THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,199 IWAMIZAWA STRAWBERRY JUNGLE大復活祭(オナKISS 編)

2023-04-20 08:56:32 | Live Set List


2、13:25~13:55
「オナKISS」

会場内に流れるBGMはクインシー・ジョーンズのディスコナンバーで「愛のコリーダ」
まずはステージ上に設置されている機材やアンプ類の説明を。
ドラムセットはYAMAHAのダークブルー・シェルが光沢を放つ(グランドピアノと、これのみが以前の機材らしいよ。巨大なドラは残念ながらなくなっていたけどね・・・)。
ベースアンプは万能タイプのごつい奴でビルトイン・タイプ・ピーヴィーだ!!。
ギターアンプは・・・・・
ローランドのロングセラーJC-120。
そしてマーシャルのタイプ違いで2台。
PA関連はミユキ・オーナーによると、同じ市内でライブハウスを経営しているMPホールからの品。

J-POP

まずは、このバンドのギタリスト、ミナミ君が元気一杯に大声でバンドをアナウンスします。

彼はここから徒歩10分のところが自宅だそうですよ。

このバンドとマサとは15年来の顔見知りだ。
オナKISSは方々のライブイベントでマイペースに活躍中!
マサとは、もうすっかりと仲良しさ。

2番手を華やかに飾ってくれるのはリョウコ姫を前面にフューチャーしたオナkiss。
そんな重責も何のそこ。
ライブ前にも関わらず、もうすでに余裕の表情でやる気満々、盛り上がっていましたよ。

このバンドとSTAは、よくタイバンを組んでいた仲。

チョットご無沙汰気味だっただけに感無量の極致だ。

しばらく活動の方は休止状態だったらしいんだけど、ここ数年前から再びアグレッシブに再始動。
でも2022年の7月16日(土)小樽は浅草橋オールディズナイトにて、やっと会えたのです。
感無量の極致だ。
と言ってもSTA、オナkiss共にメンバーは流動的だけどね・・・まあ、仕方のない事。
これはバンド活動における宿命みたいなものさ。
最近カメラマンへと華麗なる転身を遂げたジンさんも、初期オナkissのメンバーだったのですよね。
2019年にはリンドバーグ、その次にはボウイを中心にカバーしてたけど、今回も粋に仕掛てきたよ。


それでは早速メンバーの構成を・・・・・
5人編成で、チャーミングなリョウコ姫がセンターにてヴォーカルをつとめています。
なんまらアクティブで才色兼備だ。
いついかなる時にでも弾けるほどに明るく健康的な女の子。
ドラムにモッチ、ギター&コーラスに南(濃い青のヤマハ・セッションギター。ローズ指板。PUの配列はSSH。ゴールド・パーツ仕様)、ベース&コーラスがRYU(黒ボディのジャズベース。ローズ指板。レインボーカラーのストラップ着用)。
そしてもう一人の美女ユイちゃんがゲストとしてキーボードを担当(ROLANDを使用。JUNO-DI&RD-800&グランドPIANO)。
な、な、なんとこちらのレディはオーナーの愛娘さん。
いつのまにか立派なプレイヤーに成長していて感無量だ。
きくところによると、あまりにも上手くなった娘をみてキーボード・プレイヤーのお父さんが「俺よりテクニックがある・・・」と複雑な心境に陥り、それ以降はあまり弾かなくなり作詞業に専念するようになったのだとか・・・・。
まあ、カエルの子はカエルということでDNAは争えない戸いうことで(-_-;)。

このバンドでの音合わせは当日午前11:30に開場で初だとのこと!!
衝撃的な事実。
恐ろしいほどに自信があるなあ。
その現場を偶然目撃したけど、余裕で和気藹藹に盛り上がっていたもんなあ。

女性2人は写真でもお分かりの通り可愛い。
もうこれだけで癒し度満点。
メンバーもそれぞれにオナKISSロゴTシャツを着込んで衣装を統一(VO&G&B)。
中々にオシャレな連中だね。

素晴らしいシチュエーション。
ちなみにユイちゃんのみ白マスクを装着。
 
「皆さん、こんにちは!
おかげさまを持ちまして本日の大復活祭を無事に開催にすることができました。
今か今かと演奏の開始を待ちわびている方々もいるようです。

私たちの他にも素敵なミュージシャン達がたくさん出演します。
多くのファンも詰め掛けていますね。
ところどころに多少ではありますが、スペースも用意してありますので、感染対策もバッチリと施した上で思う存分に踊ってくださいね。」
と、盛大にセカンドアクトの幕開けです。

オナKISSはライブごとにコンセプトを定めていて、ほとんどの曲を入れかえて臨みます。
そのストイックすぎる心意気には拍手喝采だ。

「よろしくお願いします!」

1曲目はICEで「ラブ・メイク・ミー・ラン」
ガッツリの8ビート・チューン炸裂。
素晴らしすぎる疾走感がたまらないねえ。
1990年代の初め頃に一世を風靡した「渋谷系」なる音楽ムーブメント。
日本中を席巻したものだ。
最もCDが売れていた面白くも楽しい時代さ。
その中心に位置していたのがこの男女によるユニット。
ちなみにこの曲は1996年リリースのアルバム「ソウル・ディメンション」に収録。
ジャズやソウルのテイストを含んだ、オシャレで大人な都会的サウンドが特徴だった。
今回、このバンドの楽曲を取り入れたのはリョウコちゃんのアイディアによるもの。
ストロベリー・ジャングル用に特別に取り込んだ。
彼女と故オーナーが一緒のICEをプレイしていたという思い出の曲なんだそうですよ。
「追悼の意を表して歌います」とのこと。
そう聞くと尚更、感無量だよね。
一生懸命に頑張れ!!
故オーナーもニコニコ顔で、これを聞きながらビール片手に上機嫌だよ。
本家にも負けないくらいなセクシー・ボーカルを聞かせてくれました。
そうとうに聞き込んだ痕跡も随所に散見している。
シンプルでキャッチーな、どこか懐かしさすら感じるメロディーラインが印象的。
一度聞いたら忘れなさそうなコーラスのリフレイン。
イメージ・トレーニングもかなり積んだことでしょうよ。
真夜中のドライブに最適だね。
もうこれだけで十分に掴みはオーケー。

間髪入れずにメドレーで「メイビー・ベイビー」
1996年リリースのアルバム「WE'RE IN THE MOOD」に収録。
特徴ある70年代ソウル・ファンクの影響が絶大さ。
今、聞いてもちっとも古臭さを感じさせないところなんて凄い!
相当に先を突っ走っていたセンス溢れるポップ・ナンバー。
オナKISSの真骨頂。
適度に「ダイアナ・ロス」しているかいな!?((´∀`*))
早くもノリノリ。
で、ICEのギタリスト「宮内和之」もすでに故人です。
「あのかっこいいカッティングが聞けなくなってひじょうに残念です・・・」とリョウコちゃん。
この曲の後に宮内氏の死が迫っていたことを考えると、切なくもなってきますね・・・・。
バックを務め上げるメンバー達のロッカー然としたアプローチも超絶品。
その辺の自己主張の匙加減が気持ちよい。
只者ではない。
ICEが現在のJ-POPシーンに与えた影響力は計り知れない。
だからこそ、もっと語り継がれていかないといけないなあ。
オナKISSが、その普及活動にドンドンと貢献できるように今後も陰ながらも応援していく所存です。

~ワアーッ!パチパチパチ・・・・・・~
雰囲気は一転して幻想的なるリフが響き渡る・・・・。

「今日は私の個人的なイベントなのに、こんなにもたくさんの人たちに集まっていただき感謝感激です。
さっきお送りした2曲は、ICE、宮内氏と故オーナーに捧げたお弔いソングでした・・・・」

イントロはモッチくんによるスティックカウントから、東京事変の記念すべきデビュー・シングルで「群青日和」
2004年9月8日発売。
アルバム「教育」に収録。
オリコン週間チャートでは最高2位を記録。
タイトル通り、独自性を秘めた必殺のエナジーが炸裂する。
ちょっとオルタナティブ・ロックっぽくて、歯切れのよい愉快痛快なるアップテンポなリズム。
でも単純明快、安易に収まらないところがしたたかなる林檎嬢。
危険この上なき仕掛けが、あちこちに張り巡らされている。
次々に軽々と鬼門をクリアしてゆくオナKISS。
これってある意味ではプログレッシブ。
リョウコちゃんが速やかにマイクスタンド前に構えて、華麗に舞いながらもその実力をいかんなく発揮。
(初めて見る人たちも即座にリョウコ・ファンになったご様子)
その堂々たるパフォーマンはどうだろう。
ステージ狭しと前後左右を軽やかに、リズミカルに闊歩。
左脇には隠し玉、キュートなイチゴのバッグという趣向。
愛らしい仕草には、思わず手を合わせたくなるほど。
華麗に身をひるがえす姿だけの一瞬で、オーディエンスのハートを鷲掴みにした。
ありとあらゆるファッションに至るまで申し分なくオシャレ。
低く歌い紡ぐ序盤から、徐々にヒートアップしてヒステリックにシャウトするパートまでに絶妙の流れには思わず唸ってしまった。
林檎嬢の個性的なる声質も巧みにこなしている。
それは全観客が同意見でしょうよ。
まさにパーフェクトな歌唱力と表現力だ。
物おじしない佇まいの瞬間は、好感度高し。
まさに金縛り状態。
これだけを見ていても、リョウコ嬢は相当に椎名林檎フリークのようだ。
リスペクト精神が、そこかしこに滲み出ています。
それにすこぶる刺激をうけたのか、バッキングも不敵な面構えでドンドンと進行。
陰と陽、押しと引き、硬軟織り交ぜた曲調の展開もなんのそのだ。
そして特筆すべき点は・・・・・
その神々しきお姿もポイント高し。
ボーカルとベースによるユニゾンライン・・・・お互いの駆け引きが、切れ味鋭くってスリリングすぎる。
さすがRYUくんは亀田誠治直伝の安定感抜群なパッションを披露。
業師のミナミくんは右腕を天高く掲げつつ、ギターを緻密なエフェクター操作でゴージャスに彩りを添える。
リョウコ嬢はギターソロめがけて熱きエールを送り続ける。
絵になるなあ。
東京事変のカバーバンドはマ・シェリをはじめ、数多く見てきたけど、リョウコ嬢が群を抜いてピカイチなのは間違いない。
この曲を取り入れてからは、まだ日も浅いのに、すっかり自然とバンドに溶け込んでいるよ。
誰もが彼女にかぶりつき、もしくは釘付けだ。
トリッキーなるベース・ソロも鮮やか。
とことんまで研究してところが如実に表れている。
日頃から鍛錬を積んできたモノが花を開いた瞬間だ。
努力は決して裏切らない。
血と汗と涙の美しき結晶。
肝ともいえる疾風のごときドラミングに引き続き、軽快なる鍵盤さばきのユイちゃんが常に引き締め役を一手に担う。
全体をコケティッシュなグランドピアノ(YAMAHA)の響きが優しく包み込む。
オフステージでのニコヤカなる雰囲気も、ここでは完全に封印。
頼もしきキーボーディストに徹しています。
(キーボード同志ということもあってか、ライブ後STAのアッキーに色々と真面目に音楽の事で話しかけてきたそうですよ)
ミナミちゃんの軽やかなジャンプで、エンディングもバッチリと決まった。
壮大なる折り返折り返し点!

「嬉しいなあ。
ありがとうございます!
アララ・・・・ギターの1弦が切れちゃった・・・(´;ω;`)
あそこに飾ってあるんだけど、さっきファンの方からお花をいただいちゃった!!
ありがとうございます。
あとで一緒に写真を撮ろうね・・・・
それでは、次の曲・・・・修羅場」
再び東京事変から。
3枚目のシングル。
2005年11月2日発売。
オリコン週間チャートでは最高ランキング5位を記録。
2006年リリースのアルバム「大人」に収録。
テレビドラマ「大奥」の主題歌。
マニアックなセレクション。
拘り方が半端ない。
これってマ・シェリでも聞いたことがないもんなあ。
揺ぎ無いカリスマ椎名林檎の資質を痛感させられる(ウイキペディアより)
赤裸々すぎるほど病的に詩的で抽象的に描かれている女心を茶目っ気タップリに艶っぽく歌うリョウコちゃんがちょっぴり小悪魔にも見えてきた。
恐るべしレディ・シンガーの性。
ヘヴィーで変拍子気味なアンサンブルも特筆すべきポイントだね。

「メンバー紹介をします」と
懇切丁寧に愛情込めて一人一人を笑いも交えつつ紹介。
「今日は強力なサポートメンバーも迎え入れております」
と、ユイちゃんにもしっかりとスポットライトを当てる気遣いも忘れない。


さあ、そろそろ終盤に突入。
「丸の内サディスティック」
キーはE♭メジャー。
こちらは椎名林檎の楽曲。
1999年2月24日リリース。
1作目のスタジオalbum「無罪モラトリアム」に収録。
シングルカットはされていないけど、アレンジを変えつつ演奏され続けている代表曲の一つで認知度も高い邦楽史に残る屈指の名曲。
憂いと悲哀を含んだミステリアスで難解な歌詞の情景や心情がインパクト大で癖になりそう・・・(-_-;)
中でもサビで連発するユニークな音楽用語には思わずトリップしそうでニンマリしちゃったなあ。
この絶妙なる過激な仕掛けやサーヴィス精神と遊び心の味付けに乾杯!
隠し玉はR&Bなどでもよく使われる浮遊感漂う不思議で特徴的なコード進行の世界観。
皆さん、自由きままに妄想、偏愛してちょうだいな。
ところで、ミナミ君はギター弦が切れていようが、なんのその。
涼しい表情で飄々としているではないかあ。
大した度胸の持ち主だ。
かえってこの、トラブル・シチュエーションに、ご満悦しているかのようだ。

「もう、あっという間に最後の曲になっちゃいました・・・・(´;ω;`)
みゆきさん、最後に一言どうぞ!!」
「今日はありがとうございます。
ここはいつでも同じ値段でご利用できますのでよろしくお願いします。(1000円が入場料だよ。
ミュージシャン&観客共にリーズナブル)」


「名残惜しいのですが最後の曲です・・・・聞いてください・・・・・・スキップ・ビートです!!(クワタ・バンド)」
1986年7月5日発売。
桑田自身3作目のシングル。
アルバム「ロック・コンサート」に収録。
オリコン週間チャートでは1位を記録!
ザ・ベストテンでは、なんと6週連続1位!!
ここでこの曲を聞くことができるなんて。
反則技だ。
起承転結が結実した瞬間。
極めつけと言えば、もうこれしかないよね。

サザン・オール・スターズの桑田佳祐氏によるソロプロジェクトのナンバーが豪快に炸裂。
彼のお得意とする日本語をいやらしく英語風に織り交ぜる巧みなる芸風を取り込んで爆発的にヒット。
大評判を呼んだ愉快痛快なる発想が面白いよね。
「スケベ、スケベ、スケベ~~!!」が語源。
でもちょっと捻りを加えてリョウコ姫はスーパーフライのカヴァーバージョンで披露してくれたよ。(KEY違い)
そこに目をつけたオナkiss恐るべし。
お上品に仕上がっていて最高に悩まし気だ。
しつこいようだけど繰り返し言わせてもらいます・・・・ラストにはうってつけだ。
いぶし銀のギターとベースも、パーカッシブにリョウコ姫を盛大に盛り立てています。
ユイちゃんも悔いを残さぬべくで、グランドピアノの鍵盤上で滑らかに指を滑らせる。
仲の良さが見ているこちらサイドにもヒシヒシと伝わってくるような、微笑ましき光景だ。
情け容赦無きジャジーなブレイクの連発で余力を振り絞ってエンディングに突入。

「ありがとうございました!
オナkissでした!!」
無事に終了での大団円を迎えることができました。

ちなみにリョウコ姫は仕事で世界を股にかけた時の書籍物を出版しているのだそうです。
そうだよね・・・15年ほど前にリョウコ姫が海外ヘ行くとか聞いた記憶が蘇ってきたさ。
「リン姫の世界一周旅行」
完売したそうですが、去年重版の依頼がきたとのこと。
ネット販売では多少の在庫があるようだよ。
八面六臂にワールドワイドな活躍をするリョウコ姫に温かなエールがいつまでも贈られていましたよ。

ホントにお疲れ様でしたあ!!

 

迫力のライブに引き寄せられるように、入場客の姿も目立ってきましたよ。
フィラデルフィア出身のジョン(アベンジャーズのボーカリスト)も、ご家族をエスコートしながらようやくご来店!
外国人はやっぱりノリが違うなあ。

****ミキサー最高責任者の、長身ヤミーくんも、ずっと立ちっぱなしで一人黙々と音響効果に勤しんでいますよ。
頭の下がる思いだ。
本当にご苦労様です!****
























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VOL,199 IWAMIZAWA STRAWBERRY JUNGLE大復活祭(泡沫 編)

2023-04-20 07:12:28 | Live Set List
1, 13:05~13:25
「泡沫」
13:00に開場!
待ち焦がれていたかのように、それと同時に一瞬で会場は満員御礼だ!
これにはビックリ。
立錐の余地もないほどさ。
当初はシンプルに和気藹々の開催予定だったらしいリョウコちゃん。
いざ、蓋を開けてみたらば想像以上の熱い盛り上がり。
いかにこのイベントが注目されていたかが伺われるね。
正に嬉しい悲鳴状態。
もうこうなったら、皆で一生懸命に熱演するしかないべさあ。

さてさて、満を持してライブレポートの開始ですよ。
これが意外にも、,読んでくれている方々が多数存在することに驚愕だ。
あちこちで「読んでいるよ!」「面白い!」「凄い濃厚なる内容で勉強になるなあ」と絶賛の嵐。
たまには辛辣なるご意見も頂戴しますが・・・・。
今後も稚拙ながらも、頑張って書き込みしていきますね。

今回は全12もの、バンドやミュージシャン達が大挙しての出演を果たしてくれました。(リョウコちゃんとミユキオーナーが各方面へ逐一オファーしたそうです)
ジャンルもバラエティに富んでいて、最初から最後まで一切だれることもなく賑やかに進行。
大した事故もなく、、賑やかに執り行われていきました。
おおまかに区別すると、弾き語り(3組)とバンド体制の2部構成。
弾き語りの演奏,持ち時間は20分で、セットアップに5分が用意されています。
バンドは色々と手間取るため、セットップに20分も用意してくれました。
プレイタイムは30分という変則的なバージョン。

司会進行役はも、元気いっぱいな好男子ミナミくんだ!(オナKISSのギタリストでもあるのだ!何と、会場から徒歩10分の距離が自宅だという))
彼はもう、とにもかくにもお祭り男を絵に書いたようなヤツでして常に人気者。
その彼による盛大なアナウンスで始まったよ。


オープニングアクトは「泡沫」と書いて「うたかた」と読みます。
恥ずかしながら、私は読めなかったさあ・・・・(-_-;)
男女のデュオです。
全身黒ずくめのイデタチでカッコいいルックス。(写真を参照の事)
ご両人とも、イスに腰かけて落ち着いたギターと歌を4曲演奏してくれました。
極上の洋邦楽を取り混ぜたライブを披露してくれましたよ。
序盤に出演なんてもったいないくらいにクオリティ高い!
正直な話、もっと聞きたかったぞ!
おっと、そりゃあ贅沢か・・・・。

編成は・・・・
エレアコ・ギターに、高速イソギンチャク!!((´∀`*))
オベーションのセレブリティを使用。
チェリーサンバーストのボディカラー。
これがまた程よいクリアなサウンドでご機嫌だ。
キャップとサングラス姿。

妖艶なる歌姫は、ショートカットのヘアスタイルがよくお似合いのゆこりん。

高速イソギンチャクくんは岩見沢出身なんだけど、札幌を中心に活動しているとのこと。

事前にこの日のライブをフェイスブックに告知したら、盟友のオサムちゃんが「この2人は以前に私が一緒にバンド活動していたんだよ。」
アッキーが「ええ!!??そうなのですかあ!!??」
「マサさんがその時、本番直前まで一緒に会話していたからよくご存じだよ」

この日、ライブ・スタンバイで最前列中央にてお友達と談笑しているお二人にマサがインタビューした際、その謎が解明された!!
真夏の7月に小樽浅草橋オールディズナイトに出演していた彼ら。
「ジョシン」だあ!!
リッケンバッカーにサングラスとテンガロンハット姿のオサムちゃんと意気投合したマサは控室のテント内にて図々しくも息投合。
その時にはモーターヘッドのレミー・キルミスターで白熱。
ドラマーは男勝りのパワフルなテクニシャン、ウメちゃん。
このバンドはアン・ルイスのカバーだった。
その他にもNCRというバンドでも数度STAは対バンをしていた。
全然、雰囲気やルックスが違うからわからなかったけどね・・・(-_-;)
ところが、あまりにもの爆音で辟易してしまい両バンドは解散の憂き目にあったそうです…残念・・・・もったいないなあ。
その後、オサムちゃんはご存じの通り相変わらずの大活躍。
「泡沫」もマイペースでライブを敢行しつつもオサムちゃんとの親交は継続中。
今回も例の「カマダヤ」の件で、ひじょうにマニアックなコメントをいただきました。

はい、大変前置が長くなっちゃったので、、いざ開演ですよ!!

「今日はお忙しい中をこんなにもたくさんの皆さんに集まっていただきまして感謝しています。
最後まで盛り上がっていきましょう!!・・・・!!!」
本来の持ち味でも、ある泣かせるメロデイアスなサウンドをじっくりと堪能。「マスカレード」(1984年リリースのアルバム安全地帯Ⅱに収録。1984年7月25日発売の6枚目シングル。
オリコンチャートでは最高59位を記録。)
名曲というものは発表から何年経過しても遜色なく輝いているのですね。
ちっとも古臭さを感じさせません。
ミュート気味のギターによるストロークが味わい深く響いてきます。
抑揚が思い切りかけられたギターも効果を発揮していて印象的。
しっとりとしたバラードはノスタルジックで出色の出来栄え。
狂おしく、なまめかしいくらい官能的に迫るユコリン真骨頂のヴォーカルが思いっきり炸裂だ。
張りのある伸びやかなる喉は、開巻から、絶好調でで十分すぎるくらいに磨きがかかった感あり。
甘美なきまでに切なく耳元で囁きかけるように・・・・。(MCも同様だった!)
中間部分ではオーディエンスから徐々に自然と手拍子が沸き起こった。
声援も盛大かつ極控えめにかかります・・・・・。
しかし、玉置浩二の生み出す曲は名曲揃い。
北海道の誇りだね。
数あるメロディメーカーの中でも、ずば抜け過ぎた才能の持ち主。
天才とは彼の事を言うんだろうなあ。
歌唱力とコンポーザー、天は二物を与えた!!
「泡沫」、これで掴みはバッチリとオーケーさ!

時間の関係上、サクサクといこう。
「皆さん、どうもありがとうございます。
待ちに待ったストロベリー・ジャングルですね。
よろしくお願いいたします。
私も15年ぐらい前には、ちょくちょくこちらに出演させてもらいました。
今は前よりも広くなったかなあ・・・・。」
「私も20年くらい前にここでハコバンで出演させてもらっていました。
それ以上の思いで話はのちほどゆっくりと・・・・
次の曲はけっこう懐かしいですよ。
ちょっと毛色を変えてアニソンで・・・・・魂のルフラン」
高橋洋子が1997年2月21日にリリースした楽曲。
14枚目のシングル。
album「LI-LA」に収録。
オリコン週間チャートでは最高ランキング3位を記録。
不朽の名作「新世紀エヴァンゲリオン劇場版シト新生」の主題歌に起用された。
「ルフラン」とは「リフレイン」のフランス語読み。
ユコリン、文句なしに滅茶苦茶に上手すぎる。
静と動の対比による表現力もピカイチ。
魂の咆哮とはこのこと。
マサとアッキーは食い入るように聞き入ってしまったほどさ。
絶品な声質も感動的なくらいだ。
「ジョシン」の時も飛びっきり素敵だったけど、またそれとは一味違う魅力を一心不乱に情け容赦なく振りまき続けています。
知名度の高いキャッチーな傑作を己のオリジナルのような感覚で取り込んでいるところなんてさすが、と思わず唸ってしまった次第さ。猛烈に鳥肌が立った。
言葉を失うほどに・・・。
メリハリの効いた渋すぎるバッキングスタイルのギターも、勉強にすこぶるなるなあ。


「ヌマ子さんに捧ぐ・・・でした((´∀`*))
次も再びバラードですね。
メロディ・・・・」
玉置浩二1996年5月22日発表の10作目ソロシングル。
作詞、作曲、プロデュースすべてを玉置本人が担当している。
安全地帯のメンバーに対する思いを表現した飾り気のないシンプルな構成。
5枚目のalbum「カフェ・ジャパン」に収録。
オリコン週間チャートでは最高ランキング49位を記録。
当初はヒットには至らなかったが、後に著名な箇所にカヴァーされてからは認知度が増大。
玉置節炸裂の代表曲の一つとなった(ウイキペディアより)
本人も最も思い入れのある曲と公言しているくらい。
報道番組やテレビドラマにも使用された。
出だしのア・カペラからギターに入る瞬間がお見事。
これでもかあ、というくらいエモーショナルに琴線を刺激してくる憎い曲。
男性が歌う曲なのに、女性が歌っても何ら違和感もなく溶け込んでいるところなんて、そうとうに、裏打ちされつくしたスケールの大きな許容力を持ち得ていなければ成し得ない。
ユコリンの懐の深さを思い知らされました。
引き出しの多さは図りしれない。
全体を包み込むかのごとき、優しさと情熱が交錯する様に強く胸を打たれた。
歌詞の一節、一節を懇切丁寧に歌い上げているからこそ、こちらサイドのハートにもグイグイと染みわたってきます。
感情移入が半端ない。
甘く寄り添うような澄み渡るアコギによる一切の無駄を極力排除したフィンガリングやピッキングなどがかえって我々を引きまれますね。
ボーカルを引き立たせつつも、しっかりと自己主張は忘れないのだ。
それが証拠に誰もは食い入るように見つめ、無言で聞き入って酔いしれているではないか。

拍手喝采の嵐。
あまりにも素晴らしすぎて、不覚にも鋼の涙腺も崩壊寸前・・・。
「ビールの差し入れ、はい、ありがとうございました!((´∀`*))
美味しい!(と、グイっと一飲みしてコップは足元に)
歌いながらストロベリー・ジャングルを思い出しました。
その頃は私も20代!!??・・・・・
いよいよ、最後です」
「ええ!!??・・・・」
「この後にもたくさんのバンドが出演しますから最後まで楽しんでいってくださいね。
ザ・ビートルズで‥‥オー・ダーリン!!」
1970年6月5日リリース、11作目のイギリス盤公式オリジナルalbumの金字塔「アビー・ロード」に収録。
レノン・マッカートニー名義となっているが、正真正銘のマッカートニー作品。
日本オリコン週間チャートでは最高ランキング24位を記録。
ジョージもレノンも絶賛していた彼らお気に入りの一品。
レノンは「これは俺のスタイルの曲だ」と、歌いたがっていたほど。
ポールも納得のゆくまで試行錯誤しながら試したそうだ。
ストレートでタイトな進行だけど濃厚さはふんだんに散りばめられているもんなあ。
「スローなブギにしてくれ」なんて影響力大。
沢田研二にも似たようなのがあった。
永ちゃんの「アイ・ラブ・ユーOK」、10CC「ドナ」しかりだ。
それはともかくも、まさか、この曲が聞けるなんて…ビッグなサプライズ。
衝撃に打ち震えてしまった。
ラスト・ナンバーにふさわしいね。
限りなき逸話を残す永遠のロックンロールだ。
ポールは声が潰れるほどに歌い込んでレコーデイングしたんだけど、
ユコリンも負けてはいなかった。
だって、この曲はじっくりとタメの効いたアレンジなんだけど、徐々に高揚感が増してハイトーン・シャウトに至る。
そこの場面でたいがいのシンガーは外してしまったり、フラット気味にふらついたり、ごまかしたり、ファルセットに持ち込んでお茶を濁してしまうのさ。
ところが、この歌姫は別格だった。
それまでの疲れなど微塵も残さず、かえって張りのあるSTRONG・ヴォイスで彩を添えてくれたのだ。
凄まじき光景を目の当たりにしちゃった!!・・・・・ラッキー!!
こちらこそ、ありったけの賛辞を心より贈りたいくらいさ。

アッという間に「泡沫」のステージは終了。
大団円でした。

ミナミくんがマイクを手に司会
「泡沫さん、どうもありがとうございました!
続きましては、オナKISSにいきたいと思います。
準備に入りますので、少々お待ちを・・・・・」























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今年最初の行者ニンニクをゲットしたよ!!

2023-04-20 06:20:21 | free form space
今年も決死の覚悟で崖にへばりつきながらも、行者ニンニクをゲット!
幾つか球根が付いてるんだけど、こういう採り方はダメなんだよなあ…( i _ i )
何たって不安定な体制だったもので勘弁してください(^◇^;)
今回もcliffhanger並みの断崖絶壁に密集してる箇所は断念…
もう去年みたいに転落したくないもんなあ。😫

こいつのおかげでこの一年コロナ感染や大病を患う事もなく、元気いっぱいにライブやプライベートを過ごす事ができたよ。
またお世話になります🤠🎶‼️

しかし、どうしてあんなキツい場所にしか生えないのだろうか…??!🤔
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