安城に戻ってから明日で二ヶ月になります。
ちびのピアノの発表会のどさくさに乗じて出てきましたので少々気が引ける。
夜早速ラインが届く
婆ちゃん日曜日には来てね 毎週だよ
この時期になぜ息子の家を出たのか?
年を重ねるにつれて 体のあちこちに思うようにならないところが増えてきました。まだ日常生活のお世話ができないことはありませんが 病院へ通いながらの毎日はなんだかなぁ・・・それでもちびたちにはまだまだ世話がいるよなぁ
寝るとき毎日考えることは自分の最期です。
ここで最後のお別れはいかがなものか?母親と永久のお別れをした子たちにまた身内を亡くす経験はまだ早い
しかし私自身が私らしい生活をできないでいる
そんなことを考えているところに 息子の再婚の話も出てきたり・・・
とはいえこの話はなかなか進みません。
うちへご飯を食べに来たり 子供たちと一緒に旅行をしたり そんなときには飛んでくるのに 生活のことになるとなんだかはっきりしません。
彼女は仕事を持っているのでそれもしかたないかな?とは思うもののちょっと不信感
あ 私が家にいるからいけないのかも
私がいなければ きっと
決行日を 秋に決めて毎週安城に戻るたびに荷物をもちだしました。 あんまりお引っ越しって感じがするとご近所さんが気を遣います。
そして 決行日
どうして今日なの?
息子に言われましたが
どんどん荷物が減っていったのを見て あんたもわかっていたでしょ?

というわけで 8年ぶりの我が家です。 とはいえ8年もたつとこちらもずいぶん様子が変わっています。 義父が亡くなって義父の家を守り 私たちのマンションを守り 私の実家を守るという大仕事が残っていました。
それでも8年間一人でそれをやってくれていた相棒に感謝です。
今までの苦労をねぎらうべく張り切ったのですがちょっと拍子抜け
それぞれの家を守ればそれ以上のことはあんまり用がなさそうです。
そんなわけで とても暇な毎日を送っています。気ままな毎日です。
その分ちびたちのことを思い出して胸が潰れそうなつらい刻を感じることもあります。
困ったことがあれば手伝いに行くから言ってね
のラインにも返事はなかったけれど 最近行き来ができるようになった。
ちびたちに父子家庭はちょっとつらかったけれど いっぱい応援してあげるよ
みんなで頑張ろうね