THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,175 2020 otaru浅草橋オールディズナイト17&北運河サウンドエナジー9合同イベント(PART,7)

2020-09-20 04:49:54 | Live Set List

****はい、お次に登場するバンドも長年のお友達ばかりです。

素敵なステージをご堪能あれ!!****

13:30~13:50

唯一無二のエンターティナー、その名も「杉ちゃんバンド」

前のバンドの余韻に浸る暇もなく問答無用の8番手。

満を持して遂に出た!札幌が生んだ名物男「杉ちゃん」を擁する話題騒然の貴重なるバンド。

ここで初めて、酸いも甘いも噛み分けた熟年の男性シンガーがフロントに立つわけです。

昭和&平成の代表的歌謡曲などを披露。

STAとのお付き合いの始まりはマサが近年小樽浅草橋ライブでタイバンする度、どうにも気になり、ダンディに着飾ってほろ酔い加減の杉ちゃんに話しかけたのがキッカケ。

それからは、あれよあれよと言う間に意気投合。

晴れてSTA企画ライブに、3度も賛同していただける運びとなったわけです(去年の4月ピグスティ&6月ホットタイム、そして9月ホットタイムのこと)。

驚いたことに杉ちゃんは、60歳になるまで、全くバンドで歌った経験がなかったそうなのですよ。

ある日ひょんなタイミングでうっかりと(!?)味をしめてしまった訳だ。「こんな素晴らしい世界があったんだあ!!」と、目から鱗状態。

生のバンドで歌うという究極の醍醐味を知ったその時からは、病み付き。

もうドンドンとはまりまくって、終いには自らがライブイベントを立ち上げるほどになったそうですよ。

この話を聞いた時には正直、感動に打ち震えてしまいました。純粋に音楽や歌に打ち込むその美しき姿。

誰もが忘れかけている初期衝動のお手本のよう。正に原点回帰そのもの。

今後、益々杉ちゃんの活躍に期待しつつ、こちらも胸高鳴るね。

実は去年2月の小樽公会堂・雪明かりの路ライブイベントにも「杉ちゃんバンド」は出演予定だったのです。

でも主役の杉ちゃんが健康上の理由で、ライブ出演を断念せざるを得なくなったとのこと。

非常に残念無念でした。まあ、もちろん杉ちゃんが一番悔しがっていたはずです。

ところがここで杉ちゃんは、見事に奇跡の復活を果たしたのでした。なんたる回復力だ。天晴れ。

今まで以上エネルギッシュで健康体になって帰ってきた心憎い奴。それが杉ちゃんだ。

この男は本番に向けて燃え盛る炎を抑え切れないのか、逐一マサとのやりとりでは、情熱溢れるトークを展開。

その都度、企画ライブ用フライヤーを独自で印刷して、ゴヒイキにしている店舗などの各所に配布、もしくは店内貼り付けに協力していただいて猛アピールを展開。歌の練習と並行して、宣伝活動にも熱心に汗を流す日々が続くのだそうです(内容によっては混雑を恐れて多少お誘いは控え気味にしたりするそうですよ。いざ蓋を開けてみたらば満員御礼の大盛況で馬鹿受けなのですがね)。

その甲斐もあってか、この日も熱狂的ファンを中心とした「杉ちゃん私設応援団」が大挙して詰めかけ、たいそう賑やかなるショー・タイムのヒトトキを過ごさせてもらいましたよ。これはひとえに誰からも好かれる杉ちゃんの人徳によるものですなあ(オールド・ジャンキー&ビア・プリーズのベーシスト・テツとも仕事関連でお付き合いがあるそうですよ。世の中って狭いね。ビックリ)。

一番の集客をたった一人で、あっけらかんと成し遂げたんだから大したものだ。

本人曰く「ちゃんと歌えるのか皆が心配して不安絡みで来てくれているだけ」とのこと(私が「親衛隊が回を重ねるごとに増えてるね」と言うと「いいえ・・・心配してる見守り隊です・・・」とご謙遜)。

何をおっしゃいますか。時にはディナーショーなの?と錯覚をおこしそうな場面もあったよ。

音楽はもとより、人生においても大先輩だ。

その心意気は見習いたいもの。いよっ!後家殺し!!まあそんなわけでして(笑)前置きが相当に長くなってしまいました。羨ましすぎるほどの人気度をここで証明した杉ちゃんのオンステージ。

まずは6人からなる編成を記載させてください(ほぼ全員がボーカル&コーラスをこなします)。

フューチャリング杉ちゃんがヴォーカル、紅一点のチエミ嬢はサックスとコーラスを担当。ドラムはカバくん、ベースとコーラスはトモアキ氏(ブラックボディ。ローズ指板)、ツイン・ギター(3トーン・サンバーストボディにメイプル指板のSTはファーストギタリスト&コーラスのタイキ君。セカンド・ギタリストはリーダーのヒロさん。ブロンドボディカラーのストラトキャスター。ローズ指板を使用。ストラップはフェンダー布製黒を着用)。

そうなのですよ!去年4月ライブ以降からギターとキーボードのメンバーが増員されていたのですが、今回は再び原点回帰。

特筆すべき点は去年の前半までリーダーのヒロさんがエレキとアコギをこなしていたけど今回はエレキのみに専念していたこと。そしてチエミ嬢の艶やかなるファッションにも観客の熱視線が注がれていました。時にアグレッシブにボーイッシュ、時に南国ムードを盛り込んでムームー、時にアダルティックにドレスアップ。

で、今回のいでたちはというと・・・・・ロングヘアと長い脚を強調するべく、ジーンズシャツと黒いロングブーツでスタイリッシュに決めてくれました。(写真参照)

これにサックスを構えたら、なんまらカッコイイ。絵になるよ。羨望の眼差しが注がれていました。

こういうところなんかも、一つの楽しみですね。

そしてこの当日にも会場の雰囲気がとっても気になるのか、杉ちゃんは開場の時間を確認して早めに現場入り。会場の隅々を食い入るように見つめ続けていました。真面目で研究熱心な方ですね。

そのこともMCに早速盛り込まれ受けていました。

杉ちゃんはピグスティも初めてだったし、ホットタイムも友人のライブには何度も足を運んではいたけれども、自身がステージに立つのは初だったこと。で、ここ小樽の浅草橋屋外特設ステージは勝手知ったるホームタウンのようなもの(本人は札幌在住ではありますが)・・・・・・今後とも新天地への開拓で夢がドンドンと膨らんでいくわけだ。良かったね!

さあ、どのようなサウンドを披露してくれるのか期待しましょう!

なんだかんだいいながらも、物凄いファンの数だ。待ちわびていたよ。

今か今かと焦らしに焦らされた観客達は痺れを切らせてホイッスルや口笛を吹き鳴らしたり、手製の「杉ちゃんウチワ」を振りかざしています。

遅れてきた令和のスーパー・スター杉様による「ワンマンショー」のはじまり、はじまり~!!

開巻からいきなり華麗にやってくれました!

「去年に亡くなったショーケンは俺と同い年です(皆、驚く)。

でも俺の本当のライバルは沢田研二。

ジュリーも最近ヒット曲が出なくなりまして、一昨年観にいったら2時間のコンサートで1曲しか知っている曲がなかった・・・・。

カサブランカ・ダンディだけ。淋しい限りだ・・・・」

「寝てたんでしょ?」(大爆笑)

「はい、それではお待たせしました。短い時間ではありますが、ジュリーに成り代わりまして、私の青春時代に流行った曲をやります。私の鼻歌を聞いてください(笑)あの歌です。まずは・・・・・・・危険な二人」

「いいよ~~!!」

最前列にはダンサー達がズラリと集結して一緒に歌い踊る。グチャグチャの狂乱現象が勃発。

最早堅っ苦しい屁理屈なんて野暮というもの。説明は不要だね。

強力なるサポートに導かれてのノリノリ・スギちゃん、堂々たる歌いっぷり。怪しげに人差し指クルクルしながら誘惑のジェスチャー。気持ち良さそうに突き抜けている。

あの有名な決めのポーズも目一杯にジュリーを意識して何度もアクション。これ基本中の基本ね。

観客の中にもそれを真似している、ちゃっかり者があちこちに出現。「スギちゃ~ん!!」とラブコールが飛び出す。

ステージと客席との一体感は、後方から見ていても圧巻だね。

歌詞の「2人の思い出~!」で2本指を立てるのはお約束。

恍惚の表情を浮かべて自己陶酔だ。スギちゃんにはスギちゃんにしか醸し出せない素晴らしい魅力があるんだからね。茶目っ気タップリにパフォーマンス。それでいて全く嫌味に感じさせないところも好感の持てるところ。

ほとんどのメンバーが毎回同一の衣装と帽子で統一しているんだけど、今回は各人がちょっとラフな仕様。さりげなくイメージチェンジを図ったか??

とにかくバックバンド「ベリー・ジャム」の演奏テクニックは完璧。年季が入ってる。

イントロのギター・トーンから、チョーキングのニュアンスに至るまでね。

安定感抜群。

そんな贅沢この上ない布陣に囲まれたナルシスト杉ちゃんが、安心しながらその中へドップリと浸りながらも、憧れのジュリーに成り切っています。

歌の内容に合わせて小指を立てるポーズにはゾクッとしちゃうね。マダムキラー・スギちゃん。黄色い歓声があちこちから飛び交う。

まるでジュリーが、スギちゃんに降臨したかのようだ。

皆の視線がスギちゃんに集中。

スポットライトも独占状態。君こそスターだ!!これぞ燻し銀の佇まい。

違和感一切なく、スムーズに聞かせてくれるねえ。様になっている。

と、早速ここで歌詞を忘れてしまったポーカーフェイスのスギちゃん。チエミ嬢はただひたすらに真横で苦笑い。ヒロさんはソッと寄り添ってサポート。やってくれました!それでもどうにかこうにか、難を乗り切りました。

ステージには常に恐ろしい魔物が潜んでいて、たまにこのようなイタズラを仕掛けてくるのですよね・・・・。

しかし、あれって本当に事故ったのかなあ?やらせなのかなあ・・・・究極のミステリーだ・・・?う~む・・・・。

歌い終わるやいなや、第一声が「なんかちょっと調子悪いな・・・・(笑)」「いつもどおりだ!(爆笑)」「どうも!あ!?マイクのチューニングは??(笑)

写真をいっぱい撮ってくださいよ。

続いてのナンバーにいきますが・・・・・・

いつも自分が歌いたい曲をバンドに選んでもらっています。次もちょっと変わっていまして・・・・それではチエミちゃんのサックスに注目してください・・・・・涙のイタリアン・ツイスト」

これはクレイジー・ケン・バンドの作品。

タイトルが示すとおりに、腰がムズムズと疼きまくっちゃうほどの心地よいツイスト・ナンバー。

ヒロさんのナチュラルギターによるストロークから「ジャラララ~ン・・・・!」

フューチャーされたチエミちゃんのサックス・プレイが、思い切り更なるパッション・ワールドへと誘ってくれつつも、お祭り騒ぎの様相を呈しています。

甘く咽び泣いているサックスの音色が切ない・・・・・・・。「チエミちゃ~ん!!」

古き良き時代、昭和の香りがプンプンと漂い出してきた・・・・・・・。

いじられキャラの杉ちゃんは、ただただひたすらに余韻に浸りきっている・・・・。その気持ちはよくわかるよん。大事なことだ。

「ここからはガラッと雰囲気が変わりまして・・・」「かわいい!!~」「まあその・・・・トラぶっちゃいましたけど・・・とりあえずは安心しました(笑)・・・・・・次に歌う曲は・・・・・・これをバンドで歌う人は日本広しといえども私しかいないでしょうね。」「いや、3人くらいはいるんじゃあないかい?(爆笑)」「いると思う?札幌地区でさあ・・・・・・・

とりあえずはバンド・メンバーからも、私に一番あっていると言われたくらいです。

それではいきましょう!!・・・・足手まとい(森雄二とサザンクロス)」

休むことなくアクティブに・・・・・と進行するもナベさんが後ろから肩を叩いてスギちゃんの耳元になにやら囁く。

それでも一向に変わる様子がないために、ナベさん、やむなく演奏をストップさせる。

「スギちゃん、今わざとやってたでしょう!?(笑)速いんだよ~」

「危ない、危ない・・・・自分の声に酔った(笑)。スコーンと抜けた・・・・」

「もう一回、入院だよ!(大爆笑)」

「面白い!それでは気を取り直してもう一回・・・・足手まとい・・・・を聞いてください!」

うるさ型の音楽通をも唸らせちゃうベストなセレクションだ。

狙いは的中。

ディスコのダンス・フロアと化したステージ前方は、スギちゃんファミリーやタイバンの仲間達でごった返しています。

あれ!?どこかで見たような面々がチラホラとスギちゃんバンド見たさに駆けつけてきましたよ。中にはキティちゃんのセンスを振っている熟女も見受けられます。

「サンキュー!ありがとうございました。

やっと3曲、終わりました(爆笑)」

どこまでが本音で本心、本気なのか、とぼけたトークも巧みの技。

「ありゃあ!?花束まで・・・・・今日は俺の誕生日かい?違うの??(などと愛嬌あるボケをかましつつも、ファンからの握手に快く応じる杉ちゃん)。今日はあがってますね・・・・」「いつもだよ~!(女性客 笑)」「いつもかい!?・・・・」

場も和んでリラックスしてきたので勢いに乗ってサクサクといきましょう!。

「夜明けのブルース)(五木ひろし)」

おお!!今後はこちらの路線中心に舵を切るのかなあ??

何を隠そう、スギちゃん本当は演歌出身なんですからねえ(笑)

そうそう、今回のスギちゃんの服装を紹介します。

眩いほどに映える上下ダーク色のスーツ姿を基本コンセプトに、黒シャツに赤いサテン地のネクタイでコーディネイト。白く走る斜めのラインがポイントだ。

一際目を引くのが、熱狂的ファンからプレゼントされたというキラキラハット。

それでも、以前に比べるとグッとシックな装い。

賑わいがピークに達した頃合いを見計らったかのようにスギちゃんMC。

「どうもありがとうございました!白熱のライブです。」「タバコも酒も止めたんだよね。」「あれ!?さっき吸ってたよね!?(笑)。女も止めたの?」「女はいいんでないの?!」「スギちゃんファンの方達は必ず来てくれるんだから」「それでは・・・」「泣くなよ~!!」」「スギちゃん、何かなかった?失敗してない?」「大丈夫・・・(と言いつつ焦り気味)どうもありがとう。喉が渇いちゃった・・・」(と観客からビールの差し入れ)

「では、早いものでもう最後の曲となりました。」「え~!?・・・」「大丈夫だよ。よろしくお願いします!聞いてください!・・・WOW!!」「おおお~~!!」

スギちゃん、慌てまくってジャケットを脱ぎ捨てる・・・・その場でもたつき気味のお着替えコーナー・・・・(笑)。

トドメともいえる定番中の定番スタンダード・ロックンロール・ソング「ファンキー・モンキー・ベイビー(キャロル)」

曲調に合わせて、革ジャンと黒いサングラスで突っ張りモード突入。

イントロのギターリフが軽快にピッキング・ヒット。ギターソロにも要注目。

タイキ君はなんであの若さで、ここまで繊細な熟練ギターが弾けるのだろうか?

これはオフ・ステージの時にも彼へ言ったんだけど、当の本人は至って謙虚に微笑むのみでしたね。

能ある鷹は爪を隠す、ではないけど筋金入りの本物だよ。

ツボへと、モロにはまった感ありのオーディエンス達は脳天ヒューズ・スパークしまくり。

勢いは収束することもなく、当然のごとくアンコールがかかった。

「実はこんな私にもオリジナル曲があるのですよ。でも自分で作ったわけではないですよ。そんな才能なんてありませんので・・・・・軽いのりでプロの方が作ってくれたのです。

それではこれから歌わせてください。

あ!?その前に・・・この帽子は光るんですよ(と、スイッチをオン!途端にピカピカと帽子のあちこちに装着されてるカラフルな電飾が瞬く)」「(会場一同から)オオオオ~ッ!!」

「これはプレゼントしてもらったのです。

このスタイルで最後はいきます。笑って聞いてください・・・・題名を聞いてビックリですよ・・・・そうです!・・・・・僕は自称ツアー・ミュージシャン!!」

なんのなんの、充実したテイストに満ちた楽曲ですよ。(解説・・・・・作曲トミー、作詞ヒロミ。北24条のライブバーVOICEのマスターでありプロの作曲家であるトミーさんと、VOICEのママであり、プロのシンガー能力ヒロミさんが杉ちゃんのために制作してくれた不朽の名作)

テケテケイントロに哀愁の泣きギターも散りばめられていて、聞き応えある珠玉の一編。

そこへ感情移入たっぷりに、杉ちゃんが男のロマンを含ませ、タメも効かせてコブシ込めビブラート・ヴォイス。

チエミ嬢とのコーラス掛け合いも、叙情的でムード満点。

一度でも見ようものならば、皆が皆、誰もがスギちゃんの虜。

人気独占しまくり。

余力を振り絞って観客も、忠実なる振りつけで、のっけからダンシング。

役者が数段違う、杉ちゃんマジックに、誰もが心地よく陶酔しています。

スギちゃんを主人公として描かれた物語ゆえに、歌詞にはスギちゃんに対する愛情と友情が目いっぱいに盛り込まれていて思わずニンマリ。正に人徳だねえ。スギちゃんあってのモノダネ。当の本人も嬉々として歌い終えてくれました。

今までに見たステージングの中でも出色の出来でしたよ。余裕と貫禄まで滲み出ていたし。

継続は力なりだね。

ジャンプ一一閃で大団円。

「どうもありがとうございました!さよなら~!次はベリージャムのステージです!!」

今回は時間の都合上、お得意の演歌はあまり聞けなかったけど、それはそれで次回の楽しみとしてとっておきましょう!

 

 ステージからおりたら肩の荷が下りてホッとしたのか、スギちゃんがリラックスしながら会場内を散策した後、テーブル席でゆったりとくつろいでいました。

完全燃焼・・・・・本当におつかれさまでした。

 

****これにてライブ・レポートのパート7は終了。引き続きパート8をお楽しみください!それではまた!!*****

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VOL,175 2020 otaru浅草橋オールディズナイト17&北運河サウンドエナジー9合同イベント(PART,6)

2020-09-18 05:53:46 | Live Set List

****さあ、ここからもおなじみの連中たちが結成したニューバンドが愉快痛快にビシッとプレイしてくれるよん!!****

7、13:00~13:20

札幌から初出演の「HIKOBAND」

ここでも結構マスクを装着しているメンバーが多い。

もう7バンド目!?・・・・・いえいえ、まだまだ先は長い。なんたってこの日はジャンルも豊富に19バンドが登場するわけですから。

さてさて、このバンドも例によって名物男、彦が率いるプロジェクト。

彼は昨日2バンド、この日3バンドでギタリストを演じていたわけだ。

よくやるもんだ。

そうおいそれとできる技ではない。決して良い子の皆さんは真似をしないでね(笑)。

当然、彦が最多出演でしょう。ものすごいヴァイタリティ。

心底骨の髄から、バンド、ライブが好きなんだね。

そしてこの彦バンドで最後のステージとなるわけ。

お疲れさん。もう一息。

前日は沢田研二などのカバー。この日は高中正義、そして吉田拓郎。

実は彼はほかにもまだまだバンドを率いているのだ。

本人も把握しきれないほど。

今後もどんどんとバンドは増える予定。ああ、恐ろしや・・・・・・(笑)。

で、この彦バンド。

バンド名を聞いてもピンとこないよね。

リーダーの名前を冠しているんだから。

浜田省吾のカバーバンドであります。

あるようで中々見かけない貴重な存在。

8人編成で臨みます。

あらら…見たようなBACK陣。

彦含めてのツインギターにドラムとベース(ジャズベースを使用)。

コーラスガールも要するという贅沢さ。

フクマくんがキーボード。KT嬢がサックス。そして超久しぶりの人気者ジンちゃんがボーカルだよん!

ジンちゃん、誕生日を迎えたばかりだよね。

じきじきにわざわざ挨拶しに来てくれた時に開口一番「おめでとう!」と言ってあげたよ。

ジンちゃん、相変わらず元気いっぱい。

たしか江別ホールで対バンして以来だなあ。

あの時には尾崎豊に扮していた(もちろんギターは彦)。

今回もルックスが多少かぶっているものの、なりきりぶりはさすが。

写真を参照してほしいけど、ジーンズ、黒のサングラス、白いTシャツ姿でバッチリとかっこよくコーディネイト。

似合っているよ。

まずはなりきるところからが大切。

ジンちゃんは今までにもMR、チルドレンで桜井(ここで初めて知り合った子記念すべきバンド)、爆風スランプでサンプラザ中野くんを担当。

爆風ではちゃんとスキンヘッドのカツラと黒サングラスを使用していたよ。

それではライブ本編に突入だ!!

1曲目「終わりなき疾走」

いかしたタイトル。

ブルース・スプリングスティーンを彷彿とさせるね。

それもそのはずで、浜省は絶大なる影響をボスから受けているのですよ。

果てしなく永遠に続く夢を追いかけてもがき苦しむ若者像を見事歌詞に反映させている傑作代表曲。

誰もが経験する甘くほろ苦い青春ストーリーの一編。

1980年発表のアルバム「ホーム・バウンド」に収録。

ジンちゃんが絶えず動き回ってシャウトしながらもうアピール。

フロントマンという大役を堂々と爽やかにこなしている。

いつ見ても惚れ惚れするするほどのステージング。

彼の一挙手一投足に目が釘付け。

序盤から一気にヒートアップ。

過激に刻み込まれるバッキングに乗って吹き荒れるサックス。

そこに絡みついてくるギターソロもポイント高い。

次々と目まぐるしく変化する曲調にのって歌うジンちゃん。これでもかというくらいにオーディエンスをあおりまっくてをくる。

見事なステージング。なるほどいつ見ても勉強になるなあ。

エンディングに突入するとよりアクセントを強調しつつも、ギターとサックスのユニゾンが効果倍増で一段落。

2曲目は「モノクロームの虹」

1998年4月1m日発売29枚目の初マキシシングル。

オリコン初登場5位を記録。累計13,7万枚の売り上げを記録。シングルトップ5入りは3作目(ウィキペディアより)

オープニングの勢いをそのまま維持する形で始まったこの曲でも、浜省からの人生訓目メッセージがビシビシと痛いほど情け容赦なくこちら側に突き刺さってくる。

オリジナル音源同様にジンちゃんが伝家の宝刀ブルースハープを吹き鳴らす。

KTのサックスがここでも要所要所ででヒステリックなほどにむせび泣いているよ。

ジャパニーズロックのプライドにかける意気込みが充満しているよ。

3曲目に早くもこれを持ってきた・・・・「マネー」

1984年10月21日に発表された人気曲。5分16秒。

アルバム「ダウンバイザメインストリート」に収録。

シングルカットされていないにもかかわらずコンサートでは必ず歌われる定番中の定番。

バブル期に突入する日本経済界の匂いを敏感に察した浜省が書き上げたもの。

彦バンドはヘヴィーな浜省の側面に重点を置いて20分のライブへと昇華させていく狙いのようだ。

それに呼応するかのようにジンちゃんが先頭をきって震えがくるほどにエキサイティングなパフォーマンスを見せつけくれる。

「ドン・ペリニョン」の部分では大合唱の嵐。

ギターソロ炸裂。もそれをがっしりと支えるサックスも刺激的だ。

出た!!おもむろにここで満を持して取り出したのは隠し玉「札束」だ!

それを振り回してひらつかせている。

オーディエンスの目が点になった。ジンちゃんが終盤にそのお札を最前列の方へ突き出してきた。

すかさずヨッシー親子(愛娘カナネちゃん)が駆け寄る。

そこをめがけてジンちゃんが札束をばらまいた。

非常にユニークなサービスシーン。

ウィットと」ユーモアがきいてるね。

もちろんヨッシー親子は大枚金をゲットしてほくそ笑む。

それでおいしいものをたくさん飲食してね(笑)。

休みなく駆け抜けてきたライブも最後。

これをやらなけば許されない・・・「J・BOY」

1986年9月4日発表。」同名のアルバムに収録。

6分37秒。これってジャパニーズ・ボーイの略称。まあ他にも意味があるんだけど・・・・。

未成熟な一少年と、不安定極まりない日本国土を照らし合わせて皮肉込め生まれたという重いテーマ。

単なる単純明快な損所そこいらにごろごろ転がっているロックとは一味も二味も違う。

ラストソングだけにメンバー一丸となっての完全燃焼。

場面一転して幻想的なベースソロを披露。

怒涛の終盤も間近。

刻み込まれるビート。延々と響き渡るサウンド。各楽器の安定感抜群のプレイも特筆ものだ。

タイトルを何度も叫ぶジンちゃんとコーラスガール。

申し分なき憩いの空間。

ブレイク連発してためのきいたフィニッシュ(ちょっとずれてしまったのが残念無念・・・・)

****さあ、次に出てくるバンドも決して失望させることのないベテランテイストのいっぱいですよ。

ご期待ください!!****

 

 

 

 

 

 

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VOL,175 2020 otaru浅草橋オールディズナイト17&北運河サウンドエナジー9合同イベント(PART,5)

2020-09-18 04:52:35 | Live Set List

****勢いに乗って更なるご機嫌サウンドがとどろき続けるよん!!****

6,12:30~12:50

北風PEEPUU

これまた札幌からの出演バンドは5人編成(2018年の北運河サウンドエナジー出演ではトリプル・ギターの6人編成だった!)。

このグループは、観るのは2回目。で、アズマッシーズのタッキーが在籍しているです!!(すでに駐車場で対面挨拶済み。彼らと知り合ったのもここ小樽の屋外ライブだったねえ。なつかしい思い出さ)

バンド仲間のキョンキョンも応援に駆けつけていました。STAとは札幌でも小樽でも、数え切れないほどにタイバンを組んできた仲。

彼らも色々と手広く手を変え品を変えながら音楽の輪を着実に広げているようですなあ。

ジャンルは、お得意のPOP系ミュージック・・・なんてもはや、説明必要なしでしょう。

フォークデュオ、風のコピーバンド(かぐや姫と猫のメンバー2人が1975年に結成したフォークデュオ)。

だから北風ピープーなんだね。

本格的に秋っぽいバンド名だけど。

もう結成9年なんだってさあ。

まあ、楽曲群は爽やかなメロディ満載だから申し分なし。

編成は・・・・女性ドラマーはマユミ嬢、タッキーは生ギターをケーブルで接続してリード・ボーカルも兼任、もう1人のコーラス&ギタリストはスギさんでサンバースト・ストラトキャスター(ローズ指板)、女性キーボード奏者はノリ嬢、最後に長髪を後ろで束ねた職人風ベーシストのトシくん(ヘッドレスの黒ボディ、ローズ指板)。

やっぱり2人も女性メンバーが在籍していて、ドラムも女性だと、みるからに華やかですな。

新型ウィルス感染防止のためにマスク装着ミュージシャンが目立つのも仕方ないね・・・・・。

さすがにボーカルや管楽器奏者は無理だけど(笑)。

司会進行役のヤチヨちゃんが紹介した途端に、生ギターによるコードストロークにのってバス・ドラムのバックビートがタメ気味にキックされます。

ここで早速トラブル勃発!タッキーのチューニングがずれている。

しかもチューナーのバッテリーも切れている。他のメンバーに借りようとしたらそちらも電池容量がわずか。

そうこうしているうちにピックを紛失…無事にポケットから探りあてて気分一転の仕切り直しだ。

改めてお約束ともいえるお馴染みの「ささやかなこの人生」でしっとりと幕開け。

切ない女心を歌わせたら天下一品のタッキーが、ここではまた一味違う切ない男心を込めて歌います。コーラスも重厚にサポート。伊勢正三サウンドを、できうる限りのシチュエーションで再現。

もちろん、観客もそれに合わせて手拍子を打つ。

口笛も、ピューピューと快調に鳴っているよ。

ニューミュージックとは、微妙にニュアンスの異なる良質のジャパニーズ・フォークソング。

ああ、・・・・70年代の香りがほのかに蘇る。

「はい、皆さん、こんにちは。北風ピープーです。

というよりも風が思いのほか強い。

ぴーぷーどころか、ビュービューだ。

マイクにも風音がずっと唸りをあげているね。

それでは今回も皆さんと楽しんでいきたいと思います。

2曲目は叙情的な雰囲気から、場面転換して・・・・・moon light 」

つぼを心得た憎いばかりのセットリスト。「サウンド・エナジー」スペシャルヴァージョン。このイベントのために特別なメニューを組み立ててきたということが如実に伺えますね。

ベストセレクションを順序だてての配列。

ヒット曲をただ単にセレクトするだけではなく、ちゃんとライブ映えするあたりを持ってくるところなんて策士ですね。

老若男女が受け入れやすく、痒いところに手が届くという心意気が憎い。

北風ピープーの作戦勝ち。

インパクトばっちりのドラマティックな構成がやたらに映える佳曲。

タッキーご自慢の張りのある伸びやかなる陶酔ボーカルに負けじと、バックのプレイヤー陣も華麗に猛攻。

タッキーによるリード・ボーカルに刺激されたのか、ジッと聞き入りながらも体を無意識に揺らすお客さん達。

青春真っ盛りの頃を思い出して口ずさんでいますよ。

和気藹々と和んでいる光景に、こちらまでもが癒されますね。

徐々にコール&レスポンスも波に乗ってきた感アリ!

出だしからとても聞き応えのある贅沢な選曲。

3曲目は「22才の別れ」

疾走感溢れる曲の次が、しんみりと落ち着き払ったミディアム・テンポのこれ。

風のデビューシングル。

1975年2月5日リリース。風最大のヒット曲でミリオンセラーに達した。オリコンチャート年間7位。かぐや姫時代、伊勢正三が、1974年に書き上げた代表作。アルバム「三階建ての詩」に収録。

しかし高評価にもかかわらずシングルカットは実現せず。しかし1984年、倉本聰脚本による青春テレビドラマ「昨日、悲別で」のエンディングテーマとして遂にシングルカットされた(かぐや姫ヴァージョン)。レコードジャケットは舞台となる北海道炭鉱地での風景画をレイアウト。個人的にも思い入れのあるドラマ。

歌詞のひとこと、ひとことがまさにアートの世界。

情景が目に浮かんできます。だって、北海道は本当に短い夏なんだからね。

スネアの一打、一打とピアノの戦慄も良きアクセントを醸しだしています。

でもねえ、このあとのメンバー紹介中、女性2人に対する人気の度合いが男性陣に比べて異常に高いことで少し不満が露呈してしまった(もちろん演出で)。

すかさず会場の男性客達から「可愛い!!」の声。あれ?これってタッキーへの声援なのかな??

「お世辞でも、嬉しいです(笑)。一応メインヴォーカルとギターを担当しています・・・・。」

すると、男性メンバー1人、1人にも声援が飛んできた・・・ただし男の図太い声でね(笑)。

まだまだ交互に愉快なトークは続く。

バンド仲の良さが、垣間見える一場面。

何故だか感心しちゃったよ。

徐々に、ノリがつかめてきたところで「次ラストいきます・・・・・お願いします・・・海風!!」

申し分なき燻し銀の流れに皆、至福の時を共有。

「う~海風~」の繰り返しが多いので妙に印象に残る曲。

手拍子にのって両手を高々と掲げて会場中一体となってのフィナーレだ。

役割分担もスムーズに、両手を頭上にかざして左右に振り付け。

各自が責任重大だけど、それぞれに大役を軽々とこなしていますね。しかもコーラスまでやっちゃってるし。

ヤマ場をこれほど豪勢に飾るなんて・・・。

賑やかなるステージ運びでした。

「先ほどまでの海風が穏やかになってきましたね」

****どいつもこいつも長年にわたって気心のしれた連中ばかり。

皆、本当の音楽をとことん愛しているんだね。絶好調のライブレポートはパート6へとなだれ込みますよ!!****

 

 

 

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VOL,175 2020 otaru浅草橋オールディズナイト17&北運河サウンドエナジー9合同イベント(PART,4)

2020-09-18 03:17:18 | Live Set List

****ライブレポートはパート3からの続編だよ。

まだまだ生きのいいバンドたちが登場します。

お楽しみに!!****

5,12:00~12:20

会場に流れるBGMはサンタナ「僕のリズムを聞いとくれ」、ミラクルズ「ラブ・マシーン」

ステージ上にセッティングされている機材はギターアンプ2台(定番のマーシャル1ハーフ&ローランドJC),ドラムセットはワインレッドシェルのパール製。ベースアンプはハートキー。

札幌から参戦した5人組バンドは・・・・・SJC(札幌ジンギスカン・クラブ)

J-POPカバー

会場内を闊歩していると、後ろからここのバンド・メンバー達からマサは声をかけられました!!

おお!なんと懐かしい顔、顔、顔・・・・・・。

マサとは30年来の友人達ではないかあ。

コバくん、サトちゃん、ハヤくん、キーさん達だあ!

キーさんとは一昨年の春、江別ライブイベントでも再会済み(マリちゃんのバンドでね)。

そうなのです。彼ら全員に会うのは去年の8月以来。当時からこのバンド名は知っていたけれども(インパクトのある名前だからね)、まさか彼らだったとは知らなくて一昨年の夏に北運河ライブでばったり。

聞くところによると、その前にもライブ直前にコバくんの都合がつかなくなってしまい、泣く泣くキャンセルしたことがあったんだそう。だから今まで会おうと思ってもなかなか会えないんだよね。

近年はもっぱら夏の小樽会場でばかり会っているさ。

まあ、いずれにしても皆、不動のメンツで相変わらず元気いっぱい仲良く活動してくれていて良かったわい。

実は彼等、一昨年の7月にも芸術の森ライブに出演していたんだってさ。

自然に囲まれた中でのライブが、とても気持ちよかったとのこと。

編成を紹介しよう・・・・DR&CHOは巨漢のハヤくん、Gコバくん(フェンダーUSAストラトキャスター。カスタムショップ!!タバコサンバースト。1ピース。メイプル指板)、Bキーさん(ウォルナット材のMOONジャズ・ベース。ローズ指板。PUはアクティブ回路のバルトリーニ。ゴールド・パーツ。なんと25年もの間、頑固一徹に愛用し続けているのだ)、KBサトちゃん(ローランドを使用)、ヤングマンのVOにタケちゃんという布陣。

ちなみにコバくんとキーさんは、ともにフェンダーの黒い布製ストラップを使用。

更にユニークなのが前回同様にリーダーのコバくんが急遽、メンバー全員分を揃えたというなんともユニークなるお洒落Tシャツ。

以前の時の内容は・・・・・・それぞれに誰でも知っている食べ物の名称が、胸にプリントされているという代物。

ドラムが白い寿司太郎、キーボードが濃紺で大人のフリカケ、ギターがマルちゃん赤いキツネ、ボーカルが白で出前一丁、ベースが緑の狸という按配。

今回は「食べ物シリーズ」ではなく、ボーカルが赤で他の3人は黄色で網羅されていましたよ。、胸にはしっかりと「SJC」の文字が誇らしげに記されているではないか。

これを拝見できるだけでも、得した気分に浸れるというものさ。

さてさて、こだわりの強い彼等は大胆にも前回の曲目から全曲を大幅に入れ替えてきましたよ。

一体全体どれだけのレパートリーを持っているんだあ!!??

1曲目は「イージュー★ライダー(1996年6月21日に発売された奥田民生6枚目のシングル)」

アルバム「股旅」に収録。7分59秒。オリコン週間4位を記録(ウィキペディアより)。

「イージュー」とは業界用語で「30」を表す。それに伝説的なニューシネマの代表映画「イージーライダー」をひっかけたというしゃれたユニークなタイトル。

オープニングナンバーにはもってこいの、疾走感溢れるセレクションだ。

軽快で伸びやかなギターが先導してスタート。

いつ聞いてもコバくんのギターは正確無比。

それでいて、バッチリとロックしているよん。

キーさんとハヤくんのツボを心得たリズムセクションは、抜群のコンビネーションを誇っています。

サトちゃんのキーボードは、いつ聞いても的確なサウンドを演出。まさに内助の功。

ボーカルのタケちゃんは今回で3度目の対面だけど、爽やかな好青年だ。

その人柄が如実に歌声にも反映されています。

「ありがとうございます。さあ、早速はじめてしまいましたよ。札幌ジンギスカン・クラブです!リーダーが揃えてくれた毎年の恒例でもあるこの面白Tシャツ、まだおろし立てなので折り目が付いています。

一部の巷で話題沸騰なんだとか・・・(笑)

それではあと3曲、頑張ります!

2曲目はコンフィデンスマンJP-ロマンス編の主題歌としてあちこちで流れて大ヒットした、日本のピアノポップバンド、オフィシャル髭男DISMの・・・プリテンダーをやります。あまりバンドでこの曲をやっているところはないですよね・・・・あんな風には、うまく歌えないけど・・・いいですかあ?!・・・・頑張ってやっていこう!」

 どうしてどうして、説得力のあるエモーショナル・ヴォイスは素晴らしいよ。

(2019年5月15日にポニーキャニオンから発売された彼ら2作目のシングル。各方面で1位を記録。髭男最大のモンスターヒット)

本家ばりにタケちゃんは、パワフルに喉を振るわせる(キーはさすがにきついので下げたそうです・・・・)。

ライブ映えする熱血ソング。

歌詞の内容も、ビンビンに伝わってきますね。

この曲をこの位置に持ってきたのは正解。

ハヤくんの叩き出すやや抑え目に淡々としたリム・ショットも、アクセントのメリハリに大貢献。

しかし髭男って珠玉のメロディ・メーカーだ。まさに天才コンポーザー集団って彼らのことを言うのだろうね。

バンマスがMCを引き継ぐ

「この時期になると体調を崩してしまうのですよ・・・・・実は以前ここへ出演させてもらった際には入院先から脱走してきたのでした!白い患者用のリストバンドを誇らしげに手首に巻いた状態でね。

そんなわけでして・・・・色々諸事情によりこのライブに中々出れなかったのです。」

タケちゃんにMCをバトンタッチ

「寒いですね・・・・・これってステージの上だけなんですかねえ??・・・・お蔭様で、歌詞を間違えてしまいました(笑)。次の曲ですが・・・・

何をやるかわかりますか?皆さん知ってる名バラード・・・・・プリンセス・プリンセスでM・・・・・」

(1988年リリースのアルバム、レッツ・ゲット・クレイジーに収録。ドラマーの富田京子が失恋した経験を歌詞に込めたもの)

イントロの鍵盤ワークが出色の完成度を誇る。

さすが紅一点のサトちゃん。これって彼女のリクエストなのかなあ・・・?

繊細に美しく流れる音色を奏でて華麗なる演出。旋律のアクセントもばっちりだ。

ここではバンマスのコバちゃんも生き生きとしたバッキングパフォーマンスに渋く徹して、ギター・アクションを決めまくっていますよ。

本来コバちゃんのルーツはリッチー・ブラックモア、イングヴェイJマルムスティーン、エディ・ヴァン・ヘイレンからチャーなどの一癖も二癖もあるスーパー級ギタリストの世界なんだよね。

器用に洋楽、邦楽問わず選り好みせず貪欲にチャレンジ。独自のモノに吸収する力量は以前からちっとも変わらないね。研究熱心にオリジナルもこなすし。是非とも今後の参考にさせてもらおうっと。

サイドに位置する愛妻のサトちゃんが、キーボードを弾きながら投げかける熱い視線も微笑ましい。

全員が一丸となって、タイトでストレートなグルーブを醸し出している。

というわけで、ここではレディースバンドの珠玉カバーを自信たっぷりに披露。

タケちゃんの張りのある伸びやかなボーカルは、そうとうに歌いこんだんだなあ、と思わせるほどにオリジナル歌メロを忠実に再現しています。

リスペクト精神をタップリと注入して臨んだだけあってその熱唱する姿は感動そのもの。

人知れず血が滲むほどの鍛錬を積んできた成果が花開いた瞬間だ。

更にはタケちゃん、ステージを降りてお客さん達に次々と握手をして大サーヴィス。

熱狂してそこへ群がるオーディエンス。

タンバリン片手に打ち鳴らすアベさん、ケニーさんもそれに応戦。

「とても楽しい時間を過ごさせていただき感謝しております。最後の曲となりました」「えええ!!??」「そう言ってもらえると嬉しいなあ・・・・アンコールしちゃおうか?いいですか?あ・あ~駄目ですか、やっぱりね・・・・・とても悲しい・・・・・・・・これからやる曲は、まだタイトルは言いません(笑)。新し目の曲だから知っている人いるかなあ・・・・多分、誰もわからないと思います。曲名が解った人にはリーダーからビール券をプレゼントします!」「そのTシャツが欲しい!(観客)」

衝撃のイントロからへヴィーなギターをおもいきりフューチャーしたサウンドから、一転しての静寂・・・・そして思い入れタップリに歌い出すタケちゃん。

多分、会場中の人達がこの曲の正体をずっと考えているんだろうね。

歌詞からある程度の見当はついたけど、歌手名が思い出せない。(密かにミキティが検索してくれたけどね!)

まあ、そんなことはともかくとして、とてもキャッチーでノリのいい、これぞJ-POPのお手本ともいうべき1曲。

これをタケちゃんが懇切丁寧に、心込めて届けてくれました。

自然に沸き起こる手拍子。

コール&レスポンス。

一体感の雰囲気も最高。

バックのメンバー達も、安定感バッチリで抑揚ある演奏で支えています。

エンディングではクラッカーが「パン!パン!!」と炸裂して効果覿面。

で、曲が終わってタケちゃんが観客に曲名を問いかけると、最前列中央に座っていた女性が見事バッチリ言い当てた。凄い!!

しかもバンド名まで。相当のファンなんでしょうね。

「安全地帯のお別れソングともいえる・・・・ウィアー・アライブでした!!。

でも、ビール券は僕が貰って飲んじゃいます(笑)」

司会のヤチヨ嬢がタケちゃんのことを「照れくさそうにはにかんだ表情がなんともいえない」と絶賛していました。

女性達のハートを、その甘いマスクでキュンキュンいわせながら鷲づかみかい!

お疲れさんでした!!

 

~~ライブ・レポートPART、4はここまで。続きはPART,5へ!!~~

 

 

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VOL,175 2020 otaru浅草橋オールディズナイト17&北運河サウンドエナジー9合同イベント(PART,3)

2020-09-17 16:38:10 | Live Set List

****早くもライブ・レポートは第3弾へ突入だ!!ご堪能下さいませ(笑)****

4、11:30~11:50

「シンシア」

札幌からの参加で、ここも初登場。

しかもブルーラグーン同様に11人編成だ。

それもそのはずで、仕掛け人は例によって彦。

このバンド名を聞いて思わずニヤリとほくそ笑んだ方も多いことでしょう。

そうです。日本FOLK界の巨匠、吉田拓郎のカバーバンド。

ちなみに拓郎さんは河合楽器広島店の従業員だったのだ。

つまり私の大先輩だったわけ・・・・・・。

それはともかくも、当時、拓郎が大ファンだったがアイドル南沙織に捧げた名曲から命名。

もちろん盟友のムッシュかまやつひろしさんとのコラボシングルなのは有名な話。

さてさて、高中サウンドの熱気冷めやらぬうちにセッティング開始だ。

メンバー紹介。

ヴォーカルに高橋くん。ギターはツインで彦、英樹くん。

ベースは荒井くん。キーボードのアキ譲。

トランペットは引き続きクニ。アルトサックスにKT。

トロンボーンは大ちゃん。

コーラスガールはあつこ&まさこのご両人。

ドラマーはなんと女性で真由美譲。

というそうそうたる布陣。

残念ながら持ち時間の関係で「シンシア」はなし・・・・。

ブルーラグーンはやったのにね。

まあ、それはそれで次回のお楽しみということで持ち越しだ。

それでは早速ライブスタート!!

1曲目は「春だったね」

拓郎最大のセールスを記録した1972年7月21日リリースのアルバム「元気です。」のトップを華々しく飾る曲。

でもシングル化はなしなのだ。

70年代フォークソングといえば椅子に一人座ってフォークギターをジャカジャカかき鳴らしながら歌うイメージが強烈に焼き付いているけど、ここでは伝説の「つま恋」を彷彿とさせるほどの豪快なるバンドサウンドで迫ってきます。

どのパートも贅沢この上ないほどのアレンジで迫ってきます。

ボーカルの高橋くんはまるで拓郎が憑依したかと思えるほどに魂の熱唱。

多少、季節外れセレクションなのは否めないものの、バッチリ掴みはオーケーだ。

各自、一生けんめいにプレイする姿は見ていて感動的だ。

一瞬で拓郎ワールドに引き込まれてしまったよ。

で2曲目は「マークⅡ」

拓郎記念すべきデビューシングルのB面に収録されていた作品。

1970年6月1日、エレックレコードより発売。

タイトルはトヨタコロナマークⅡから。

当時のガールフレンドが他の男性が運転するこの車に乗っていたという失恋から制作されたちょっと切なくなる内容。

だからなのか、歌詞を含め暗~い雰囲気に全体が覆われている曲調が特徴。

マニアの間では有名なエピソードだ。

拓郎が多大なる影響を受けたというフォークの神様ボブディラン色も随所に見え隠れするのもポイント。

「ペニーレインでバーボン」

ボブディランと並んで多大なる拓郎が多大なる影響を受けたザ・ビートルズの傑作をタイトルに冠した曲。

1974年12月10日リリースのオリジナル・アルバム「今はまだ人生を語らず」1曲目に収録。

シングルカットはなし。

歌詞の中に差別用語が含まれているため、問題視されていたいわくつきソング。

早口でまくし立てるように歌い紡ぐ圧巻の歌唱がしびれるくらいにかっこいい。

実際1974年に、拓郎は原宿に「ペニーレイン」というジャズ喫茶をオープン。

ファンの間では「聖地」と言われた。

酒好きな拓郎らしく男気溢れるほどに当時凝っていたというバーボンを浴びるほど飲み干すさまが目に浮かぶ酔いどれアンセム。よほどのこだわりを持って「シンシア」はこの作品をセレクトしたんだろうね。

早いものであっという間にラストソングだ。

「落陽」

締めくくりにはもってこいの抒情感に満ちた曲。

1973年に発表。その後も様々なバージョンでアルバムに収録されている。

また1989年にシングルとしてフォーライフレコードからリリースされた(ウィキペディアより)。

拓郎にとってのバーニー・トーピンともいえる存在の作詞家、岡本おさみがなんと北海道を放浪した際に経験した事柄が詳細なまでに歌詞へと反映されている。

懇切丁寧に一語一句を表現する拓郎の歌声が印象的。

そんなことを思いめぐらしながら想像して聞くとグッとくるものがあるよね。

超スタンダードだけに数々のシンガーやミュージシャンたちにカバーされています。

カラオケでも世代を超えて人気を博していますよ。

今度は拓郎が他の歌手たちに提供した曲なんかも聞いてみたいものだ。

****PART,4へとまだまだ果てしなく続くよん!!****

 

 

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surface tension(chicago)

2020-09-16 18:37:13 | CHICAGO

表面張力(ひょうめんちょうりょく、英語: surface tension)は、液体や固体が、表面をできるだけ小さくしようとする性質のことで、界面張力の一種である[1]。定量的には単位面積当たりの表面自由エネルギーを表し、単位はmJ/m2または、 dyn/cm 、mN/mを用いる。記号にはγ, σが用いられることが多い。

masa's art chicago logo respect gallery

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VOL,175 2020 otaru浅草橋オールディズナイト17&北運河サウンドエナジー9合同イベント(PART,2)

2020-09-16 16:16:47 | Live Set List

****PART,1からの続きです。

どんどん盛り上がっていきましょうよ!!****

3,11::00~11:20

「BLUE LAGOON」

札幌から初出演。前半はずっと初お披露目バンドが続々と登場しますよ。

ところでこのバンド名を聞いたら誰だって思わずうなずいてしまうよね。

日本が誇るフュージョンギタリスト、高中正義初期の名曲をバンド名に冠したわけだ。

といっても、このバンドも皆知った顔ばかりだ。

仕掛け人は例によって盟友の彦だ。

彼もこのイベントでは土日合わせて5バンドで出演するという快挙を達成していた。

まあ、相変わらずのノリだね。この辺の活動状況は有名だしね。

おいおい、やりすぎだろうよ(笑)土曜日2バンド、日曜日3バンドだってさあ!

心底ライブの空気感がお気に入りなんだね。

頭が下がるよ。

見習いたいものだ。真似なんてできないけど。

多分、やりたいことがいっぱいあるんだろう。

こんなのは氷山の一角みたいだ。

それでは早速メンバー紹介をば・・・・。

ツインギターで、彦&英樹。

ベースは義之くん。

キーボードもツインでフクマ君と智子譲。

ドラムは中山くん。

パーカッションは清水くん。

真っ赤なお揃いのドレスがのセクシーなコーラスガールはアツ子&ようこ譲

トランペットは地元小樽から参加のクニ。

テナーは懐かしやコーちゃん。

管楽器の2人はSTA。

クニもこの日は3バンドの出演なんだよ。

他のメンバーたちもAXIAやエッグサークル系のミュージシャンで編成。

11人だよ。

この日最多でしょうよ。

なんでこれだけのメンバーが集められるんだよ!?

うらやましい・・・・コツを教えてほしいくらいだ。

まあ、それはともかくも残暑も一段落したこの季節柄、ぴったりなのではないかなあ。

他のバンド陣も注目していて食い入るように見ていたよ。

札幌で高中バンドといえば「セイシェルズ」がベテランとして長年にわたって君臨しているけど、こちらはいかがなものかなあ???

1曲目は「シェイク・イット」

1986年発表のアルバム「ジャングル・ジェーン」に収録されていたシングル。

12インチも発売されていたね。

この手のものがもてはやされていた時代。

女性コーラス隊をもフューチャーできるからうってつけなセレクション。

ちょうど高中がバンド体制から打ち込みにシフトチェンジしていた時期の代表作。

賛否吹き荒れた問題作でもあるね。

シーラE のパーカッションも特筆すべき点。でもどんなタイプの楽曲でも高中節は健在。

理屈抜きにしびれるね。

彦もなかなかにいい表情で引きまくりで自己陶酔。

意欲満々に始まった演奏も和気あいあいにゆる~く開演。

これこそライブのだいご味。

2曲目「渚モデラート」

一転してムードあふれるメロディが印象的な名作が惜しげもなく紡ぎだされた。

1985年発表のアルバム「TRAUMATIC極東探偵団」からリリースされた13枚目のシングル。

オリコン週間30位を記録。

こちらも女性コーラスが効果てきめん。

魅力的なる雰囲気も倍増。

高中自身もこのころ、大ヒットしていたヴァーシアを要するマットビアンコも「探偵物語に」インスパイアされてこの曲を制作したとのこと。

常に多方面へアンテナを張り廻られている高中ならでは手腕がさえわたる1曲。

それにしてもどれもこれも再現するのが難しい作品ばかりだ

それもそのはずで、一流ミュージシャンばかりがバックを務めているんだから当たり前にうなずけるというもの。

クニも彦からの厳しい注文を受けながらホーンのスコアを書き上げたそうだ。

3曲目「ブレーキン・ルーズ」

これは意外な選曲だ。

意表を突くところが憎いばかり。

1982年発表のアルバム「サダージ」からのシングル。

ちょっぴりジャジーなテイストも含む渋い作品。

でも申し分のないギターソロはてんこ盛りなのでご安心ください。

オリジナルでは巨匠ナラダマイケルウォルデン、TMステーヴンス、そしてシーラEが共演しているんだから悪いわけがないさ。

それにしても怖いもの知らずなバンドだ。

次々と繰り出されるテクニカルなアレンジ構成も何のその。

余裕しゃくしゃくに演じてくれてます。

さあ、はやくもラストソングに突入だ!

もはやお約束、待ってましたとばかりにバンド名の「ブルー・ラグーン」で締めくくり。

1980年リリースの5枚目シングル。パイオニアのステレオCMでも流れていたね。

5枚目の最高傑作アルバム「ジョリー・ジャイブ」に収録。

オリコン週間チャート60位を記録。

一世を風靡した高中ワールドはこの曲から始まったといっても過言ではない。

血沸き肉躍るほどにカラッとさわやかに、真夏の青空を呼び戻すほどの勢い。

軽やかなステップも見ごたえあり。

何度聞いても気分が高揚してきちゃうね。

永遠のギターインストウルメンタルの金字塔。

これだけ充実したステージングならば誰も文句はないでしょう。

大団円で、

お疲れさまでした。

***ドンドン観客席も賑わってきました。このノリを維持しつつライブレポートはパート3へ雪崩れ込みますよ!^_^****

 

 

 

 

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VOL,175 2020 otaru浅草橋オールディズナイト17&北運河サウンドエナジー9合同イベント(PART,1)

2020-09-15 17:02:41 | Live Set List

2020.9.13(SUN)

毎年恒例、小樽音楽の祭典が新型コロナウィルス感染の影響でことごとく中止の憂き目にあっちゃいました・・・・。

7月、8月の屋外ライブを楽しみにしているバンドマンはじめオーディンエンスの膨大なことと言ったらもう、半端ないですよ。

もうほとんどといっていいほどに今年の開催は諦めモードだったのですが、ここにきて急遽、9月に上記イベントの合体ヴァージョンが実現の運びとなりました。大逆転の快挙。

本当にこれはありがたいことだ。

まことに嬉しい限り。そうとなればもう徹底的に燃え上がるしかないね。

場所は毎度おなじみ観光名所のド真ん中。

広大なる敷地を開放しての特設ステージ。

ご機嫌気分にどっぷりと浸りきれるので申し分なし。

土日の2日間で総勢39バンドが集結。

道内一円、ありとあらゆるジャンルから猛者どもがやってきた。

聞くところによると、みなこの半年というもの、ずっと鬱積していたようだよ。悶々と・・・・ね。

懐かしい顔、顔に思わず笑みがこぼれる。早速和気あいあいと近況報告のひと時。もちろん感染防止対策は念入りにね。

消毒液、マスク、そしてテーブル席も4人掛け。

ステージ前のダンスフロアも丸枠で区切って一定の距離感を維持。

きちんとマナーを守ってダンシング!

さてさて、ついこの間までうだるような残暑だったのに、この日を狙ったかのような冷え込みが襲ってきた。

しかも雨や風まで・・・・。

でもそんなものは熱きエナジーでぶっ飛ばしてやったさ。

前日も小雨が降っていたようなんだけど、日曜日はさらに追い打ちをかけてきたし(前日はキャンセルのバンドもあったようです・・・・)。

でもSTAの時間帯になるとそれらの勢いもやや弱まってきた。

夕方5時に登場のSTA。

なかなかにおいしい時間帯。

俄然ヒートアップして気合も入ってきた。

この日はマサが敬愛するシカゴのオリジナルメンバー、ピーターセテラ(B&VO)の誕生日なんですよ。

なんという幸せ。

そしてそしてだよ。

今回STAは7人編成なんだけど(KBも直前に離脱することに…)、ミキティの尽力によりオーケストラ仲間のハマピー&山ピーが初合流!これは事件です。

クラシック畑のご両人ですがすこぶる新鮮な衝撃を受けたらしく念入りに個人練習を積んできてくれたようです(動画研究など)。

素晴らしいことだ。

たった2回のスタジオリハで見事なまでに音を固めてくれました。

山ピー、ハマピーはステージ衣装にもこだわりを見せてばっちりと決めてきたよ(これもミキティ姉御のおかげです。大感謝!)。

結果??・・・・・もちろんばっちり完全燃焼でめでたしめでたし。

ノンストップで一気にぶちかまし、

鬱積してたもやもやを一瞬で晴らしてやったさ。

やっぱり理屈抜きにライブは最高だね。

前日は17バンド、そしてSTA出演の日はなんと19バンド(早々にバンドエントリーが決定してしまい、出演をあきらめたバンド数の多かったことか・・・・)。

豪勢な布陣だ。

今回はや新型コロナウィルス感染の影響により、小樽市他もろもろ方面の協賛が思いのほか得られなかったようなので、環境に対する距離感、消毒、各自への意識伝達、演奏持ち時間や使用マイクの持ち込みなどなど厳戒態勢で臨みました。

さあ、ディスタンスを意識しながらの観戦ゆえにあまりいつものような細かいレポートは叶わなかったけど、常連のバンドなどは過去のレポも抜粋して絡めてみたりもしていますのでとりあえずは、ご参考までによろしく!!

 

1,10:00~10:20 

『マ・シェリ』(椎名林檎)

札幌から初登場のこのバンド。

オープニングアクトという重圧をもものの見事に跳ね飛ばしてくれました。

頼もしい存在だ。

ジャンルは現在の日本における才能あふれる美しき歌姫「椎名林檎」のカヴァーを披露。

このバンド名も椎名林檎が去年発表した曲名から命名(フランス語)。恋人という意味)。

資生堂のCMにも起用されていたね。

まだ結成して日も浅いバンドのようだけど今後の成長が楽しみなバンドの一つ。

天候も雨で決してベストコンディションとは言えなかったようだけど、白熱のプレイで頑張ってくれました

応援しているよん。

ので、

2,10:30~10:50

「BLACK★LIST」

札幌から、初登場!

といってもSTA界隈ではおなじみだ。

以前にSTA企画の「リブレーション」でも対バン済み。(コロナの影響で今年は中止になっちゃったけど・・・・)

早速会場でもヴォーカリストの伊達男マオ君があいさつに駆けつけてくれたよ。

相変わらずのナイスガイだ。

土砂降りの中、正直な話、夜向けなバンドなんだけど、午前中にも関わらずバービーワールドを展開。

全くもってセカンドもアクトのポジションなんてもったいないなあ。

それはともかくも、いよいよもってサヤ譲はソプラノサックスが欲しい・・・・という願望がむくむくと湧き上がってきたようです(笑)。

***前述のとおり、去年12月におけるリブレーション「ホットタイム」でのライブレポートにも絡めて紹介しますね。

男女混合の6人組。このバンド名を聞いてピンときた方は相当のJ-POP通ですな。

そうなのですよ。

伝説のバンド「バービーボーイズ」のアルバムタイトルから命名したトリビュート・バンドなのだ。

前々から噂には聞いていたのだけれども、もうすでにライブを観るのは今回が3度目。

というか、まだ結成してそれほど経っていないのでしょう。

イマミチトモタカ役を一身に担っているのはヒロくん。そうです!キッスの「ラブガン」、米米クラブの「粉粉クラブ」、ゴダイゴの「マジック・カプセル」、デュラン・デュランの「ズラン・ズラン」を率いる彼だ。

人気者で超売れっ子のヒロくんが、去年結成したばかりのこのバンドを猛アピールしていたのだ。

驚いたことにその頃のキーボードにはSTAのナオくんの姿が!その際にはレギュラーメンバーに決定したそう(YAMAHA MOXF8使用)なんだけど、今回は女性キーボーディストのメグさんがプレイ。

更にはベースを担当しているのはご存知アンクル・キャッツの元気印ムッちゃんではないかあ!(加入には2つ返事でオーケーだったそうだよ。粋だね!)

最近、多方面にて引っ張りだこ。

皆、頼りがいのある顔見知りばかりだ。

ちなみに「粉粉クラブ」にはSTAのトランペッター・クニが加入したそうですよ。

それでは改めてメンバーの構成をば・・・・・

マサは勝手な思い込みでヒロくんがリードボーカルだと思っていたんだけど、ここではギタリストにひたすら専念。

これはこれで貴重だよ。使用ギターはアリア・プロⅡ(PUはSSH配列。紫ボディカラーでローズ指板。ブラックパーツの仕様)。

ポジションマークの図柄が芸術的で一際目を引いていました。

「あまりギターを弾いていないと忘れちゃいそうなので!(笑)」と本人は謙遜しておどけていましたが不敵な面構えはしっかりと見落としてはいなかったよん!

「いまみちともたか」風に丸いサングラスも装着するという抜け目のなさはさすがだ(ちなみにサングラスはあまりにもステージ上が暗すぎて手元が見えない・・・ということで急遽外していました・・・・・)。

スラリとした長身だから何をやってもすこぶる決まっている。いまみちにソックリ。参りました。御見逸れしました。

ドラマーにはユウジ君。先述のエンリケ役ベーシストは最近嬉しいことに髪を伸ばし始めたムッちゃん(愛器ミュージックマンのスティングレイ。ナチュラルボディにローズ指板。この日はトリ前のアンクルキャッツにも出演。その間の待ち時間は超絶に長い・・・・・)とキーボードにはメグちゃん(ローランドを使用)。

コンタ役はマオ君。ツンツンヘアスタイルまでパーフェクト!黒いサングラスに真っ赤な革ジャン姿といういでたち。すこぶる似合ってるよ。

最後に麗しの杏子嬢のポジションに陣取るのはファッションリーダーの歌姫サヤ。

全員の衣装が黒を基調にしているところもかっこいいよ。このコスチューム詳細については後ほど語るとしよう!!

力の入れ具合が超絶。

以前に見たライブから1曲目以外を入れ替えてきた。

どれだけの持ち曲があるんだあ!?

バービーに対する愛情たっぷりの思い入れがふつふつとにじみ出ているね。

それではスターティン!!

「アベさんもいるので、せっかくだから踊れる曲からいきます!カモンレッツゴー!・・・・ノーマ・ジーン!!」

(2007年リリースのアルバム「蜂~バービーボーイズ コンプリート シングルに収録。ノーマジーンとはアメリカはハリウッド映画界伝説のグラマラス・セクシーなブロンド女優マリリン・モンローの本名)

ほら、遂にはじまった。

マオくんによる景気のいいヴォーカル「何故なんだ~!!」からいきなりの幕開け。

サヤ嬢も時には悩殺系でしっとり、時には男顔負けなくらいパワフルに華麗なる歌声で追随。このコンビネーションが最高だ。

さすがに勢いが違うね。序盤の音像ひとつとっても明らかに前回に見たライブ時よりも、数段成長の痕跡が伺い知れます。

と同時に気を抜く暇もなく、ニューフェイスのお披露目とばかりに、まずはメグ嬢、堂々たるキーボードソロを展開。

これ名刺代わりね。

ヒロ君のトレブリーなギターワークも光を放ち続ける。

景気づけとばかりに盛大なるロックンロール・ダンシングからはじまった。

グチャグチャに一気呵成のお祭り気分で鬩ぎ合い。

皆、一緒に弾けて暴れまくっちゃえ。全身が疼いてきちゃうほどに誰もが激しいビートの虜。

抑揚をふんだんに盛り込みつつも、エネルギッシュにシャウトだ。

ボーカルの御両人は歌うだけでもエネルギーの消耗率がハンパではないはずなのに、常に動き回って観客を煽りまくるから感心しちゃうよ。

最初から情け容赦なきコール&レスポンスの応酬。羨ましいほどに熱狂の様相を呈しています。

「サ~ヤ~!可愛い~!」「ハーイ!!ゴメンネ~!次にいくからいい~~!?(笑)」

観客が我慢できなくなったのか奇声をあげ続ける。

「シーッ」となだめつつも・・・・「うちはコミックバンドじゃあない(笑)」

緊張感漂う中、いきなり闇を切り裂くようにハイトーンヴォイスが轟き渡る。

「もォやだ!」(1985年リリースのアルバム 1ST OPTIONからのシングルより)でもブラック・リストのゴージャスなるショーは益々ヒートアップするのです。

「イエーッ!」

このバンドの楽曲コンセプトは男女の危うい駆け引き模様を極限にまでクールかつスタイリッシュに表現すること。

その取り組み手法は見事に成功しているでしょう。

バービーボーイズのカバーバンドはそうそういないから、貴重な存在。今後も頑張って欲しいね。

交互に歌い次がれる男女のボーカルが効果覿面だ。

「WOWOWOW~!!」

紡ぎ出されるラブストーリーの駆け引きや心理描写が、細部にわたって計算されつくしている。

歌詞やバッキング・プレイの随所にまでね。

「ありがとうございます。皆さん、改めましてブラック・リストです、こんにちわ。いいですねえ~。今日はこちらの企画に出演させていただき感謝しております。

いいのかなあ?叫んでも・・・・・途中で出禁になるかもね(笑)。僕達バービーボーイズが大好きなんだけど、カラオケにいくとよくわかるのが、バランスの難しさ。

しかも僕達の好きな曲と、世間が、あれやってほしい、と求めてくる曲とのギャップもあるし・・・・

というわけでして、本日のライブ用にちょっとチョイスしてみました・・・・・暗闇でDANCE」

4こちらも1984年リリースのアルバム「1ST OPTION」より。

バービーの記念すべきデビューシングルだ!

ギターによるクセモノっぽい複雑なるアルペジオから疾走感満点。

スピーディーに駆け巡る。

ユウジちゃんもムッちゃんもただひたすらバッキングに徹していて中々にいい仕事をしていますよ。よしよし。

コンタによるソプラノ・サックスはシンセサイザーが大奮闘。

それに追随する切れ味鋭いギターソロも絶品。

フロントセンターのシンガー達とのコントラストも清々しいくらいにバッチリだ。

サヤ嬢は誘惑するような怪しくも悩ましげな目つきでオーディエンスをノックアウトする。

オーディエンスのアベさんも、ノリノリでネオン・スティックを振り続ける。

コロナ騒動を吹き飛ばすほど、アグレッシブに突き抜ける。

本家バービー並みに十分いけてるよ。

「和気藹々とアットホームなステージングで楽しんできたけれども、もう残すところ2曲。

先ほども言いましたがあのバービーボーイズは自分達のやりたい曲とヒット曲がバラバラで、これは皆さん知っているだろう・・・・とカラオケに行ってランキングを調べてみたらランキング外・・・・・(泣)、でもこれならば皆も知っているはずです!バービーボーイズといえばやっぱりお約束だと思います・・・・C'M'ON LET'SGO!」

1988年リリースのアルバム「BLACK LIST」に収録。

力強いハイハットによる4カウントが打ち鳴らされる。

終盤にはうってつけ。珠玉の名曲。これでバッチリ決まりだ。なんて素敵な永遠のドラマティックナンバー。

サヤ嬢はセクシーに背中を観客席に向けて悩ましげにポージング。妖艶にスポットライトを全身に浴びて浮かび上がる。

マオくんとのボーカルによるせめぎあいの妙。

絵になるね。引きこまれるほどにアーティスティックだ。

この辺のフォーメーションなんかも、そうとうに妥協することなくリハーサルを重ねてきたんだろうなあ。

フロント中央シンガーの2人が理想的に映える。

客席からも絶えず歓声が飛び交っています。

「バービーボーイズの歌ってキツイ・・・・

喉を潰すよ。え~と・・・それじゃあ、最後の曲の前にメンバー紹介にいきます」

一人一人を懇切丁寧に愛情をタップリとこめて猛アピール。

仲の良さがホノボノとこちらサイドにまで伝わってきますね。

「実は去年、本家のバービーボーイズが岩見沢のフェスにきたので、もちろん喜び勇んで観にいきましたよ。

ガッチリとこちらもステージ衣装で行ったら、バービーのメンバー達は山登りみたいな格好で現れた(爆笑)。恥をかいたさ。でもとっても勉強になりました。

で、グッズ売り場にはTシャツやタオルなんかが売っていて、その中にはメンバー達のサインが入っていた!

早速、うちのベーシスト、ムッちゃんの本業が力を発揮した。彼はプロのデザイナーなんです。ブラックリスト・オリジナルシャツの背中にバービーのサインを入れてくれました!」

堂々と誇らしげにそのデザインを披露。万雷の拍手!

エキサイトした観客がホイッスルを吹き鳴らす。

「いよいよ最後の曲。それでは、お客さんからのリクエスト・・・・・ラストソングで・・・・目を閉じておいでよ・・・・・」

(1989年リリースのアルバム√5に収録.。11枚目のシングル)

トドメの一撃が脳天に炸裂だあ!

メンバー一同汗ビッショリで一生懸命にパフォーマンスを繰り広げる。

ここではヒロくんのギター・ピッキングに先導されて、ミディアムなハードテンポで重量感満点の演出。グッとパーティムードに切り替えて下手な理屈抜きにゴージャスなるエクスタシー狙いの配曲だね。

特筆すべき点はバックのプレイヤー達の貢献ぶり。

タイトで忠実、リスペクト込めて愛情タップリに楽曲の再現に余力を振り絞って尽くしています。

マオくん、震えがくるほどに魂込めての絶叫。ヒロくん筋金入りのギターソロも、切ないほどに咽び泣く表現力で堂に入ってるね。

マオくんのハスキーで伸びやかなボーカルと、女性にしか成し得ない訴えかけるように愁いを含んだサヤ嬢のボーカルとのバランス感覚が絶品。

ただひたすらに印象的な「OHOHOH~~!!」が繰り返されるので、嫌が上にも血液が滾ってきちゃうよ。

それでいてしっかりとした甘い旋律で、観客のハートを射止めてくれるんだから憎い限りだ。

リレー形式に組み立てられたユニークな構成にも目を見張るものがあります。

「またどこかで、僕達を見かけたら気軽に声をかけてください。」

まだまだこれからの活動に要注目だ。

テーブル席にて和みながらの会話も尽きない御様子。

サヤ譲はその後も出演バンドのサウンドにのって最前列で踊りに興じていましたよ。

マオくんは以前に「ズラン・ズラン」も出演していた「STA企画ピグスティ」でのライブイベントにも来てくれたことを教えてくれたよ。嬉しいなあ。

 

****はい、ここで一旦パート、1を終了します。

続編でもおなじみの連中が目白押し。

それではまた!!!****

 

 

 

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crack(chicago)

2020-09-15 16:38:09 | CHICAGO
ひび
 
 
 
  1. 【罅】
    細くはいった割れ目・裂け目。比喩的にも言う。
    masa's art chicago logo respect gallery
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2020おたる☆浅草橋オールディーズナイトvol.17・北運河サウンドエナジーvol.9合同イベント

2020-09-13 13:09:47 | Live告知

久しぶりの告知^_^。

sapporo transit authority、半年ぶりのライブイベント参加!

もう今年は最多出場数の記録を更新し続けている小樽屋外ライブは半ば諦めかけていたのですが、なんとかかんとか出演に漕ぎ着ける事ができました!(11年連続!皆勤賞は私のみだけどね…(^◇^;)

しかもブラスセクションにニューフェイスが2人‼️

とっても楽しみだなあ。

いつ頃にプレイしたのか思い出せない曲も追加。

STAは日曜日の夕方5時に登場だよ!

中々に美味しい時間帯だあ。

毎度お馴染みのChicagoを中心とした熱きブラスロックサウンドを7人編成でノンストップで一気にぶちかまします!

2020おたる☆浅草橋オールディーズナイトvol.17・北運河サウンドエナジーvol.9合同イベント出演バンド一覧表(39バンド)      
9月12日(土)  バンド名 ジャンル 地域 浅草橋出演回数 北運河出演回数
① 10:30-10:50 オナkiss J-POP 札幌 5年連続11回目 初出演
② 11:00-11:20 PERSPECTIVE フュージョン 小樽 初出演 2年連続5回目
③ 11:30-11:50 そうきあ フュージョン 札幌 初出演 初出演
④ 12:00-12:20 鶏っ串 フュージョン 小樽 初出演 初出演
⑤ 12:30-12:50 Y's Factory フュージョン 札幌 初出演 2年連続4回目
⑥ 13:00-13:20 Tiny Bubbles サザンオールスターズカバー 空知 初出演 6年ぶり2回目
⑦ 13:30-13:50 grow AOR 札幌 初出演 初出演
⑧ 14:00-14:20 くろもり 大人のロック 小樽 4年ぶり9回目 6年ぶり5回目
⑨ 14:30-14:50 Skywalk フォークロック 札幌 2年連続6回目 初出演
⑩ 15:00-15:20 SEVEN HEAVEN チェッカーズコピー 札幌 6年ぶり2回目 初出演
⑪ 15:30-15:50 パイナップル 松田聖子カバー 札幌 初出演 初出演
⑫ 16:00-16:20 Be Mods Go Go Modsカバー 倶知安 初出演 初出演
⑬ 16:30-16:50 稲葉美紀 The Night Flight 八神純子cover 札幌 初出演 3年連続3回目
⑭ 17:00-17:20 沢田研二coverクラブバンド J-pops 札幌 7年連続7回目 2年ぶり6回目
⑮ 17:30-17:50 MIRAGE フュージョン 札幌 初出演 初出演
⑯ 18:00-18:20 BACKUP BAND 洋楽ロック ニセコ 3年連続3回目 初出演
⑰ 18:30-18:50 パーティーズSP シャネルズ 小樽 7年連続7回目 7年連続7回目
⑱ 19:00-19:20 ザ・パーティーズ  いろいろ 小樽 10年連続10回目 9年連続9回目
9月13日(日)  バンド名 ジャンル 地域 浅草橋出演回数 北運河出演回数
① 10:00-1020 マ・シェリ ポップス(椎名林檎) 札幌 初出演 初出演
② 10:30-10:50 BLACK★LIST BARBEEBOYS コピー 札幌 初出演 初出演
③ 11:00-11:20 BLUE LAGOON 高中正義コピーバンド 札幌 初出演 初出演
④ 11:30-11:50 シンシア 吉田拓郎コピーバンド 札幌 初出演 初出演
⑤ 12:00-12:20 SJC J-POPカバー 札幌 初出演 3年連続4回目
⑥ 12:30-12:50 北風PeePuu 風のコピー 札幌 初出演 3年連続6回目
⑦ 13:00-13:20 HIKOBAND J-ROCK 札幌 初出演 初出演
⑧ 13:30-13:50 杉ちゃんバンド 昭和歌謡 札幌 4年連続4回目 初出演
⑨ 14:00-14:20 Berry Jam 洋楽 札幌 4年連続4回目 初出演
⑩ 14:30-14:50 Brezza J-POP(ZARD) 札幌 2年連続2回目 初出演
⑪ 15:00-15:20 SHOCKSS Jロック 札樽 初出演 初出演
⑫ 15:30-15:50 ジャッカルズⅡ ベンチャーズ 小樽 3年連続5回目 3年連続3回目
⑬ 16:00-16:20 midnight crisis J-ROCK 札幌 4年連続4回目 4年連続4回目
⑭ 16:30-16:50 セイラーズ 70’s 洋楽ロック 岩内 初出演 5年連続5回目
🟥ここだよー^_^👉⑮ 17:00-17:20 sapporo transit authority(S・T・A )chicagoを中心としたブラスロック 札幌 11年連続11回目 9年連続9回目🟥
⑯ 17:30-17:50 Treasure Box 洋楽ポップス 札幌 初出演 初出演
⑰ 18:00-18:20 remix J-ROCK 札幌 2年連続2回目 2年連続2回目
⑱ 18:30-18:50 アンクル・キャッツ 歌謡ロック 札幌 2年連続4回目 2年ぶり2回目
⑲ 19:00-19:20 E.SANADA 矢沢永吉 美唄 2年ぶり5回目 6年連続6回目

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