THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

CHICAGOSCOPE21

2017-05-01 19:11:38 | CHICAGO

MASA'S ART CHICAGO LOGO RESPECT GALLERY

AORバンドしての名声も沸点に達した頃に発表されたアルバム「シカゴ21」は一般には失敗作と言われ

シカゴ自身もライブにて積極的にここからは演奏しようとしていません。

でも内容は珠玉の名曲がビッシリと詰まっていて、駄作なんて皆無。

オーバー・プロデュース気味ではありますがね。

バンドもファンも、この時期には多少食傷気味だったのでしょう。

去年惜しまれつつも脱退してしまったジェイソン・シェフは、これまた旧メンバーとなってしまったビル・チャンプリンと共に

素晴らしい仕事をしていますよ。

プレイはもとより、涙無しでは聞けないバラードにおける熱き熱唱は、何度聴いても琴線震えっぱなしです・・・・。

だから大好きなアルバムです。

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SOUTH CALIFORNIA PURPLES

2017-05-01 18:09:58 | STAのレパートリー

熱烈的ファンの間でも最高傑作の誉れ高い、記念すべきデビューアルバム「CHICAGO TRANSIT AUTHORITY(邦題:シカゴの軌跡)」収録。

新人バンドとしては異例のアナログでは2枚組み。ニューヨークのCBSスタジオで1969年1月20日から31日までのわずか10日間でレコーディング。

デビュー作のみバンド名は「CHICAGO TRANSIT AUTHORITY」

セカンド・アルバムから「CHICAGO」に改名。もちろんバンドが結成された街である。

1969年4月発表。最高17位にランクイン。同年暮れにはゴールドディスクを受賞。

結局米国内では200万枚以上を売り上げる。今も人気を誇るヒット曲も多数生み出す。

でこの「サウス・カリフォルニア・パープルス」CDでは8曲目、LPでは2枚目のA面2曲目。

6:11

作者はキーボード&ヴォーカル担当のロバート・ラム。

ボーカルもロバート本人。

 歌詞には一度もタイトルどころか、カリフォルニアという地名さえ出てきません。

代わりに「LA(ロスアンジェルス)」と歌っています。

まあそれはともかくも、へヴィーなテリーキャスのかっこいいイントロからはじまります。このリフが肝で延々と2コードで繰り返されます。次いでベースもユニゾンで。ハモンドオルガンのアタック音。そしてタメの効いたドラムが追随。

クリームの「サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」を参考にしたようなミディアム・テンポな曲作り。

あちらよりもヒネリが効いていますが・・・。

ブラスセクションも他の曲に比較してきても極力控えめ。

デビュー時のシカゴ(トランジット・オーソリティー)はなんとあのジミ・ヘンドリクスにたいそう気に入られていたそうです。

ツアーにも同行させてもらい「君達のバンドのギタリストは俺なんかよりも上手い!」と絶賛。またブラスロックにも興味津々だったそうです。

存命ならばジミヘンのブラスロックも聴けたでしょうね。

で、そんなこともあってか、ここでの曲はジミヘン流シカゴ風ブラス・ロックの様相を呈しています。

そんなことなども想像を張り巡らせてみながら聞いてみてください。

ね!いかしたサウンドでしょう。

隠れた名曲でしょ。テリーのギターなんかジミヘンが乗り移っているようなプレイ。ギターソロも秀逸でエモーショナル。

 

 

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POPCORN(CHICAGO)

2017-05-01 17:42:59 | CHICAGO

MASA’S ART CHICAGO LOGO RESPECT GALLERY

電子楽器は誕生したばかりの70年前後、大々的にそれらの器材を導入した音楽が新鮮なサウンドも伴って世界中で注目されて大ヒットしました。

なかでも私が強烈に覚えているのがホットバターというグループが発表した「ポップコーン」

ムーグ・シンセサイザーを前面に押し出したそれは、今までに聞いたことのない不思議かつポップな響きで魅了してくれました。

バンド名も曲名も言いえて妙。

イントロでは、熱蒸気をシューシュー音で表現。

次いで軽めなパーカッションと、可愛らしいメロディが主題。

あのポップコーンがポンポンと弾け飛ぶ様を見事に演じています。

現在でもよくテレビなどでもBGMに使用されていますから、若い方達も耳に馴染みがあるのでは?

 

 

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