが、1944年から抗日戦に転じる。
1948年 e ビルマ連邦共和国 として独立。
1962年 ネ=ウィン政権(社会主義を標榜する軍事政権)成立。
→ 1989年 ビルマ軍事政権、国号をf ミャンマー に改称。
・マレー半島 1957年 g マラヤ連邦 として独立。
1963年 シンガポール・英領ボルネオと合体してh マレーシア連邦 となる。
・i シンガポール 華人が多数を占める。マレー人の多いh マレーシア連邦 からの分離要求強まる。
→ 1965年 分離独立。経済成長を遂げる。
3.イラン a パフレヴィー朝 が存続、1935年から国号をb イラン とする。
・第2次大戦中、イギリス・ソ連が進駐 → 民族主義運動強まる。
→ イギリス資本のc アングロ=イラニアン石油会社 に対し、国有化を求める運動起きる。
・1951年 イラン国民議会がd 石油国有化 を可決。e モサデグ 首相が断行。
→ イギリスの対抗により、石油減産 → 財政難に陥る。
・1953年 アメリカのCIAが画策したf イラン=クーデター でe モサデグ 政権倒れる。
→ g パフレヴィー2世 の独裁体制強化。親英米路線に転換し上からの近代化路線を進める。
→ イギリス資本のc アングロ=イラニアン石油会社 に対し、国有化を求める運動起きる。
・1951年 イラン国民議会がd 石油国有化 を可決。e モサデグ 首相が断行。
→ イギリスの対抗により、石油減産 → 財政難に陥る。
・1953年 アメリカのCIAが画策したf イラン=クーデター でe モサデグ 政権倒れる。
→ g パフレヴィー2世 の独裁体制強化。親英米路線に転換し上からの近代化路線を進める。
4.アラブ世界の動向
A パレスチナ問題 の発生 19世紀末からa ユダヤ人 のb シオニズム 運動が強まる。
・第一次世界大戦中、c バルフォア宣言 でパレスチナでのユダヤ人国家の建設を認める。
→ 大戦後、パレスチナはd イギリスの委任統治領 となる。
→ a ユダヤ人 のパレスチナ移住が始まる。
・1930年代以降 ドイツでナチスが台頭 → ヨーロッパ各地からユダヤ人の移住続く。
→ アラブ側にユダヤ人入植反対運動起きる。ユダヤ人も反イギリスの活動を強める。
・1945年3月 エジプトなどのアラブ7ヶ国 e アラブ諸国連盟 を結成。
加盟国=f エジプト・レバノン・シリア・イラク・トランスヨルダン※・サウジアラビア・イエメン
→ アラブ諸民族の統一行動強まる。 → パレスチナにおけるユダヤ人との対立を強める。
2. レバノン
3. シリア
4. イラク
5. トランスヨルダン
→ (1949年に) ヨルダン に改称
6. サウジアラビア
7. イエメン
10. イラン
11. アフガニスタン
→ 大戦後、パレスチナはd イギリスの委任統治領 となる。
→ a ユダヤ人 のパレスチナ移住が始まる。
・1930年代以降 ドイツでナチスが台頭 → ヨーロッパ各地からユダヤ人の移住続く。
→ アラブ側にユダヤ人入植反対運動起きる。ユダヤ人も反イギリスの活動を強める。
・1945年3月 エジプトなどのアラブ7ヶ国 e アラブ諸国連盟 を結成。
加盟国=f エジプト・レバノン・シリア・イラク・トランスヨルダン※・サウジアラビア・イエメン
→ アラブ諸民族の統一行動強まる。 → パレスチナにおけるユダヤ人との対立を強める。
地図:戦後の西アジア諸国
・アラブ連盟加盟国
1. エジプト2. レバノン
3. シリア
4. イラク
5. トランスヨルダン
→ (1949年に) ヨルダン に改称
6. サウジアラビア
7. イエメン
・ユダヤ民族の建国
8. イスラエル・その他
9. トルコ10. イラン
11. アフガニスタン
▼
B イスラエル の建国
・1947年 イギリス(労働党政府)がパレスチナ撤退を決定。
・1947年11月 a 国際連合 の総会、b パレスチナ分割決議 を採択。 = パレスチナをユダヤ国家とアラブ国家に分割し、 c イェルサレム は国連管理下に置く案。 → ユダヤ人側は受け入れる。 ・1948年5月 B イスラエル 建国宣言。(テルアビブにて) 初代首相 ベングリオン 。アメリカ・イギリスが支援、ソ連も承認。 → アラブ側川は一斉に反発。 ▼C パレスチナ戦争 1948年5月~49年3月
・a イスラエル に対し、b アラブ諸国連盟 軍が攻撃。
→ イスラエルが圧勝する。 = C 第1次中東戦争 ともいう。 理由:アラブ諸国は王制国家の連合体で結束力が弱く装備も古かった。 ・1949年7月 停戦 → a イスラエル 、国連決議よりも広範囲な地域を占領。 1950年にはc イェルサレム を首都とすることを宣言。 → エジプトはd ガザ地区 を占領。 ヨルダンはe ヨルダン川西岸 を占領。 ・結果 アラブ人国家は建設されず、f パレスチナ難民 が発生。 → 100万人以上がヨルダン、レバノンなどに逃れる。 ▼ |
A 国連分割案 B 戦争後の状況 1. イェルサレム 2. ガザ |
1952年 f エジプト革命 が起き、アラブ側の変革始まる。
1964年 パレスチナ人、g パレスチナ解放機構(PLO) を結成。(第17章3節へ)
1964年 パレスチナ人、g パレスチナ解放機構(PLO) を結成。(第17章3節へ)