Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

またまた来たよ籾糠山Ⅴ カラ谷を歩く

2015-08-20 22:39:18 | 山歩き
カラ谷登山道に入りました。
この道は三本の登山道の真ん中ですので このまま沢に沿ってまっすぐ歩いて行けば湿原に出ます。

時間を見たら14時半 私は良いのですが 関西グループはあまりゆっくりしていられません。
急がなきゃ。

それでも 奇跡のような花が次々現れてなかなか先に進めません。


とっくに終わったはずのツバメオモト 
これは当然ながらTさんをえらく感動させます。


そしてサンカヨウ
「私ね サンカヨウって見たこと無いの。 今回見られるのが楽しみで・・・・・」
「いや 気の毒だけれど ちょっと 無理だと思うよ。」
と言っていたのですが
ひと株だけですが咲いていました。




これは何かな? 
カマツカのようにも見えるけれど 花の形も葉っぱの形も違う


左手に キヌガサソウの大群生。
この山では キヌガサソウが見られるところいっぱいあるけれど 今回は ここでしか 見つけられなかった。
花の時期の長い植物だけれど みんな何処へ行っちゃったの?


大好きな桂門です。
桂の巨木が門のようになっています。
秋には甘い香りが漂っています。




こんな空間にはどれだけいても飽きないのですけれどね。
あの 桂の木の間を前は通ることが出来ました。
今は 落枝の危険性があるので 通行止め。
桂の おじいさん おばあさんの代がもうさようならを言っているのでしょうか?

雨がぽつんと・・・・ もう三時です。 急がないと・・・・
籾糠山と私 妙に気があって 雨絶対降らないのです。
この日も朝から 大雨のはずでした。
ところが 雨どころか 朝から青空さえ見えています。
少しくらい ぽつんときても 晴れ女伝説は揺らぎません。


天生湿原まで戻ってくると 朝とは反対に回っていきます。
水芭蕉は 芭蕉扇に化けています。
でかっ!


ニッコウキスゲも残っています。
ありがたい。


リュウキンカ なんて事でしょう。
諦めていた花が まだ残っています。
Tさんに見せてあげられます。


コイワカガミ

そして そして

フガクスズムシソウ
この花に憧れて何度通ったでしょう
木の上につく蘭なので 簡単には見られません。
知らぬ間に 水上さんが後ろにいらして「見つかったか?」
「もし 解らんとあかんから急いで山降りてきた・・・・」と
有り難うございます。
感謝 感謝です。


もう一つ 
ベニバナイチヤクソウ
籾糠山が花の山ということは みんな知っているけれど 改めてその種類の多さに驚かされる。
時期を選ばなくても楽しめるのも魅力

「あのね 家に帰ってから花の整理したら 52種類も初めて見る花があったんだよ。」
とTさんは大興奮でした。

うん うん また行きましょ



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またまた来たよ 籾糠山Ⅳ ブナ林を歩く

2015-08-20 22:03:48 | 山歩き
前回籾糠山Ⅲをアップしてから あっという間に時は過ぎて 今更書くのも恥ずかしいようなていたらく。
とは言え や~めた と言うわけにも行かず こっそりとアップしておきます。
毎日毎日 更新していらっしゃる皆さんを尊敬します。
どうやった 出来るんだろう?
神業としか思えない。

さて 籾糠山には 湿原が三つあります。 二つ目の湿原はブナ林の登山道を一寸入ったところにあります。 時期には 水芭蕉が大群生していて人気の場所ですが 時期は7月の中旬 もう咲いているはずもありません。
そのまま ブナ林のコースを上っていくことにします。
私が 水上さんに会いたいばかりに みんなを巻き込んでしまってごめん。


ブナ林はとても美しいのですが 途中で後悔し始めました。
何せ 長い長い登山道でした。
よく考えてみたら いつもはカラ谷から木平湿原へ行くのですから

このコースは 一気に標高100メートルを登って 100メートルを降り また100メートルを登ると言う事になります。
へたれの私にはきついはずです。
でも ご褒美がありましたよ。

なんて久しぶりなんでしょう?
ショウキラン

きつい登りの途中に咲いていました。
5年ぶりぐらいでしょうか? 見たくて見られる植物ではなさそうです。


頑張れ 頑張れ
ムラサキヤシオが 応援してくれます。


大分登ってきました。
声がしてます。
あの向こうに水上さんいらっしゃいました。
「おう ひさしぶりやな」
「毎年来てるけれど なかなか会えなくて・・・・ 今日は保全に入っていらっしゃると聞いたから 頑張ってブナの探勝路を歩いてきたんだよ。」

祖父に似た柔和な顔をした笑顔に 気持ちが和む。
飛騨言葉も良いね。

しばし談笑して もう一つのフガクスズムシソウの見える所を聞いて先に降りて行くことにする。


一気に降りてく道は 前の人の頭が私の足下・・・・位の勾配があって これを登りに使うのはちと辛い。

もう一寸 もう一寸・・・・
小さな小川まで降りてきたら少しは楽になります。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする