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Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

五色の滝で奥伊吹の特製弁当を味わい 諏訪神社で春の名残の花たちに会う

2017-05-16 22:51:45 | 山歩き
私たちは、本会発行の「伊吹山を知る優しい地学の本」「伊吹山を知る優しい生き物学の本」「伊吹山を知るやさしい山とひと学の本」の三部作で伊吹山を取り巻く環境を学んできました。
 今回の観察会はその中でも山と人との関わる自然と人々の暮らしが感じられる観察会。たとえば、五色の滝の沢沿いには昔の石工が花崗岩(御影石)を活用した「石臼」の石切現場とその加工跡が見られます。そして今回最大の楽しみは、奥伊吹甲津原の漬物加工センター婦人部が作る山菜弁当です。昨年も大人気だったので五色の滝の飛沫を水音を聞きながら味わう観察会と企てました.

ダムの堰堤を超えたところに車を停め、林道を歩きます。今年は、繰り返す寒の戻りで、花の開花時期を予想することが難しく出たとこ勝負になりそうです。反対に予想外の植物を見ることができるという楽しみもあります。
さぁ~、出発です。

ダンコウバイとシロモジとクロモジが同時にみられる場所があります。ダンコウバイとシロモジは葉の形が似ています。シロモジとクロモジは名前が似ていますが、それぞれ特徴があり,比較して確認するのは勉強になります。



林道を登る中程で「あっ 春蘭や!」との声。毎年確認できる谷側斜面です。今年も小粋な姿を見せてくれました。滑り落ちないように斜面に張り付いての撮影します。


目を上げれば山笑う。
カスミザクラの花も少し残り、パステルカラーから美しく表情豊かな新緑の色に変わりつつあります。
 山の表情はどれだけ見ていても飽きません。


五色の滝の入り口にやってきました。
ここからいよいよ山の中に入っていきます。
登山道に入ると深い山を感じます。
明るい登山道



目にも鮮やかなシロモジの葉
下のほうから聞こえてくる滝の轟音
気持ちが高揚します。
どんな草木がみられるかな?
下のほうばかり見て登ります。







やはり、今年は雪解けが遅く、
カタクリもチゴユリ(稚児百合)も みんなまだ赤ちゃん。
やわらかそうで美しい色をした葉っぱです

カタクリの一葉。
花咲くにはまだ何年もかかりそうですね?
直下から滝の音が聞こえてきます。登山道は、稜線をトラバースして下へ降りるようになっています。
ヤブレガサの群生があり、花芽をつけているものもあります。てんぷらにしたらおいしそうですね?

ヤマネコノメソウは黄色い大きな花のようです。

ツルシロガネソウは石切り場跡の河畔にいつも咲いているので楽しみにしていました。今年もあえました



さて、甲津原のお母さんたちが心を込めて作ってくださったお弁当をいただきましょう。
「奥伊吹を訪れてくださる方々にこの地ならではの食文化を介して地域資源を見直し、環境に優しい行動の一端をご紹介したいと山菜弁当を作っています。」と書かれています。
伊吹山を取り巻く人々の暮らしが感じられるお弁当です。
三段に詰められています。
炊き込みご飯(むかごがいっぱい)、イワナの塩焼き、てんぷら(こごみ・ぜんまい・かぼちゃ等)、山蕗の炒め煮、山椒の葉っぱの佃煮、煮豆、伊吹ハム、おからコロッケ、わらび、大根の漬物、みょうがの酢漬け・・・・。数えきれないほどのごちそうが詰まっていました。
伊吹山の恵みを地元の人々がレシピも含めて大事に大事に守ってきた結果です。ありがたいことです。


 


おなかも満足してしばし水の音を聞きながら休憩です。さわやかな風が流れていきます。ここで会員さんからクロモジ茶の振る舞いがありました。さわやかな香りが口いっぱいに広がります。名残惜しいですが来た道を戻ります。

 諏訪神社に咲く春の名残たちにも会いに行かなくてはいけません。


今年は、例年より雪解けが遅く、五色の滝真下の渓流の水かさは増しています。予め用意したアルミ梯子を架けたものの、登山靴の中に水が入り込んだ人も多く、裸足で渡った人は、痛むような水の冷たさに驚いていました。


 五色の滝に引き戻り下山する。写真の石積みは、石工たちが花崗岩(御影石)を加工した石臼です。この石積みは奈良朝時代から昭和中期まで延々と継承されきた自然の恵みとして、人の暮らしの中で産まれた貴重な遺産といっていいでしょう。


諏訪神社は上板並の集落の手前姉川を渡ったキャンプ場の奥にあります。あまり人の訪れることがないような神社ですが見事な乳銀杏があります。武田信玄の乳母の実家という縁で信州の諏訪神社から分神されてその記念に植えられた銀杏だそうです。
そこへ行く途中の林道から参道にたくさんの植物がみられます。今年はどうでしょうか?



日差しをたっぷり浴びてキランソウ(↑)は地獄の釜の蓋の別名通り地中に張り付いています。






ミツバアケビはびっくりするほどたくさん畦道を這っています。


カキドオシがいっぱい。サラダにすると美味しいと言われ齧ってみましたが青い味がするだけで美味しいとは・・・・

ミヤマハコベうさぎさんの顔のような二つに分かれた花弁が5 枚くっついて円卓会議をしているようです。

オドリコソウは白とピンクがそろっています。佐渡おけさを群舞しているような姿が面白い。この参道のイカリソウはとても良い姿で残っています。イチリンソウが残っていました。とても大きな花でびっくりです。

レンプクソウが咲いています。
地味な花ですがフクジュソウ(福寿草)と連なって咲くと思われたことから名づけられたと聞き、面白いと思いました。

 小川に架かる橋を越えて登ると諏訪神社です。
見事な銀杏です。幹回り6.9 メートル樹高33 メートル樹齢400年以上大きな乳根がいっぱい下がっています。


時間が無くなって長尾寺まで行けませんでした。みんなの中に道の駅旬菜の森に行きたいという気持ちがあります。
そんなに大きくない道の駅ですが伊吹山麓に住む人々に脈々と受け継がれてきた食文化を感じることができる場所です。
天候に恵まれいろんな意味で自然からの贈り物をいただきありがたい一日になりました。感謝です。

コメント (6)
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乳根の下がる大銀杏 諏訪神社

2016-06-02 22:22:19 | 山歩き
前から気になっていた 諏訪神社の大銀杏を見て来ます。

大銀杏は 大久保の集落の手前キャンプ場の奥にあります。
巨木も立派ですが 山道に咲く花も捨てがたいと言う事で寄り道をします。

キャンプ場の駐車場に車を置いて林道を歩きます。
里の景色が広がる中に 季節の植物があちこちに見られます。
順番に見ていきましょう。

アケビの花が咲いています。
小さな花ですが これが秋になるとあの大きな実になるのでしょうか?
何度か食べて見たことがあります。
甘さはなかなかですが 種をはき出すのが上手では無くて・・・・


花筏の花が咲いています。
沢山開いているので雄花でしょうか?
葉っぱの上に付いたピアスみたいです。 ところがよく見ると 葉っぱには穴があいていなくて葉柄の所に花の茎見たいのが寄り添って咲いています。
嫁の涙って別名もあるそうですが・・・・私はほろりと隠れては泣きません。


シャガは生命力が強いのでしょうか?
所狭しと咲いています。


ミヤマハコベです。
深山の名前がついているものは小さいものが多いですが ハコベはとても大きいです。
昔 兎さんが5匹顔を寄せ合っている様な花だよ・・・と教えられてこの花のファンになりました。


透き通るような色で咲いているのはイカリソウ

ここにはイチリンソウもまだ咲いています。
そしてその花がでかい
こんなに大きかったっけ?
思いがけない花の出現に 歓声が上がります。

オドリコソウも列を作って佐渡おけさを踊っています。


短い距離でしたが 沢山の花を堪能して着いたところは諏訪神社です。
小さなお社ですが どのような由緒があるのでしょうか?
大きな銀杏の木があります。
樹高30メートル 幹回り7メートル 樹齢400年
もっと大きな銀杏は見たことありますが 姿の美しさはなかなかです。
乳根がいっぱい下がっています。20本ほど下がっているとか
かなりひかないとカメラに収まりません。




観察会は欲張りです。
もう一箇所行く事にします。
お目当ては トウゴクサバノオの鯖のしっぱ
急いで 大久保に移動です。


コメント (8)
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五月晴れの空の下 五色の滝で極上弁当を食らう

2016-05-30 19:59:03 | 山歩き
奥伊吹に曲谷というがあります。
姉川をどんどん登っていくとそのはあるのですが 堰堤の脇を入って行くと 沢山の滝があります。地図に載っていない滝は 米原の秘境と言われるそうですが私達が 毎年この時期に観察会のプランとして楽しみにしている場所です。
沢山の山菜を横目に見ながら指をくわえて歩くのもちょっと残念。 それでは 山菜弁当を作ってもらいましょう・・・・と言うことで 甲津原の漬け物加工センターにお弁当を頼みます。
青空と 緑を駆け抜ける風 爽やかな水しぶきを上げる滝を見ながら山菜弁当を戴く・・・この上ない贅沢です。

堰堤の橋を越えて歩きながら上の登山口を目指します。(標高490メートル)
林道にはどんな花が どんな植物に出会えるのでしょうか?

歩き始めは吊り花です。
林道が綺麗に整備されていて明るいので気分良いです。
山笑う春はどんどん緑が増えてきて美しい。

カーブを曲る度に歓声が上がります。
スミレだけでも沢山の種類があります。

シハイスミレ ニョイスミレ タチツボスミレ・・・

エンゴサクの仲間はすっかり姿を消してムラサキケマン キケマンがあちこちに咲いています。


木々はどうでしょうか?
アオダモの白い花が咲いています。 煙るように咲いている花は風情があります。

ウワミズザクラも盛りです。桜のイメージからはほど遠いですが 優しい表情をしています。 「赤い実を果実酒に付けると良いとか 桜の葉は生葉の時は匂わないのに 塩漬けにしたりアルコールに漬けるとクマリンという成分が出てきて良い匂いがするの」だとか 食べられる植物に詳しい会員さんの説明が興味を惹きます。

暖冬で思いっきり花が進み 華やかさという面では 一寸寂しい林道ですが エニシダの黄色がとても目立っています。

汗を拭き拭き登った林道もやがて五色の滝の入り口にやってきました。
標高580メートルぐらいだと思われます。

しばらくは森の中を歩きます。
5月の森らしく気持ち良いです。時々水の音が聞こえてきたりするのを確かめながら慎重に降りて行きます。
シロモジの花は終わりかけでほとんどが登山道に落ちています。



珍しい花がありました。
ヤブレガサの花です。
ヤブレガサ自体は珍しくないですが 花はあまりお目にかかれない。



チゴユリ 可愛らしい花を付けていました。 葉っぱだけの赤ちゃんがいっぱいいたので 来年は沢山見られるでしょうか?




フタリシズカももう少しで花穂を解きそうです。

マムシグサは小さいですが 頭を持ち上げています。ここのマムシグサは大きくなれないのでしょうか?

そうこうしているうちに水音が大きくなってきました。
滝は直ぐ足下にあるようです。



滑滝をいっぱい重ねたような滝ですが 高低差もあってかなりの迫力です。
五色の滝の最上部の滝です。 しばし暑さを忘れて佇みます。
このあたり例年はイカリソウがいっぱいですが 今年はもう終わっています。
株はあるので 消えたわけではなさそうです。
お昼の大分廻っています。
楽しみなお弁当を食べるために 石切場へ急ぎます。

一気に降りて行きます。
標高差50ぐらいですが 足下あまり良くありませんからね。
第一の難関は 滝の直ぐしたの徒渉です。
下見に行ったときに 水量が多いと渡れないと思いましたので 若い会員にアルミの脚立を持って歩いてもらいました。
彼らの手助けのおかげで 無事渡れました。


何でもなさそうに見えてとても危険な徒渉です。
流れが急なので 足をすべらすと立つことが出来ず そのまま下の滝壺に吸い込まれる可能性があります。
前は一の滝から五の滝まで縦走できたのですが 度重なる豪雨で橋が流され トレッキングシューズだけでは歩けなくなりました。
早く整備されると嬉しいのですが。


お弁当です。
筍ご飯 岩魚の塩焼き 山菜の天ぷら
コゴミの胡麻和え 筍の山椒煮 灰汁ワラビ 芽 琵琶湖の小魚とくるみの佃煮 おからコロッケ 漬け物各種
 味付けも優しくて こんな贅沢なお弁当は久しぶりです。
それに5月の光と風と匂いがおいしさを引き立ててくれます。


食後 Kさんの恒例になったクロモジ茶が振る舞われます。
爽やかな香りに さらに贅沢感がきわまります。 自然の恵みを五感で楽しめました。
さて ここにはまだまだ見るべき花があります。

ツルシロカネソウ
毎年楽しみにしている花です。 伊吹山麓では 今のところここ以外では見たことがありません。
他にどんな花があるでしょうか?
食事が済んでから うろうろ歩き回って調べます。
ヤグルマソウは花はまだです。

ウワバミソウもとても小さい。


イカリソウが残っていました。メギ科の特徴を感じる葉っぱで株は直ぐ見つかるんですが。 
チャルメルソウは水辺に咲いたシャボン玉のようです。





エンレイソウにカキドオシ 石切場にはそれなりに花がありました。
石切場の跡地にはシャガがいっぱい咲いています。
五色の滝の全コースには石切場が7箇所あるそうです。
良質の石灰岩が摂れると言う事で有名だったそうで 垂仁天皇の御崩御の折の石棺の蓋はここで作られたとか・・・
随分歴史のある場所です。
転がっている陽らっぺたくて丸い石は石臼の部品です。
これを二枚合わせてごりごりと大豆を挽いたり 蕎を挽いたりしたのですね?
今ではもう廃村になってしまいましたが 源氏の落ち武者が流れてきた場所でもあるようです。

おっとっと みんなが楽しみにしていたコケイランは今年は見られないのか? 
二年続けて沢山のコケイランを見て来たのでとても残念です。

「あ コケイラン」と言われて駆け寄ってみると何とまだ蕾
良くこんな状態で見つけることが出来るなぁと花好きの観察眼に脱帽です。

いろんな花探しも終えて4の滝を後にします

前から気になっていた 諏訪神社の大銀杏を見て来ます。





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牛若丸が天狗と遊んだ山 鞍馬寺Ⅲ

2016-05-11 21:43:01 | 山歩き
やっと本堂です。
と言うことは奥の院はまだ先 登りが続くのかしら?
足の不調は続き かなり遅れをとっています。

「何となく君にまたるるここちして
いでし花野の夕月夜かな」與謝野晶子
「遮那王が背比べ
石を山に見て 
わがこころなほ明日
を待つかな」
與謝野寛(鉄幹)
唐突に与謝野晶子と鉄幹の歌碑が出てきます。
鞍馬寺先代管長の詩の師が与謝野夫妻だったと言う事で 歌碑があるそうです。
晶子の書斎も移築されています。


やった~ もう下りになったよ。
と思ったら

又こんなに登っていますやん。
だんだんしゃべる気も無くなってきました。

息継ぎの水
牛若丸が深夜奥の院へ兵法を学ぶために通った道で 息継ぎのためにここのわき水を飲んだのだとか
私 水を飲む気にもなれなくて(ついでに写真も撮らず)
牛若丸の飲んだ水 飲んでみたらよかったな。

木の根道を避けて下ります。

僧正ヶ谷です。
牛若丸が兵法を学んだ場所として知られています。

義経堂は 義経を遮那王尊として祀られています。
奥州で非業の死を迎えた義経ですが その魂は懐かしいこの地に戻ってきて安らかに鎮まっているそうです。
ひょっとしたら 鞍馬のお山を楽しそうに駆け抜けているかもしれませんね?


魔王殿です。
お詣りしましたが 魔王様の姿が見えませんでした。
「魔王殿」は太古、護法魔王尊が降臨した磐坐・磐境として崇拝さ れてきました。とあったのでお姿が無いのかもしれません。

さて 今度こそ降りるばかりのようです。

葛篭折れの下り道も結構厳しく ゆっくり降りなくてはいけません。
取りのこされてしまったようです。

チビは?
葛籠折れの何段も先 小さな豆粒のようになってぴょんぴょん跳ねている子がいます。
あれ チビ?
ただでさえ歩きにくい山道をびっくりです。
超未熟児だったチビは 私の心には現代の牛若丸に見えました。(言い過ぎかぁ)


小さな川にかかった赤い橋を渡ると貴船口にでます。
貴船神社
私は 行くのを諦めました。
チビと お父ちゃんは 喫茶店に入ってお店のおばあちゃまに愛想を振りまいています。
何と たくましくなったことか。。。。

と言うわけで たかだか標高差300メートルの山を足を引きずって歩くことに成りましたが それでも終わってしまうと楽しい思い出です。
さすがに その後四条でsou souに寄ったときにはただ座っているしか出来ませんでしたが

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牛若丸が天狗と遊んだ山 鞍馬寺Ⅱ

2016-05-08 20:33:25 | 山歩き
参道をくねくねと行くと 由岐神社の立派な山門が見えてきました。

厳かな感じさえします。
ここが本堂?と思ったのですがまだまだのようです。 それに神社だし・・・・
そのぐらい威厳ありましたよ。

山門 とても立派で 私の家よりもでかいのでは無いか?と思える部屋?が 門の上にありました。
緩やかに湾曲している屋根
どうやって作るのでしょうか?
山門を額縁として大きな杉が見えます。

由岐神社の祭神の「靫明神」は、天慶三年(940)天慶の乱が起きたので朱雀天皇の勅により、鞍馬寺に遷宮し、北方鎮護を仰せつかった鎮守社です。
鞍馬の火祭は、そのときに里人がかがり火を持って神霊を迎えたことによるものだと伝承。



じつに大きな杉ですが神代杉では無いようです。

あまりに立派な神社だったので もうこれで良いんじゃ無い?と少々弱気だったのですが 娘は山を越えて貴船神社に降りると・・・・
ここまで来たら 向こう側に行った方が楽だと・・・・
本当かなぁ?
ここまで来て本殿に

道はアスファルトの道になって来ましたがくねくねと何処までも続いているようです。
川上地蔵堂には牛若丸の守り本尊である地蔵尊が祭られています。
何でも牛若丸の魂は今でもこの鞍馬の地にあるのだそうで 牛若丸の住まい跡に作られたのだそうです。
古刹には似つかわしくない モニュメントのようなものも建っています。 愛と光と力の像だそうです。


そうこうしているうちに中門へやってきました。
まだまだ参道は続きます。
心配したチビは とっくに何処かへ行ってしまいました。



沈丁花の香りが少しだけつかれた身体を慰めてくれます。


正面の山が目の高さまでやってきました。
とうとう本殿に着いたようです。
標高差300メートルといえども 足を痛めている私にはやっぱりきつかった。





閼伽井護法善神社(本殿東側)と水の神様を祀ってある 光明心殿(本殿西側)護法魔王尊を祀ってある・・・の間に本殿があります。
狛犬ならぬ阿吽の虎
50音がアから始まりンで終わることから宇宙の全てを表しているとのことです。

それよりも お昼お昼・・・・
とチビに急かされて 四阿でお弁当を戴く。
娘達が買って来た手鞠寿司 ロケ弁 志津やのパン 私が買っていった天むすで お昼に。
こんな事したの何十年ぶりかも・・・・
なんだか嬉しくて 美味しいお昼でした。
お寺の聖域でしたのでお湯を湧かすことが出来ず お茶を点ててあげられなかったことが一寸残念。
コメント (4)
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