THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

New Orleans(chicago)

2022-07-20 18:46:50 | CHICAGO
ニュー オーリンズはルイジアナ州の都市で、メキシコ湾の近く、ミシシッピ川の川沿いにあります。「ビッグイージー」という異名を持ち、休むことを知らないナイトライフ、活気のある生演奏シーン、スパイシーでユニークな料理には、フランス文化、アフリカ文化、アメリカ文化が融合した「文化のるつぼ」としての歴史が反映されています。大いに盛り上がるマルディグラ祭は、賑やかな仮装パレードやストリート パーティーが目玉の冬の終わりに開かれるカーニバルです。
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VOL,190 おたる浅草橋オールディズナイト19(SKYWALK編)

2022-07-20 15:59:58 | Live Set List
ライブ・レポートPART,2からの続きです。

会場内に流れるBGMは「シュガー・ベイビー・ラブ」(ルベッツ)
いやが上にも気分が高揚してくるような憎い選曲だ。

3、13:35~14:00

SKYWALK

4年ぶり8回目の参加。

ここで初めて全員が男性の5人組編成が颯爽と登場。

なんとフォークロックバンドだ。
私がこのバンドを見るのは2回目。
同じ小樽のイベントに出演していても曜日違いのすれ違いだったようだ。
前回は2019年7月20日の土曜日。
その時は4人組だったから、今回は1人増えた形の編成だね。

この季節にはうってつけともいえるウエスト・コースト風なサウンドを、コピー&オリジナル交えて巧みに演奏してくれました。

皆がそれぞれにラフなシャツを着用していて、見るからにリラックスムード満載。

結成12年目を迎える「ちょい〇〇〇オヤジバンド」なんだそうですよ(笑)。

〇〇〇部分に入る文字は皆さんの想像にお任せします!とのこと。

札幌は西区琴似地区を中心に活動中。昨年からは街中のロビーコンサートや、地域活性化のための街作りコンサートなども開催。
ところでこのバンド名って、ひょっとして映画「スターウォーズ」のルークに関係しているのかなあ?…今度、聞いてみようっと!!

編成は・・・・黒のオベーション・アコーステックギター&コーラス(AKKIE)。ボーカル(YUCKY)。カホン&シンバル&タンバリン&ウィンドウチャイム&ボーカル(SHIGE)。リーダー&エレキギター&コーラス(HIRO。変形ギターの花形とも言えるブラウンカラーのエクスプローラーを使用)。
そして新メンバーとしてベースが加わった(白いボディカラー。ローズ指板。彼のみ白マスクを装着)

この日唯一のカホン奏者。最近はこの打楽器を使うプレイヤーが増えてきたけどね・・・・。

アコースティック・サウンドが主軸の中でのエクスプローラーというのも、中々にユニークで個性的。

せっかくではありますから、2019年当時のライブレポートも絡めてここにおおくりします。
関係者各位の皆さまにつきましてはご了承くださいませ!


さてさて、2019年同様にアメリカの「ヴェンチュラ・ハイウェイ」で幕開けだ。
この曲、このアメリカは個人的にも大好きだから思わず鳥肌が立っちゃった。

アメリカはデビュー時からずっと聞き続けてきたから思い入れもひとしおさ。

ここでちょっとアメリカのうんちくを。
ずいぶんとおおざっぱで思い切ったバンド名ですがこれには理由があります。
メンバー3人ともに軍人の息子同志でロンドンの高校に通っていました。
1970年当時はベトナム戦争が泥沼化していた時期で、印象の悪かったアメリカを客観的に見ることができた。
よって単なるアメリカ礼賛ではなく、理想のアメリカ、アメリカンドリームを音楽で表現しようと、グループ結成に際し強い意志を持って命名したのだそうです。
この曲はLA録音のセカンドアルバムから。
TOPに収録されていてファーストシングルだった。
「ヴェンチュラ」とはカリフォルニア州南部の郡名、都市名。
でもベンチュラ・フリーウェイはあっても、ハイウェイは存在しないそうです。
この曲を書いたデューイ・バネルの遠い子供の頃の記憶がイメージなんだとか・・・。
父が運転する車でハイウエイを走っている時にタイヤがパンク。
父が修理をしている間に、兄と道のわきで立って流れる雲、ヴェンチュラと書かれた標識を見ていたそうです。
当たり前のような平和な情景描写。
ちなみにあのジャネット・ジャクソンは、「サムワン・トウ・コール・マイ・ラバー」で、このイントロのメイン・リフをサンプリングして全米第3位のヒットを飛ばしましたね。
「ベンチュラ・ハイウェイ」の歌詞には「パープル・レイン」という言葉が出てきます。
プリンスの「パープルレイン」はここからとられたと主張する人もいるようですよ。


CSN&Yスタイルの、爽やかなるハーモニーと、何度も繰り返されるアコースティック・ギターの巧みでクリアなリフが絶妙だ。
まさかこの曲をこの日に聞けるなんて・・・・嬉しいなあ。
今度、機会があったら「名前のない馬」や「銀色の髪の少女」も聞かせて欲しいよ。

一気に気分は中学生の頃に引き戻されてしまいました。
懐かしい気持ちで一杯だ。
ただただ感謝の一言に尽きます。
この手の音楽って一歩間違えるとジミで野暮ったい感じに終始しちゃうおそれがあるんだけど、SKYWALKのコンビネーションは安定感抜群だ。

そんな心配なんて取り越し苦労だったね。
不安要素なんて微塵もない。


「こんにちは!スカイウォークです。今年はこのステージに帰ってきました。
あいにくの雨模様ではありますが、開催が実現できてよかったと思います。
よろしくお願いします。
今日は馴染みでもある立ち飲みどころのお客さん達も大勢応援に駆けつけてくれました。
短い時間ではありますが、楽しくノリノリでよろしくお願いします。
コールド・プレイの大曲で‥‥・ヴィヴァ・ラ・ヴィダ(美しき生命)」
2008年リリースのアルバムからのセカンド・シングル(同年7月29日リリース)。
ビルボード、ホット100チャート共に1位を獲得した。
ジョー・サトリアーニと裁にまでにまで発展した曰く付きの曲。
これはスカイウォークでは初めて聞く曲だよ。
意外なセレクションだなあ・・・と思ったのは自分だけかな。
まあ、いずれせよ、彼らSKYWALKの守備範囲の広さを堂々と見せつけられたような気分だ。
新境地の開拓。
色々な楽器を多用しているオリジナルに負けないくらいに彼らも頑張っていた。
このように混み入って複雑なアレンジって現実的に、よほどのマニア以外は演奏を敬遠しそうだけどSKYWALKは余裕と貫禄を湛えて再現していたよ。
やや抑え気味なディスーション・リフや、ブルージーで低いトーンのボーカルがカッコいいなあ。
更なるドラマティックな展開が神々しい。
この状態が延々と続いて、荘厳なるサウンドがドンドンと広がりをみせていき、聞きごたえタップリ。
ここではじっくりと腰を据えて堪能させてもらおうっと。
歌詞の意味が理解できたら感動はもっと倍化したかも。


「ありがとうございます!
おっと、曲の紹介を忘れていました((´∀`*とここでタイトルを説明))
3曲目はビリー・ジョエルで・・・・アップ・タウン・ガール!!」
アルバム「イノセントマン」から1983年9月リリースの第2弾シングル。
ビルボードチャートでは最高3位を記録。
UK週間チャートでは第1位をマークした。
ビリー自身が敬愛するフォー・シーズンズに対するオマージュが随所に散りばめられている。
メロディラインの節回し、ファルセットなどなど。
これもSKYWALKで聞くのは初めて。
大幅にセットリストを入れ替えてきたようだね。
重厚で華麗なるコーラス・ワークが肝だ。
弾けまくりのパワービートが炸裂しまくって元気を一杯もらえたよ。
ベーシストが加入したことで、特にこの手のレパートリーはグッとアタック感と迫力が増してきた。


「我々人間も古いのですが、次はちょっと渋い曲を行きたいと思います。
1972年頃に日産スカイラインのコマーシャルソングとしてヒットしたあまりにも有名な曲をやります。
これは前にもやったことがありますが、ヴァージョンアップして再び。
皆さんもご一緒に。
バズで・・・・・ケンとメリー・・・・愛と風のように・・・・」
オリコンチャート19位まで昇るヒットとなり、33万枚を売り上げた。(CMverはレコードとは歌詞違い)
これまた心ウキウキとさせてくれるようなセレクション。淡々と線の細い声で歌われる曲なんだけど、不思議なユルユル世界観に引き込まれていきます。

おかげでケンメリは当時、物凄い人気車種だったんだよ。

このSKYWALKの特徴というか、強みは、全員コーラスをこなすという点。

高音中音低音に振り分けられたコーラスワークに酔いしれちゃおう。

温故知音・・・・・古きよきあの時代にタイムスリップだ。
美しいほどに甘くとろける、ほろ苦い青春時代が蘇ってくる。

リード・ボーカリストはイントロでハーモニカも担当。
ごくごく控え目ながらも効果覿面。

エレキギター奏者は清楚感あふれるスライド・ギターも披露。
ウインドウチャイムの繊細な音色で締めくくり。
パーカッションのバリエーションの豊富さは特筆すべき点。
要所要所において駆使された打楽器で場を盛り上げるべく彩を添える。
そっと目を閉じると今でもあのケンメリの木が浮かんでくるよ。


「ありがとうございます。
この曲は福山雅治もカバーしています(この一言で会場内の女性たちが一瞬イロメキだったのを見逃さなかった)。
受けたね!(笑)
ありがとうございます。・・・・・次は・・・・・スタンド・バイ・ミー(ベンEキング)」

ここでもジーンとくるスタンダードが登場。
イントロのコードとリズムが刻まれた途端にこれだ、とわかったよ。
アメリカの良心ともいえる泣きの名曲。

3コードが延々と繰り返されるんだけど、シンプル・イズ・ベストのお手本のような曲だ。

リード・ボーカルはカホン奏者にバトンタッチ。

また違った魅力を発揮していましたよ。

同名映画の名場面が次々と浮かんできますね。
広大なる自然の風が優しく吹いてきたような気がするよ。

会場全体での大合唱。
この曲を知らない人なんていないでしょうね。

「さあ、もう一つ懐かしい曲、いってみたいと思います。1976年、ここ日本でもカバーされて大ヒットしました。

ダニエルブーンで・・・・ビューテイフル・サンデー」

永遠の青春シンガー、田中星児さんのイメージが強烈だよね。あの髪型と共に。

ここでもボーカリストが決めのハーモニカを吹き鳴らす。

そしてツイン・リード・ボーカルという贅沢な構成で聞かせてくれます。オリジナル音源に迫る意気込み。

バッキングでのアコースティック・ギターによるコード・ストロークがいい味を醸し出してくれています。

しかし、憎いところをついてくるね。このような選曲だと観客達もジッとしていられないはずさ。

皆、ウキウキしながら幸せそうに満面の笑みを浮かべているよ。

「皆さん、ありがとうございます。興奮気味の田中星児でした(笑)。

最後の曲はオリジナルです。聞いてください・・・・本当の夢を掴むまで」

これが言われなかったらオリジナルだとは誰も気付かないほどのクオリティを誇る完成度。

マニアックな隠れたカバーだと勘違いしちゃうでしょうね。
シンプルな中にも、琴線を確実に震わせてくれるセンス漲る旋律が秀逸だよね。

インパクト絶大だ。
さりげなく挿入されたギター・ソロが注目を浴びていたよ。

「ありがとうございました!
ダンスもしっかりといただきましたよ!!」

もっとオリジナルがあるのでしょうね・・・・・CDとかは作ってないのかな・・・?

8月にも市民参加型のライブイベントを琴似で開催するそうです。
益々アクティブな活動を続けるSKYWALKに要注目!!

SKYWALKについて(彼らのホームページからメッセージを抜粋しました)

琴似発寒川の堤防に腰掛けて、川面をながめていると、時を忘れます。川辺の木々、水の流れ、流れにみをまかせるカモ、釣りをする人々、魚を追う子供、川を渡るカモメ…、蒼い空。JR琴似駅周辺地区は、もともと歴史のある琴似地区の一端で、近年、第一種市街地再開発事業の連鎖によりJR琴似駅を巻き込んだ約10haのエリアが健全な土地の高度利用と都市機能の更新により商住混合の良いバランスで利便性が高く、快適な都市空間が形成されているエリアです。5完了地区の各施設は2階レベルの空中歩廊=Skywayで連結されて6の建築物が繋がっています。地域に住まう人たちはこのSkywayを歩いて生活をしています。生活都心の空中散歩=Skywalk。バンド名の由来はこんなところから来ています。こうした自然と近代的なものが織り交じる古くて新しいエリアから、私たちは地域と一緒になった音楽活動を始めました。メンバー四人はそれぞれ音楽の指向分野も違いますが、年を重ね、このエリアに活動して、やがて清々しいサウンドを求め合うようなりました。この地域に根ざして、草の根的で地道な音楽活動を通じて琴似地区のコミュニティの増進を展開していきたいと考えています。Skywalkのサウンドは琴似発寒川の空や地域の活気をイメージしたメジャーセブンス系のちょっとセンチメンタルな心地よい音色を中心に、ちょっと哀愁があったり、街のリズムをイメージした、爽やかで、キラキラしたアコースティックサウンド主体に、コピーとオリジナル曲を演奏しています。これからも益々、楽しくフレンドリーに・・・・そしてもう少し先の将来には更にポップ感のある軽快なリズム感覚でロック・ミュージックを演奏し、学び続けていきたいと考えています。あちこちで、いつも音楽が流れている、演奏されている、そんな風景を作りたいとも・・・・・・。
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