THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,202 小樽浅草橋オールディズナイト20(鬼音KING編)

2023-08-07 03:06:11 | Live Set List


15,19:55~20:20

はい!さてさて、本来ならばここは我らがSTAの時間帯なのですが、それは最後にタップリとお届けしますね。

トリ前は景気よく「鬼音KING」の登場だ!
これは、オニオンキングと読みます。
決してオニオトとは読まないでね!
邦楽のロックが基本的なコンセプト。
岩見沢から初出演の6人組!(以前に見た時は5人組だった)
もちろん私も見るのは2回目なので、期待感にワクワクな状態だ。
でも、よくよく見て見たら知ってる顔ばかりだったさあ((´∀`*))
それでは気楽に和気あいあいと楽しもうっと!
メンバーのご夫婦からもバンドの入れ替え時に、懇切丁寧なる挨拶までしていただきました!
ありがたいことだ。

それでは、早いもので残り2バンドとなりました。
あっという間だね。
賑やかに流れ続けているBGMは、ザ・ビートルズの「レディ・マドンナ」「ヒア・カムズ・ザ・サン」など・・・・。
ナイスなセレクションがご機嫌だ。
勢いにのって、熱気ムンムンの会場から詳細なるライブレポートをお届けしましょう。
辺りはすっかり真っ暗だ。
照明も派手に点滅だよん。

彼らから陽気なメッセージが届いていますよ!
「ノリノリな曲を引っ提げて参りました。
手拍子、足拍子をヨロシクね!!」

早速メンバの編成をば・・・・

ヴォーカルは、サーやん(妖艶なる黒いヒラヒラなドレスを着こなしてのパフォーマンス。
いつもは動きやすいラフなジーンズやTshirtスタイルだけど、こういう大人っぽい衣装も中々に魅力的)
ベースに、大ちゃん(ジーンズと黒Tshirtを着用。2月の時にはフジゲンの渋い5弦FGNを使用していたけれど今回は治ちゃん同様にギブソン・サンダーバードをセレクション。茶色のボディカラー。
めちゃ似合っているよ。これがまた最高な重低音を醸し出していたよん。
ローズ指板。サングラスも装着。ちなみに収縮チューブのリードシンガーとして驚異のハイトーンを披露していたんだよ。
ビックリだよね)
ギターは、まくりん(2月にはサンバーストのレスポール・スタンダードを愛用していたけど、今回は黒いボデイカラーの変型ギターを使用。
グローバージャクソンかな?
攻撃的なシェイプがナイスだ!サングラス姿)
驚異の手数王ドラマーは、マーちゃん((´∀`*)暴れ百恵のドラマーでもある)
キーボードは毎度の名物男、またまたキムキムだ(愛器KORG KRONOS。相変わらずパイナップルの黒Tshirtを着ているではないか!?)。
コーラスには新加入のリエちゃん(彼女も以前はSTAでボーカルを務めていた。帽子と1ピース共に黒で統一。
キーボードも容易に弾きこなすのだ)

先述のご挨拶してくれた2人はサーやんと大ちゃん。
ニコヤカに再会を喜んだ。
そうさ、今までにも江別&ゴールドストーンで、チューブやリンドバーグのカバーバンドを見ている。
私のライブレポートに関しても好評を得ていたご様子で誇らしかったよ。
サーやんは今まで、ボーイッシュだったり、いかにもワイルドなルックスで男顔負けなダンスとともに女性ロッカー然とした佇まいだったのに、この日はグッとセクシーな新生面を披露。
絶え間ない声援に応えていましたよ。
ダイちゃんはベースの腕前もピカイチなのに、ボーカルのテクニックも言葉を失うほどで腰を抜かしたよ。
その声量と表現力は別格。
このバンドでは、いぶし銀のプレイヤーに黙々と専念していたよ。

前置きが大変長くなってしまいました。
「オープニングは今回初披露・・・・
極上のヘヴィーなナンバーですよ。
久宝留理子・・・・男!!」
波状攻撃開始!
ヤワな男どもが一斉に腰を抜かす、こちらはJ-POPサウンドのターニングポイントとしての決して侮れない曲。
ちょっと世の男性陣よ。
ビビッて後ずさりしないでよ。
でもこういう女性像も憧れの的なんだよなあ・・・(-_-;)
9枚目のシングルで彼女の人気を決定付けた代表作品。
1993年9月22日に発売。
5枚目のalbum「ヴォ―カリーズ」1曲目に収録。
オリコン週間チャートでは最高ランキング8位を記録。
50万枚以上のセールスを上げた。
まさしく、レディース・シンガーの王道路線を堂々と貫くべき最高峰に君臨する金字塔。
カラオケ受けもいまだに健在。
この曲で紅白歌合戦に初出場した時は私も見ていました!
オニオンキングも全く揺るがない、進撃の狼煙は留まることを知らないようだ。
サーヤンを支えるバック陣も、ひたすらに凌ぎを削るべく過激で迫真のリフで猛追。
もちろん、フロントセンターで常に女王様のごとく鎮座するサーやんをフユ―チャーしながら、虎視眈々と自己主張する様は頼もしい。
大胆かつ繊細なアレンジ・フォーメーションを駆使しつつね。
ド迫力盛り込んだスカっとした爽快な響きも気持ちいい。
思いっきり汗水飛び散らせて、はじけまくっちゃおう。

「こんばんは!
改めまして、小樽や岩見沢を中心に活動している鬼音キングです。盛りあがっていますか!?
昼間は滅茶苦茶に暑かったですが、皆さん、大丈夫ですか!?
よろしくお願いいたします。」
札幌が生んだ華麗なる歌姫の大黒摩季で「熱くなれ」が2曲目だ。
序盤にはもってこいの連発選曲が心憎いね。
1996年7月8日リリースの14枚目シングル。
NHKアトランタオリンピック放送のテーマソング(ウイキペディアより)
album「パワー・オブ・ドリームス」に収録。
オリコン週間チャートでは4週目でめでたく堂々の1位を獲得。
自身7番目のヒット曲。
道産子としては誇らしい限りだね。
一気に観客のハートを鷲掴み。
サーやんの虜だ。
大黒摩季愛も溢れるほどに漲っている。
情け容赦なくグイグイと煽りを入れつつの熱唱に次ぐ熱唱が圧巻。
サーやんの突き抜けるようなハイトーンは、大げさではなく本家に一歩も引けをとらない。
歌声はハスキーヴォイスではなく、どこまでも果てし無くクリア。
ドンドンと音程を上げてピークを迎え歌い切った時には会場全体から沸き起こるような歓声が渦巻いた。
鳥肌がビンビンに立っちゃったよ。
凄い!!もうその一言に尽きる。
筆舌に尽くしがたい。
タイトでストレートなバックのサウンドも効果覿面。
安定感も抜群なリズムセクションも異彩を放っている。
グルーヴィーなベースラインと、派手なシンバルワークには目を見張るものがある。

「今日はもの凄い暑さで、熱中症が心配ですね・・・・。
冷たいドリンクでリラックスしてください。
キムキム、大丈夫ですかあ・・・・?((´∀`*))
皆さん、帰り道は気を付けてください。
次の曲もやや激し目で・・・・工藤静香の・・・・BLUE VELVET!!」
29枚目のシングル。
1997年5月28日の発売。
album「アイム・ノット」に収録。
オリコン週間チャートでは最高8位を記録。
この曲もカラオケ人気は非情に高く、カラオケランキングでは1位を獲得。
静香嬢が大ファンだというアニメ「ドラゴンボールGT」第3期におけるアップテンポなエンディング・テーマ。
そうなのです、このバンドは全曲を才能豊かなサーヤンのキャラクターに合わせて、日本の個性的な女性シンガーの名曲からピックアップしているのですよ。
そこで当然のごとく、これが飛び出した。
歌詞が意味深でミステリアスなテイストが満載。
憧れの静香嬢同様に、サーやんも革のはっていないタンバリンを叩いたのかな・・・・?
申し訳ない‥‥その部分は見逃してしまった・・・・。
サーヤンのヒラヒラな魅惑的衣装がこの曲に一番マッチしているね。
惚れ惚れするほどの色気にグッときちゃう。
サーやん、とっても気持ちよさそうにシャープでエモーショナルな喉を振るわせ表現し続ける。
ドラマティックなイントロ展開から、ダントツに完成度の高い最大の見せ場だけに真骨頂だね!
どこもかしこも抜群に絶賛の嵐だ。
フルスロットルで突き進め、とばかりに猛驀進。
後悔しないよう、しっかりと脳裏に焼き付けて頂戴。


「では、ドンドンといきますね。
次の曲は中森明菜で・・・・デザイアー!!」
(黄金期の明菜14枚目のシングルとして1986年2月3日にリリースされた。
数多くの賞を受賞。
副題は「情熱」
鈴木キサブロー&阿木耀子による作品。
アルバム「CD’s87」に収録。
4分24秒。
オリコンチャート週間1位を記録。
以上ウィキペディアより引用)
マーちゃんのスティックによる盛大なるカウントから、爆音轟かせてビートに乗ったドラミング(オリジナル・シングル・ライナーにも「可能な限り大音量でお聞きください」という注釈がついていた)。
矢継ぎ早に、伝説の昭和歌姫をカバー。
ドラマティックに観客を引き込む、とても完成度の高い入魂の一作。
鬼音キングは骨太な音壁構築にアレンジしているようです。
今、改めて聴いてみても、何もかもがかっこいいね。
サーやんに明菜が降臨したかのような錯覚を覚えたほどだ。
全体的に抑え気味なプレイで、的確に壮大なる音絵巻を演出。
有り余るテクニックを、フルに導入した凄まじき展開は絶品。
今までとは全くタイプの異なる楽曲の特性を生かしつつも、バックとのアンサンブル・コンビネーションも秀逸。
まくりんのギターソロが、天空を自由自在に駆け巡る「ギュィ~ン!!」


ダメ押しとばかりに、フィナーレ・ソングを迎えることに。
「お名残り惜しいですが、最後の曲です・・・・・。
アンルイスで・・・・・ああ、無情・・・・」
あああ・・・本当に無情だよ・・・・・・(´;ω;`)
1986年4月21日に発売された27枚目のシングル。
album「遊女」に収録。
オリコン週間チャートでは最高ランキング21位。
アン絶頂期の頃だけにクオリティが半端なく、非の打ちどころがない。
これしかないね。
決定版!
ふさわしきアンセム!
近年、ワールドワイドに再評価の兆しがある80年代のJ-POP。
アン・ルイスも、それの枠には楽勝で入る。
女性シンガーのアマチュアロックバンドならば九分九厘、アンの曲を後半でお約束のように取り上げて一致団結で燃えあがっている。
女性シンガーのバンドにとっては、永遠に光輝くアンセム。
サーやん歌唱として、これくらいふさわしい曲はない。
絵に描いたように、良くお似合いのナンバー。
ご多分に漏れず、余力を振り絞ってのシャウト。
コーラスガールのリエちゃんも阿吽の呼吸で華麗なるハーモニーワークで好サポート。
サーやんをダンサンブルに絶えず盛り立てる。
特筆すべきは、心境著しい人気者の超絶売れっ子キムキム。
クールなお仕事をこなしているね。
最近はダイエットにも成功してダンディさに磨きもかかって、スーパー級ニヒリズムの振る舞いも板についてきた。
彼の有り余る実力をフル稼働。
この日も「鬼音KING」と「パイナップル」などでスケールアップした鍵盤さばきで貢献していたよ。
エンディングの1音に至るまで全力疾走の様相を呈しています。

イカシタものを見せてもらい充実感に満たされて至福の喜びを得たよ。
本当にお疲れさまでした。
爽快なひと時は、心地よい疲労感と共に無事終了。
皆の満足そうな表情が印象的でした。


*****あとはSTAを含めて2バンドのみ。
主催者でお馴染み、地元のオールマイティ―な大御所サイトウ氏がアナウンスします。
オオトリに控えしは矢沢永吉のカバーバンド「E・SANADA」が所狭しと暴れまくります。
心してお待ちくださいませね!!((´∀`*))*****



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする