THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

chicago 16

2017-05-16 20:35:00 | CHICAGO

シカゴ16』(Chicago 16)は、アメリカのバンド、シカゴの13枚目のスタジオ・アルバム。1982年6月7日に発表された。このアルバムはシカゴの新しい時代が始まることを宣言するものとなった。この後10年間続くワーナーとの契約において、最初にリリースされたアルバムでもある。デイヴィッド・フォスターのプロデュースとしても最初のアルバムである。そして、1978年の『ホット・ストリート』以来、シカゴにとって真の意味でのヒット・アルバムであり、バンドに商業的成功という意味での重要かつ長きにわたる「セカンド・ウィンド」をもたらしたアルバムでもあった。いくつかの意味で、1970年代のかなりの成功をもしのぐアルバムになったのである。

1981年にもなると、バンドのメンバーは、自分達の商業的な意味での訴求力とイメージがかつてなく低下していることに気がついた。そこで、サンズ・オヴ・チャンプリンのオリジナルメンバーでフロント・マンでもあったビル・チャンプリンをメンバーとして迎え入れ、キーボードとヴォーカルを任せることにした。この試みはうまくいき、チャンプリンはテリー・キャスの後をうまく引き継ぐことに成功した。また、シカゴ14のセッション以来、クリス・ピニックがメンバーの一員となっていた。しかし、バンドのマネージャーであるジェフ・ワルドを通じて、デイヴィッド・フォスターがバンドと接触することになった。

シカゴは、次の新しいアルバムのプロデュースをフォスターに任せることを決めると、(メンバーは1980年のシカゴ14を念頭に置いていたのだが)フォスターは、1980年代のシカゴのサウンドを根本から徹底的に考え直し、最新のマシンと技術を導入し、バンドの外に作曲家を探し、スタジオ・ミュージシャンをセッションに参加させるという、重要な変更を行ったのである(TOTOのメンバー4人がそのテクニックをセッションで披露している)。

メンバー達の中で、バンドのスタイルの変化によって最も有利な立場に立ったのは、ピーター・セテラだった。音楽的な志向が、多くの部分でフォスターと共通していたのである。彼ら二人のアダルト・コンテンポラリー志向は、シカゴ16のあちこちに横溢している。彼らのルーツであるジャズ・ロックのアンサンブルのスタイルからさらに遠ざかることになり、シカゴを若い世代の新しい聴衆の耳に届くようにするのに成功したのである。フォスターとセテラの協力によって、チャートに登場することのないバンドの舵取りが首尾良く運んだのである。バンドは、コロンビアでの活動を終えて新しいレーベルに移籍し、新しいメンバーを迎えて(ビル・チャンプリン)この前までいたテリー・キャスはもう去ったのであった。ロバート・ラムも、個人的な問題のためにアルバム制作の大部分で関与すせず、かつての多作な作曲家も、新しいアルバムではわずか一曲にクレジットされるだけとなった。パーカッションを担当していたローディール・デ・オリヴェイラもまたシカゴ14とシカゴ16の間の時期に、バンドを去ったのである。

1982年6月にアルバムが発表されると、シカゴ16はアルバムとしてビッグ・ヒットとなった。特に、「素直になれなくて(Hard to Say I'm Sorry)」は、アメリカでの第2 のシングル1位を記録することとなり、結局アルバム自体はプラチナ・ディスクを獲得し、第9位まで上昇した。こうしてシカゴの未来は無事救われたのである。シングルは、映画「青い恋人達」のサウンド・トラックに収録された「素直になれなくて/ゲッタウェイ」で、長めのバージョンを聞くことができる。「ラヴ・ミー・トゥモロウ(Love Me Tomorrow)」はこのアルバムからのさらなるヒットとなったが、この曲は、後半に長いオーケストレーションをフィーチャーしている。

ライノ盤のリマスター版には、「What You are Missing」と「Love Me Tomorrow」の完全版は収録されていない。「What You are Missing」はシングル盤のバージョンに差しかえられており、「Love Me Tomorrow」は曲の終わり近くで一部が削除されている。とはいえ、ライノ盤にはビル・チャンプマンのデモ録音である「Daddy's Favorite Fool」がボーナストラックとして収録されている。

イギリスで当初発売されたオリジナルLPには、「What Can I Say」の前に「Rescue You」が収録されていた。

〜ウィキペディアより〜

masa's art chicago logo respect gallery

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職人ドラマー、ジム コープリーを偲んで…

2017-05-16 20:31:06 | free form space

名手ジム コープリーを偲んで…
サイケデリックスでの活躍以外にも、数多くのチャー作品に参加しています。
久しぶりに我がコレクションをチェックしてみてビックリ。
まだまだたくさんあるのでしょうね。
チャーのオリジナルアルバムを筆頭にシングル、ベスト、ライブ、コンピものと盛りだくさん。
チャーからの絶対的信頼を得て叩いています。
ありとあらゆるジャンルに精通したドラムテクニックは、さぞかし妥協なきうるさ型のチャーにとっても納得のゆく頼もしき存在だったことでしょう。
もっとたくさんの名演を繰り広げて欲しかったなあ。残念です。

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HIGHROAD (chicago)

2017-05-16 18:07:15 | CHICAGO

王道なChicago Albumならこんな感じがいいな。Live In Japanの革に刻印が秀逸だったけど...
実は歴代のヒットアルバムはベージュから茶系の色合いが多く地味なジャケットが多いのです。

masa's art chicago logo respect galleryさんからのメッセージです。

確かに初期の黄金時代アルバムジャケットは渋めの

芸術的な作品が多いですね。

細部にまで行き届いた職人気質に満ち溢れた風合いが素晴らしい。

いつまでも愛され続ける流行に左右されないデザイン。

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PSYCHEDELIX(JIM COPLEY)

2017-05-16 17:52:52 | free form space

今月、惜しまれながら白血病で亡くなったイギリスの名ドラマー、ジム コープリー…。
やはりジムといえば、日本が誇るギターヒーロー、チャーと結成したサイケデリックスが極め付けでしょうね。
ジムが数多くの作品を制作した一番の相棒はチャーだと思います。
お互いに対するリスペクト愛が実を結んだ結果の名作目白押し。
「チャーぐらいのギタリストならば、あっちにいけばけっこういるよ」なんてさらっと言っちゃうジムの発言はイギリス人気質ならではのウィットとユーモアだと思いますよ(*^_^*)。
なんたってサイケデリックス結成と前後してあの伝説のピンククラウドが解散してしまいましたからね。ピンククラウドのラストアルバムと、サイケデリックスの初期作品を聴き比べたら、それも一目瞭然。
その後もジムとチャーとのタッグはサイケデリックスにとどまらず多方面で実現します。
またUPPが縁でジェフベックと懇意にしているジムの仲立ちで、チャーはベック宅にも遊びに行ったことがあるそうです。凄いなあ!!!
ベックはチャーの目の前で嬉しそうにギターを弾きながらありとあらゆるテクニックを披露。
チャーに迫りながらいかにも「どうだ!上手いだろう!」と言いたげにご満悦。チャーいわく「わかった、わかった!あなたは世界のジェフベックでしょう!」と心の中で苦笑いだったそうです。チャーのベック感「ジェフベックがギターをいじっている姿は、子供がおもちゃで遊んでいるのと同じ」なるほど。
そんなわけで、チャーの音楽フィールドがワールドワイドに開けていったキーマンは間違いなくジムコープリーでしょうね。
ビデオソフトでもジムはチャーとの火花散る名演を展開しています。
「スモーキー」は何人ものドラマーが叩いてきましたが、ジムのスリリングなグルーヴ溢れるかっこいいドラミングが群を抜いていると思いますよ!

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