Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

潮のかおり

2018-10-05 22:04:08 | 散歩
愛知県でも比較的内陸部に住んでいる私は 時々海辺の町へ行くと「潮のかおりがするー」と叫ぶ。
今ひょんな事から海辺の町に住むことになって半年以上 おかしなもので潮のかおりを全く感じなくなった。
人間の鼻って簡単に環境に慣れちゃうんですね

最近台風がこのあたりを駆け抜けて行きました。
我が家は海に突きだしたマンションの三階
大きなバルコニーが下から階段のように積み上がっています。

一寸した家庭菜園も可能で結構お気に入りの場所でした。
魚が跳ねる姿も見えます。
帆をはったヨットで一杯になることもあります。
海辺のリゾートホテルのようでも有ります。
ところが台風の通過した日は穏やかな日々からは想像できないシーンが次々と、、、
久しぶりに由布院の友と長話に興じたあと 寝ようかな?とパルコにーに目をやれば 物干し用の竿等はバルコニーで運動会
寝かしておいたのにぃ
キャベツ 白菜など葉っぱ引きちぎられて飛び散っています
そしてわたしは震えるぐらい恐ろしい光景を目の当たりにしたのです。
目の前の真っ暗な海に白い波頭が立ち上がるのです。まるで巨人のように次から次へと立ちあがり此方に向かってきます。
海が大きく膨れ上がるようにも見えました。
これが高潮?
バルコニーを直撃したようです。
幸い我が家は三階 波は被っていない様でしたがすぐしたの階にはザッブーン
怖くて怖くて 窓にはしっかり鍵をかけカーテンをして家中のドアを閉めて寝ました。

朝起きてビックリ
窓ガラスが塩でキラキラしています。何故か若布も張り付いています。
どうせなら魚張り付いていたら良いのに
バルコニーは誰かが来て大暴れしたに違いないと思えるくらいひっくり返っています。
窓ガラスから物干し竿からジャージャー水をかけたのですが何だか潮のかおりが取れません。
鼻についてどうにも耐え難い。
ふだん感じたことのない潮のかおりは台風が過ぎ去って三日してもまだ草むらでは匂います。
忌まわしいかおりと感じなくてもすむようになるにはどのくらいかかるでしょうか?
コメント (4)
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