Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

別れは突然です

2022-04-04 19:50:59 | 日記
二週間ほど前の今頃
晩御飯を終えて キッチンの片付けをしているときでした。
何時もは殆どがラインで会話をする弟が電話をしてきました。
○○姉ちゃんが突然意識不明で倒れて病院へ運ばれたらしい。

何処か 具合悪かったの?
いや 聞いてない 孫と久しぶりに会って さよなら言って5分もしないうちにキッチンで倒れて意識が無くなったらしい

なんと、、、、父親と同じ症状です。

はっきりした結果を待つ間 ひたすら調べました。動脈解離
血管が裂ける?そんな馬鹿な
なんの前触れもなくそんなこと、、、、凄く痛いらしいのだけど それを感じる間もなかったのではないかと、、、、
私とは年子で 近いようで遠い子でした。生まれつき股関節脱臼でギブスをはめていて 殆ど歩けなかった。四歳のころやっとギブスが外れたものの 歩くのが不自由で 妹の世話に手がかかると言うことで私は ずっと母方の実家に預けられていた。
幼稚園に入る歳に戻ってきたものの やんちゃだった私は家の中でじっとしている筈もなく あまり一緒に遊んだ記憶がない。
大学で東京へ行くまでの10年少々の間の時間を共有しただけだから、、、、
妹も 少々僻んで私にあたることがあって 出来るだけ距離をおいていた。
そうは言っても姉妹
お互いに結婚してからは 私に甘えることもあり 私も実家から離れているので妹を頼りにしていた。
母に何て言おう
弟と相談して 妹の急逝は知らせないことにした。母は今施設にいるのだけど 比較的楽しそうにやっている。娘に先立たれる悲しみを受け入れられるかどうかはわからない。

こんなご時世なので さみしい家族葬だった。
起きておいでよ
何度も何度も頬を撫でて髪を撫でてやってもただただ冷たいだけ。その冷たさに 本当にいなくなったのだと知る。

突然に 本当に突然に逝ってしまった妹
そして私も明日の事は分からないのだと言い聞かせている。
コメント (7)
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