THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,190 おたる浅草橋オールディズナイト19(LOVE GUN編)

2022-07-26 22:30:22 | Live Set List
13、19:25~19:45

 LOVEGUN(KISSのカヴァー)

トリ前に、とうとう出てきたぞ!
泣く子もお漏らししちゃう地獄の軍団が降臨だ!(笑)

ありとあらゆる意味において、インパクト絶大!

この日、派手さでは彼等の右に出るものは、絶対にいないでしょうね。

なんたっていつの間にか、観客席のあちこちに追っかけファン集団がズラリと並んで、ラブガンの開演を今か今かと待ち焦がれているではありませんか。

札幌からやってきた狂獣たち。
2年連続9回目の出場。

編成は本家本元キッスと同じ頑固一徹、絶対不動の好男子4人組み。

ヒーロ・スタンレー(サイド・ギター&ボーカル。彼は他にもゴダイゴのカヴァーでマジック・カプセルにてサイババ名義、デュラン・デュランのカバーでズラン・ズランというバンドにてサイモン名義で、更には米米クラブのカバーバンド粉粉クラブ、ひじょうにマニアックなインストで井上尭之バンドの太陽にホェールズ、バービー・ボーイズのカバーバンドでブラック・リストでも活躍中!あちこちで引っ張りだこの売れっ子)。使用ギターはあの鏡ひび割れ変形シェイプが、やたらと目を引いてかっこいいデストロイヤー。

ノッシノッシと大股開きで威圧的にのし歩く、長い舌ベロベロ男はハニー・シモンズ(ベース&ボーカル)。
ジーン・シモンズ・モデルの斧方ベースAXE。

眼鏡姿がミスマッチでお茶目なエースK(リード・ギター&ボーカル。本物はソロでも3年前に来日したね!)

レスポール・スタンダードのチェリー・サンバースト。
3PUのセンターは低くセッティングしているからピッキングに支障はないとのこと(マサが直接に確認済み)。

そしてリーダーもつとめるピーター・エロス(オリジナルの電子ドラム。これは初期の頃に比べたらかなりシンプル化された。
最初はセッティングに3時間を要するという複雑なシステムだった・・・今では通常の入れ替え時間で完了するようになった。慣れてきたのもあるね。
毎回、メンバー達が運搬から配線に至るまで手助けをしている。)という布陣。

どうですか!

名前だけでも、問答無用のロック・ファイヤーだ(意味不明・・・・笑)。
男気溢れる心憎い奴らだ。
サービス精神にあふれていて、ありがたやですね。
何らかのご利益があるかもですよ。

主催者サイドも、ラブガンの出演を大いに歓迎していた。
お陰様で、グッと華やいだライブとなりましたよ。

まずはメッセージをどうぞ。

「毎度おなじみのアメリカ伝統芸能KISSフルコピバンドでございます。
2007年(平成19年)結成。
全員が同い年。
冗談で2,3回キッスでもやろうか・・・と言ってはじめたつもりだったのですが、いつの間にか15年が経過。
今回でゆうに60回強のライブです。
時の流れを超えて、また小樽・浅草橋に戻ってきましたよ。
果てしなきアジアツアーはまだまだ続行中!!
ステージ上での転倒事故がけっこうありますが(笑)今回もよろしくお願いします」

北海道で一番度肝を抜かれるキッスのコピー・バンドとして、すでにバンド界隈では知らぬ者などいません。

もし万が一、いたとしたらその人はもぐり・・・しっかりと勉強し直しましょう。

過去に何度も解説していますが、その徹底振りは尋常ではありません。
数年前には、あの深夜のカルト番組「タモリ倶楽部」で企画された日本キッスバンド特集に北海道代表として出演まで果たした(バッチリと録画ダビングしたよ)
ヒーロはあのお姿で自宅リモートでバッチリと登場してもいたよ。
どうです、凄いでしょう。
音楽仲間としては誇らしい限りさ。

STAとも顔なじみ(何度も対バン経験あり)ですが、彼らが素顔で会場内にいる時は、誰も気がつかないのが、はたから見ているととっても愉快ですね!

毎回メイクや着替え(その殆どが手づくり)の準備に3時間以上を要するという念の入れよう(最近ではすっかりと要領を得ていますが時と場合によっては専用の部屋が必要なのだとか)。

特別な場所でなければ、ライブの実現が難しいという小道具山盛り。
衣装の鱗や星型などなど細かいパーツやデザイン、カラーなどに対するこだわり具合が感動的!!

あのめちゃくちゃにカカトの高いブーツも健在(一度STA企画のヴィニーズ・ライブ中1曲目にそのカカトが剥がれ転倒してしまいカツラは飛ぶは、ギターのチューニングは狂うは!でメンバーも会場も大爆笑の渦になってしまった思い出があります)。

ワゴン車で現世に舞い降りたメンバー達。
以前、ここ浅草橋・駐車場でいきなりヒーロは車のハッチバックドアの角に頭を強打・・・・激痛に耐えながらもステージをまっとうしたという武勇伝もあります。

そのステージ上でも、裏手テント型の楽屋でも、メンバー4人は、あのブーツ装着だから頭がぶつかりそう・・・・。

ラブガンのライブを見るのは、2019年の5月19日(日)江別バンド・フェスティバルVOL、6以来なんだね。
不思議と久しぶり感がないのは、ヒーロとはあちこちの会場で別口にて対バンをしたり、ハニー・シモンズも観客として会っているからさ。

この日、全体のタイムテーブルが思いのほか押し状態で進行。

ラブガンは色々と準備があるために、パーキングエリアの車内にてくつろいでいた・・・。

出演時間になると余裕の表情で、満を持してゆっくりと順々に登場!

ピーター特製ドラムセットの設営が、思った以上に手間取っているところをフォローするためにヒーロが口火を切った。

「YEAH!!」

もうこれだけで会場中がヒートアップ。

唯一無二の存在感や、全身から発せられるオーラがもの凄い。
「何から何までスーパースター級の扱い。」とある観客が呟いていた。
見た目だけでも、掴みはばっちりとオーケーだ。

そうこうしているうちに、何とかかんとかセット完了。
「ミスター・サイトウ!ウィーアー・スタンバイ・オーケーよ!!」
ヒーロが雄たけびを上げて合図を送る。
それをキッカケにサイトウさん、苦笑いを浮かべつつもワイヤレスマイクを手にラブガンを豪快にアナウンス!!
ラブガンの圧倒的なド迫力に、少なからずも触発されたご様子だ。

さてさて、毎度前置きが長くなりましたので、liveレポートそろそろいきましょうか!(せっかくだから、今までのライブレポも織り交ぜてお送りしますね!)


MCはヒーロとピーター・エロスが交互にコミカルな口調で繰り広げる。
怪しげな英語と、ぎこちない日本語(わざわざとに)で軽妙奇天烈な振る舞いもすでに伝統芸能化してきたね。((´∀`*))
これも大きな強みさ。
受けた者勝ちの世界観。
「世界ツアーも終盤に差し掛かってきました(爆笑)!
小樽、大好き!
オールライト浅草橋~!!
ヨロシク~~~!!!」

1曲目はフロントの3人ががっちりと横並びに、イントロのユニゾン部分でコード音を伸ばす際に、決めの右腕が大きな弧を豪快に描くポーズで定番の「デトロイト・ロック・シティ」へといきなり雪崩込みだあ!!
1976年7月28日リリース
4枚目のスタジオ・アルバム「地獄の軍団」に収録
本家の動きそのものを不敵すぎるくらいに完コピ。

アップテンポのシャッフル・ビートなナンバー、これでバッチリ決まり。
完全に息の根を止められるほどの鉄槌を脳天に一発くらったよ。
鋼の涙腺が決壊しちゃったけど誰もが大喜びだ。
ピーターのエレクトリック・ドラム、強力なる戦慄の一撃。
ツイン・ギターソロの部分では「小樽シティー・ピープル!」とシャウトする奮闘ぶりを見せる。
一時たりとも油断がならない。
勿体ないから瞬きも厳禁だ。

いまだに本家キッスは北海道の土を踏んでいません(一度は札幌真駒内の日程が正式に決定、発表されましたが、ポールの奥様のおめでたで、残念なことにやむなく中止。その後はなしのつぶて。またもやこれで引退ツアーだとか言ってるよ)。
よって道産子ラブガンには、その分も含めてこれからも攻めの精神でガンガンと活躍してもらいましょうよ。
ああ、スカッとするなあ。

「小樽シティ、サンキュー!!」
2曲目は、ちょいひねりを加味した選曲で「デュース」
1974年リリース。
ファーストアルバム「地獄からの使者」に収録。
ボーカルはヒーロからハニー・シモンズにバトンタッチして、ヘヴィー全開この上ない。
これはキッス初期の重要なるスキャンダラス・アンセム。
な、な、なんとザ・ローリング・ストーンズ「ビッチ」の妖しくもかっこいいべースラインに触発されて、ジーン・シモンズが書き上げた作品とのこと。
またポール・スタンレーは「ジュース」中のフレーズは、ラズベリーズ「ゴー・オール・ザ・ウエイ」から拝借したまがい物さ、とコメントしています。
ふむふむ、面白くて奥が深いコアな話題だけに思わず唸っちゃうなあ・・・・。
本家顔負けな勢いで、リスペクトたっぷりこめての暴れまくりだ。
王道路線のみで突っ切らないで、こういったコダワリをチラッとみせるところなんて、貫禄の表れ。
数年前の小樽・浅草橋屋外ライブでは時流を巧みに取り入れて、ももいろクローバーZとのコラボレーション曲も取り上げていましたっけね。
あれはとても劇レアなるライブだった。
ヒーロ・スタンレーが胸毛代わりに黒のマーカーでビッシリと書いた、セクシー(?)胸板を誇示すると大歓声が渦巻く。
ナイスなアイディアが、そこいらにてんこ盛りだあ。
以前にはサプライズとして観客達がステージめがけて、あろうことか数個のブラジャーを投げ入れたこともあった!(仕込みか!!??・・・・)
悩殺系のロックバンドには、こういうことってよくあること。
ましてやキッスの曲ってセクシーな事柄をストレートに表現した内容が多いので致し方なしさ。
それをサッと拾いあげたフロントの3人は、さりげなく意味ありげにマイクスタンドへ引っ掛けていたのでした(笑)。
良い子たちは、こういうシーンは観ちゃあ駄目だよん! 

ピーター・エロスのMC
「次のラブガンのライブは11月6日だったかなあ・・・?!
江別という街で、あの~札幌のすぐ隣です。
エイベッツ・バンド・カーニヴァルという催しがあるのですよ。
そうですね、札幌からでもJRだと一発で行けちゃう。
最寄りの駅は大麻。(実はここにもSTAは出演しちゃうのだぞよ!贅沢極まりない内容さ)
そんなこんなでチューニングの方はオーケーかい?
え!?チューニングしてない!?
それでは次も圧巻の曲です・・・・・・」


「パラサイト」
セカンドアルバム「地獄の叫び」に収録。
珍しくもエース・フレーリーのペンによる、思いっきりとライブ映えするデンジャラスな曲。
当然リード・ボーカルはエースKが担当。
エースKとヒーロ・スタンレーがポジションを入れ替える。
これは貴重なシーンだよ。
見れた、聞けた皆さんはラッキー!!
(ボーカルはフロントマンの3人が振り分ける。
それぞれにキャラクターの違う歌声が堪能できるからお得!)
ドラムビートのイントロ・ブレイク連続では、速射砲さながらのユニゾンリフが、怒涛のごとき炸裂で波状攻撃開始だ。
ヒーロの力強いハイトーンボーカルが堂々と冴え渡る。
いつものことながら、張りと艶のある喉は絶品で盛り上がり必須だ。
メンバー達のスピード感溢れるフォーメーションといい、今までに見てきたラブガンの中でも出色の完成度。
入れ替わり、立ち代わり、ポジション移動を繰り返すアクションがとてもスムーズ。
ヒーロはピョンピョンと軽快なるステップを繰り広げ、ハニーは不気味なガニマタの構えで舌舐めづりにと個性を超発揮。
これ、演奏だけでも相当に大変なのに、本家ステージング映像やフォトで細部にわたって入念過ぎるくらいの研究を重ねた血と汗と涙の結晶がこの結果なのでしょうね。
努力は決して裏切らない。
エースKの生真面目な性格が如実に表れているギターソロ。
フューレーの引っ掛かり気味なソロも、サラッとクールにこなしきっちゃうところなんてヤッパリさすがだなあ。
握手攻め、投げキッスにと、出血サービス精神旺盛のメンバー達。
あの衣装とブーツなんだから、重さやフットワークでスタミナ消耗率も大きいと思われます。
観客はそんなこと、お構い無しに熱くなっているけど、ある程度のキッス通ならば痛いほどに裏事情が理解できますよ。
エンディングでの素早い連打パッセージパートでは、ヒーロがギターでマシンガンポーズ連射で観客席を威嚇。
照明もそれに合わせて派手な点滅を連発。


「サンキュー!愛してます。(ファンの歓声に応えながら手を振るメンバー達(´∀`*))
はい、改めまして・・・・ラブガンです!
江別が生んだ世界のロックスター・・・・ぼくら札幌のバンドだと思われているんだけれども、実は江別のバンドなんですよ。
次の曲でも真ん中の変な眼鏡のギタリストが歌います!
あ・・・眼鏡がないと何も見えないんだそうですよ!・・・・・コールド・ジン」
いつもはハニー・シモンズがリード・ボーカルだけど、新趣向でエースKをフューチャー。
もちろん爆音炸裂。
実は知人のケイタちゃんはキッスの大ファンで、わざわざ東京にまで観にいくほどの本格派(キッスのラブガンから虜になったんだってさ)。
だからラブ・ガンの時には、食いつきの度合いが半端じゃあないくらい凄かった。
ギターをやっている彼は以前からラブ・ガンの噂は耳にしていたらしいんだけど、この日が生で観るのは初だとのこと。
とにかく衝撃的だったらしいよ。
「特にジーンのナリキリ完成度が素晴らしいですね」と絶賛。
とそこへハニーとヒーロが、両サイドの階段を駆け下りて会場中を所狭しと歩いて煽りまくる。
当然オーディエンス達も熱狂につぐ熱狂。
間近で観ると迫力倍増。
想像以上だったんだね。
皆、暖かい手拍子を惜しみなくおくっていました。
アベさんもネオンスティックを振り回す。
エンディングではエースKが、仰け反りにてのギター・ソロ・コーナーへと突入。
トグルSWガチャガチャ奏法も繰り出してトリッキー。
ただでさえ眩いくらいの照明も、それらに感化されたのか一段と点滅の度合いを増してきた。

ヒーロ・スタンレーによるMC
「ネクスト・ソング・・・ジャパニーズ・・・あっと、ウ~ン・・・・違うかあ・・・・一人にしないでえ(爆笑)
やっぱり日本語でいきます(笑)
キッスで一番売れた曲をやります。
聞くところによると、これは皆さんお馴染みの創作ダンスでの使用回数が非常に高かったと言われています。
キッスがディスコブームに便乗したと大騒ぎになった・・・・
まあ、売れたモン勝ちだよね。
手拍子お願いします・・・・アイ・ワズ・メイド・フォー・ラヴィン・ユー!!」
キッス黄金期のこいつをここにもってくるなんて、秀逸。
反則技!
幅広い音楽層に受けることは計算済みだね。
手を変え、品を変えては妙技の連発で勝負を挑んできたさ。
その貪欲なる探究心。
もうここまできたら、これは単なるロックではなくアートの領域ですなあ。
皆、汗飛び散らかしての、はじけまくりで大合唱。
メイクが流れる汗で崩れてこようが、ドラム・スティックをポロリしようが一切お構いなし。
ノリノリでキャッチーなリズム・アクセントに、誰もがアドレナリン噴出しまくりで狂喜乱舞。
へヴィメタル版ディスコティックに豹変だあ。
もうこうなりゃあ、下手な屁理屈やら能書きなんか消し飛んで粉砕。

クラッカーもパンパン!と盛大に音をたてて弾ける。

たどたどしい日本語で(もちろんわざとね!)「皆さん、飲んでますか~!?
コロナ感染対策はバッチリとよろしくお願いします!
残すところあと32曲となりました(お約束のセリフ(´∀`*))
実は次ですね・・・ドラマティック・ソングいきます!・・・・ブラック・ダイヤモンド!」
1974年リリースのファーストアルバム「地獄からの使者」の最後に収録。
ボーカルは猫男のピーター・エロス。
この曲、とっても刻みが難しいんだよね。凝り性の彼らのこと、頑張ってキッスの雰囲気を導き出していました。
アルペジオのバラード序盤から、いきなり飛びっきりのハードに変身する構成。
必死にエースKは、ひざまずいて、思いのたけを込めた、歯切れ良いなりきりプレイを展開。
エンディングでは、ヒーロ&ハニーが連動して体を上下に揺らすお約束パターンともいえる動きに、観客達も一緒に大きく揺れている。
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!

今後も過激なステージングをドンドンと導入していって欲しいなあ。

火吹き(これは消防法で本家も来日時に苦労していたっけ)、血吐き出し、ドラム・セットのせり上がり、火柱、3ハムバッキングPUレスポールのセンターPUからのスモーク、ギター・クラッシュ、ロープによる観客席上空遊泳、バラードを歌う時にはバラを客席に投げ入れる、グラマーでセクシーな金髪モデル達を水着姿でずらりとはべらす・・・・やるほうは大変だけどね(笑)一つくらいは実現させて。

まあ、それはともかくも最近のラブガン・ライブは、エースKにスポットを当てるようになってきましたね。

コンビネーションもコンセプトも、益々の相乗効果で上昇気流にのってきているように感じます。

戦慄のギター・ソロが前面にクローズアップされていて、エースKもそれに応えるかのように益々エスカレート。
滑らかなフィンガリングを、フレット上で駆け巡らせていました。
オヒネリまで貰っていたし。


ヒーロのMC
「段々と季節は温かくなってきましたね。あれ、それは僕らだけかい!!??
ええと、楽しんでるかい!!??
アリーナ!!反応が遅い!!((´∀`*))
ちょっと暗くて見えないなあ・・・・。
もう一回いくよ~~!!サンキュー、アリーナ!!スタジアム!!!
我々ラブガンは久しぶりに小樽へ来れておかげさまで楽しい時間を過ごすことができました。
ちょっとしたトラブル発生でも「ハイハイ、今のはカットして後で編集をお願いします!(笑)時間が余ってるらしいので・・・・・残すところ、あと42曲となりました(増えてるし・・・・・笑)。」

この曲をやらなければ彼らはステージを降りることは許されませんよ、とばかりに締めくくりは「ロックンロール・オールナイト」で大合唱。
正真正銘、最後の最後は、
「パーティ!エヴリディ!!」で決まり。
1975年3月19日にリリースされた3枚目のスタジオアルバム「地獄への接吻」に収録。
シングルは同年の4月2日にリリースされて大ヒットしたロックンロール賛歌。
ビルボードにおける最高チャートでは57位を記録。
同年10月「地獄の狂獣キッス・ライブ」からのシングルは12位まで上昇した。
キッスのキャリアを象徴する偉大なる代表曲。
正にライブの臨場感を狙って作風が鋭い。
制作の段階では、スレイドの「クレイジー・ママ」にインスパイアされたとのこと。
ロックンロールのお祭りは、そんじょそこいらのお祭りとは一味も二味も違いますよ。
一線を画する、まさに別格の境地。
ハニー・シモンズ仕様の斧型ベースは、高価なるジーン・シモンズのモデルなんだよ。
客席でライブを見つめていたマサは、すぐそばの男性に「このバンドはなんていうの?」と質問されちゃいました。
「ラブガン!」と教えてあげ、ついでにタイム・テーブル用紙も手渡したらニコリとしてイチゴのハイチュウ2個貰ったよん!
そうこうしているうちに、曲中でメンバー紹介がはじまった。

「一番の人気者はエースK。鎧のオジサンはハニーシモンズでございます。後ろの可愛い子猫ちゃんはピーター・エロス・・・・そして私がヒーロ・スタンレー!」などと一人一人を愛情込めて懇切丁寧に猛アピール。
仲の良さがこちらにまでホノボノと伝わってくる。
練りに練り上げられた演出も、早いものでもう佳境に差し掛かってきました。でもまだまだライブは終わらないよ!

続けて最早恒例ともなった「アー・ユー・レディ!ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ!!カモン!」とコール&レスポンス。

フィンガー5の「学園天国」をぶつけられちゃあ、ジッとなんかしてられないよ。
ダメオシとばかりに今度は「日本の未来は!!ウオウウオウ!世界が羨む!!ウオウウオウ!恋をしようじゃあないか!!」
モーニング娘。「ラブ・マシーン」の一節を、会場全体に向けてラブ・ガン・バージョンで投げかけてきました。
通常ならばこれでめでたくフィニッシュ・・・といきたいところなんだけど、そこは一筋縄でいかないラブガンのこと。
伝家の宝刀ともいえる秘技が、ここぞというところでお披露目だ。
それは3年前に惜しまれつつも亡くなった新御三家の一人で伝説のアイドル、西条秀樹の代表作「Y・M・C・A」。
追悼の気持ちを込めて「さあ!アリーナ!!いくぞ!!1・2・3・4!!」
例のY・M・C・Aを「L・O・V・E・G・U・N 」のスペルで、ヒーロからの説明付きにて繰り返しポーズ。(大爆笑)

全員一丸となって、真似るんだけど「Nの文字を体で表現するってけっこう難しいねえ!!(ヒーロ談)」

でも、中々ステージを降ろしてはくれなかった・・・・拍手の嵐。

「みなさん、ありがとう!!またすぐにでも帰ってきますよ・・・」

「ラブガンでした!ありがとう!!」

「14年間ずっとこのスタイルでやってきてます。
最初は2人が冗談のつもりだったところ、他の2人が本気になってきたものでして・・・・(笑)」

オフ・ステージでは、ラブガン写真撮影会も出待ちができるほどに大盛況。
和気藹々の中で執り行われていました。
この後、彼らは残りのワールド・ツアーに突入するのだそうですよ・・・・・いってらっしゃ~い!!

メイクを落としたラブガンのメンバー達はニコヤカに会場後方でライブ観戦。でも周囲の皆さんは彼らが先ほどまで熱いステージを繰り広げていた4人だとは気付いていないんだろうね(笑)。

 ~~はい、ライブ・レポートLOVE GUN編はここまで!
オオトリのオーヴァーラップもお楽しみに!!
もちろんSAPPORO TRANSIT AUTHORITYはそのあとにドンと控えているよん!!よろしくね~~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

wiper(chicago)

2022-07-26 11:11:11 | CHICAGO
ワイパーは、窓ガラスについた水をキレイに落とすための道具で、別名「スクイージー」や「ガラスワイパー」とも呼ばれています。 通常の窓掃除だと、スプレーなどでガラスをびちゃびちゃに濡らし、雑巾で拭き掃除しているうちに細かい繊維の残りがついてしまいますが、ワイパーはゴムで水気を払うので繊維残りの心配がありません

masa's art chicago logo respect gallery

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女優の島田陽子さんが死去

2022-07-26 11:09:01 | free form space
女優の島田陽子さんが亡くなったんだ…。
デビュー当時は清楚なお嬢様女優として
ものすごい人気だった。
海外作品にも多数出演していた。
あちらから見た理想の日本女性像が島田陽子さんだったんだろうね。
その後は度々スキャンダルでお騒がせもした。

個人的には大ヒットした角川映画第1作目の「犬神家の一族」がお気に入り。
美しいヒロイン役が良く似合っていた。

島田陽子さんは、我が故郷、夕張の神社で手作り結婚式を挙げたんだよ。
とても嬉しかったなあ。
俺は今でもよくここにはお参りに行くさ。
厄払いや初詣にもね。

あ!思い出したあ!
高校生の時、ここの神主の息子さんがバンドマンだった縁で境内に機材やアンプを並べてロック演奏した!
それこそ賽銭箱がある正面で。
「ハイウェイスター」とかもやった。
やっぱり、罰当たりかな…(^◇^;)
そんな風に誰からも愛される憩いの場所なんだよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

stitch(chicago)

2022-07-26 01:07:42 | CHICAGO
【縫目】
縫いあわせたさかいめ。 ② 布の上にみえる縫った糸の目。

masa's art chicago logo respect gallery

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする