Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

おやおや どうしたの? カタクリの里のカタクリ

2016-04-07 20:46:39 | 散歩
風邪でごほっ ごほっって言っていたんだけど マスクすれば良いかな?と出かけた。
福井県の今庄
前から誘われていて それにあわせて18切符を買っていたのでね。
三月も末になって新品の18切符使わないと捨てることになっちゃう。
「どうしたもんかのう?」
電車の中で寝ていたら良いんだし 行っちゃえ・・・・

敦賀に来たらいきなり 恐竜ですよ。
もう福井に入ったんですものね?


さばとらななちゃんのラッピング列車も走っているし


駅の連絡通路の階段には 戸が着いています。
雪国ならでは・・・・です。

ともあれ 大垣から岐阜のTさん夫妻と一緒になったので お任せで 何処をどう行ったのかほとんど覚えていない。
嫌になるくらい乗り換えた。
敦賀も通り過ぎて 着きました~。 今庄の宿


北国街道の重要な宿場町は 降りてみると思ったより静かで江戸時代の繁栄を感じられないぐらいでした。

興奮したのは ここが藤倉山や 鍋倉山の登山口である事を知ったときです。
あ これで 2座は近いうちにいけそう。

今庄の街にも興味がありましたが まずは新羅神社です。 今日はカタクリを見に来たんですから。

新羅神社です。 日本史を勉強した私としてはしらぎと読んでしまいますが しんらだそうです。

この神社の境内を含む裏山がカタクリの里です。
わくわくすることを見つけてしまいました。
新羅神社を更に登っていくと 燧ヶ城跡があります。 標高270メートル。
平家物語や源平盛衰記にでてくる燧ヶ城 木曾義仲に
深い関わりのある城・・・・ 縄張り図を見ると 随分横に広い大きな城の様子。
これはいつか行かねばなるまい。

と 心惹かれながらも 今日の体力ではね
さあ カタクリ カタクリ

でも なんだか変です。
カタクリ全然見当たらないのです。 うちの方にあるか付けたくりの山なんぞ遠目にも紫色に染まっているのに

ワサビはあったよ
囓ってみたら爽やかな辛みが口に広がった。
これ葉っぱの醤油漬けにしたら美味しそうだよ。


これはムラサキケマン? 優しい色ですねぇ
あらら 色が優しいので エンゴサクでは無いだろうと勝手に思ったのですが エンゴサクの仲間のようです。
団子さんが教えて下さいました。
感謝です。
団子さんの記事によると ジロボウエンゴサクのようですよ。





カタクリを探して大分登ってきたのですが





気付いたことがあります。
この山は 鹿の被害に遭っているようです。
残っているカタクリはとても背が低い。
そして ほとんどが一枚葉です。 カタクリは葉が三枚ほどにならないと花芽は着かないそうですから

きっと鹿が大好物のカタクリを食べ尽くしたのでしょう。 鹿は鼻先が汚れるのを嫌うそうですから 若い赤ちゃんのカタクリを残して食べ尽くしてしまったのでしょう。
全体で 花芽が着いているものは5-6株しかありませんでした。
残念。
地元の人も 危機感を持たれたのか 今はネットで囲んでありました。
この山麓が又美しいカタクリの山になるのは2-3年ほど後のようです。


セリのように見えますけれど 毒ぜりだと大変だし・・・・ 根っこが違うらしいのですが よく知りません。

花 思いっきり伸ばしてみましたけれど 花の形で区別が付くのでしょうか?
暈けちゃってるしなぁ・・・・・


キクザキイチゲがひっそり咲いていました。

カタクリには 会えませんでしたが 北陸にひっそりと咲いている野の花を楽しんで その後 町歩きをして見ることにします。

コメント (6)
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