PM1:00開演
一番目の出演は「原田知世」
「ちゃん」と呼びたくなるところだけど、彼女ももう47歳になるんですね。
1983年角川3人娘の2代目として、5万7千人の中から選ばれたシンデレラガール。
どうしても映画&主題歌共に大ヒットしたデビュー作「時をかける少女」の可憐な女子高生のイメージが我々世代にはいまだに残っているのですよ。そのくらい強烈だった。
でも彼女は映画やドラマ同様に
音楽活動も精力的にずっとおこない良質の作品を発表し続けてもいます。
バンド演奏に導かれて登場した彼女は清楚な佇まいはそのままにすっかりと素敵な大人の女性に成長していました。
映像、画像で見るよりも数倍本物は綺麗なのにもビックリ。赤と黒を貴重にしたドレスもスラリと着こなし、とても似合っていて雰囲気にもピッタリ。
バンドマスター&ギタリストの伊藤ゴローを筆頭に7人の男性バックメンをしたがえてしっっとりとした癒し系のトモヨ・ワールドを届けてくれました(ドラマーの横にぶら下がっている独特なウィンドチャイム。よくよく見てみると色々な形状をした無数の鍵がビッシリと輪の金具に取り付けられていました)。
去年発表の「NOON MOON」、最新アルバム「恋愛小説」のことなどやメンバー紹介を交えてけっして派手ではなく、多少はにかみ気味のMCでステージは進行。やっぱりそのしぐさは可愛いらしいなあ。
「風が気持ちいいですね。今年は縁あって3回も北海道でコンサートをさせてもらいました」の言葉に大拍手。
優しい気分に浸れる至福の一時。
アンコールはノラ・ジョーンズ2002年の代表作(これ、名曲!私も大好きです)「DON’T KNOW WHY」
こちらのバージョンもなかなかに心地よい。
本編50分、アンコール込みで1時間の内容。
後方から掛け声も飛び交い、終始トモヨ・スマイルを絶やす事のない愛らしくもキュートなコンサートでしたね。
TPプレイヤーの人は、もうドリンク片手に観客に変身。
会場内を闊歩していました。
音源専用棚を探ったらEP&LPが出てきました。
彼女のボーカル同様にレコードもクリア盤なのですよ(塩化ビニールはもともと透明。そこに着色をしているそうですよ)。
ポートレートも貴重です。一部レンタル品ですがね。