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薬学・高峰譲吉

2017-11-28 | 生物暗記法

飛躍しタカジ侮れん。

(高峰譲吉(じょうきち))(タカジアスターゼ)(アドレナリン)

[point]
1.薬学の高峰譲吉は、アドレナリンを抽出し、タカジアスターゼを発明した。

[解説]
1.高峰譲吉(1854~1922)は、加賀藩の藩医の家の出。12歳の長崎遊学で西洋科学に目覚め、適塾に学び、数校を経て、工部大学校(後の東京帝大工学部)応用化学科を卒業。グラスゴー大学に3年留学の後に、農商務省に入省。1884年の渡米をきっかけに米人女性と結婚、1890年に再渡米して以後アメリカへ永住。
 1894年、小麦麹(こうじ)から消化薬タカジアスターゼを発明する。タカジアスターゼは消化薬として有名になった。さらに1901年に家畜の内臓からアドレナリンを世界で初めて結晶化した。アドレナリンは今日まで最も重要な医薬品の一つである。

〈2013学習院大学・文

 一方、綿糸紡績では、(18)〔イ臥雲辰致 ロ高峰譲吉 ハ田中長兵衛 ニ田中久重 ホ豊田佐吉〕の発明したガラ紡が、1877(明治10)年の内国勧業協覧会に出品されて注目をひき、各地に普及することとなった」

(答:イ)〉

〈2004大学入試センター試験追試:「
問2 下線部(b)明治後期の日本の科学は飛躍的な発展を遂げ、世界的な水準に達する研究も発表されるようになったに関して、この時期の出来事として正しいものを、次の1~4のうちから一つ選べ。

 1 田中館愛橘は、赤痢菌を発見した。
 2 高峰譲吉は、アドレナリンを発見した。
 3 湯川秀樹が、ノーベル賞を受賞した。
 4 志賀潔は、地磁気の測定で成果をあげた。

(答:2〇 ※1×田中館愛橘は地磁気の測定、3×湯川秀樹は第2次大戦後に受賞、4×志賀潔は赤痢菌の発見)

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医学・志賀潔

2017-11-28 | 入試問題+ゴロ合わせ

いや苦難志賀赤痢菌。

1897年 志賀潔、赤痢菌


[point]

1.細菌学の志賀潔は、赤痢菌の発見で知られる。

[解説]

1.志賀潔(1871~1957)は、仙台藩士の家に生まれる。帝国大学医科大学(後の東京帝国大学医学部)を卒業後、北里柴三郎に師事、1897年に赤痢菌を発見。ドイツに留学してエールリヒに師事、世界初の結核治療ワクチンを発明。なお赤痢菌の学名は志賀潔に因んでShigellaという。 

2017早大・人間

問6 下線部e日本人の学者による独創的な研究に関連して、正しいものはどれか、1つ選べ。

 ア 大森房吉は、原子摸型理論を発表した。

 イ 木村栄は、地球の緯度変化公式のZ項を発見した。
 ウ 志賀潔は、ペスト菌を発見した。
 エ 鈴木梅太郎は、アドレナリンを抽出した。
 オ 長岡半太郎は、地震計を考案した。」

(答:イ〇 ※ア×大森房吉は大森式地震計の発明、ウ×志賀潔は赤痢菌の発見、エ×鈴木梅太郎はオリザニン(ビタミンB₁)の抽出、オ×長岡半太郎は原子構造の研究)〉


2016関西学院大学・全学部

 科学では、[ c ]が赤痢菌を発見し、また[ d ]はビタミンB1の抽出に成功するなど、世界水準の研究も発表された。

問3.空欄c・dに該当する人物の組み合わせとして、正しいものを下記より選びなさい。


 ア.c北里柴三郎 d鈴木梅太郎
 イ.c志賀潔   d大森房吉

 ウ.c志賀潔   d鈴木梅太郎
 エ.c北里柴三郎 d大森房吉」

(答:ウ)〉

2016立教大・現心コミュ福観光営

問12.明治以降、日本における医学・薬学研究は進展した、これに関する記述として正しいのはどれか。次のa~dから1つ選べ。

 a.志賀潔が黄熱病の研究ですぐれた業績を生んだ
 b.鈴木梅太郎が脚気の研究からビタミンB₁を発見した
 c.長与専斎が破傷風の血消療法を発見した
 d.秦佐八郎が赤痢菌を発見した」

(答:b)〉

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