先に紹介したTシャツのコーナーで、同時に購入した既製品がこの「シカゴⅨ」ジャケットデザインもの。たしか色違いでも売っていたような記憶があります。
私は黄色を選択。
若き当時は大喜びで着用してもいましたが、残念ながらあまり良い材質ではなく、洗濯する度にドンドンと縮むし、型崩れしてヨレヨレになるしで、何十年もたんすの奥に眠ったままです。このバンドがプリントされていなければとっくの大昔にウエス代わりか廃棄処分品。なんまらわやだべさ!(笑)
先に紹介したTシャツのコーナーで、同時に購入した既製品がこの「シカゴⅨ」ジャケットデザインもの。たしか色違いでも売っていたような記憶があります。
私は黄色を選択。
若き当時は大喜びで着用してもいましたが、残念ながらあまり良い材質ではなく、洗濯する度にドンドンと縮むし、型崩れしてヨレヨレになるしで、何十年もたんすの奥に眠ったままです。このバンドがプリントされていなければとっくの大昔にウエス代わりか廃棄処分品。なんまらわやだべさ!(笑)
お盆が過ぎるともう北海道は肌寒い風が漂い始めています。
扇風機に連続あたっているのと風邪ひきそう。
今月もライブが2本、東区民会館大ホールが終了後、北運河小樽ライブの最終リハーサルのためにマサがスタジオに到着。おってケンもマサの電気ドラム(東区民センターにて使用)を持参してロビーにやってきました。ついでファニーも参上。
今回は8人が集結。シンはお休みなのでオリジナルソングとピアノバラードには手をつけずみっちりとライブセットリストに着手。
北運河小樽ライブでのSTA登場時間は夕方ですが、ファニーの別バンド、PKB(ジャンルはクラブジャズで初参加)も同日12:30に出演します。
ミユキはシティジャズライブで他のバンドにてフルート演奏、この間はミキサー担当だったので久しぶりのSTA合流。何故か楽器ではなく先に籠どっさりと食品を詰め込んで現れました!
最近ご無沙汰気味だった愛器、バリトンサックスの重みがいつもにも増してきつそうです・・・。それでも写真撮影はしっかりと担当。
ファニーは新兵器をトランペットのベル部分に装着してメンバー達の注目を一身に浴びていました。なんでも手軽に自分の音が鮮明に聞き取れてモニター代わりに、そしてついつい力んでの吹きすぎ防止というスタミナ温存にもなる優れもの。ペット界隈ではいろいろな物が出ていて思わず手が出ちゃうんだね(笑)。興味津々。
ノブもニューシールドコード2本を導入。
赤のケーブルに金のプラグが高級感を煽ります。ケーブル専門メーカーの製品らしく、通常の楽器店では入手できず、わざわざ取り寄せたそうです。皆、こだわってますなあ。
セッティングしながらも東区民センターライブでの反省点や気が付いた事柄などを述べ合いながら演奏開始。
ミキがちょっと遅れるとの事でマサが仮歌とベースを兼任しながら進行。
この曲は1年8ヶ月ぶりに取り上げるので一番念入りに何度も皆で確認しながら演奏。
特にエンディングブレイク部分でのテンションは鬼気迫るほどに物凄いものがあります。
ノブやケンはいつもは滅多にやらないフレーズやらをひけらかしてきたので、皆に和気藹々いじられてもいます。
そのノブはジュンとミキによるツインボーカルに感銘を受けて絶賛。本当にこれは素晴らしい。
2人が納得ゆくまで逐一確認しあった賜物。一緒にプレイしていてもかっこいいなあ・・・と心底思っちゃいます。
ファニーはハイノートで切れっキレのペットサウンドを吹きまくってどや顔の佇まいなので、ケンが驚愕。そのケンは激しいドラミングで指をシンバルやリムに強打しがちなので怪我が絶えません。救急用具が必需品。
普段、個人練習ではそれほど気にならないのかミュートをおろそかにしていると爆音状態の中ではけっこう耳につくものです。割り合いと軽く見過ごされがちですが、これはセンスとタイミングが要求される重要なテクニック。
メドレー部分のイメージトレーニング、そしてジュンは自分が歌う曲の構成を再チェック。
音出しの合間にはマサが「来月の課題曲はシカゴ・バラードをやるよ」と宣言。ミユキにもブラススコアを手渡し。ジュンがリードボーカル担当。
STAにしては珍しくも2音上げバージョン。
ファニーはSTAでこのテイクは演奏済だから自ら書き直したスコアを所持しているのでまったく問題なし。
休憩中にはジュンを真ん中にして皆が第2回北海道弁講座。これ、すこぶる大受けで異常な盛り上がりを見せましたね。道内でも地方によって微妙に違ったり、浜言葉もあるし、津軽弁が絡んでいるところもあったりとなにかと奥が深い(私、先日北海道弁についての研究本まで偶然入手しました)。
もう一つの話題は「ダイエット論」。これはまた違った意味で白熱しました。
後片付け後は、これまでのSTAライブメモリー語らいに時の経つのを忘れてしまいました。なんたってトータル111回を数えるのですから。
タクは何事にも真剣な表情でうなずいているので微笑ましいネエ。
写真は40年近く前にはじめて入手したシカゴのTシャツです。
しかも一応はオリジナル。
綿100%のそこそこの材質シャツ。
記憶のかぎりで書かせてもらいますと・・・・当時の愛読書でもあったロック雑誌「ML」(シンコーミュージック)に「東京神田の小川町(シンコーミュージックのそば)に洋楽ロックバンド専門雑貨店オープン」の広告が。
さっそく先輩の日産チェリーX1-R(白)に数人のロック仲間達と共に同乗して群馬県から疾走、来店しました。
店内は憧れのロックバンドのグッズやらTシャツが所狭しにビッシリ。なんといっても当時はこのようなロック系グッズを目にすることがほとんどありませんでした。今では信じられないことですが。
さっそく友人はビートルズのTシャツ、先輩はKISSの「地獄のロックファイアー」プリントTシャツを購入。
私は販売棚からジェフ・ベックの水色Tシャツ、そしてもちろんシカゴは「Ⅸ」ジャケットデザインの黄色いTシャツを見つけて購入。
「他にシカゴ物はないのかな??」とキョロキョロしていたら,なんとバンドロゴのアイロンプリントTシャツも作成販売しているとのこと。
サンプルパネルを凝視してみたら、ありましたあ!燦然と光り輝く銀色のシカゴ・ロゴがあ!!。
即、お願いして、まずは別に黒のTシャツを印刷用に選んで購入。せっかくなので「ちょっと右上がりの斜めにしてください」と店員のお姉さんに頼んで見事出来上がったのがこれ。
喜び勇んで、けっこう愛用していたのですがある日気付いた。「あれれっ・・・」とロゴの縁が洗濯するたびにめくれあがってきているではないですかあ!!??
この調子でいけば「シカゴ・ロゴ」が剥がれ落ちるのは確実なので、残念ながらそれ以降はしまいこんだままです。
というわけでちょっとほろ苦い思い出が染み込んだ一枚。
CONCERTO F
MASA
何故か、オカリナを持っています。
宗次郎を観て来たので、久しぶりに引っ張り出してきて吹いてみたけど思った以上に難しい・・・指使いや音出しの強弱や伸ばしなど。もう気分はすっかり「ソロモンの笛を吹く悪魔くん」。
奥の深い楽器ですなあ。弦楽器ばっかり担当しているから手ごわい。
というか楽器に簡単なものなんかないんだけどね(笑)。
STAも吹く楽器がメインサウンドなんだから、リコーダー、スライドホィッスルに次いで活躍の場はないものかなあ。
実は、写真のシリーズで、もっと一回り大きなのもあったんだけど、いくら探しても見つからず。
割れちゃったか、誰かにあげちゃったかまったく記憶になし。
首かけ紐用の穴も空いています。
暖かくぬくもりのあるナチュラルな音色を聞いていると、不思議と心に染み入り穏やかかで優しい気持ちになってきます。
オカリナ奏者「宗次郎」のコンサートに行ってきました。
デビュー40周年記念ツアーとのことで、総勢10人編成という豪華さ(ペルーから来日した男性ミュージシャンも在籍)。
てっきり少人数での素朴なステージを想像していたので意外です。
40周年記念縦断ツアーとのことで、力を入れた内容にしてみたとのことで、全曲オリジナルの2部構成で2時間半近いステージ。会場は前売りチケットソールドアウトでビッシリ満員。
宗次郎は現在も茨城県の山村で暮らしていますが、オカリナも自ら土を練って製作。その数はゆうに数十万本にのぼるとのことですが、その中で実際に演奏に使用しているのはわずかに数十本だとのこと。
あの長髪を後方で束ねて髭面のルックスから仙人のようなイメージ、神々しい人なのかと思ったらけっこうユニークなジョークも交えて笑いをとっていましたね。
淡々とした語り口は貫き通していましたが。
しっかりとグッズ、CD,教則本の宣伝、そしてスポンサーに対する感謝の弁も絡めてもいました。
第1部が45分(全身真っ白な衣装)、15分の休憩を挟んで第2部は1時間(着替えて赤を基調としたエスニック風衣装に)、そしてアンコール。
宗次郎が奏でる、伸びやかで澄み切ったオカリナの音色が会場全体に響き渡ると別の次元に運ばれて浮遊しているような心地よさに包み込まれます。
どの曲が演奏されても、不思議と誰もがそれぞれ子供時代に過ごした田舎の情景が脳裏に鮮明に映し出されるのですよ。アジアンティスト満載な楽曲からラテン調、和洋折衷風とバラエティーなサウンド。真横の台にズラッと並べられたオカリナを次々に素早く持ち替えて吹き鳴らす姿は神のよう。オカリナは土でできているから使い捨てのカイロを上に常にのせて温めているのです。そうすることによってより良い音が得られるとの事。奥の深い楽器なのですね。
期待以上の素晴らしいコンサートは、あっという間に終了しました。「あと10年は頑張ります」と宣言してくれましたが、そんなこといわずにまだまだあと30年は活躍してもらいたいものです。
彼がオカリナの魅力に取り付かれて、全てをつぎ込み山篭りをしていた頃は誰もこの楽器の存在すら知らなかったそうです。
経済的にも相当に苦しい思いをしたようで、今これだけオカリナが普及したことに対する喜びと感謝の気持ちを聞いた時には、グッとくるものがありました。
でも実は私、子供の頃に、オカリナは密かに知っていました。
実物を手にしたのは、ずっと後のことですが、あの妖怪漫画の第一人者、水木しげる先生の傑作「悪魔くん」の中に登場するメフィストの名物場面にそれはよく登場していました。
主人公の悪魔くんのいうことをきかずに反抗的な態度をとったメフィストに対して懲らしめの意味でよく吹いていた楽器がオカリナ。
まあオカリナではなく「ソロモンの笛」と呼んでいましたがね。これを吹くとメフィストの山高帽が吹っ飛び、脳天からモクモクと煙が出てきて、のた打ち回りながら苦しみ、結局は服従するというもの。
人間の少年が大人のしかも悪魔にセッカンをするという、ちょっとユニークな発想は水木先生ならではのもの。
メフィストもなかなかに憎めないチョコレートとカワイ子ちゃん好きな良い奴なんですがね・・・・・(笑)。
道新ホールは久しぶりに入りました。
かなり前に「プリンセス・プリンセス」「ルースターズ解散コンサート」、そしてブリティッシュロックボーカリストの王者「ポール・ロジャース」を観て以来かな。
しかしこの8階まであがる手段はもちろんエレベーターか階段。
ちょっと不便ですよね。まあ仕方ないかあ。
2015,8,8(SAT)
札幌市東区民センター2階大ホール
STAにジュンが加入してから、早いもので10ヶ月ほど経過しているのですね。
思い返せばジュンはスタジオ・ロビーでマサと意気投合して即加入、スコア受け取り即リハーサルを経て怒涛のライブ攻撃と波乱の強行スケジュールを心からエンジョイしつつも、日々ブラスロック・ワールドにドンドンとはまり込んでいる彼の姿を見るにつけ微笑ましくもあり、頼もしくもあります。
さて、そのジュンはSTA以外にも積極的に色々なプロジェクトで活動中。そんな流れで今年の春にお世話になった「桃太郎ライブイベント」
ここのママさんはじめ、スタッフの方々、常連客さん、タイバンの皆さんの取り持つ縁で今回、新たに開催された「北光フェスティヴァル」にもお声をかけていただきました。
嬉しい事ですね。
ところは東区役所内にある大ホール。この場所は以前から知ってはいましたが、初STA利用です。
普段は市民サークルの集いから、音楽ではジャズからクラシックなどにほとんど活用されているのですが、我々のような爆音ロックはひじょうに稀なことだとおもいます(たぶん館内に情け容赦なく轟いたと思われ・・・・)。
まあ、どこでやってもSTAはやっぱり浮いていますがね(笑)
毎月行われている「桃太郎店内でのライブ」ですが、このたび同じ東区において、大規模な催しを!というコンセプトのもと、ママさんはじめバンドマン関係者達が実現に向けて奔走したようです。ただ、実際に動き出したのは一ヶ月ほど前だったらしくて、人員、器材、出演者、その他もろもろの膨大なる事柄がなかなかうまく起動しなかったようで本番当日が近づくにつれてそうとうに大変だったようです。
皆様、ご苦労様でした。
そこはママさんの絶大なる人望で多くの仲間達が集結、一致団結して、紆余曲折、たいした事故やトラブルもなく無事に時間通りに進行、フィナーレを飾る事ができました。
今だから言えることですが、現実的にみても実現不可能なタイム・テーブルだったのですよ(数回にわたる時間変更がそれを如実に物語っています)。
火事場の馬鹿力というか、ミラクルとしか言いようがありませんね、あれは。当のSTAは出演予定だったミユキが急遽プレイヤーから音響卓付デビューということになりました。
ライブ1週間前から器材の調達から雑事に走り回り、前日も会場にセットアップ入り。
マサも電気ドラムの貸し出しに協力しましたが(これ、STAが初期の頃に出演したあの因縁の企画倒れ・銭函海水浴場ライブ以来の持ち出し)砂まみれだったので、アンクルキャッツのギタリスト・フクダさんが綺麗に拭きとってくれたそうです、感謝!
晴天の朝9時、区民センター駐車場には早めに到着したメンバー達が賑やかに集っています。玄関先に膨大なる楽器群を積み上げて9時の時報と共に(役所なので時間ピッタリに行動します)「それ!」と掛け声もろとも台車に乗せた器材をロビー内エレヴェーターに運び込み一気に2階ホールへ。
他のバンドマン達も機敏に手伝ってくれます。
広々としたホール、ステージもグッと高くて素敵な設備ですね。
ズラッと並べられたイスとテーブルから察して普段は講演会などにも使用している場所のような気がします。
メインスタッフはずっと前からスタンバイしていたようで、あちこちに案内表示、説明文などの書き込まれた紙が貼り付けられています。
パンフレット、ドリンクや弁当関係が置かれた受付もすでに備え付けられていて、この辺のフットワークはお見事。
と、のんびり構えているわけにはいきません。ここからは分単位のタイムテーブル。
次々と集まったバンドからリハーサルが開始されてゆきます。
5~6組のミュージシャンが迅速に音出しチェック。STAは2番手。
皆手分け作業で効率よくこなしていきます。思ったよりも事細かに各自の音出し確認もでき、この辺はミユキがんばっていますね。
顔ぶれをざっと見ただけでも、今回くらいジャンルの壁を遥か彼方に超越したイベントは皆無で、
様々な音楽が飛び出してきます。
入場客が増えてきたので早々にリハーサルを終了(AM11:00)。ジュン&フクダ氏が中心となって雑務の手伝い、ご協力よろしくとのことが出演者らにも伝えられます。STAメンバー達は食事やウォーミングアップ、プライベートのためにそれぞれ外出。
家族連れ、年齢層の高い客層がほとんどで皆さん、リラックスして開演の時を待っています(ちびっ子応援団もいて、もうそれだけで癒されます)。マサは廊下である女性に「STAライブを観るのはこの日で3回目よ!」と声をかけられ激励を受けました。
まずは実行委員代表の方がステージ上にてご挨拶。
このイベントの主旨、内容などについての説明後は、この日をめでたく迎えられたことに対する感謝のお言葉も。
そして男女2人の司会者がステージサイドに陣取っていて「今日は末広がりの8月8日で縁起が良いとのことで開催決定に至りました」と語っていました。なるほど・・・気が付かなかったなあ・・・。
その流れから「それではただ今から北光フェスティバルを開催します!」との声を合図に会場全員がいっせいに拍手「パチパチパチ~!!」。
司会者から紹介を受けた若者二人が壇上にスタンバイしています。
ソノダ君20歳とサイトウ君22歳の逞しき男性二人による和太鼓がトップの演者。
「いさりび。」12:00~12:10 普段は心叫太鼓「厚嵐会」に所属。ここでは10年にもわたって活動しているそうですが、今回は独立ユニットでの参加。
左右に分かれ腰を深く落として構えた姿勢から力いっぱいに叩き出される迫力あるサウンドは理屈抜きにかっこいい。小太鼓、中太鼓、大太鼓を両手&バチさばきで強弱つけながらの表現が残響音も加わってドラマティックで圧倒されます。
会場入りのときにも彼らにSTAはエレベーターで搬入を手伝ってもらったんだよね。
大太鼓一本打ちにて中学生の部「最優秀賞」
大10回東京国際和太鼓コンテスト青少年の部「最優秀賞」受賞歴あり。
「ピーチBAND」12:10~12:25
このバンド名はもちろん「桃太郎」の「桃」から命名したのでしょうね。
7人編成の桃太郎常連ミュージシャンバンド。
真っ赤な法被姿のジュンもコーラスとアルト・サックスで参加しています。たった今、和太鼓を披露してくれたソノダ君がドラム担当、他にもアンクルキャッツのメンバーや見慣れた顔ぶれがズラリ。
「桃太郎ライブ」の際にギタリスト・ズッキーと共にワールドミュージックを演奏してくれたトクダ君がティンホィッスルで異国情緒溢れる音色を導き出してくれます。
ザ・ワイルド・ワンズ「思い出の渚」で始まり、サイモンとガーファンクルで有名になった「コンドルは飛んでいく」ではアコースティックギターによるイントロからアンデス民謡のフレーズに誘ってくれます。
井上陽水「夢の中へ」で締めくくり。(AS&CHOジュン、Bササキ、DRソノダ、AG&VOタケダ、Gフクダ、TIN WHISTLEトクダ)
桃太郎ライブの時もでしたが、今回も専属のカメラマンが撮影を担当。あちこちのポジションからベストショットを狙ってシャッターを切り続けています。
「カラオケ第1部」12:25~12:50
ここで一旦バンド演奏は小休止。
お気に入りの曲のリクエストも大歓迎とのことで数名の方たちが舞台狭しとばかりにお得意のコブシを震わせて熱唱。特に「母さん」を歌った方のいでたちには目が点になりました。金髪のでっかいリーゼントカツラと黒いサングラスとスーツ。
このルックスでしみじみと故郷の母親に送る切ない歌声に司会者は「てっきりロックンロールでも歌うのかと思ったけど、このミスマッチ感もいいものですねえ」とフォロー。
STAライブ界隈ではもはや超がつくほどの有名人「アベさん」も駆けつけてくれてネオンスティックを振りつつ声援。
「SKYLER」「CROSS NOISE」12:55~13:10
元AXIAの姫は某音楽教室の講師を勤めていますが、その直属の弟子にあたる男の子、陽大君(10歳)とのコンビで1台のキーボードを駆使して「チャップスティック」「子犬のワルツ」を弾いてくれました。
「スカイラー」って麗しき師弟愛があたり一面に漲っています。
両親が見守る中、足台を置いて陽大君は頑張りました。
そのまま姫はNORIのソプラノサックスを迎えて「クロスノイズ」へ。
桃太郎ライブ同様、アヴァンギャルドで一種独特なデンジャラスミュージックを展開。
青のお揃いロングドレスに黄色い髪飾りもお似合いのお二人は「トルコ行進曲」「真っ赤な太陽」を熱演。
姫は5歳より電子オルガン、13歳よりピアノを始めただけあってテクニックは申し分なし。自宅にピアノ2台を備えて連日猛練習の日々だそうで女キース・エマーソンと思わず呼びたくなるほど。
NORI嬢も中学吹奏楽部で管楽器の魅力に取りつかれて以降、社会人になってからサックスを始めたそうで現在は一般吹奏楽団、サキソフォンアンサンブルジャズ・オーケストラ等で活躍中。次回はやさぐれた感じの「ななつの子」もまた聞きたいなあ。
ぐっと雰囲気が変わってここからは「日本舞踊 紀ノ川・春暦 緑祥千葉流」13:15~13:30
着物姿の女性二人による艶やかなる舞にあらためて日本古来の伝統芸能の長きに渡る歴史の奥深さを痛感した次第。
「カラオケ・飛び入り」13:30~13:55
「旅姿六人衆」でやんやの喝采を浴びたあとは、「レッツ・ゴー・ツイスト!」の掛け声から「ダイアナ」で男性シンガーの方はノリノリ。
「桃太郎ライブ」でもあまりにソックリでビックリさせられた松山千春のモノマネ芸で有名なタケダ君による「長い夜」もついに飛び出した(シカゴのではないよ・・・って説明いらないよね)。
彼はピーチ・バンドに引き続き2度目の登場。お馴染みのハゲカツラ、黒サングラスはお約束、マイクの構え方まで同じで大受けでした。ボーカルはもちろんのこと、しゃべりまで北海道弁を交えてこなしてくれるのだからおみそれしちゃいます。
「お前ら、松山千春に会えるとは思わなかったべ?。今日来て良かったべ?」
間奏では手拍子が自然に沸き起こり、ステージから飛び降りて客席を歩き回っての大熱演。
「なが~~~~~い夜を~~」「おま~~~~~えだけに~~~」ってな調子で引っ張るだけ引っ張る新ネタも新鮮。
司会者も「大変お忙しい中を松山千春さん、ありがとうございました!!」と応戦。
粋な計らいに頬も緩んでしまいますね。
「杉中昌司さん」13:55~14:05は茶色のエプロン姿でアコースティック・ギターによる弾き語りを。
41年間勤めた会社を定年退職し、現在すすきので「スナック 椙」を経営。自分のお店と年に2~3回介護施設でギターライブを行っているそうで、この日もオリジナル「赤い赤いバラ」をしっとりと聞かせてくれました。この曲の共作者でもある友人の方は現在銀座でジャズピアニストとして活躍しているそうです。
2月に桃太郎ライブに出演した杉中さんは帯広にまで活動範囲を広げてアクティブに音楽ライフを満喫しています。
ギタリストのフクダさん率いる「UNCLE CAT’S」はSTAが桃太郎ライブでご一緒した後、メンバーが相当入れ替わった模様。
5人編成(本来ツインギターなのですがこの日がギター1本のみ)のうち、新加入のベーシスト、函館出身のササキ君とマサは本番前からすっかり意気投合してしまいました。もちろんベース楽器がキッカケ。しっかりお互いのイバニーズ、スペクターの比較論も繰り広げつつね。
もう一人のリズム隊ドラマー、コニシ君はコダマ君の後釜ですね。キーボードはゴトウさん。
STAのジュンはずっとステージ脇に待機してバンドの入れ替え時の楽器移動、バンド紹介など一時たりとも休まずにスタンバイしています。
そのジュンのアナウンスがキッカケでドラムのビートが刻まれます。
順々にメンバー達が現れて楽器を演奏、ドンドンと厚みが増してゆき最後にボーカルが登場するという心憎い演出。フクダさんはストラトキャスターから味のある音色をはじき出しています。
ボーカルのタナカ君は出番前にトイレで念入りにメイクを施していただけあって、煌びやか、妖艶な佇まいでオーラ満開。
存在感が半端じゃありません。
ヒラヒラと舞い落ちる赤い羽根付きのショールが更に魅力を煽ります(桃太郎ライブでは黒い羽でしたが)。
ステージ前方にはファンの人たちがドッと押しかけています。VO以外のバックメンバー達はアンクルキャッツのロゴ入りTシャツを着用(黄色と濃紺の2種類)。
このロゴはベースのササキ君がつい最近デザインしたそうで(これが彼の本業です)、バスドラなどにも描きこまれています。
お馴染みのナンバー「GOLDFINGER’99(郷ひろみ)」、「夢ふたたびの(加門亮&翠明)」、「ダンシング・オールナイト(もんた&ブラザーズ)」であっという間に駆け抜けてゆきました。
ボーカルのハリと伸びやかな声に歓声が上がっていましたね。
ミユキも卓いじり以外にカメラ撮影とつねにジッとしていません。
「カラオケ 2部」15:10~15:20
女性の方が悩ましげに「また君に恋してる(坂本冬美)」を歌ったかとおもえば、男性の方が「自分は黒髪じゃあないけど・・・」と前置きしてから「黒髪しぐれ(鏡五郎)」を。
「麦畑(オヨネーズ)」では歌詞にあわせてお揃いの麦藁帽子を被った男女お二人が壇上に。女性はチャーミングに髪型はオサゲ、首にはタオルをかけています。仲良く手を取り合って歌っていると着物姿の女性が袖から現れてアドリブの踊りを絡めてきました。
最後の曲では、杖をついたお爺ちゃんもジュンにエスコートされながらステージでマイクを握っていました。微笑ましい光景。
ハスキーヴォイスがセクシーな「小柳耀子さん」15:10~15:20
観る者、聞く者を一瞬で惹き付けるカリスマ性を備えた女性だなあ、と思っていたらFMラジオアップルで3年間1時間番組「びばあ よ~こ」でパーソナリティを勤めていたそうです。やっぱりなあ。
歌ももちろんだけど、巧みなトークは筋金入り。
外国のマンボと日本の都都逸の融合曲「東京ドドンパ娘(渡辺マリ)」でパンチをかませば、「テネシーワルツ(海外モノではパティ・ペイジが有名)」ではしっとりと。
この曲にあわせてチークダンスタイム!とばかりに男女の姿が舞台下フロアに。
ちなみに小柳さんは現在札幌で「びばあ よ~こ」を経営しています。
男女2人によるユニット「LAUFEN(ラウフェン)」15:25~15:40
マサは彼らの存在はスタジオなどに張り出されているポスターやフライヤーで知っていたのですが観るのは初めてです。
CUKA(VO)&克(G)が作り出す曲は様々な表情を見せ、哀愁の中に優しさを、明るさの中にも悲しみが同居する絶妙なバランスが多くの人々に長年支持されている理由の一つなのでしょう。
この日も各テーブルに自分達のフライヤー(カラー印刷でCD&LIVE告知記載)を熱心に配布していました。宣伝にも力が入っていますね。
「涙そうそう(夏川りみ)」をしみじみと聞かせてくれたあとには、オリジナル「巡りくる季節」を演奏。
ここからは特別出演として15:45~16:00に、津軽三味線界のホープ「新田昌弘氏」がはかま姿で登場。神技ともいえるバチ捌きを演じてくれました。
一音一音に張りのある、それでいて繊細な音色に会場内は水を打ったような静寂ムードに。
パーカッシブな奏法や目にも止まらぬ早弾き奏法はギターやベース奏者ならおおいに参考になったはず。
新田氏は父、新田流 家元「新田弘志氏」に影響を受け14歳から津軽三味線をはじめ、なんとはやくも7ヵ月後には1998年津軽三味線東京大会中高校生の部で優勝。その後、2000年、01年、02年と全国大会で連覇。世界各国で演奏したり、教育活動として公益財団法人日本青少年文化センターからの要請で10年以上にわたり全国各地の小中学校にて公演を行っています。
16:00~16:10アンクル キャッツのボーカリスト「タナカ君」は各方面からの熱烈ラブコールによって2曲の演歌で渋い喉を聞かせてくれました。
「冬鴎(吉幾三)」「涙(前川清)」
バンドのセットチェンジ中にもマサ、ファニー、コーちゃんのSTA古株3人衆は活動初期のライブ裏話エピソードを思い返して語り合い大爆笑。色々ありましたね。当時にしてみたら洒落にならない事柄ばかりですが、今となっては全て笑い話。信じられない事盛りだくさんで、もうその話題だけでもこのコーナーがビッシリと埋まっちゃうくらいです。またマサとファニーは節操がないと影口を叩かれるくらいに雑食人間(音楽以外の趣味に対してもね)。だからあらゆる話題にも適応できちゃいます。ある意味、良識あるオタクなのでしょう。
再び新田昌弘氏が登場。16:10~16:25
衣装替えを済ませ、今度は打楽器としてここ最近注目を浴びているカホンを手にしたミュージシャン(シンバルも導入)とのコラボレーション。
和洋折衷とはこのこと。火花散る攻防は必見。まったく違和感なく一体となって溶け込んでいましたね。
そしてあっという間に最後「チェリーブロッサム」の時間となりました。16:30~16:50
あの桃太郎ライブの時にも、全ての観客のハートを鷲掴みにした女性二人によるべりーダンス。
まさしく締めくくりにはうってつけではないでしょうか。
美しくもオリエンタル風な衣装をまとったダンサーが一人づつ、まずはBGMにあわせてダンスを披露。そして二人一緒にパーカションを手に再登場したら、そのまま、会場に下りて観客達にも一緒に踊りへのご招待。
最後は皆がステージに上って輪になってお祭りモードに突入。
インパクト満点のこのダンスは見た目以上に体力も使うそうですが、美容と健康にも最適だそうですよ。
このお二人は、2002年にべりーダンスと出会って後、2012年から一緒に札幌を拠点に活動。いつも宝石箱を開けた時のようなキラキラとしたファンタジーの世界をお届けできるよう心を込めて躍っているとのこと。
というわけでして、ざっと書き綴ったライブレポート。最初に書いた「今回くらい豪華絢爛な音楽ジャンルは皆無」は嘘じゃあないでしょう!
和太鼓、GS,カラオケ演歌、ジャズ、日本舞踊、弾き語り、昭和歌謡、流行歌、J-POP,津軽三味線、そしてべりーダンス。
じゃあ、時間を戻して14:10~14:25。
この日、一番の大所帯9人編成で、一番うるさく暑苦しい(毎度の事!)ブラスロックバンド、THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITYのコーナーです。
何度か書きましたが、このたびのイベントは変更事項が何度も起こりそのたびにタイムテーブルが削られてゆき、最終的には17からなるセクションに収まりました(あえてこういう表現にします)。
よってSTAもマサとジュンによって数回の曲目チェンジを行いましたが、このくらいは手馴れたもの。(いつもの持ち時間の半分)
ただバンドの入れ替え時間が5分というのはへヴィーです。通常の10分でもちょっとトラブルが起こると人数が多いので時間が超過気味になります。
今回はミユキ初の卓いじり、しかも実質的に一人の作業。
救いと言えば彼女はSTAの中身を熟知しているということ。
そこで、出来うるかぎり皆で作業分担して助け合い、一番セッティングに時間のかかるケンはこの日ラッキーなことに17出演のうち3バンドしかドラマーがいないので、3つほど前の出演者が入れ替え中(ピーチバンドの後)にちょこちょことセッティングに勤しんでいました。
それが功を奏したのか、STAの時間になった途端、「それっ!!」と全員がステージに駆け上り、1秒も無駄にしないような迅速な動きを見せて準備完了のサインをマサが出した時の計測タイムは最短記録をマークしたのでした!!
実に「2分20秒」!!!!
逆境に過去何度も立たされても乗り越えてきたSTAの本領発揮。
ブラス隊は並んでチューニングを行う余裕まで見せています。
シンもノブに「Aの音」を要求。
マサはシュアー・ヘッドセットマイクワイヤレス用のレシーバーを前もってミユキ嬢の卓上に設置してもらっていたのでスムーズに完了。
さあ、レッツラゴン!!」
***SET LIST***
1、VEHICLE・・・IDES OF MARCH
2、THAT’S THE WAY・・・K,C&THE SUNSHINE BAND
3、GET IT ON(黒い炎)・・・CHASE
4、25OR6TO4(長い夜)・・・CHICAGO
***MEMBER***
MASA・・・B CHO VO
NOBU・・・G
KEN・・・DR PER CHO
SHIN・・・KB CHO
MIKI・・・VO PER CHO
TAKU・・・TB
KOH-CHAN・・・TS
JUN・・・AS VO CHO
FUNNY・・・TP
MIYUKI・・・MIXER CAMERA
男性司会者の方から丁重なる紹介を受け、ケンが元気一杯に4カウントでライブの狼煙をあげます。まずはブラスロックの王道「ヴィークル」で幕開け。
オープニングからエネルギー全開。
マサは一時たりともジッとせずに前後左右と動き回り、ジュンはアルトサックス&ボーカルの二刀流をしょっぱなから余裕をもってこなします。ノブは極上のギターソロを連発。
ファニーは切れ味鋭いヒステリックなトランペット炸裂。あの乾いた管楽器が耳に突き刺さってきます。
はじまった途端にステージ前方にはリズムに合わせて踊り狂う観客でごった返しています。もうこうなったら老若男女の境界線は不問。
もちろんその中心にはアベさんが陣取っていますよ。
「THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITYです!皆さん楽しんでいますか!!~~」
「YEAHHHH!!!」
「濃厚に一瞬のすき間もなくブラスサウンドで突き進んでいきたいとおもいますので、最後まで楽しんでください。NEXT NUMBER,KC&THE SUNSHINE BAND,THAT’S THE WAY!!!」
会場は往年のディスコに豹変して、皆さん古き良き青春時代を彷彿とさせるかのように思い思い自由自在にステップを踏んでいます。
ブラス隊の4人はノーマイク状態ですが(このセットだとどうしても力が入ってしまいがち)そんなこと微塵も感じさせないほどに一切だれることなく全員一丸となって汗飛び散らせていました。
途中即興で曲構成が入れ替わるというアクシデントがありましたが、それがかえって効果発揮していたようです。
理屈抜きのダンスナンバーの金字塔、恐るべし。御託並べてないでさっさと踊らにゃあ、損、損~~ってなあ具合。
ジュンとコーちゃんのサックスコンビはリフに呼応して向き合い仰け反りプレイを開発した模様。
たくちゃんも腕を頭上高く伸ばしての熱演。彼の専属スカバンド「ダメンズ11」の衣装は左胸にどこかで見たようなロゴマークが・・・(シンからも指摘されていましたね!)。
ミキは益々ロックシンガーの領域にはまり込んできましたね。「黒い炎」をフロント中央に歩み出てシャウトしまくり、腰振りまくりで挑発。
最近、DOCOMOのCMで話題の名曲は会場を更にヒートアップしたようで後半戦に突入。
リハーサルの時よりも本番の時のサウンドがすこぶるゴキゲンでとても快感です。
シンはつねに沈着冷静に全体のアンサンブルを睨みつつ的確な鍵盤サウンドで援護射撃を繰り広げてくれるので、いくらハチャメチャに他のメンバーが暴れて羽目をはずし気味な状態に陥っても安心です。
マサはケンのドラムセットのバスドラムやシンバルに挑みかかったり、ジュンともたれあったり、ノブと膝まづいて絡んで、ファニーに駆け寄ったりと多忙(ケーブルに足引っ掛けて転倒しそうになったけど)
ノブからプレゼントさせれたばかりのストラップも安定感抜群で調子が良い。
ケンの千手観音のごとき、ドラムソロでは汗ほとばしり、会場から感嘆の声が沸き起こりました。じっくりとタメてから怒涛のエンディング。
熱気ほとばしる中、ラスト「25OR6TO4~~~~!!」
待ってました!とばかりに余力を振り絞って皆エネルギッシュに狂い咲き。
マサはベースネックを突き出してリードボーカル。
ジャンプに腕の回転、モニターに片足乗せ、大股開き、スキップステップはおなじみのアクションポーズ。
喉が張り裂けんばかりに叫びまくり。
ノブがせり出しソロ場面では、メンバーや客の皆が激烈エールを送ります。
マサがベースを肩から外して振り下ろしてライブ終了。
「ありがとうございましたあ!!」
皆、汗まみれで
ビショビショ、頭から湯気があがっていますよ。
演奏時間も予定内に収まり、100%イケイケ(ファニーいわく)のセットリストも功を奏したようです。
これも今の面子だから成し得た功績。
理想と現実は違いますからね。
この日、メンバー達は超過密スケジュール。
トロンボーンのタクちゃんは、取り急ぎ後片付けをすませてその足で旭川に移動。
「ダメンズ11」のソロコンサートが夜に行われるのです。
そしてあくる日には買い物公演でもライブ。その後も休みなくリハーサルだそう。
ハードだねえ。
よほどの演奏好き人間でなければ、できない離れ技(移動もライブもね)。
ロビーでは桃太郎ママにマサは呼び止められて恐れ多くも感謝&絶賛の言葉をたくさん頂戴しちゃいました。もったいないくらい。こちらがお礼を言いたいほどで。
その後もいたるところで、お客様たちからお声をかけてもらいました。
「桃太郎」営業中もライブイベントの話題一色に染まり続けているそうです。ほんとうに良かった、良かった。
STAメンバー達もあくる日からお食事処「桃太郎」に舌鼓を打ちにいったり、果てには厨房に入って調理をこなしている者までいるそうで和気藹々と和やかな日々を送っているようです。
「桃太郎」界隈の音楽繋がりはまだまだ続行中で、来月は「東区美香保公園ライブ」が控えております。
SPECIAL THANKS TO・・・HITOMI&MR,FUKUDA&MOMOTAROH&TAMIKO-MAMA&YAMADA FAMILY&MR,ABE&TONDEN&MR,SASAKI&GUM&SANDWICH&UNCLE CATS!!
2015,8.8(SAT)
札幌市東区民センター・ホール(東区役所と併設)
東区北11条東7丁目1-1
「北光フェスティバル」
入場料 2000円(軽食&ドリンク付)
全7バンド出演予定
AM11:30 PLAY予定
THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY(S・T・A)・・・・PM2:00~3:00の間に登場
クロス・ノイズ(EX・AXIAのKB姫&女性SAX編成のJAZZ)
アンクル・キャッツ(Gフクダ氏率いる昭和歌謡バンド)
チェリーブロッサム(女性2人によるべりーダンス)
****ETC
===主要交通機関===
札幌市営地下鉄
地下鉄東豊線「東区役所前」下車4番出口、徒歩2分
中央バス
東17/東18/東61/東67/東68
なんたる猛暑でしょう。
私は昔、数年間にわたり埼玉県熊谷市のあの日差しを経験していますので、それに比べればこのくらいは可愛いものですがね。
STAは今週土曜日、東区民センター大ホールでのライブイベントのため最終リハーサル。
ついこのあいだ放映されたばかりのシカゴとEW&F2015年ライブ映像のことが、コアなメンバー内でセッティング中話題に。
マサはノブからプレゼントされたストラップを装着してSTA初演奏。
10人が久しぶりに賑やかに集結。やっぱりド迫力のサウンドに包まれるというのは何度味わっても快感です。
今回はミユキがミキサー担当に専念するので、コーちゃんがテナーサックスで余裕の急遽合流ね。
このライブは本番直前まで再三変更事項が勃発してスタッフが走り回っています。マサも電気ドラムの貸し出しに協力。
他にも器材の調達が相変わらず大変みたい。一つの催し物を達成するためには数多くの難題をクリアして一致団結、乗り越えていかなければなりません。
「餅は餅屋」というように、得意分野を振り分けていけばトラブルも極力回避できることでしょう。
STAの演奏時間も幾度か変更があり、その都度マサとジュンの2人で曲目や順序の組み換え。
スタジオ入りして準備完了後、真っ先にタイム計測を行ってみました。
何度もライブで演奏した曲ばかりなので予想通り、ピッタリ収まりました。
ブラス隊はそうとうにキツイ内容となりますが。ファニーいわく「ブラスロック・イケイケのレパートリー群だよね(笑)」
一切の無駄を排除して、MCも最低限に抑え、とにかく一気にやり倒す構えで望みます。マサはせいぜいバンド名と曲名を述べるのみ。その後、即カウントへなだれ込みも説明済み(最初は焦ってカウントやイントロがフライング気味になっちゃった。ソロも時計とにらめっこしながら弾きまくり)。
よってスコアや歌詞カードめくりも速やかに行えるようにおふれをまわします。
練習半ばを過ぎた頃からは、今月2つ目のライブ「北運河サウンドエナジー」に取り掛かります。
この中には一昨年の12月、岩見沢サムシングライブ以来の曲が一つ、復活で組み込まれています。
ミキが春先に別プロジェクトでオリジナル・キーにて歌ったとのことなので、前回同様にせっかくだからそれならば!とマサからのご指名。
珍しくベースのリフからスタートするソウルフルなグルーブ満載のナンバー。
コーラスワークとエンディングの凝りに凝ったブレイクの連発が肝なのでこいつを中心に念入りに。
シンのオリジナルも丸々7ヶ月経過していますが、今回の練習結果から考察するに、まだまだまとまるのは先の話。難題山積み、解決の糸口は?。
休憩を挟んでピアノ&フルートのシカゴ・バラードを経て、マサから来月の予告曲が。
シカゴのバラードですが、キーが2度上がり。マサとジュンがかなり前から温存していたアイディアをここに発表。もちろんバラードはお手のもののジュンがボーカルを担当します。
ちょっとマサとジュンとで慣らし程度にプレイ。暑さに我慢できずにエアコン全開、扇風機も設置。マサが皆にまんべんなく風が行き渡るように角度調整したら、コーちゃんのスコアが空中に舞ってしまいミキがそれをみてすかさずクリップの貸し出し。
先月の小樽ライブで出血したメンバーがいたときにも、即座にティッシュを出してくれたりとさすがの気配りですね。
その怪我を負ったメンバーもほぼ完治の方向にむかっているようですが、まだ安心はできませんよ。
ミユキは車に器材が満載とのことで、バリトンサックス搭載を断念してフルートでの演奏そして写真撮影。最後は彼女からの土曜日ライブの説明会。
11月も小樽でのライブがこのたびめでたく決定。初場所の市民会館大ホール。文化の日ということでSTAこれも初の火曜日です。でももちろん祝日だから大丈夫。
7~11月まで小樽ライブづくし。
バンド名がthe otaru transit authorityになりつつあります。
子供の頃に、愛読したりテレビで楽しんでいたマンガが最近実写ドラマ&映画化されて、期待に胸躍らせて観るも、違和感感じたり、ガッカリさせられたりとたびたび残念な思いをさせられています。
で、この度「ど根性ガエル」も初実写化されると聞き、その瞬間から初放映日を首を長くして待っていました。
それまでの間にも、配役が随時発表になったり宣材写真が公開されたりで、ワクワク感とちょっぴり不安の中、遂に見ました。
ミスキャスト、台詞回し、時代設定、舞台の場所、人物関係に色々と意見している人たちもいますが、個人的には細かいことや屁理屈抜きに大笑い。もうそれに尽きます、こういう物語は。
だってカエルがシャツに貼りついて人間の言葉を話して喧嘩したり噛みついたり、猫と恋仲になったり、一緒にご飯食べたりするんですよ。
よくぞここまでやってくれました!と痛快。手放しで拍手喝采です。
CG撮影も自然でコミカル。スタッフ達の作品に対するリスペクトもグイグイと伝わってきて感心しちゃうほど。
松山ケンイチのひろしに「???」と当初思っていましたが、あそこまで大奮闘してもらえれば爽快そのもの(ちょっと寅さんっぽいし、根性!の連発がくどいですが)。
なんたってピョン吉役の声優、満島ひかりがピカイチに自然で違和感なく上手い。
相違点:場所が石神井公園からスカイツリーの下町に、時代も登場人物達が社会人に(健康飲料CMのノリ)、よしこ先生が黒髪に、京子ちゃんの家族構成、ゴリライモがクール、五郎がイケ面、ゴリライモの実家の家業、ひろしのお母さんが眼鏡をしていなくて美人、ひろしのサングラスのエピソード、梅さんの顎ETC////
そしてゴリライモの子分「もぐら」がいないなあ・・・と思っていたら、遂に出ました!花火職人になって。
このいきおいで南先生(ブロラン号&初ちゃんも)、みさこちゃん、マリア、新八の登場にも期待しちゃいます。
ただ、ファンとしてはピョン吉に忍び寄る暗い影が心配です。エンディングテーマの映像がそれを暗示しているようで。
漫画の最終回は超ハッピーエンドでしたが、さて実写版のほうはいかに???
それにしてもユニークで不思議な響きを放つ「ゴリライモの歌」は癖になりそう。
そして先日、偶然2007年9月26日(水)深夜に録画していた国営放送局の「アニメ夜話・ど根性ガエル」55分DVD-Rが出てきて早速鑑賞。
オタクワールド全開で毎回とっても勉強になる素晴らしい番組でしたが、解説していた彼らもまさかこれが実写化になるとは夢にも思わなかったでしょうね!!
今年の夏は「ピョン吉シャツ」が大流行かな。(私は自分で書いていました・・・笑)