THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル

2018-05-08 22:17:18 | CHICAGO

今、話題の映画「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」

2018アカデミー助演女優賞に輝いた作品。あのフィギュアスケート選手トーニャの伝記!
テレビで宣伝映像を何回か見たんだけど、なんととてもいい場面でシカゴの「長い夜」が「ガガガガガーン!」と効果的に流れてくるのです!主演女優は全くスケートの経験がなく、この作品の為に猛特訓を積んだとのこと。恐るべしハリウッドムービー!

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bill.tamara&will champlin

2018-05-08 20:14:47 | CHICAGO

元シカゴのテクニカル・スーパー・ドラマーのダニー・セラフィン率いる「カリフォルニア・トランジット・オーソリティ」初来日公演は大盛況のうちに終了。
ダニーのシカゴ時代の盟友ビルチャンプリンもメンバーとして特別参加。病からの復帰ということもあり多少痩せ気味で老けた感じではありましたが、カリスマ性は健在。相変わらずさすがと唸るほどの渋いソウルフルボーカルを披露してくれました。
ビルは1969年にブラスロックバンド「サンズオブチャンプリン」で2枚組みアルバムを引っさげてデビュー。マイペースでの活動で優れた作品をいくつも生み出し、サンフランシスコ界隈では語り草となる存在でした。
バンド解散後は、数多くの名盤にセッション参加。AORシーンには欠かせない、ミュージシャンとなりました。それと並行してソロアルバムもコンスタントに発表。
そしてシカゴへの加入を経て、ワールドワイドに知名度を高めるわけです。
ただ、サンズオブチャンプリン時代もですが、ソロになってもレーベルの問題があり、名曲が膨大にあるにもかかわらずベストアルバムがないのです。問題をクリアして発表したら、話題になることは間違いないと思いますよ。そこで1997年に制作されたのが「メイディ」なる代表作品網羅のライブアルバムです。バックにはグレッグマティソン、愛妻タマラらが参加しています。14曲収録。
その奥方タマラは1995年に日本未発売ではありますが、唯一のソロアルバムを発表しています。
「ユーウォントゲットトゥヘブンアライブ」12曲入。
彼女のキャリアから勝手に、クリアなスィートボイスをイメージしていたのですが、実際にはパワフルでハスキーなボーカルなのでぶっ飛んでしまいました。もちろんバラードチューンでも、素晴らしい喉を聞かせているのですが、このアルバムはAOR系というよりは女性版ボン・ジョビという感じ。
参加ミュージシャンは夫のビル、パットマステラット、故ニッキーホプキンス、グレッグマティソン、ブルースガイチ、そして元シカゴのトリスインボーデン他。
タマラはほとんどの楽曲も自ら書き上げています。
チャンプリン夫妻の愛息ウィルチャンプリンも、マルチな音楽活動で気を吐いています。
写真は2009年発表のセルフタイトル。日本未発売。
13曲入り。
両親もサポートはしていますが、全くそんなこと不必要というくらいな才能を発揮しています。
世の中には2世が多方面のジャンルで脚光を浴びてはいますが、中には親の七光りで名ばかり、話題性ばかりでイマイチの者も。そんな方々からしたら、ウィルの才能は比較にならないほどに抜きん出ていると思いますよ。末恐ろしや、ウィル君!
CTAのセカンドアルバムにもウィルは参加していて、ライブでも歌っていたので、もしかしたら、チャンプリン一家で一緒に来日するか?と思いましたが、さすがにそれはありませんでしたね…残念。
で、チャンプリン一家総出のライブDVDも2012年に発表しています。
14曲入り。日本未発売。
「santa fe&the fat city horns.bill.tamara&will champlin」

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a guitar odyssey/a tribute to yngwie malmsteen(CD)

2018-05-08 17:54:56 | free form space

ギタリストに対する憧れは、10代の頃からずっと変わらなく持ち続けています。
渋いギタリスト、華やかなギタリスト、バカテクなギタリスト、カリスマ性を持ったギタリスト。どのタイプも好きです。
3大ギタリスト以外にも数多くの素晴らしいギタリストがいますが、中でもヴァンヘイレンの登場は衝撃的だったのではないでしょうか。
彼のおかげでギター奏法は当然として、楽器に対する考え方も間違い無く大きく豹変したはずです。
イングヴェイJマルムスティーンもしかり。
ジミヘンをテレビで観てギターに興味を持ったそうですが、明らかに彼が一番影響を受けているのは、リッチーブラックモアでしょ。
当初、中々本人は認めなかったですけどね。
どう見たって最初に脚光を浴びた時は、丸々リッチーでしたから^_^!性格まで結構似てるし…。
ハードロックのジャンルにクラシックを大胆に導入して独自の様式美スタイルを確立。
なんたってカッコイイアクションを連発しながら、目にも止まらぬ超速弾きを披露するんだから、世界中のロック小僧達は度肝を抜かれました。
特に日本での人気は絶大!
この手のタイプは日本人受けするのです。
イングヴェイは地元のスェーデンでヨーロッパのメンバーらとパワーハウス、ライジングフォースなどのバンド活動を経て、ギタリスト発掘人マイクバーニーの目に留まり単身アメリカへと乗り込みます。
マイクの斡旋でロンキールが所属するスティーラーに加入。アルバム1枚を発表するもバンドは解散。
しかし元レインボーのボーカリスト、グラハムボネットが結成したアルカトラズに加入してワールドワイドな知名度を獲得。
私を含めてほとんどの人がここでイングヴェイを知ったのではないでしょうか?
初来日公演を私は観ることができましたが、はっきり言って主役のグラハムボネットのボーカルはぼろぼろ…!イングヴェイの独壇場でしたね。はっきりと新たなギターヒーローの誕生を目撃した瞬間でしたね。
思ったとおり、帰国後にイングヴェイは脱退。間髪いれずソロ活動をメインとしての活躍。それが現在までずっと続いています。
私はその後も2人目の悪妻とイチャイチャしての髭面イングヴェイや、インスピレーションツアー(この時はイングヴェイがイチオシのボーカリスト、マークボールズが目的。メガトンボイスでしたが、動きがちょい変…)でのライブを観る機会がありましたが、相変わらずのブレないインギー(この愛称は本人あまりお気に入りではないらしい)ワールドに圧倒されましたね。
写真はスエーデンから発表されたイングヴェイのトリビュートアルバム。
やはり本国におけるイングヴェイ人気は、別格なのでしょうね。さすがにほとんどが見事なくらいに知らないバンドやミュージシャンばかりですが、内容はかなり楽しめました。アクの強い人もいたりしますが、曲が素晴らしいから申し分なし。
アルカトラズの曲が多いのもポイント高いです。1999年の作品だから「エクリプス」までをセレクト。
ただ、唯一の不満と言えば名曲インスト「ファービヨンドザサン」が収録されていないことかな。

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