THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

フルメンバーで準備万端、整いましたよ!

2018-11-14 03:05:25 | リハーサル

はい、冷え込み厳しきおり、皆様いかがお過ごしでしょうか。

聞くところによると、今年の北海道は記録的に初雪が遅いとのこと。

そういえば、例年ですと今頃はすでに雪にまみれた日々があってタイヤの交換に大わらわだったように記憶しております。

 

さてさて、今週の土曜日に控えた小樽ゴールド・ストーン「北運河の夜VOL,70」ライブ・イベント。

なんと10バンドが大挙しての出演。

ジャンルもバラエティに様々で、女子力が濃厚といういやはやなんとも華のある内容。

そこへ満を持してオオトリをつとめるのが、我等がSTAであります!

しかも久し振りの2桁編成で総勢10人!

ただの大所帯ではありません。

STA史上最強のメンツが集結。顔ぶれがハンパではないねえ。

各方面のツワモノがSTAコンセプトに賛同してくれて参加してくれることに。

なんという心強いことか。

各自がワクワクしながら、その日その時、その瞬間を心待ちにしております。

そのために組み込まれたスタジオ・リハは2回。

先週はトロンボーンのカミソウくんのみが欠席で9人参加。

彼は今年の春に名古屋から北海道の大学に入学。

つまりまだ半年たらずの北国生活なのですよ。

そこへもってきて、急激な寒さを生まれて初めて体験しちゃった。

どうやらそれが原因で風邪をひいたらしく寝込んでしまったそうです・・・。

でもそこは体力ある若者。

一日休んでいたら回復したそうで、今回のリハには元気一杯に合流。

マサはサワケン、カミソウくんを愛車に同乗させてスタジオ入り。車には自身のベースとサワケンのパーカッション類が満載です。

それらをロビーにおろして、しばしの歓談。

すでにファニーはくつろいでいて、トランペット吹く気満々。

ファニーは今回のセット・リストに決定済みの4つからなる楽章組曲スコアを一部手直し整理して、参加するホーンセクション達に配布しておいてくれました。

挨拶を交わしたカミソウ君にも、もちろんニュー・スコアを手渡し。

即座にカミソウくんは、ニュー・トロンボーン・スコアを真剣な眼差しでニラメッコ検証。

よって古いスコアは、混乱を招くおそれがあるためにマサが回収(スコアの束から曲を探すのに、演奏中も四苦八苦していたので・・・・)。

マサにもファニーは、それら管楽器全パート・スコアを手渡し。

迅速な対応に感激だ。

カウンターに置いてあるノド飴をもらって(空気が乾燥しているので喉のケアは大切)ぶらついていると、続々とメンバー達が到着。

マサはカシオペアのLDの件でクルさんと和気藹々。

ファニーも「野呂一生モデルのヤマハギターを持っているよ!」とクルさんに商談を掛け合う。

10分前だけど、オーナーの心意気にてスタジオ入り。

マサはユミ嬢のキーボードも運搬。

カミソウ君と初対面のメンバーらにはマサが紹介。

あっという間にスタジオ内は、賑やかな芋洗い状態に。

フルメンバー10人が大集合。

これだけの人数で全員揃ったなんて奇跡だ!

でも、マイクケーブルが足りない・・・立ち位置はどこにしようか?・・・などと話し合っているうちにセッティング&ウオーミングアップ&チューニング完了。

もう暑いよ・・・というメンバー達がいたので暖房エアコンも灯油ストーブもスイッチ・オフに。

ユミ嬢は持参したヤマハキーボードの電源コードを紛失してしまったとのことで、「スタジオ設置のピアノで演奏します!」と苦肉の策を講じた。

でもスタジオ・カウンターに予備の電源コードがあったため、無事接続することができました。良かったね!!

先週の段階でほとんど音はまとまっているので、カミソウくんに細かな説明を加えて(彼は先月のモダン・タイムでSTAライブは経験済み)マサが壁に貼り付けたセット・リスト表に沿っていきなり、本番さながらでのプレイ。

オープニングの部分も、マサがナレーション交えて全体を鼓舞。

これだけの人数だけに先週も迫力満点だったけど、より厚みが増している。

STA初ライブのクル&ユミさんの2人は、2度目のリハゆえ貫禄タップリに取り組んでいます。

サワケンはこのたびのライブにかける意気込みは尋常ではありません。

主催者のサワケンとの橋渡し役がSTAのサワケン(全くの他人なんだけども同姓同名!)。

ウインドウチャイムを購入して、このリハで初導入。

LP製のヴィブラ・スラップも金属パーツを買ってきてスタンドに固定。

試験的に使用してみたのですが、残念なことにリハ後半部分ではぐらつきがでてきちゃいました。

本番ではないから、この反省点を踏まえてライブに臨みましょう。

カミソウくんがソロの切り込み隊長。

その瞬間、10人の中に打ち溶けていました。

鬼門ともいえる序盤のエンディングでのキーボードのタメ具合や、ベルトーンのニュアンスや順番確認。

バッキングの抑揚の付け方も話し合い。

MCもマサが時間確認を含めてこなす(珍しく曲の内容も解説しちゃいました)。

マサからイヨちゃんにリード・ボーカルを交代して、4つの組曲をぶっ通しでプレイ。

やはり随所に散りばめられた落とし穴にはまってしまった・・・。

それでもファニーが配布してくれたニュー・スコアの効果は絶大。

コーラスとボーカルとのコントラストは前回とは雲泥の差。

マサが歌ってジュン&イヨちゃんが彩りを添える。

ブレイクの瞬間も歯切れよさには要注意。

クルさんが「変わった曲調やリズムや構成がとても面白い」とご満悦。

ユミサンも同意見のようだよ。

カミソウくんも先月に初めて知ったシカゴなのに、予想どおりはまっているとのこと。

お気に入りの曲は例の初期代表作(笑)。

クルさんはソロやアンサンブルにいろいろ試行錯誤した結果、より成長の跡が垣間見えてきました。

音色もひんぱんに足元のエフェクター・ボードツマミをいじりながら調整。

研究熱心な姿に感銘を受けたね。

ヤスは数箇所に配置されているドラム・ソロに悩み続けている御様子。

鬼気迫るスティックワーク炸裂。そのどれもが怒涛のサウンド。

クルさんも太鼓判を押すほどのテクニックの持ち主。

3人目のリード・ボーカルはジュン。よりエモーショナルな喉を披露。ジュンがイヨちゃんに託していたコーラスも、先日マサが送っておいたジョン・オバニオンのテイクとジュンちゃんの節回しをミックスして、イヨちゃんはバッチリと絡みをこなしていました。

マサがリクエストしていたリコーダーもミキティは準備してくれてユミ嬢もそれに強力。とてもユニークなる演出がほどこされて楽しくも愉快なムードをかもし出していましたね(ミキティは「アルト・サックスとリコーダーの吹く力加減が難しい・・・」と言っていた)。

絶妙のタイミングでのヴィブラ・スラップ打ち鳴らしや、ヒステリックなトランペット・ソロもいかしてるよ。

痛快なるルーズさが売りのところは、各自の遊びもちりばめてみました。

モダン・タイム・ライブでの比較もしてみたり、アイデアも積極的に述べ合ってみたりで勉強になります。

緊張したご様子のファニーによるファンファーレや、サワケンがユミ嬢のドラマティックなピアノ・メロディにオーケストレーションで共演したりと、タイプは違えどスリリングな場面がてんこ盛り。

スコアに微妙な誤りがあったのをファニーがここでも発見。

ブラス隊に知らせて、それぞれがメモして解決。

小休止を挟んで後半戦(この時、ライブでのポジションは?と質問を受けた)。

この時点でけっこうスタミナ消耗していて、皆バテ気味。

たしかに、どの曲もヘビーこの上ないものばかりだもんね。息抜きできるところがない。

ライブを全力疾走で突っ切っているようなものだ。

強靭なる体力と音楽センスなしでは実現不可能。

それだからこそやりがいがあるというものだけど。

スタジオ残り時間5分あったけど、これにて終了。

「お疲れ!本番よろしく!」

13日夜8時からFM小樽放送の番組「わたしのお気に入り」(涼北ミナDJ)にマサとサワケンが出演して、ライブ告知とSTAの宣伝もこなしてきました。

サワケンはプロのカメラマンとの打ち合わせもして、撮影カメラ数台のポジションまで入念に決めたそうです。

マサが「そういえば女性お二人のステージ衣装は決まったの?」と振ると御両人の熱狂振りが凄かった。

ユミ嬢はわざわざ上下の衣装を購入してきたそうで写真を見せてくれました。それをキッカケに火がついたミキティ!

マサもそれに便乗しちゃおうかなあ。

いずれにしても、万全な体制で小樽に乗り込みますよ。

見に来てね!

 

 

 

 

 

 

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