ノーベル賞受賞者によると

　今週の水曜日、立命館大学草津キャンパスにて、1987年、ノーベル生理学・医学賞を受賞した利根川進氏の講演を聞いた。
　印象に残ったのは、しっかりと議論のできない学生は伸びないという言葉であった。最先端の研究施設では、徹底的な議論や討論を通じて自分の個性を固めていき、偉大な研究者になっていくという話であった。
　僕がぼんやりと考えていたことを明確に表現してくれたように思う。はっきりとものを言えるようなること。諸君もこのことをしっかりと心掛けていくとよい。
　親御さんたちは、はきはきとものを言えるような子どもにするよう、心掛けるとよい。そのためにはどうすればいいか。あまり親がしゃしゃり出ず、交渉ごとをなるべく子どもにさせるようにするといい。国語力などすぐにつきます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ベスト学習会講師　別宮孝司